1. 我はうみの子 さすらいの 旅にしあれば しみじみと
昇るさぎりやさざ波の 滋賀の都よ いざさらば
2. 松は緑に砂白き 雄松が里の処女子は
赤い椿の森陰に はかない恋に泣くとかや
3. 波の間に間に 漂えば 赤い泊火 懐かしみ
行方定めぬ波枕 今日は今津か長浜か
4. 瑠璃の花園 珊瑚の宮 古い伝えの竹生島
佛の御手に抱かれて 眠れ処女子やすらけく
1. 我はうみの子 さすらいの 旅にしあれば しみじみと
昇るさぎりやさざ波の 滋賀の都よ いざさらば
2. 松は緑に砂白き 雄松が里の処女子は
赤い椿の森陰に はかない恋に泣くとかや
3. 波の間に間に 漂えば 赤い泊火 懐かしみ
行方定めぬ波枕 今日は今津か長浜か
4. 瑠璃の花園 珊瑚の宮 古い伝えの竹生島
佛の御手に抱かれて 眠れ処女子やすらけく
1. 小さな日記に つづられた
小さな過去の ことでした
私と彼との 過去でした
忘れたはずの 恋でした
2. ちょっぴりすねて 横むいて
黙ったままで いつまでも
やがては笑って 仲なおり
そんなかわいい 恋でした
3. 山に初雪 降るころに
帰らぬ人と なった彼
二度と笑わぬ 彼の顔
二度と聞こえぬ 彼の声
4. 小さな日記に つづられた
小さな過去の ことでした
二度と帰らぬ 恋でした
忘れたはずの 恋でした
1. 山には山の 愁(うれ)いあり
海には海の 悲しみや
ましてこころの 花ぞのに
咲しあざみの 花ならば
2. 高嶺(たかね)の百合の それよりも
秘めたる夢を ひとすじに
くれない燃ゆる その姿
あざみに深き わが想い
3. いとしき花よ 汝(な)はあざみ
こころの花よ 汝はあざみ
さだめの径(みち)は はてなくも
香れよせめて わが胸に
1 . いつかある日 山で死んだら 古い山の友よ 伝えてくれ
2 . 母親には 安らかだったと 男らしく死んだと、父親には
3. 伝えてくれ 愛しい妻に 俺が帰らなくとも 生きていけと
4 . 息子達には 俺の踏み跡が ふるさとの岩山に 残っていると
1.夜の上野の プラットホーム
可愛いあの娘が 涙でとめる
とめてとまらぬ 俺らの心
山の男は 度胸だめし
トコズンドコ ズンドコ
2.泣いちゃいけない 笑顔におなり
たかがしばしの 別れじゃないか
可愛いお前の 泣き顔見れば
ザイルさばきの 手がにぶる
トコズンドコ ズンドコ
3.いきなチロルよ ザイルを肩に
行くぞ谷川 ちょいと一ノ倉
仰ぐ岩壁 朝日に映えて
今日はコップか 滝沢か
トコズンドコ ズンドコ
4.行こうか戻ろか 南稜テラス
戻りゃ俺らの 心がすたる
行けばあの娘が 涙を流す
山の男は つらいもの
トコズンドコ ズンドコ.
5.歌うハーケン 伸びろよザイル
何のチムニー オーバーハング
軽く乗っ越し 目の下見れば
雲が流れる 本谷ヘ
トコズンドコ ズンドコ
6.急な草付き 慎重に越せば
やっと飛び出る 国境稜線
固い握手に 心も霧も
晴れて見えるは オキノ耳
トコズンドコ ズンドコ
7.右に西黒 左にマチガ
中に一筋 西黒尾根を
今日の凱歌に 足どり軽く
かけりゃ土合も はや真近
トコズンドコ ズンドコ
8.さらば上越 湯檜曽の流れ
さらば土合よ 谷川岳よ
またの来る日を 心に誓い
たどる列車の 窓の夢
トコズンドコ ズンドコ
1. 夢に描いた 剣の山によ
意気と力でね ぶち当たる よかね
2. 剣見るなら 赤谷尾根でよ
大窓小窓にね 三ノ窓 よかね
3. 窓に数々 窓はあれどよ
剣の大窓ね 日本一 よかね
4. ブナでドンと打つ 雪崩れの音はよ
ごついおいらのね 度胸試し よかね
5. 窓をあければ 富山の町がよ
暗い夜空にね 薄明かり よかね
6. ザイル結んで 氷の尾根でよ
仰ぐ剣のね 薄化粧 よかね
7. 遥かに見下ろす 池ノ谷(ダン)のよ
暗いゴルジュのね蒼氷 よかね
8. どうだ見てくれ おいらの焼けたよ
山の男のね 色香り よかね
昔、テントの中でみんなで唄った唄を集めてみたいと思っています。覚えている方は是非投稿ください。
1.岩木の下ろしが 吹くなら吹けよ
山から山へと われ等は走る
昨日は梵珠嶺(ボンジューネ)
今日また阿闍羅(アジャラ)
煙立てつつ おおシーハイル
2.ステップターンすりゃ たわむれかかる
杉のこずえの 未練の雪よ
心は残れど エールにとどめ
クリスチャニアで おおシーハイル
3.夕陽は赤々 シュプール染めて
たどる雪道 果てさえ知れず
町にはちらほら 灯がついた
ラッセル急げよ おおシーハイル
1.いいぞいいぞと おだてられ
死に物狂いで 来てみれば
朝から晩まで 飯たきで
景色なんぞは 夢のうち
2.チーフリーダーは 爺くさい
サブリーダーは 婆くさい
あとのメンバーは エロくさい
メッチェン通れば 頭右
3.二年部員は 小生意気
先輩なにかと 話好き
地獄の二丁目 山岳部
好んで入る 馬鹿もいる
4.蝶よ花よと 育てられ
何の苦労も 知らないで
ボッカ稼業に 身をやつし
泣き泣き登る 雪の山
5.家へ帰ればお坊っちゃま
山へ入れば 新部員
何の因果でしごかれる
まぶたに浮かぶ 母の顔
6.いわゆるアノコはお嬢さま
おれはしがない 山がらす
月を眺めてあきらめる
笑ってくれるな お月様
1. 獨協よいとこだれ言うた
高くそびゆる丘の上
粋な学生がすむという
一度は惚れてみたいもの
2. 腰のカバンにすがりつき
連れてゆきゃんせ獨協へ
連れていくのはよいけれど
オンナの座る席はない
3. 座る席がないならば
せめてアナタのひざの上
ともに許した仲ならば
天野の校長も許すだろ