2019年11月17日(日)
新宿から7:03発の特急かいじ73号に乗って大月で小淵沢行きの各停に乗り換えて甲斐大和駅へ。
無人駅の甲斐大和駅には8時35分ごろに着いたが、登山口になる上日川峠行きのバスはすでに停車していた。その時点で乗客はまだまばらだったが電車が着くたびに乗客が増えてきて、出発時間の9時20分にはバスは満員になってしまった。
途中、先だっての台風の被害により道路が一部落ちてしまったために出発時の大型バスは通行出来ず、小型バスに乗り換えになっていた。しかも1台が故障したとの事で、補助席も使えず通路にも詰め込まれて定員オーバーの状態で上日川峠に向かうことになった。聞けば先月まではバスは運休していたようだ。
駐車場も被害を受けてい多様で、全て路肩に駐車させられていた。
乗換えでゴタゴタしていたので30分くらい到着時間が遅れてしまった。峠にはたくさんの人が登山準備をしてどんどん登って行っていた。
ロッジ長兵衛前は沢山の人が集まっていた。
林道に沿った比較的なだらかな明るい山道をしばらく行くと「福ちゃん荘」に着いた。
ここから唐松尾根を経由して大菩薩嶺に行く登山道と大菩薩峠に行く山道に分岐する。今日は雷岩を経由して大菩薩嶺を登り、再度雷岩に戻ってから大菩薩峠をめざす。
雪を被った富士山がとても綺麗に見えた。登るに従って富士山の懐が深くなって大菩薩湖も景気に映えてきた。
雷岩が見えてきた。大菩薩嶺は大昔に登ったことがあったが、何となくこの雷岩は名前と共に覚えがあった。
見晴らしがいいので、たくさんの人が昼食をとったり、コーヒーを飲んだり休憩をしていた。雪をかぶった富士山や南アルプスの山並がぐるっと見渡せた。
大菩薩嶺は下り気味に森の中に入って行く。10分程で林に囲まれた大菩薩嶺に到着する。
雷岩まで戻り、通り越して大菩薩峠に向かう。のんびりとした感じの大菩薩連嶺が続く。
途中、賽の河原(妙見ノ頭)、2000m地点、親知らずの頭を経由して行く。賽の河原にはケルンがつまれ、小さな避難小屋が置かれている。
大菩薩峠に到着。読んだことはないが「大菩薩峠」の作者である中里介山からとった介山荘が登山道を挟んで建っている。
大菩薩峠は青梅街道の最大の難所であったということで有名だが江戸時代は賽の河原が峠だったということのようだ。
登山道を跨いだ両側に土産物や食べ物求める客で賑わっていた。14時発のバスに間に合わせたかったのでここはスルー。
綺麗なトイレも設置されていた。
福ちゃん荘まで戻って来た所で、バスには十分間に合いそうなので味噌おでんをもらった。300円なり。
バスの発車には余裕で間に合って上日川峠に到着。帰りのバスもやはり乗り換えが必要だったが全員座ることが出来た。
のびのびとした山陵に富士山がとても綺麗だった。
S47年卒 手島達雄
コースDATA
甲斐大和駅9:20発 上日川峠 10:28着 10:35発 福ちゃん荘10:54 雷岩11:56 大菩薩嶺12:10 雷岩12:18 賽ノ河原(妙見ノ頭) 12:35 大菩薩峠12:55 福ちゃん荘13:20 上日川 峠着13:42 14:00発 甲斐大和駅14:50着 15:23発