メールマガジン6月号/2017

獨協中学・高等学校ワ ンダー フォーゲル部OB会 オンラインマガジン 2017/  6 /13

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【1】2017年度総会から
【2】30年記念誌について
【3】秋の親睦会の日程
【4】会員名簿のパスワードについて
【5】登山計画書(山行のしおり)
【6】編集後記
【7】記事の募集とメールマガジンについて
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【1】
2017年度総会から
  2017年度OB会の総会が小石川後楽園の涵徳亭で開かれました。下記の議案について協議したほか会員の近況報告ならびに会員相互の交流を深めることが出来ました。
 
・会計報告
 
   
会長は昨年度に引き続き冨樫克己氏、事務局長は引き続き中野 茂氏、広報担当役員として手島達雄の役員人事が承認されました。
 
会設立当初に作られたOB会の会則が現況に合わなくなっていたので現況に合わせる形で簡略化した改定案が提案されました。今総会で初めて改定案が資料として配られ、目を通していただきご意見をいただきました。一応承認をいただきましたが、修正が必要な部分がありましたら意見をいただき秋の親睦会の場で再度協議いただくことになります。会の名称については元顧問の飯島、金両先生から正式な学校名としては独協中・高等学校であること、アルペンクラブではなくワンダーフォーゲル部であることから会としての正式名称は会則改定案の通り独協中・高等学校ワンダーフォーゲル部OB会がいいだろうということになりました。その他の部分につきましてはHPで確認いただければと思います。 
 
 
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【2】
30年記念誌の発行に向けて
独協学園ワンゲル部OB会は昨年30周年を迎えました。OB会は設立準備委員会を経て1985年月に設立総会が開かれ、翌年1986年6月の第1回総会により獨協学園ワンダーフォーゲル部OB会として正式に発足しました。そこで30周年を記念して49年卒の柳澤孝嘉氏から30年誌の発行について提案がありました。詳しいことは後に回すとして編集委員会を組織して発行に向けて進めて行くことが了承されました。つきましては、柳澤孝嘉氏を中心とし、OB会役員を含む編集委員会を組織しOB会のみなさんに原稿の依頼等を行なっていくことが確認されました。ご協力のほどよろしくお願いします。
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【3】秋の親睦会の日程  
https://dwvob.sakura.ne.jp/wp/2017/06/05/秋の親睦会の日程と会場が決定しました/
秋の親睦会の日程と場所について総会出席会員の意向を確認したところ、9月23日、24日は独協中・高等学校の学園祭が行われるということから日程は9月17日、18日で場所は小諸の「日新寮」で予約を取ることになりました。総会には欠席された方も是非、同期の方などをお誘いいただいて今秋の親睦会に参加をお願いします。
 
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【4】会員名簿のパスワードについて
 
HPには名前のみですが会員名簿を掲載しています。個人情報の関係から閲覧にはパスワードがかけられています。パスワードは「*********」になります。他の方の住所や電話番号をお知りになりたい方は事務局中野茂またはHP担当手島達雄まで問い合わせください。
 
 
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【5】登山計画書(山行のしおり) https://dwvob.sakura.ne.jp/wp/category/登山計画書/
長年ワンゲル部顧問をされていた飯島先生がお持ちになっていた登山計画書(山行のしおり)60部を譲り受けました。当時山行前には謄写版(ガリ版)刷り登山計画書(山行のしおり)を作っていました。ガリ版での印刷なので不明瞭な部分も多くまた色も褪せていますが当時の個人や団体装備、食料計画など当時の山行が蘇ってくる貴重な資料になります。PDFファイルにデジタル化し保管し、HPに順次掲載して行く予定です。HPでは「登山計画書」というカテゴリーで投稿という形でUPしていますので、ご覧いただければと思います。

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【6】編集後記
 
今月は仕事の方が忙しくてなかなか山に行くことも出来ず、山行の記事も更新できずにいます。是非、みなさんの記事の投稿をお願いします。ホームページのアクセス数はおかげさまで先月5月ののべ訪問者数が115になり9月スタート以来最高を記録しました。少しでもワンゲル部OBの皆さんの当時の思いや仲間の輪を繋いでいけたらと思って更新に努めていますので、応援のほど宜しくお願いします。
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【7】記事の募集とマガジンについて
 
 
このメールマガジ ンは毎月1回(発行日は不定)、OB 会会員にお送りしているものです。次号以降配信が必要ない方は、メールでその旨お知らせください。また、記事はホームページにリンクしていますので、今後別のアドレスへの配信を希望される方はその旨連絡下さい。

本ホームページでは記事を募集しています。投稿・寄稿をどうぞお寄せ下さい。山行記録は当時のものでも個人の新しい記録でも結構です。当時の写真だけでも記録として蓄積したいと思っていますので、宜しくお願いします。山行記録のほかに、紀行文、コラム、近況報告などの直接投稿やメールでの寄稿もよろしくお願いします。

※投稿やお問い合わせは dokkyo.wvob@gmail.com 担当手島までお願いし ます。

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獨協中・高等学校ワンダーフォーゲル部OB会 オンラインマガジン 

DWVOB会HPアドレスは http://www.dwvob.sakura.ne.jp/wp 

掲載記事や画像などを許可なく転載することはご遠慮ください。 ⌘

高い技術は,一つひとつの基礎の上に作られる 高梨富士三郎

「飯豊連峰」から「北八ツ」までの反省ということだが,実質的には月例山行まで含まれよう。反省となれば、第一に部員の質が問題となるが、部員の質は量と無関係ではない。量的な減少は質に影響する。

かって、高校生では無理と思われた冬季の「高妻山」の成功は過去の栄光であって、それをいまに求めることはできない。それよりか、確実な登山技術を要求したい。山歩きの初歩の技術が重要だ。科学的に充分ねられた計画と、部員相互の話し合いの態勢をつくることだ。

合宿も、夏季は7日間、冬季は5日間。その期間を形式的に終わらせているような態勢や考え方では進歩はない。消極的で形式的な取り組み方だ。不満である。いくつか問題点を列挙してみよう。

第一に練習法だ。日本の登山事故で特に多いのは転落だ。私たちの部にもこの危険はある。バランス、足のおき方・・・、これはある程度、練習でも消化できる。練習には体力をつけるのに重点を置いてはどうか。部員の体力低下は著しい。

第二に食料、第三に団体装備と個人装備だ。これについては、ザックのパックが完全にできていなければならない。不充分である。同時に団体装備の取り扱い方だ。これは部員の意欲の問題とも関係する。

反省というのは口先だけの反省はだれでもできる。必要なのは、身体での反省だ。全体としては危険に対する注意力がない。山行において、団体を解かさせ、目的地まで個人個人に歩かせたら、幾人が目的地まで達することができるだろうか・・・。

高い技術は、一つひとつの基礎の上に作られることを知るべきである。   1968年3月21日

DWV顧問 高梨富士三郎

あらゆる面で“山は学校”である… 飯島義信

ジャン・フランコという登山家は「山は根気強い勤勉さと、沈着と、頑張りの学校だ」と言っている。数年前の山日記に載っていたものを手帳に書き写しておいて覚えていたのだが、この人物のことも、この言葉のいわれも詳しいことは知らない。ただ、自分なりに解釈して、好きな言葉のひとつに数えているに過ぎない。そして時々、山に向かう姿勢を省みるよすがとしているのである。最近やや下火になったとはいえ、相変わらず大勢の人々が山に行くという。その一人ひとりの登山の目的はまた多種多様であろうが、共通して言えることは当人が意識するしないに関係なく、山は学校だということだ。
山は高きに登ることのためにのみあるのではない。登頂のみが目的であるならば、なにも重い荷物を背負って遠くまで出かけることはない。この過程と不可分に山には山の植物や動物、風や雲、雪や岩、またそういった自然全てを含めての美しくも厳しい山のただずまいといった魅力があって、われわれを強くひきつけるのである。そして、われわれがその山の自然を享受するには、それ相当の労をつまねばならない。山行にあたっては、それこそ根気強く勤勉に、また沈着に行動し、最後まであきらめずに、投げ出さずに頑張らねばならない。そして、山行を重ねていけば、われわれはいつの間にかこういった努力を惜しまぬ態度を身につけることができる。
初めて山らしい山に登ったのは、高校2年生の夏で、八ヶ岳を稲子湯から中山峠に登り。南に天狗岳、夏沢峠、硫黄岳、横岳、赤岳と縦走し、力尽きて県境尾根を清里に下りた。力尽きたのは、単独行だったので用心し過ぎて装備が重くなったこと、ペースの配分がよくわからず炎天下を力にまかせて、ほとんど休まずに歩き続けたことによるものと思われる。中山峠に泊まった翌日,赤岳まで行き,荷を置いて阿弥陀岳を往復する途中で,軽い日射病にかかり鼻血を出してフラフラになってしまったのである。幸い岩陰で小1時間ほど休んでいる間に元気を取り戻したからよかったもの,心細い限りだった。それで,編笠岳への縦走を取りやめたわけだが,後は病みつきになって山行を繰り返している。

しかし今頃になって,同年代の仲間も山に行かなくなると,ふと何故山へ行くのかと自問することがある。すると思い出すのがはじめの言葉で,山に向かう人間の真摯な心が読み取れ,励みを覚えるのである。      1967年

DWV顧問      飯島義信

OB会会則の改定

OB会発足当時に作られた会則ですが、現況に合わない部分も出てきていたので、今回改定することになりました。内容もシンプルなものに簡略化することになりました。条文については本ホームページの「OB会の組織と会則」に掲載してありますので確認ください。なお、会則に修正が必要と認められた場合は次の総会を待たず秋の親睦会の折に再度協議して承認を得ることになっていますので、不十分な部分にお気付きの場合は連絡いただければと思いますので、よろしくお願いします。

登山計画書(山行のしおり)を順次掲載していきます

DWV顧問だった飯島先生が保管されていた登山計画書(山行のしおり)をOB会が譲り受けました。1961年から1990年までにガリ版等で作成された60山行分ほどの資料になります。PDFファイルにデジタル化してホームページに年代順に順次に掲載していく予定です。掲載コーナーは「登山計画書」というカテゴリーにまとめて投稿の形で掲載して行く予定です。ワンゲル部年次山行記録にもリンクさせるようにしたいと思っています。

2017(平成29)年6月4日 第32回総会

小石川後楽園 花菖蒲園

涵徳亭にて定刻5時にOB会の総会は開催された。

中野氏の司会により2017年度総会が始まった。
冨樫会長のはじめの言葉

出席者は打矢之威、若井永、井上正己夫妻、佐藤八郎夫妻、飯島義信、金有一、千野光子(一郎)夫人、冨樫克己、長瀬 治、碓井達夫、二村謙次、手島達雄、中野 茂、柳澤孝嘉、生田 哲の計17名だった。 (敬称略)

今期総会の議題

  • 会計報告(中野)
  • 今期役員の提案(中野)
  • ホームページリニューアル開設と現状についての報告(手島)
  • 秋の親睦会の日程と場所について(中野)
  • OB会会則の改定について提案(手島)
  • OB会の30年史作製について提案(柳澤)
  • 会員の近況報告(出席会員は報告と欠席会員のハガキの紹介)

●決定事項については「お知らせ」のコーナー等でお伝えします

秋の懇親会での再会を期して今期総会は7時に記念撮影をして終了した。

メールマガジン5月号 /2017

獨協中学・高等学校ワ ンダー フォーゲル部OB会 オンラインマガジン 2017/ 5/25
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【1】Facebookと共有
【2】DWV近況報告 新村三千夫顧問から
【3】ゴールデンウィーク中の山岳事故
【4】ボルダリングのワールドカップ結果
【5】行ってきました 山行Now
【6】編集後記
【7】記事の募集とメールマガジンについて
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【1】Facebookと共有
 
「独協学園ワンゲル部ob会」の名称でFacebookに団体ページを設置しました。HP記事との共有も図っています。Facebookでは当面「獨協学園ワンゲル部アーカイブス」という名称でHPにある過去記録写真を順不同でアップしています。Facebookに登録のある方は「独協学園ワンゲル部ob会」または「@dwvob.jp」で検索し、フォローしてみて下さい。

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【2】DWVの近況報告 新村三千夫
 
部員数が増えることは嬉しい反面、山での安全確保には神経を使うようになりました。ここ数年は合宿だけでなく月例山行にもコーチとしてOBに同行してもらっています。
写真は5月7日に合宿の訓練として登った丹沢鍋割山です。高校生の部長以外は全員中学生という面々で、鍋割山荘で使う水を200Lほど歩荷しました。7月には奥多摩七ツ石小屋への訓練歩荷をやる予定です。
(DWV顧問 新村三千夫)山行の写真はこちらから
 
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【3】ゴールデンウイーク中の山岳事故
 
警察庁から5月12日、全国でのゴールデンウイーク中の山岳遭難事故についつての発表がありました。遭難件数は167件で、遭難者は190人に上ったということです。そのうち死者は27人、行方不明者は2人、負傷者は84人でした。死亡した人の数では、1994年以降で2番目に多かったということです。ちなみに1番多かったの2011年の31人だそうです。警察庁では事故が多かったのは「天候に恵まれたため、雪崩が発生して巻き込まれたり、滑落が増えたりしたためではないか」と分析しているそうです。
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【4】八王子でボルダリングのワールドカップが開催
 
2020年のオリンピックの競技種目にもなっているスポーツクライミングのボルダリングのワールドカップが八王子で開かれました。残念ながら男女とも1位は逃したものの男子は2位に21歳の楢崎智亜、3位に23歳の渡部桂太 、女子は27歳の野口啓代が2位に 、19歳の野中生萌が3位に入り、男女とも2位、3位を独占するという成績を上げています。
オリンピックではこの「ボルダリング」と「リード」「スピード」の3種目をそれぞれの選手が実施し、合わせた得点で順位が決定されるそうです。日本はボルダリングのランキングは1位、リードのランキングは4位だそうでメダルも圏内に入っているようですが、スピードについては競技する施設さえ出来たばかりでフィジカル的に弱い部分でもあり強化が急がれているようです。
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【5】行ってきました 山行Now
 
交通渋滞が予想されるGW期間中でしたが、電車だけで行って来られる山ということで日光の鳴虫山に行ってきました。日光駅から4時間程度の行程です。5月4日(2017年)
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昭和天皇や現皇太子も登った山でもあって、全山よく整備されています。今年はすでにシャクナゲも終わっている頃と思われますが、5月12日(2016年)の記録です。

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連続したはしごがとても印象的な栃木県の山です。バスの便が悪いので東北自動車道鹿沼ICから121号、240号で上久我の加蘇山神社からのスタートになります。4月27日(2017年)の記録です。

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【6】編集後記
 
来月4日にOB会総会が開催されます。出欠席の返信ハガキはもうお出しになりましたか。そのうちに出そうと思いつつ忘れてしまっていませんか。宜しくお願いします。6月4日(日)午後5時から小石川後楽園内の「涵徳亭」にて行われます。間際でも参加はOKだと思いますので、事務局 中野 090-3573-4429 まで連絡ください。  
 
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【7】記事の募集とマガジンについて

このメールマガジ ンは毎月1回(発行日は不定)、OB 会会員にお送りしているものです。次号以降配信が必要ない方は、メールでその旨お知らせください。また、記事はホームページにリンクしていますので、今後別のアドレスへの配信を希望される方はその旨連絡下さい。

本ホームページでは記事を募集しています。投稿・寄稿をどうぞお寄せ下さい。山行記録は当時のものでも個人の新しい記録でも結構です。当時の写真だけでも記録として蓄積したいと思っていますので、宜しくお願いします。山行記録のほかに、紀行文、コラム、近況報告などの直接投稿やメールでの寄稿もよろしくお願いします。

※投稿やお問い合わせは dokkyo.wvob@gmail.com 担当手島までお願いし ます。

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獨協中・高等学校ワンダーフォーゲル部OB会 オンラインマガジン 

DWVOB会HPアドレスは http://www.dwvob.sakura.ne.jp/wp 

掲載記事や画像などを許可なく転載することはご遠慮ください。 ⌘

DWVの近況報告

獨協学園ワンダーフォーゲル部は、かつてないほど部員数が増え、現在の現役部員は19名を数えるほどになりました。

部員数が増えることは嬉しい反面、山での安全確保には神経を使うようになりました。ここ数年は合宿だけでなく月例山行にもコーチとしてOBに同行してもらっています。
写真は5月7日に合宿の訓練として登った丹沢鍋割山です。高校生の部長以外は全員中学生という面々で、鍋割山荘で使う水を200Lほど歩荷しました。7月には奥多摩七ツ石小屋への訓練歩荷をやる予定です。    (顧問 新村三千夫)
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