コオヤボウキ

本仁田山で撮影
本仁田山で撮影

キク科コウヤボウキ属( Pertya scandens (Thunb.) Sch.Bip.)

関東以西の九州までに分布しており、日当たりの良い乾燥した雑木林の林床や林縁で見られる。高野山で茎を束ねて箒の材料としたのでこの名がある。

花色  白 草丈  60センチ〜100センチ 花期  9月〜10月

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イワカガミ

北八ヶ岳で撮影
八方尾根で撮影

イワウメ科イワカガミ属( Schizocodon soldanelloides

北海道、本州、四国、九州の高山帯から山地に分布。草地や岩場の斜面などに生育する。厚く光沢のある赤茶色の丸い葉を持ち、伸びた花茎にピンクのギザギザのあるラッパ状の花を着かせる。

写真はイワカガミとコイワカガミの違いが分からないので、この項に両方とも載せました。

花色  ビンク 草丈  10センチ〜15センチ 花期  4月〜7月

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キクザキイチゲ

角田山で撮影
角田山で撮影

キンポウゲ科イチリンソウ属(Anemone pseudoaltaica H.Hara

アズマイチゲに似るが葉の形がアズマイチゲがに比べて角張っていて近畿以南には自生していない。春先に地上部を展開させ花を咲かせ、初夏には地上部を枯らしてしまうスプリング・エフェメラル(春植物)。

花色  白〜紫色 草丈  10センチ〜30センチ 花期  3月〜5月

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オンタデ

立山で撮影

タデ科オンタデ属( Aconogonon weyrichii var. alpinum)

北海道の大雪山と本州中部以北の亜高山帯-高山帯にかけて分布する。衝地、砂礫地、岩礫地、火山の荒地などの他の生物が生育しにくい場所に真っ先に生育し始めるパイオニア植物である。富士山などでも多く見られる。雌雄異株

花色  黄白色 草丈30センチ〜100センチ 花期  6月〜10月

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オヤマリンドウ

雨飾山で撮影
立山で撮影

リンドウ科リンドウ属( Gentiana makinoi)

日本の固有種で特産種で、湿地や草地に生える中部地方以北の亜高山帯、湿原や草地に自生する。エゾリンドウに似るが少し小さい。

花色  紫    草丈  40センチ〜60センチ 花期  8月〜9月

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トウヤクリンドウ

白馬岳で撮影

八甲田山で撮影

リンドウ科リンドウ属( Gentiana algida

北アジアから北米にかけて分布し、日本では北海道~中部以北の高山帯の砂礫地や草地に自生する。花は淡い黄色なのが特徴的で、花弁には緑色の斑点がある。

花色  白 草丈  10センチ〜25センチ 花期8月〜9月

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クマガイソウ

入笠山で碓井氏が撮影

ラン科アツモリソウ属( Cypripedium japonicum )

北海道南部から九州にかけて分布する。比較的低山の森林内、特に竹林、杉林などに自生している。アツモリソウに比べて花色が薄く、エリザベスカラーのような扇状の葉が特徴。

花色  ピンク 草丈  20センチ〜40センチ 花期  4月5月

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ホテイアツモリソウ

入笠山で碓井氏が撮影

ラン科アツモリソウ属( Cypripedium macranthos var. macranthons)

冷温帯の草原や明るい林の林床に生育する。日本では中部以北から北海道にかけて分布する。ホテイアツモリソウは東北種のアツモリソウよりも色が濃く下の袋(唇弁)が丸いのが特徴となる。

花色  ピンク 草丈  20センチ〜40センチ 花期  6月〜7月

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スズラン

入笠山で碓井氏が撮影
入笠山で碓井氏が撮影

スズラン亜科スズラン属(Convallaria majalis var. keiskei)

ヨーロッパ、東アジア、北アジアに広く分布するが、スズラン属の日本在来変種はC. m. var. keiskeiのみであり、本州中部以北、東北、北海道の高地に多く自生する。花には強い芳香がある。

全草に強心作用を持つ毒性を持つ。

花色  白 草丈15センチ〜20センチ 花期4月〜5月

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