本HP投稿記事をFaceBookと連携

本ホームページの投稿記事をFaceBookと連携させました。

FaceBookに「独協学園ワンダーフォーゲル部0B会」を設定しました。

投稿時にFaceBookとの共有設定により自動的にFaceBookと記事が共有化されます。FaceBookに登録のある方は「独協学園ワンダーフォーゲル部0B会」をフォローされますと新しい記事かタイムラインに上がります。今のところ過去記録写真など「アーカイブス」としてアップする予定です。お試し運用です。

鳴虫山(1,103m) 栃木県

2017年5月4日(祝日)

ゴールデンウイークなので比較的近場で電車だけでアクセスできる山を物色していて日光の鳴虫山に行き当たりました。日光宇都宮道路を走っていて鳴虫山トンネル、神ノ主山トンネルという名が印象的だったので、前からどんな山なんだろうかと思っていました。

東武日光線の特急は全席指定だったので特急券をネットで確認したところ満席で取れませんでした。ちょっとナメていました。しかたなく、急行を乗り継いで東武日光駅まで行きました。

東武日光駅です。
駅から見上げる女峰山と赤薙山

自宅を5時半に出て、8時16分に東武日光駅到着。男体山、大真名子山、女峰山、赤薙山などの日光連山がよく見えました。駅を出て間違えてJR日光駅まで行ってしまったので、20分くらいロスをしてしまいました。

鳴虫山ハイキングmap (東武鉄道ハイキングマッブから)

日光街道(国道119号)からの分岐点 ここを左に入って行く。

再度東武日光駅を越えて東照宮方面に進んで行きました。消防署を過ぎて国道を反対側に横切ります。しばらく行くと休憩所の四阿があり、そこが鳴虫山登山口への分岐になります。大谷川の支流を渡り、突き当たりを右に行くとすぐに鳴虫山登山口になります。

大谷川に突き当たったら左手にかかる橋を渡ります。

突き当たりを右に曲がったところが鳴虫山の登山口になります。

登山口から唐突につづら折れの山道になります。鳥居のある祠を過ぎて杉林の斜面を登って行きます。尾根に出ると842mの神ノ主山(こうのすやま)の頂上になります。

鳴虫山登山口
ジグザクに登って行きます。
鳥居の奥には祠があります。(天王山神社)

神ノ主山の頂上

急な登りが続き、いくつもの小さなピークを越えて気持ちのいい尾根道を進んで行きます。梢から日光連山も眺められます。

木の根が張り出した急登が続きます。カタクリやアカヤシオツツジの花も少し残っていました。

梢通しに日光連山が眺められます。

北側斜面にはカタクリの花もまだ残っていました。
鳴虫山の頂上

さすがにGWだからでしょう、たくさんのハイカーを追い抜いて行きました。1103.5mの鳴虫山の山頂にはすでに先行者がおにぎりなどを食べていました。休憩できるスペースはまだありましたが、この後どんどん人が上がって来るので場所探しも大変なことになりそうでした。10人くらいのグループが登って来たので、30分ぐらいで頂上を後にしました。

男体山の山開きは毎年5月5日になります。
アカヤシオツツジ

頂上直下から急下降がはじまります。長い急な階段もある尾根道を下りて行きます。1084mの合峰のピークを過ぎるとまた急登が連続します。下から上がって来る年配のパーティーがいくつかありましたが、ここを登って来るのはとても大変そうです。ここは絶対登りたくないなと思いました。

台峰
ロープを設置している崖のような下山路。

梢越しのまだ雪が残る男体山

独標へ登り返し、過ぎるとまた急な下りが連続します。ロープが設置してあるほとんど崖のようなところが続きます。

独標

ここまで来ると憾満ケ淵ももう少しです。

道が広くなってくると林道に出ます。鉄塔を超えて行くと日光宇都宮道路の下をくぐって行きます。道路は渋滞でノロノロ状態でした。

有料道路のガードをくぐります。

発電所脇を通って憾満ケ淵へ向かいます。水がとても綺麗でした。右手には「並び地蔵」(化け地蔵)というお地蔵様が台座の上に並んで安置されていました。初めて来ましたが、とても雰囲気のある所です。

数えるたびに数が違うという並び地蔵(化け地蔵)

憾満ケ淵
対岸にあったという不動明王の石像に対峙する四阿造りの護摩壇

慈雲寺の棟門

海外で紹介されているのか、大勢の白人の観光客が来ていました。「かんまん茶屋」は蕎麦が名物になっているようです。ソフトクリームも美味しそうでしたが、遅くなると電車が混んできそうだったので、やめて先を急ぎました。

憾満の茶屋 お蕎麦が名物のようです。ソフトクリームも美味しそう。
白人の観光客がとても多く英語での説明もありました。
発電所所員の官舎だったのでしょうか。レトロな木造住宅が並んでいました。

対岸の新緑も綺麗で、桜も咲いていました。

用水路脇の下草がとてもみずみずしく、いい感じでした。
大谷川の流れ

大谷川に沿って東照宮方向に進んで行きます。神橋まで来ると、溢れんばかりにたくさんの人が歩道にありました。湯葉の食事処などにも行列が、いろは坂方面への車道は大渋滞で全然動く気配がなく、さすがGWです。

おなじみ丘の上の金谷ホテル
神橋

東照宮へ向かう人波。駅までの道は人をかき分けるように、流れに逆らうように進んで行きました。

さすがGW、いろは坂に向かう自動車は日光駅の遥か彼方まで数珠繋ぎ状態で動く気配もなかったです。

まだ早い時間だったので幸い上りの特急の切符が取れました。東京までゆったりと帰れました。空席も結構ありましたが、栃木あたりから乗車する人も多く結局乗車率は100%だったでしょうか。


コースDATA

東武日光駅  (8:18)    8:28 日光街道分岐  8:38 鳴虫山登山口  8:43 天王山神社  8:50  神ノ主山  9:17 鳴虫山  10:22 合峰  11:37 独標  11:45 高速下  12:20    並び地蔵  12:25    憾満ケ淵  12:28    神橋  13:00 東武日光駅  13:35     (休憩見学等を含む)

S47年卒 手島

天城山 万二郎岳(1299m)  万三郎岳(1406m)

2016年5月12日

伊東駅 (天城東急リゾートシャトルバス) 天城高原ゴルフ場登山口8:50 万二郎岳9:40 馬の背10:00 万三郎岳10:35 下分岐10:40 片瀬峠10:50 ヘビブナ11:10    戸塚峠11:25 自由峠11:45 八丁池12:15 (昼食)  展望台13:10 向峠14:10 天城峠14:30 旧天城トンネル14:39 天城峠バス停14:40 修善寺駅


天城山は万二郎岳や万三郎岳などの連山の総称で、百名山にも数えられている自然豊かな山です。ブナやヒメシャラの大木やアセビやシャクナゲなど花も楽しめる山でもあります。

シャクナゲを期待して5月に登りましたが、残念ながら見頃は過ぎて少しだけ残っていた程度でした。天城山は昭和天皇や皇太子も登っている山で、そのためかもあってかよく整備されていました。

駐車場脇の天城山登山口 駐車場にはトイレもありました。
天城山は大きく美しいヒメシャラやブナがたくさんあります。
万二郎岳頂上
馬の背からはアセビやシャクナゲが自生する尾根を歩きます。

万三郎岳頂上

ヘビのように折れ曲がっている「ヘビブナ」と呼ばれるブナが斜面下にあります。

天城の瞳に例えられる火山湖の八丁池
八丁池にはモリアオガエルが生息しています。
展望台への階段 すぐ近くに立派なトイレがあります。
展望台から見た八丁池
展望台からの眺め
展望台からの眺め

谷をトラバースして行きますが、下から沢の音が次第に大きくなりわさび田が現れます。バスの時間に間にあわせるために駆け足で天城峠に向かいました。

幹肌も美しいブナの大木
ここが天城峠
旧天城トンネル

バスの時間にぎりぎり間に合いました。天城峠から狩野川沿いの414号線下田街道をゆっくりバスに揺られ、うとうとしながら修善寺駅に向かいました。

天城峠バス停

S47年卒 手島

石裂山 おざくさん(879.4m) 栃木県

2017年4月27日

連続した梯子と鎖場が印象的な岩山と紹介されてる石裂山(おざくさん)に行ってきました。


東北自動車道を鹿沼ICで降り、121号線を経由して240号線の上久我の加蘇山神社を目指して車を進めます。石裂山の南西には賀蘇山神社という似た名前の神社が246号線沿いにあるので、間違えないよう気をつける必要があります。バスもありますが、1日2便程度なので、マイカーが便利でしょう。駐車場からの全行程は4時間程度になります。

弘宣寺というお寺を過ぎて少し行くと左手に石裂山バス停があり、その先に加蘇山神社社務所があります。手前にトイレがあります。山中にはトイレがないのでので、ここで済ませておくといいでしょう。車道は細くなり山道を5分ほど行くと広くなった路肩に15台程度とめられる無料駐車場があります。

駐車場を少し進んで行くと、右手に加蘇山神社鳥居があり石段を上ったところに神社があります。神社の左手に登山口があります。神社の石段を上がらずにそのまま車道を直進しても登山道と合流しますので、どちらでも大丈夫です。神社の鳥居脇と登山道入口脇の3本の杉の大木は栃木県指定の天然記念物になっいます。

鳥居の左右に控えるのは県指定の天然記念物の杉の大木

登山口への門にも杉の大木が控えます。

登山道は沢沿いの山道を登っていきます。全行程に石裂山回遊登山コースという道標もあり、梯子や鎖などよく整備されているものの、谷筋などでは道の選択には気をつける必要があります。

橋を渡り、小瀧などを見ながらしばらく進んで行くと竜ケ滝休憩所があります。滝を越えて先を行くと右手に「千本かつら」という加蘇山神社のご神木になっているという”かつら”の大木があり、その先が石裂山と月山との分岐点になります。石裂山へは左に進んで行きますが、帰りは月山を経由して右の道から帰ってくることになります。

竜ケ滝は雨乞いの滝とも呼ばれているようです。

竜ケ滝休憩所
加蘇山神社の御神木とされる「千本かつら」と呼ばれる大木

石裂山と月山との分岐点
中ノ宮跡
中ノ宮跡の東屋

中ノ宮跡の東屋を過ぎるといよいよ鎖場と梯子の登り下りが続くようになります。

梯子と鎖場が現れます。

鎖場を過ぎると「行者帰シノ岩」という名が付いている岩が右手に現れます。金属製のがっちりした梯子が付けられおり、その先に山の名前にもなっている石裂石という大岩があり、その岩穴の中に鳥居があり奥ノ宮の祠になっています。

写真の見た目よりも傾斜があります。

岩穴の中の奥ノ宮

奥ノ宮は行き止まりなので登って来た梯子を今度は降りて谷の左側に上がって行きます。

奥ノ宮の梯子を降りたら左手へ進む。

急斜面を根っこを手かがりにしながら登っていきます。金属製の梯子と階段を登り、ヒゲスリ岩をトラバースして行きます。広い斜面を上がり切るとと痩せ尾根になり登りきったところが東ノ剣峰になります。

東ノ剣峰の頂上

東ノ剣峰を過ぎるといよいよ梯子が5、6段ぐらい連続するこのコースのメインイベントが登場します。写真で見ると大変そうですが、あまり高度感はありませんので、踏み外さないようにさえすれば高所恐怖症の方でも大丈夫です。

コルからまた登り返して行くと道標の立つ西剣ノ峰に到着します。右に降りて行くと展望台に出られますが、進路は左に向かいます。降り立った所が御沢峠で、急斜面を左に行き分岐点を経由して左手に行くと三角点と木に石裂山と表示が貼ってある石裂山の頂上に出ます。あまり見通しは良くありませんが、日光連山も眺められます。ビンクのヤシオツツジもまだ咲いていました。

西ノ剣峰頂上
梢から覗くことができる日光連山
石裂山の頂上は結構狭いです。
月山との分岐点

分岐点まで戻りこのコース最後のピークになる月山方向に向かいます。月山までは0.4Km。月山頂上には石の鳥居があり、その先には半ば朽ちてしまってはいますが月読命を祀っているという祠があります。まだ11時前だったのでお昼には早い感じで、昼食は下山してとることにしました。昼食を山中で食べるなら、スペース的にはこの月山頂上がいいのかも知れません。月山からの下りは鳥居下から急下降します。

月山頂上
月読命を祀る祠

行きほどではありませんがいくつかの梯子や鎖場を通りますが、それほど急な所はありません。涸沢から小さな流れになった沢筋を何回か越えながら沢に沿って下りて行くと行くと、行きに通った分岐を経て竜ケ滝休憩所に着きます。

戻って来た竜ケ滝休憩所

石裂山回遊登山コースのスタート地点

加蘇山神社駐車場に戻り、車での帰路につきます。途中、上久我の小学校跡地にある蕎麦処「久我」によって昼食。平日でも営業しており、とてもボリュームがある美味しいお蕎麦が食べられます。まもなくゴールデンウイークで田植えが始まるのか、水のはった田んぼが光っていてきれいでした。

のどかな上久我の景色です。
そば処 久我
おろしたぬきそばは900円でした。 Tel / 0289 65 8787

コースDATA

(石裂山バス停) 加蘇山神社社務所(トイレあり) 加蘇山神社無料駐車場  8:00 加蘇山神社  8:05 竜ケ滝休憩所  8:33 千本かつら  8:39 中ノ宮  9:04 奥ノ宮  9:14 東剣ノ峰  9:52 西剣ノ峰  10:04 石裂山  1o:18 月山  1o:43 竜ケ滝休憩所  11:31 加蘇山神社駐車場  11:56

S47年卒 手島

メールマガジン4月号 / 2017

獨協中学・高等学校ワ ンダー フォーゲル部OB会 オンラインマガジン 2017/ 4/22
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△▲△    も くじ △▲△
【1】
栃木県茶臼岳(那須岳)の雪崩事故
【2】広がる登山届の義務化
【3】ホームページの「購読」ボタン
【4】行ってきました 山行Now
【5】編集後記
【6】記事の募集とメールマガジンについて
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【1】栃木県茶臼(那須岳)の雪崩事故

先月のメールマガジンで積丹岳の遭難記事に触れたばかりですが、
連日の報道でみなさんもご存知の通り、先月27日に栃木県立大田原高校の生徒7人と教諭1名の計8名が亡くなるという栃木県茶臼岳の雪崩遭難事故がありました。誠に残念な事故で、亡くなられた方のご冥福を祈るとともに遺族の方々の悲しみを慮るばかりです。この事故の概要と問題についてHPのトピックスとコラムに記事を載せました。
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【2】広がる登山届の義務化
 
3月上旬に岐阜・長野両県にまたがる西穂高岳(2,909メートル)を登山届を出さずに登った男性が遭難し、警察に救助されるという遭難事故が発生しています。この遭難では救助された遭難者に対して岐阜県の防災課では3月3日付で無届け登山に対する5万円の過料処分が下されました。岐阜県では2015年から北アルプスの登山に対して登山届の義務付けが条例化されており、昨年には御嶽山と焼岳が追加指定され、12月には白山も加えられることになっています。
すでに富山県は劔岳周辺の山岳区域、群馬県はの谷川岳の岩場地帯への登山について1960年代に罰金・過料をともなった登山届の提出が条例で義務付けられていましたが、近年の遭難事故の増加と御嶽山などの活火山噴火による事故などを受けて他県でも事故防止と事故後の対処の必要から、登山者に登山届提出の義務化を条例として定める動きが広がってきています。
長野県は昨年7月から罰則規定はないものの、指定登山道の通行について登山届の義務化と山岳保険加入の努力義務が条例で定められいます。
山岳保険加入については手軽なタイプが出回っていますが、自動販売機なるものも近頃登場しているようです。上高地のバスターミナルでは1ヶ月の期間中1回の事故で救助費用が最高で100万円まで補償され、死亡・後遺障害見舞金なども出る山岳保険が自動販売機で売り出されているそうです。1コイン(500円)を入れると領収券が発行され、それを登山届に貼って登山届け提出ポストに投函するというもののようです。手軽さから外国からの登山客にも人気だそうです。
岐阜県 北アルプス 焼岳 御嶽山 白山
 
富山県 剣岳 
 
 
群馬県 谷川岳 http://tanigawadake.ec-net.jp/jyourei.htm  
 
 
 
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【3】ホームページの「購読」ボタンの新設
 
DWVOB会のホームページHome画面左下に「ブログをメールで購読」という箇所があるのをご存知でしょうか。先月から新設したものですが、メールアドレスを記入して「購読」ボタンを押していただくとホームページが更新される度にメールでお知らせが届くというシステムです。これは本ホームページ作成プログラムの方で自動で処理されるものです。もしよかったら試してみてください。

 
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【4】
行ってきました 山行Now
「金時山」
足柄山の金時で有名な金時山は1時間程度で山頂まで行くことができる手軽な山で、かつては猪鼻嶽とも呼ばれていたようで猪の鼻のようにほっこり突き出した山容が印象的な山です。天気が良ければ形の良い富士山や神山・大涌谷、芦ノ湖なども眺められる人気の山です。家族づれや外国人にも人気になっています。乙女峠からのルート、矢倉峠からのルート、公時神社からのルートなどがありますが、今回はHPから乙女峠、矢倉峠ルートの記録をご案内します。

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「春の根子岳と四阿山(あずまやさん)」
群馬県と長野県の県境に2000m級で双耳峰のように聳える花の百名山の根子岳と百名山の一つに数えられる四阿山があります。四阿山は開業中ならば嬬恋のパルコール嬬恋のロープウエイを使っても行ける山ですが、今は雪もたっぷり残る春山で、根子岳は山スキーも楽しめる山でもあるようです。3月20日に行った最新の記録です。

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「伊豆ヶ岳」
西武線の正丸駅から吾野駅や西吾野駅利用という電車だけでアクセスできる登りやすい山です。伊豆ヶ岳まではあっけなく登れてしまいますが、子の権現までが延々と長くて思いの外疲れたりします。頂上直下の男坂は現在は崩落が進んでいて現在は通過できないようです。

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「両神山」
秩父の名峰の両神山です。交通が不便なので車での山行になります。古くから信仰登山として登られてきた山でもあり、三峯神社の影響と言われていますが山頂下の社では狛犬の代わりに狼の像が迎えてくれます。日向大谷ルートと鎖場の名所として有名な八丁峠ルートが代表的な登山ルートですが、HPでは日向大谷のルートをご紹介しています。

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【5】
編集後記
 
本ホームページTOPICSでは田部井さんが亡くなったという記事で女性では田部井さんの他、早稲田大学の難波さんと南谷真鈴(まりん)さんが7大陸最高峰制覇を果たしていると紹介しました。その19歳でセブンサミッターになった南谷さんが今月の13日に北極点に到達し「エクスプローラーズ・グランドスラム」(7大陸最高峰+北極点踏破)の最年少記録を更新したというニュースが飛び込んできました。英語も流暢に使いこなし冒険家とは思えない風の近頃の女子大生でありますが、短時間ですがすごい記録を成し遂げました。今度は海洋に舞台を移すというまさに新人類?です。珍獣ハンター”イモリアヤコ”の登山部での活躍もすごい!!と思っていましたが、いろいろなサポートもあったとは言え感心するばかりです。
 
さて、もう少しでゴールデンウイーク。すでに毎日が日曜日という会員も多くなっているのかと思いますが、まとまった休みとなればそんな時にでも計画しなければなりません。みなさんはどこかお出かけでしょうか。山でも旅行でもどこかへと計画されている方はぜひ山行記録や紀行文を寄稿ください。
【6】記事の募集とマガジンについて

 
このメールマガジ ンは毎月1回(発行日は不定)、OB 会会員にお送りしているものです。次号以降配信が必要ない方は、メールでその旨お知らせください。また、記事はホームページにリンクしていますので、今後別のアドレスへの配信を希望される方はその旨連絡下さい。

本ホームページでは記事を募集しています。投稿・寄稿をどうぞお寄せ下さい。山行記録は当時のものでも個人の新しい記録でも結構です。当時の写真だけでも記録として蓄積したいと思っていますので、宜しくお願いします。山行記録のほかに、紀行文、コラム、近況報告などの直接投稿やメールでの寄稿もよろしくお願いします。

※投稿やお問い合わせは dokkyo.wvob@gmail.com 担当手島までお願いし ます。

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獨協中・高等学校ワンダーフォーゲル部OB会 オンラインマガジン 

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養沢毛針専用釣り場釣行

4月13日(2017年)

4、5年振りにあきる野市にあるトーマス・ブレークモア養沢毛針専用釣り場に行って来ました。養沢川は大岳山の綾広の滝、七代の滝の流れや御岳山からの流れの下流にあたる川です。上養沢からは上高岩山を経由して大岳山へ至るコースもあります。

ふライフ一シングでの釣行になりますが、残念ながらドライフライには全然反応がありませんでした。釣果はニンフでレインボーが7匹、ヤマメ1匹が本日の全てでした。他の人もドライには出てこなかったそうです。出て来たのはウグイだけだったということでした。

タックルはシマノのFREESTONE   SCL #3   8’3″  リールは同じくシマノの FREESTONE  LA3-4 ラインはDT-3F

養沢毛針専用釣り場ホームページ

レインボートラウト(ニジマス)

ヤマメ
FREESTONE SCL #3 8’3″
ラインはDT-3F
フライはこんなものでした。手作りと市販のものが半々です。

八坂神社
エリアの終点地点の大岳橋
上養沢にある養沢神社
神社前に立つ個人が寄贈したという雌雄の龍像

養沢毛針専用釣り場 エリアMAP


S47年卒 手島

ゴールデンウイーク前の上高地の様子

2017年4月24日

この時期ならではの雪を抱いた穂高を見たいと思っていた。1週間前からねらっていた連休前4月23日日曜日の長野松本地方の晴天という予報は崩れなかった。8時までには家に帰って来こなければならない都合がって滞在時間は4時間ほどしかなかったが、ゴールデンウイーク前のこの日しかないと日帰りで行って来た。

車窓から見た北アルプスには少し雲がかかっていたが、トンネルを抜けて大正池から見えた穂高には雲ひとつなかった。青い空にまぶしいくらいの白い雪がとてもきれいだった。見るだけでもったいないが、行って来てよかった。


金沢行き全指定席の北陸新幹線
浅間山の雪はもうほとんどなくなっていた
中央本線特急 しなの4号
日本三大車窓といわれる姨捨駅付近の景色
松本電鉄上高地線に乗り換え
松本電鉄上高地線車内

松本上高地往復割引乗車券
新島々駅改札
新島々駅改札を出て目の前がバスターミナル

韓国からと思われる観光客がたくさん乗り込んできた
沢渡駐車場は待合室などの施設が新しくなっていた
釜トンネルの入り口
去年の7月に釜トンネルのすぐ先に上高地トンネルが開通した

帝国ホテル前
上高地バスターミナルでバスを降りたらすぐ帰りのバス整理券をもらう

登山届け提出ポスト

メールマガジンでも紹介した山岳保険の自動販売機
ビジターセンター前の休憩所も外国人客でいっぱいだった
100円チップ(協力金)制のトイレ

河原のケショウヤナギのえんじ色も印象的だ

河童橋上は中国語、韓国語、タイ語  ?  など外国語ばかり
ゴールデンウイーク前でも大勢の団体客が来ていた

団体客はほとんど河童橋周辺に限られていたようだ

時間がないので今日は明神まで行ってみることに
2匹の猿が木の上に
しみず橋
明神岳

明神館はまだ営業していない

河童橋まで戻って、河童橋を眺めながら河童食堂で昼食  ここも中国からの人がいっぱい

上高地は外国からの団体客が大勢だったが、電車バスはさすがにゴールデンウイーク前なのでゆったりと座って行ってこられた。なにしろそうそうない天気に恵まれての1日だった。


DATA

上野駅6:22発 新幹線「かがやき501号」長野駅7:38着 7:45発 「しなの4号」松本駅8:35着  8:41発 松本電鉄上高地線 新島々駅9:12着 バスターミナル9:30発  上高地バスターミナル10:35着

上高地バスターミナル14:05発 新島々バスターミナル15:10 着 松本電鉄上高地線新島々駅15:25発 松本駅15:55着 16:04発「しなの15号」長野駅16:55着 北陸新幹線「あさま626号」17:09発 上野駅18:46着


S47年卒 手島

栃木県茶臼岳(那須岳)での雪崩遭難事故について

今回の雪崩遭難事故は栃木県高校体育連盟主催の2泊3日のテント泊による「春山安全登山講習会」で起こった。講習会参加者は大田原高校をはじめ県内の高校8校で、生徒51名と教員11名の合計62名であった。教員の登山経験については委員長他20年以上のベテランもいたが、死亡した教員については冬山経験はゼロだったということもあり、引率教員の雪山経験値についてはばらつきがあったようだ。

事故当日は講習会の最終日にあたり、茶臼岳の登山が予定されていた。本来、県内高校の山岳部などが冬季に標高1,500メートル以上の山を登る場合は事前に計画書の提出を受けて県の山岳連盟や山岳遭難防止対策協議会、高校体育連盟、県警などで構成する県設置の「登山計画審査会」の事前審査を受けることになっていたが、春山安全登山講習会ということで審査は経ていなかった。

事故当日の朝、前日からの積雪は30センチ以上にもなっており視界も悪いことから、経験豊富な委員長、副委員長と他の教員1名の判断で茶臼岳の登山は中止になり、同時に那須温泉ファミリーゲレンデの上部斜面でのラッセル訓練に切り替えられることになった。生徒5名はゲーターを持参していなかったので、ラッセル訓練には参加せず、結局このラッセル訓練に参加したのは生徒46人と教師9人の計55人であった。

ラッセル訓練は那須温泉ファミリースキー場の上部樹林帯の斜面で学校ごとにまとまった形で5班に編成されて実施された。先頭の1班は登山大会等での実力校であった大田原高の生徒12名で教員が2名、2班は真岡高生徒8名と教員1名、3班は矢板東高生徒5名及び那須清峰高生徒4名と教員3名、4班は宇都宮高生徒8名及び矢板中央高生徒3名と教員2名、5班は真岡女子高生徒4名及び矢板東高生徒(女子)2名と教員1名で構成されていた。雪崩発生当時、先頭の1班はすでに樹林帯を抜けた尾根上にあり、下方に2班。3班と4班は1班の後方にあり、5班はゲレンデ近くで待機中であった。

雪崩は午前8時半ごろ、尾根上部の大岩がある「天狗の鼻」あたりで発生し、森林限界を超えた尾根で凍結した下部の弱層に前日からの降雪が30センチ以上あり、160mにわたり滑り落ちた表層雪崩だったことが分かっている。雪崩発生後、本部への報告は後方で待機していた5班の教員が2班の教員からの連絡を受け、9時過ぎに本部である旅館に直接駆け込んで事故を報告している。本部は9時20分に警察に通報することになる。通報を受けた警察が救助隊を編成して現場に到着したのは雪崩発生からすでに3時間半を過ぎていた。

救助隊が現場に到着した時にはまだ雪に埋まっていた被害者もいたようだが、事故発生から救助隊が到着するまでの詳しい状況は警察の捜査が入っていることからか生徒等の精神的な配慮からか報道を通しては伝わってきていない。

死傷者は1班の大田原高校の12名のうち7名が死亡、引率教員2名のうち1名が死亡、他班を含めて残りのほぼ全員が重軽傷を負っていた。うち、骨折など重症者は7人出ている。1班が雪崩本体に巻き込まれ、下方にいた2班が派生した雪崩に巻き込まれたようである。

この研修会への参加は5月にに行われる大会に参加できる必須条件になっており、春山安全登山を学ぶためのものだったこともあり、研修会責任担当が雪崩を予見できなかったかという業務上過失の容疑の捜査が続けられている。

ビーコンやゾンデ棒などの装備上の必要性はともかく、雪崩に対しての予知や巻き込まれた場合の対処の仕方を指導教員は理解し指導に当たれていたのか、また春山安全登山に必要な研修なされていたのかも問われる部分である。

責任者の記者会見では「絶対安全だと判断していた。」とは言うものの、登山経験も豊富な指導者であり生徒や保護者からも信頼されている教師でもあったことから、少なからずリスクや判断の不確かさは感じていたものの、組織としての責任を問われるということになればそのようにしか答えられなかったのかも知れない。いずれにしても、教員個人としては教え子を死なせてしまった責任は逃れられないことは自覚していたであろう。

後の捜査で、責任者は今回ラッセル訓練をしたエリアでの雪崩は起きないものと認識していたというが、今回雪崩が発生したエリアでもかつて雪崩が発生していたという地元の方の証言もあった。また今回の研修会にも参加している教員が7年前に同様の研修で怪我はなかったものの雪崩に巻き込まれている事故が発生していることも分かってきている。

「絶対安全だと判断していた」という指導者の言も、新たな事実によって本当に防げなかった事故なのかと遺族・保護者の心は揺れているのではないかと思われる。

ややもすると経験則に頼りがちなベテラン指導者と経験不足のまま生徒を指導しなくてはならない顧問教員、高校生の雪山登山の是非、安全登山に必要とされる装備品などの問題も考えて行かなければならないのだろう。

文部省はこの事故を受けて「冬山登山の事故防止に関する緊急通知」として高校生以下の冬山登山を原則禁止することを改めて都道府県知事と各都道府県教育委員会に所轄の私立高校並びに公立高等学校、関係山岳団体にその旨を周知させ徹底指導するよう通知を出した。ただし、冬山登山という漠然としたくくりで、時期、対象地区、活動範囲等については規定していないようだ。しかし、単に高校生の雪山を禁止して済ませるわけにはいかない。本当に安全登山に必要な技能と知識をどう伝え、実践させて行くか問われるところである。(HP管理人)


正確を期すべく得られた複数の一般的な情報を元に記述しましたが、不正確な部分も含んでいるかもしれないことをお断りしておきます。ぜひ、更に正確な情報をお調べいただけるようお願いします。

事故に巻き込まれて亡くなられた被害者のご冥福をお祈りするとともに遺族の方々にお悔やみ申し上げます。

春の根子岳(2,207m)と四阿山(2,354m)

2017年4月20日

菅平牧場登山口(管理事務所割脇)8時 根子岳10時10分 分岐12時5分 四阿山12時半 分岐12時45分 中四阿山 登山口15時

この時期ならではの風景を求めて群馬と長野の県境にある百名山に数えられる四阿山に行ってきました。根子岳からの縦走です。思ったより結構な積雪でした。夏道が現れていたのは30%程度で、ほとんど深い雪面が広がっていたのでコースの選択と不安定な足場に苦労させられました。踏み抜くと膝上まですっぽりはまって抜けなくなるほどでした。ピンクのリボン指標も一部にしかついていなかったので根子岳以降ではトレースとGPSが頼りの登山になり、思ったより時間もかかってしまいました。

管理事務所前の駐車場
遠く北アルプスなどの中部山岳地帯の山々がいっぱいに広がります

牧場のフェンスに沿って登山道があります。
遠くの山々が展望的る東屋があります。
なだらかな山容の根子岳がすぐそこに見えます。
美しいシラビソの林が続きます。

森林限界を過ぎると雪はなくなり、笹と礫の裸地になります。

根子岳の頂上
すぐ向こうには四阿山が見えますが、だいぶ登り返さなくてはなりません。

根子岳から四阿山に向けて岩稜の痩せ尾根がしばらく続きますが、回り込む斜面にも雪がしっかりついていて足場がなかなか確保できず、かなり怖い思いをしました。

ルートを間違えて危うく落ちかけました。

根子岳と四阿山のコルから根子岳を振り返る。
樹林帯の中を四阿山へ向かう。

根子岳と四阿山、中四阿山との分岐点は広く平らな所です。

頂上直下のやせ尾根にはあやしい2種類の動物の足跡が続いていました。

浅間山は早くも雪が少なくなっています。
四阿山頂上の祠

四阿山登頂後、分岐点で昼食をとりました。ここで今日初めて登山者と会いました。四阿屋ホテルから上がってきたという2人の年配の男女のパーティーでした。

牧場近くになって薄暗くなった深い谷筋で一度沢を渡らなければならないのですが、橋もなく渡渉地点を探すのに行ったり来たりで時間を要してしまいました。

駐車場から直角に交わる道路を行った先に四阿山登山口があります。

S47年卒 手島


この四阿山はOB会月例山行で2005年10月の記録があります。

2005(平成17)年10月8日(土)~10日(祭) OB会月例山行 四阿山

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