夏季中学合宿 八ヶ岳 2013年8月19日(月)~21日(水)
赤岳(2899m) 横岳(2829m) 硫黄岳(2742m)
行程
1日目 新宿駅西口バスターミナル=(高速バス)=中央道原=(マイクロバス)=美濃戸口-赤岳鉱泉
2日目 赤岳鉱泉-文三郎尾根-赤岳-横岳-硫黄岳山荘-硫黄岳-夏目峠-本澤温泉
3日目 本澤温泉-本澤入口=(マイクロバス)=佐久平=(高速バス)=練馬=(有楽町線)=護国寺-学校
メンバー
高1 黒川(L) 細田(食当長) 中3 内田(SL) 大竹(記録) 藪(記録) 清家(食当) 中2 遠藤(食当) 増田(食当) 中1 長島 山中 OB 吉田 森田 新田
顧問 新村先生 原田先生
1日目
合宿初日、原行きの高速バスとマイクロバスで、八ヶ岳を登り始める予定だったが、集合場所の新宿駅高速バスターミナルの場所が分からず、集合時間に遅れってしまったため、本隊とは別に自腹で、新宿から特急あずさ号に乗り、もう一人遅刻した部員と合流し、バスに乗って美濃戸口まで行った。そこで小屋で待っていていただいた、顧問の原田先生と合流し、一緒に他の部員がいる、赤岳鉱泉まで急いで向かった。テント場に到着して、全体の行程を遅らせたにも関わらず、皆の前で謝罪することができなかった。ここから、行く前に集合場所を確認するという当たり前のことが当たり前にできなかったことによって、多大なる迷惑をかけてしまうということを身に染みて感じた。それからは集合場所を確認、時間を守ることについて、より一層、慎重になったと思う。そのあと、赤岳鉱泉のお風呂に入って、夕食は具だくさんのほうとうを作って食べた。夜9:15頃から顧問の原田先生、合宿恒例の基礎英語をやった。(大竹)
2日目
まだ、真っ暗な朝の3時に起床。朝食のパンを食べ、テントを撤収し、ようやくやっと朝日が昇り始めた5時ごろに出発。途中休憩をまじえつつ、7時30分ごろに稜線に到着。風が強く、どんどん寒くなってきた。1つ目のピーク、赤岳へと続く文三郎尾根は頂上に近づくにつれて急になり、手足やはしごを使って登るようになっていった。初めての体験で、ときどきできる雲の切れ目から、はるか下の景色が見えた時は手足がすくんだ。8時12分ごろ、赤岳到着。雲海がすごく、とても迫力があった。山頂での休憩の後、8時53分に2つ目のピーク横岳を目指して出発。赤岳からは岩場こそあるものの、平坦な道が続き、景色もよく、楽しかった。11時45分、横岳着。横岳は横岳という名前の山があるわけではなく、近くの山々をまとめて、横岳と呼んでいるため、一応、最高峰を山頂とした。山頂ではそんなに大きな休憩は取らず、12時7分に3つ目、最後のピークの硫黄岳に向け出発。12時50分山頂手前の硫黄岳山荘にてお待ちかねのお昼!この日は、焼いたスパムとチーズ、きゅうりをフランスパンにはさんでマヨネーズをかけ、ピクルスを片手に、美味しく食べた。景色もよくて最高だったが、最後にピクルスの漬けてあった酸っぱい汁を飲み干すのはきつかった。お腹もいっぱいになったところで14時8分に出発。硫黄岳までの稜線にある七つのケルンを通り、14時30分には硫黄岳山頂に到着。霧のせいで、少し見通しが悪く、寒かったが、初めて見る火山の火口には興奮した。山頂巡りも終え、後は下山のみ。14時47分に出発下山は足元が細かな岩で少々歩きづらかった。15時32分に夏沢峠という分岐に到着。一時間ほどの山歩きで少々疲れてしまい、小休憩。15時44分に出発し、16時19分、本澤温泉に到着し、16時19分、本澤温泉に到着し、そこから少し歩いてテント場に到着。テント設営などの作業が完了し、温泉に入る。本澤温泉は日本最高峰の野天湯で有名なのだが、室内温泉に入る。山からの温泉は気持ちよく、1日の疲れを取ってくれた。19時頃から、夕食の支度を始めて、夜の暗い中ヘッドライトで照らしながら、夕食のスパゲッティを食べ、21時に就寝。翌日は、テントを撤収し、本澤温泉から、本澤入口まで2時間ほど下り、そこからバスに乗って、岩村田という所まで行き昼食と反省会をして、そこから高速バスに乗って練馬まで。練馬からは有楽町線直通にのって、護国寺で下車。歩いて学校まで行って、テントの片づけをして、解散。
初めて登った標高2500m以上の山で、視界も遮る木々も無く、景色もよくて、本当に楽しかった。しかし、靴ずれに悩まされる結果となってしまって残念だった。しかし、総合的にみると、とてもよい行程だった。 (遠藤)