2016年2月18日
北鎌倉駅から建長寺、瑞泉寺にかけて鎌倉を城壁ように立ちはだかる「鎌倉アルプス」と呼ばれる山地の「天園コース」と呼ばれるハイキングと、鎌倉宮、鶴岡八幡宮、などの寺社や小町通りの賑やかなお店を冷やかして鎌倉駅に至る鎌倉をぐるっと一周するコースをご紹介します。
北鎌倉駅ー建長寺総門ー半僧坊ー十王岩ー大平山ー峠の茶屋ー瑞泉寺ー下山口ー鎌倉宮ー源頼朝墓所ー鶴岡八幡宮ー小町通りー鎌倉駅
北鎌倉の駅をそのまま左手に降りて直進して行く。道脇にはおしゃれなカフェや甘味処も多い。建長寺の総門までは30分くらいでしょうか。建長寺は鎌倉五山の第一位の大本山である。ハイキングコースは境内の奥からスタートすることになるので、拝観料を払って境内に入る。
建長寺はさすが鎌倉武士の凜とした佇まいである。ビャクシンの起立した木立やがっしりした伽藍に圧倒される。時間はあるのでゆっくり見て回ろう。トイレもあるので済ませておこう。
半僧坊の表示に従って最奥の高台に登って行く。本堂の先、石段を上がって行くと勝上献(しょうじょうけん)展望台に出る。
鎌倉の町並みやその先に広がる相模湾がよく見える。ここから登山道が始まる。十王岩へは5分ほどだ。
林の中の十字路を天園方面に直進する。
尾根道を塞ぐように大石が現れる。もう少しで大平山だ。大平山にはトイレもある。
大岩を通り過ぎると、ほどなく大平山(159m)山頂に到着する。
手前左手にゴルフ場。岩下には広場が広がっている。先には林の中に2軒の天園休憩所、峠の茶屋がある。茶屋の先に天園休憩所がある。貝吹地蔵を過ぎると急勾配の下りになる。
十字路を瑞泉寺への道標に従い右に進む。
民家の脇に降りてくると唐突に自動車道に出ることになる。少し先に進み、道を違えて戻るように瑞泉寺の山門へ向かおう。
瑞泉寺は関東十刹に列せられる格式のある臨済宗のお寺で、庭などの見所も多く、よく整備されているお寺で拝観料を払ってもぜひ訪ねておきたいお寺である。
奥にある天女洞というお庭も珍しい。
瑞泉寺を出て道なりに進むと鎌倉宮がある。お祈りをして次は歴史散歩。源頼朝の墓所を訪ねてみよう。岐れ路を過ぎてすぐを右を直進すると源頼朝の墓所の石段下に出る。源頼朝の墓所は急勾配の石段の上にある。
お参りすることができたら、道を引き返し元の道に出たら道なりに行くと鶴岡八幡宮前の交差点に突き当たり、正面入り口に出ることができる。途中を右に入ると八幡宮の国宝館前にショートカットできる。
八幡宮を出たら新しく整備された段葛を見学してから、段葛に平行した一本右の駅まで直進できる小町通りを行こう。雑貨店や飲食店が並ぶお店を冷やかして回るのも面白い。
朝早く出れば途中で食事をしても2時近くには鎌倉駅に着くので、体力と時間があれば鎌倉駅から江ノ島まで足を伸ばしてもいいかと。 (47年卒 手島)