2003(平成14)年7月30日(水)~8月3日(日) 現役OB会合同登山

獨協ワンダーフォーゲル部創部50年記念現役OB合同登山 北海道大雪山系 旭岳

獨協学園ワンダーフォーゲル部創部50周年記念合同山行は、8月3日新千歳空港内「青木」にて納会を行い無事終了しました。現役・OBともども参加者全員体調良好であることを報告するとともに、関係者各位の多方面にわたるご協力に御礼申し上げる次第です。(常盤 記)


OB側参加者:
金 有一(現顧問,’60年卒),井上正巳(御夫妻),若井 永(以上’57年卒),千野一郎(’58年卒),常盤雪夫(’60年卒),大橋友徳(’98年卒),半田諭志(’00年卒),石鍋健太(’01年卒) *下線部付きの参加者は今回のワンダーフォーゲル部全山行に引率およびコーチとして参加.

OB隊 現役隊
7月30日(水) 羽田 旭川空港 富良野 旭岳温泉 出発準備 装備点検
7月31日(木) 旭岳温泉 姿見駅 旭岳山頂 間宮岳 旭岳温泉 層雲峡温泉(泊) 羽田 旭川空港 姿見駅 旭岳山頂 旭裏キャンプ指定地
8月1日(金) 層雲峡温泉 北見 網走 知床斜里 知床自然センター 羅臼 標津(泊) 旭裏キャンプ指定地 間宮岳 北海岳 白雲岳 白雲岳キャンプ指定地
8月2日(土) 標津 根室 納沙布岬 根室 弟子屈 摩周湖 阿寒湖 川湯温泉(泊) 白雲岳キャンプ指定地 緑岳 第一お花畑 大雪高原温泉(泊)
8月3日(日) 川湯温泉 足寄 十勝清水 日高町 夕張 千歳東 新千歳空港 羽田 大雪高原温泉 層雲峡 川上 札幌 新千歳空港

顧問の新村三千夫のあいさつ文

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2003(平成15)年6月1日(日) 第18回総会

第18回 OB会総会  台東区池之端中山旅館内中国料理 古月

会長の再任(佐藤八郎氏 ’60年卒) および会計報告を満場一致で了承。その後学園から新村先生(現ワンダーフォーゲル部顧問)をお迎えし、創立50周年記念山行(OB隊と現役隊による集中登山)についての説明があり討議をしました。この山行については、学園側の許可も得てあり、またOB会としても異論はなくその場で参加予定者(5名)を決定しました。
総勢32名の出席者で会場は熱気に溢れ、特に、渡辺知也先輩、山田幸弘、永田敏雄の両氏とは一緒に登った思い出の山々を語り合い、若き後輩の草深徹平、山口昇一、石鍋健太、倉見朋和氏は久しぶりの恩師との語らいというように、会場狭しというほどに多くの車座が出現し、あっという間の3時間でした。(常盤 記)


出席者:飯島義信,金 有一,新村三千夫(以上獨協学園),金子雄一郎(名誉会員),若井 永,井上正巳(以上’57年卒,御夫妻),千野一郎(’58年卒,御夫妻),植田一朗(御夫妻),渡辺知也(以上’59年卒),門倉捷郎(御夫妻),佐藤八郎
(御夫妻),常盤雪夫(以上’60年卒),山田幸弘,永田敏雄(以上’63年卒),坂井 格,菅野則一(以上’66年卒),田中廣明,富樫克己,長瀬 治(以上’68年卒),中野 茂,柳澤孝嘉,柳原健司(以上’74年卒),草深徹平,山口昇一(以上’91年卒),関 宏朗(’00年卒),石鍋健太,倉見朋和(以上’01年卒)

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2003(平成15)年5月3日(祝)~5日(祝) OB会月例山行 二岐山

月例山行  福島県二岐山 1544m  二岐温泉  桂祇荘泊

白石市郊外では田に水が張られ、田植えの準備が始まっています。その水面には周囲の丘陵の新緑が影を落とし、たなびく多数の鯉のぼりとともに「日本の5月」の風情がたっぷり感じられます。満開の桜の花色に合 わせるかのように、緑も淡い色合いを中心にグラデーションの妙を見せてくれます。
御鍋神社先の登山道入り口からはちょっとした急登が続きます。ブナ平に達すると視界も開け、振り返れば雪を残す那須・甲子の山々が我々をを後押しするように聳えています。溜まった雪解け水をよけて蛇行したり、時には雪のブリッジを踏み抜いて足をとられたりしながらも、ブナ平を抜け最後の登りを終えると『男 岳』の狭い山頂です。霞のために北の方角の展望は良くなく、思いでの多い飯豊山を眺めることは叶いませんでしたが、それでも近くの『小野岳』
は しっかり確認しました。『女岳』からは急な長い下りです。安全ロープが張ってあるものの、その高さ故、たびたび首をひっかけそうになり神経をすり減らしま す。登山道終点近くではブナの原生林(若木が多い)の中で,新緑の美しさと森林浴を思いっきり楽しめます。「久しぶりに本格的な山登りをした!」露天風呂 につかりながら、皆でかわした感想です。(常盤 記)

参加者:千野一郎(’58年卒)、井上正巳(’57年卒,御夫妻)、金 有一(’60年卒),佐藤八郎(’60年卒,御夫妻),常盤雪夫(’60年卒),富樫克己、長瀬 治(以上’68年卒)、中野 茂(’74年卒),猿田浩美(特別参加)

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2003.5.3 案内文書

2003年(平成15)年4月12日(土) OB会月例山行 丹勢山

月例山行  丹勢山1398m       栃木県日光市郊外

地元の人「おい、どっちから来たんだ」・我々『下から』。「何処へ行くんだ」・『上へ』。「何があるんだ」・『何も無い』。この禅問答のような話は、笹薮を掻き分けて林道駐車場に突如姿を現した我々とその 駐車場の車内で待機していた山菜取りの地元の人たちとの会話です。一般車両の乗り入れが禁止されている国有林内林道で、しかも登山口を示すまともな道標も無く、したがって僅かに残る目印を頼みの綱として急登を藪こぎせざるを得ない、この人気のない山でこそ起こる場面でした。積雪期だったり、逆に笹の生い茂 る時期だったら我々が辿ったコースはかなりの困難をともなっていたことでしょう。この山と同じように、男体山を囲むように位置する「高山」の整備され過ぎるほどの登山道と比較するのは酷なことかもしれません。登る人がいないから登山道を整備しないのか。登山道が整備されていないから登る人がいないのか。因 果関係はよくわかりません。事前調査による全歩行距離約13.5Km(ほとんどが林道部分)をうんざりするほど堪能させてくれた山でした。行程の半分は雨でした。
(常盤 記)

参加者:千野一郎(’58年卒)、井上正巳(’57年卒)、佐藤八郎、常盤雪夫(以上’60年卒)、長瀬 治(’68年卒)、中野 茂(’74年卒)

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2003.4.12 案内文書

2003年(平成15)年3月21日(祭) OB会月例山行 堂平山

月例山行     秩父 堂平山876m   

東武東上線小川町駅

雲ひとつ無い快晴のもと、清流のかたわらのバス停に降り立ち先ずは準備体操。見上げる上方谷筋には何やら白きものが・・・。登山開始後10分で早くも雪道に突入。日陰では完全に凍結していて緊張感を強いられる。でも、これがなかったら、車でも山頂まで行けてしまう堂平山登山の意義はなくなる。白石峠からの山道では、無人地震観測所、マイクロ波中継所、雨量観測所などがあって多少無粋。12時40分山頂着。ここには天文台が。見渡す関東平野の彼方には、北には日光・男体山から西北の浅間山まで雪 化粧した連山が一望出来る。素晴らしい! 山頂近くの斜面では風を待ちテイクオフに備えるパラグライダーを楽しむ人たちがいる。そんな光景をおかずにおもいおもいの昼食。皆、鳥(超?)人になりた かったのか、我々もじっと待つ。意外と長居。そんなこともあってか、打ち上げ会の時間を確保するべく、スケジュールを変更して笠山峠からは白石バス停へ下 山。そして、小川町駅前の割烹「いわた家」での会を予定どうりにたっぷりこなした1日でした。(常盤 記)

参加者:千野一郎(’58年卒)、井上正巳(’57年卒,御夫妻),佐藤八郎(’60年卒,御夫妻),常盤雪夫(’60年卒),富樫克己、長瀬 治(以上’68年卒)、猿田浩美(特別参加)

2003.3.21 案内文書

2003(平成15)年2月9日(日) OB会新年会

新年初顔合わせ会    小石川後楽園 涵徳亭

「黄門様梅まつり」が開かれている小石川・後楽園に参集したのは、特別参加および3組の夫婦連れを含めて合計22名。三分咲きの梅花からは春の陽気とともに芳しい香りがただよう中、日本庭園を見渡す広間で和気藹々の内、会は進行しました。途中、昭和31年の夏合宿(八甲田)では青森から奥入瀬渓谷までリヤカー を引いての移動であったという秘話(?)も紹介され、さすがワンダーフォーゲルの名に恥じない合宿であったと感嘆する声も挙がる一方、事実を追求する質問 もあって、白熱した中にも世代を越えて大いに盛り上がった愉快な新年会でした。(常盤 記)

2003(平成15)年1月25日(土)~26(日) OB会スキー 湯沢

スキー     南魚野馬郡湯沢町  民宿岸本 泊

初日午後は現地で集合した5人による「岩原ゲレンデ」での初滑り。いきなりの急斜面にとまどいながらも、それぞれで1年間の空白を取り戻すべくスキー操作のチェック。連続2本。天候は雪。寒い! 大 休止の後、広いゲレンデを縦横無尽に使って連続3本の滑降を楽しみ宿へ。早速宴会。食事後、本多君だけがナイターへ。その間も宴会は続き午前1時30分就 寝。翌日は「ガーラ湯沢」へ。ド・ピーカンの下、八海山(入道岳)・越後駒・巻機・大源太・朝日岳とこれに続く谷川連峰の圧倒的大展望と紺碧の空に向かう 樹氷の木々を堪能しつつ、『岬めぐり』を口づさみながの大滑降。現地で会合した猿田さん等女性3人グループとの昼食後は、これまた上級者コースでの滑りを 楽しむ。女性陣と別れた後、ロープウェイを乗り継ぎ「湯沢高原」を経て宿に戻る。(常盤 記)

参加者:千野一郎(’58年卒)、植田一朗(’59年卒)、常盤雪夫(’60年卒)、富樫克己、長瀬 治、本多 純(以上’68年卒)

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2002(平成14)年11月23日(祝) OB会月例山行 高山

月例山行   高山1668m      栃木県日光

前日からの霧降高原にてのキャンプ組と当日早朝発電車利用日帰り組とは、予定どうり石楠花橋駐車場にて合流。4月に続いて2度目の高 山登山です。積雪期の山歩きが目的の1つではあったのですが、10月に下界を唐突に訪れた冬の寒さも一段落したこの時期では、期待したほどの積雪ではあり ません。積もっているところで登山靴の踝がやっと隠れる程度。葉を落とした木々の間から望まれる男体山、大小の真名子山などは谷筋に白いものが見えるだ け。さすが上越国境に近い白根山だけは白く輝きその威容を誇っていました。風もなく、日差しに恵まれた頂上にも雪はなく、陽だまりでは早春の奥多摩にいる ような気分でもありました。下山ルートは、前回と変えて小田代原方向へ。途中、戦場ヶ原展望台に立ち寄りながら、唐松林の中の初冬の日光散策を楽しんだ1 日でした。(常盤 記)

参加者:井上正巳(’57年卒,御夫妻),佐藤八郎(’60年卒,御夫妻),常盤雪夫(’60年卒),長瀬 治、彦坂震三、富樫克己(以上’68年卒)、中野 茂(’74年卒),猿田浩美,園田尚正(以上特別参加)

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2002.11.23 案内文書

2002(平成14)年10月13日(祝)~14日(祝) 秋の親睦会

秋の大親睦会   長野県小諸  獨協学園日新寮

昨年9月のBSE(狂牛病)問題とそれに続く一連の偽装工作事件の余波をまともに受けて、業者から仔豚を入手することが出来ず、「仔豚の丸焼き」は親睦会開催以来初めて”頓挫”することになってしまいまし た。ワンゲルOB会にとっても”とん”だ迷惑をこうむった結果となりました。しかし、参集した30人余+犬2頭はそんなことにはめげません。急遽、メイン料理を牛とし「サイコロステーキ」を好天の下、野趣溢れる中で堪能することになりました。「仔豚」の姿はなかったものの、参加した女性陣や腕をふるう男性 陣の手作りによる「豚汁」、「やきそば」、「チャンチャン焼き」・・・などの定番料理がテーブルを飾り、そういえば「餃子」「りんごサラダ」もあって美味 しく楽しく味わうことが出来ました。日暮れとともに会場を室内に移つし、時間無制限の大放談会です。1年ぶりに会う仲間、新しい友との会話が夜遅くまで続 きました。翌14日は参加者揃っての朝食後、有志(といっても大半)で「烏帽子岳」(2066m)山頂を目指しました。高峰高原・車坂峠付近の紅葉の見ご ろはまだまだ先と言ったような風情も、高度を稼ぐにつれ一変し、いつもなら見事な朱色に染まっている「ドウダンツツジ」や「ナナカマド」はもはや落葉して いるという始末。最盛期の見ごろの時期を少しばかり外した印象です。それでも雲間からの太陽に照らされた「唐松」林の黄色は、秋の叙情たっぷりで、「アグ ファカラーの世界」(園田氏 特別参加)の言葉がぴったりとあてはまり、癒しのひとときを味わせてくれました。(常盤 記)

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