2014年 夏季高校合宿 槍ヶ岳 北穂高

夏季高校合宿 槍ヶ岳・北穂高岳 2014年8月2日(土)〜8月6日(水)

行程

1日目

学校(地下理科室)=(都営バス)=目白駅=(山の手線)=大久保駅-大久保駅=(総武線)=新宿駅=(あずさ)=松本駅=(マイクロバス)=上高地-小梨平キャンプ場

2日目

小梨平キャンプ場-明神館-徳沢園-横尾-一の俣-槍沢ロッジ-槍沢キャンプ場(昼食)-大曲-天狗原分岐-殺生ヒュッテメンバー

3日目 

殺生ヒュッテ-槍ヶ岳山荘-槍ヶ岳-槍ヶ岳山荘-殺生ヒュッテ

4日目 

殺生ヒュッテ-槍ヶ岳山荘-飛騨乗越-分岐-一の平-滝谷避難小屋-白出小屋跡-新穂高温泉=(濃飛バス)=栃尾温泉-たからすぎ

5日目 

たからすぎ=(濃飛バス)=平湯温泉=(中央高速バス)=新宿=(都営バス)=獨協中学高等学校メンバー

高2 黒川(L) 久保田凌(記録) 久保田悠(食当) 細田(食当長) 大澤    高1 内田(SL) 伊藤(食当) 大竹(記録) 高木 中3 遠藤(食当) OB 吉田

顧問 新村先生 桑原先生


1日目

学校で集合して、テントや調理道具、食料などの団体装備を1人2つほど持ち、ザックの重さを量ります。だいたい20~30㎏でした。椿山荘から都営バスに乗り、目白駅まで行きました。目白駅から山手線で新宿駅に向かうのですが、大久保駅に着いた時に電車が止まってしまい、しょうがないので総武線の大久保駅まで歩きました。大久保駅から総武線に乗って、新宿駅に行き、そこでお弁当を買い、あずさに乗り換え、松本駅まで行く。松本からはマイクロバス2台に分かれて乗り、上高地向かう。上高地に向かう途中に地元の農協でワッサ―を買って行きました。上高地に着くと、そこから少し歩いて河童橋を通って、小梨平キャンプ場に行きました。キャンプ場で、食当は夕食の準備をして、そのほかのメンバーはテント設営、入浴準備、入浴という流れで行動しました。夕食は焼肉で、合宿の1日目はいつも焼肉らしいです。美味しかったです。食べ終わったら、食器、調理器具の片づけをして、各自テントに分かれ、就寝。すぐに寝ました。(高木

電車が止まるという事態が起きたが、なんとか間に合った。新幹線の中で、お弁当を食べていましたが、隣の黒川が俺の足に弁当こぼしやがった。まじ最悪だわ。そんな気持ちで松本駅からバスに乗ったのですが、急に先生の命令で、フルーツを買うことになりました。本当に重くなるのでやめてほしかった。どうせ田舎の市場なので悪いもんばっかと思っていたら……最高でした。まじ、良かった。おばちゃん天使すぎる。おばちゃんが本当に優しかった。一瞬惚れそうになったよ、まぁ断るけど。

そんな感じで、上高地に到着。有名な所なので人が多いです。美人も多かった。良い所です。とても良い1日でした(久保田凌)

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2日目

2日目です。目標は1000m以上上の殺生ヒュッテです。前日の市場の事で元気だったので、登り始めは最高の気分です。しかし横尾あたりで、足が痛くなり、槍沢ロッジで死にそうになる感じでした。

そのせいで、友人に荷物を持たせてしまって残念です。まぁ、楽できたので良かったです。キャンプ場で昼食を食べていたのですが、雨がぽつりぽつりと降ってきて、パンがビチョビチョになってしまって最悪です。そして、大曲を越えた先には雪の道が!!ヤバイ、滑る!!……誰も滑りません。つまらないです。しかも分岐前で多量の雨が降りました。最悪です。そんなこんなで殺生ヒュッテに着きました。雨、降ってます。(久保田凌)

合宿2日目にしての雨だった。予報だと大丈夫そうだったのだがやっぱり厳しかった。雨が降ると、全体の士気が下がるのが感じられるのだが、今回は違った。みんな、明るかった。というか変にハイになっていたかも知れない。でも、いいところが見つかった。それは、「獨協ワンゲル部はいつもしっかりと挨拶をする。」ということだった。山のマナーの基本なのだが、他のパーティーは挨拶をしないパーティーもいて、挨拶のマナーが守れていないようだった。が、獨協ワンゲル部は違った。しっかりと挨拶をして声を掛け合う。当たり前だが、そんな当たり前がしっかりとできていて、それに気が付けて良かった。でも、雨はきつい。テント場も大変で、もうみんな濡れを気にしなくなっていた。みんな、翌日の槍ヶ岳、北穂高岳を目指し夜の7時に就寝。(黒川)

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3日目

雨、それは人の気持ちを不幸にするもの。雨、それは物を濡らすもの雨、最悪です。1日中、雨でした。よって予定を変更して、1日中テントの中にいました。テントの中で、1日中いることは苦痛でした。ですが、なんと昼に晴れるという奇跡が!!数名で山に登りました。(自分はテント待ちの人です。)テントの中で1人は寂しいです。ほんとうに嫌でした。しかし、そこは自分です。テントの中がグチャグチャだったので、片付けをしました。雨漏りもしていたので、テント内をタオルで綺麗にするという作業を2時間以上・・・・仲間が戻ってきた時は感謝されました。本当に友人たちがいてよかった。1人は寂しいです。そんなこんなで、最悪の4日目です。(久保田凌)

昨日から雨が強くなったり、弱くなって止んだりという繰り返しだった。朝食はパンを食べた。この日は殺生ヒュッテで待機だったが、11時半頃に悪天候の中、槍ヶ岳アタック隊と待機隊とで分かれた。外には、トイレに行く以外に外出せず、持ってきた本(「ソクラテスの弁明」「宮崎駿の世界」)を読んだり、音楽(シドの「レイン」)を聴いたり、寝たりしていた。合宿前に防水スプレーをかけていたのだが、テント内は結露や雨漏りするという問題が発生し、これまでの合宿の中で最も劣悪な環境だった。14時頃の無線でアタック隊からテント場にもうすぐ着くという報告を顧問の先生から聞いたので、各テントに昼食のドライフードのチキンカレーとナンを配り、アタック隊が帰ってきてから食べた。夕食は各人配布されていたアルファ米の「尾西のエビピラフ」とフルーツ缶を食べた。明日は2時半起床という事で早く就寝した。 (大竹)

殺生ヒュッテのテント場にて午前二時に起床。しかし悪天候だったのでしばらく休む。午前10時まで寝た。その後10時半にメンバーをしぼって山頂へアタック。まずは山頂直下の小屋へ行くことにした。雨の中岩がとても多い道を少し行くと上がりの坂が見えてきた。砂利の多い急な坂を登っていった。途中でライチョウの親子を見ることができた。いくつかのクループにも出会うことができた。

挨拶をするグループがいたりいなかったりして様々な人がいるんだなと思った。山頂前の小屋についたので一旦休憩した時、毛先が凍ってしまっている事に気づく。十分な休憩の後、山頂へアタック再開。歩いてすぐの岩場では、雨と強い風が吹いていたので、とても登りにくかった。岩場やはしごを登り終わると、山頂についた。写真を撮ってすぐに下山。殺生ヒュッテに帰ってくると登らなかったメンバーが、昼食の用意をしてくれていた。その後、昼食を食べ、一日中テントですごした。(遠藤)

朝、起床すると濃霧だった。しかし、朝食の準備をしていると、雨が降ってきた。すぐに、テントに戻るが、みんなバタバタしていて、雨具のまんま無理やり入ったので、テント内びちゃびちゃグチャグチャだった。無線で新村先生に出発の確認をするが、停滞の指示。結局8時間、テント内に停滞をし、アタック隊と待機隊に分かれ、アッタク隊は山頂アッタク開始。雨の中、稜線を目指し、ひたすら登る。やっと、槍ヶ岳山荘が見える。そこまで来れば、山頂はあとちょっと。山頂直下は鎖場やはしごで、濡れている状況では厳しかった。横からの激しい風と、上からの雨で、いつも以上に体力が消耗するが、部員の山頂に対する意識は強く、みんなしっかりと登っていく。去年、剱岳を登ったメンバーからすれば、登高はそれほど厳しくないが、やはり、状況が厳しかった。しかし、しっかりと岩をつかみ、鎖をつかみ、無事にアタック成功。登頂の喜びを味わう間もなく、下山開始。無事に下山完了し、待機隊と合流。(黒川)

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4日目

皆さん、おはようございます。久保田凌弥です。さて、今は何時でしょうか??・・・・・・・

まぁ、分かりませんよね。0時です。なぜ、起床時間が2時半なのに、この時間かというと、・・・・・・・・・・・・

眠れないんですよね~~~~~。だって、テントの床が浸水しているんですよ。はい、寝ると顔に水が浸かっているですよ。水ですよ、水。普通だったら、死にますよ。まじ、最悪です。なんか、自分は寝ている時に、振るえていたらしいですよ。無意識のうちに。それでも、なんとか頑張って、2時まで起きていました。その後ですよ!!テントから出て、テントをザックに入れて、出発するんですが、下り道が長いんですよ!!!!本当に、長いんです。嫌っていうほど、長いんですよ。しかも、分岐の前で足を曲げた奴がいたんですよ。(細田ですけど)迷惑です(爆笑)しかも、そいつ先生のストックを折ったんですよwwwwwwwww すごいですよね。まじ、うけます。そんなこんなで、新穂高温泉について、民宿に到着です。PS:箸を落としました。(久保田凌)

古いテントを持っていってしまったのでテントの中は水浸しだった。雨具を着て寝ていた。「うわっ」、頭に水滴があたり、目が覚める。今までで最悪の目覚めだった。時計を確認すると、時間は22時を指している。ぼんやりとした頭で就寝時間を思い出す。20時に寝たのでまだ2時間しか経ってない。出発の4時まで、6時間もある。テントの床を見ると昨日からの浸水が自分の近くまで来ていた。さすがに横になって寝ることが出来なくなってきたので、胡坐をかき、朝までやり過ごすことにする。1時半になり、起床の30分前になったので部員が起き始める。食当の自分は先生と後輩のテントに朝ご飯のパンを配りに行くが、雨がすごかったので届けるのが大変だった。パンをつぶして持っていったので部員からブーイングがあった。※クリームパンはつぶしてはいけない。手早く、食事とパッキングを済ませてテントの回収に移る。水を吸ったテントはすごく重く、絞ったら2ℓくらい水がでてきた。その後、稜線に上がるため槍ヶ岳山荘を目指し登り始める。槍ヶ岳山荘までの道のり少し暗かったが、前日に通っていたので、迷うことなく、槍ヶ岳山荘に着くことができた。槍ヶ岳山荘で少し休憩をとって、飛騨乗越に向けて出発した。そこまで、辛くはない道のりだったが、天気がすこぶる悪く、ついても、楽しそうな部員は一人もいなかった。風は強く、稜線では飛ばされる恐れがあったので、南岳に行く事をあきらめて、下山することにした。下山中にも風は強く、自分は足をくじいてしまったので、新村先生と一緒に下山をすることになり、部員のみんなには先に下山してもらうことにした。新村先生にストックを貸してもらい、テーピングをしてもらったので、足の痛みはだいぶ和らいだが、やはり足が痛いので、ゆっくり足を庇いながら下山して行く。途中、水場で先生から水をもらった。疲れていたので、とても、美味しかった。一の平でみんなが待っているので、足早に下山して行く。一の平でみんなと合流してトイレに行くが、トイレ洗浄中で5分ほど待つことになった。トイレをすませ、下山をまた開始し始めるが道がすこぶる悪く何回か転んでしまって、途中で先生のストックを曲げてしまった。滝谷避難小屋で少し休憩をとる。樹林帯の中に入っていたので、すごく暑かった。単調な道だったので退屈だった。しばらく歩くと工事現場みたいな所が見え始める。工事現場の近くに小屋があるはずだが、工事中だったので、臨時の場所で昼食を取る。工事現場から、小雨が」ぱらつく中、1時間半ほど歩くと、新穂高温泉についた。みんなは温泉に入ったが、自分は足を怪我してしまったので、入れなかった。そのため、その辺を、散歩していた。しばらくすると、みんなが温泉から、あがってきたのでバスで民宿の「たからすぎ」に向かう。 (細田)

朝、2時に起きて出発。昨日雨降っていて、霧がすごかった。槍ヶ岳山荘まで登ってそこから下り始めた。ガス混じりの雨と体が押さえるほどの風が吹いて、先生と話し合い、稜線から、滑落する危険性があったので中止し、下山することした。下山の道の石が、危なかった。

家に帰ってから、この時の下り途中の橋で滑落事故があったことを知って、運がよかったと思った。

下山したあとの、温泉が最高だった。宿での夕食と朝食が美味しかった。(伊藤)

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5日目

最高です。本当に最高です。布団の中で朝が来るのがこんなに幸せなんて…。もう、NEETでいい。動きたくない。NEETでもいい。そう思う5日目の朝です。はい。いや、本当に部屋があるのがいいですよ。しかも朝食が素晴らしい。本当に美味しいです。朝の味噌汁ほどいいものはありませんよ。えぇ、もう毎日居たいです。そして、何と言っても、温泉!! 栃尾温泉には、共同の温泉が無料であったんですよ。(男女別でしたが…)いや、でも朝風呂ができたので良かったです。一緒に入っていた人たちとも仲良くできましたしね。いや~「ずっとここにいたいな~」っと思っても、やっぱり帰らなければいけないんですよね~。さようなら我が愛しの栃尾温泉…。そんなこんなで飛騨高山バスターミナルですよ。本当に人が多い。しかもここでやっと晴天の空ですよ。なんですか、いじめですか、天気のバカヤロー!! PS、飛騨高山バスターミナルには、うまそうな肉まんがありました…食べたかったです。あと、ザックが異臭がしてやばいです。(久保田)

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