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メールマガジン9月号 /2019

獨協中学・高等学校ワンダーフォーゲル部OB会メールマガジン 2019/9/23

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DWVのOBを山の話題で結ぶメールマガジン9月号の配信です。

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【1】秋の親睦会行われる

【2】獨協中高の文化祭(獨協祭)

【3】富士登山鉄道の計画

【4】2016年長野県防災ヘリ墜落の原因

【5】山の天気のアプリ

【6】行ってきました 山行Now

【7】編集後記

【8】記事の募集とマガジンについて

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【1】秋の親睦会行われる

9月15日〜16日に小諸の日新寮を会場にOB会の「秋の親睦会」が行われました。参加会員は井上正巳(32年卒)、佐藤八郎(35年)、冨樫克己(43年卒)、木村泰寿(44年卒)、佐久間俊一(44年卒)、二村謙次(47年卒)、手島達雄(47年卒)、中野茂(49年卒)、柳澤孝嘉(49年卒)の9名と会友として井上正巳夫人、井上正巳さんの親戚と友人合わせて2名、二村謙次夫人の計13名でした。(敬称略)

グランドにかまどを設営し、秋刀魚、ハマグリ、ホタテ、ラムチョップ、タン塩、いろいろな野菜などをBBQで楽しみました。

かつては酒が足りないと騒いでいた諸兄もあったようですが、近頃はめっきり親睦会での酒量も少なくなったようでビールも焼酎も残ってしまいました。親睦会の様子は下記からご覧ください。   https://dwvob.sakura.ne.jp/wp/2019/09/17/秋の親睦会2019/

【2】獨協中高の文化祭(獨協祭)

9月21日、22日に獨協中学・高等学校の文化祭「獨協祭」が行われました。OB会会長の冨樫さんと手島で行ってきました。

残念ながらDWVの展示はなかったのでDWVの活動状況は分かりませんでしたが、近頃の中学・高等学校の様子や施設などについても伺うことができました。

校舎は平成10年に改築され、白いモダンな建物に変わっています。制服は相変わらずのようですが帽子は廃止されているようです。

ホームページに訪問記を載せましたのでご覧ください。獨協祭(文化祭)訪問記2019

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【3】富士登山鉄道の計画

山梨県側の山麓と5合目を鉄道で結ぶ「富士登山鉄道」の構想を検討することを公約として掲げていた知事が当選したことを受けて協議が開始されています。2年後をめどに構想をまとめるということです。

富士山に鉄道を敷設するという構想は戦前からあったようで、山腹にトンネルを掘る構想や富士スバルラインに敷設するという構想があったようです。

現在の富士登山の環境は自然にとっても登山者にとっても満足な環境とはなっていない状態であり、自然環境と観光のバランスを取った計画が進められることを願うばかりです。

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【4】2016年長野県防災ヘリ墜落の原因

2017年の3月に長野県防災ヘリ「アルプス」が松本市の山中で墜落し搭乗者9人全員が亡くなるという事故がありました。

警察はこの機長を業務上過失の疑いで捜査していましたが、今月中に時効を迎えるということから機長を身体検査の際に病歴や医療品の服用について必要な申告をしていなかったとして航空法違反の疑いで書類送検することになったそうです。

警察では引き続き事故原因の特定を進めているということです。なお、殉職隊員の冥福を祈り、功績を後世に伝えるために寄付を募り殉職者慰霊碑の建立の計画が進められているようです。

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【5】山のお天気アプリのご紹介

近年、登山ではスマホによるGPSに連動した地図アプリの利用が主流になってきていますが、天気予報もPCやスマホで対象とする山の天気予報をピンポイントで数日先まで知ることができようになってきています。

長期にわたる場合や登山道ごとの天気や風力風向などについては有料になりますが、費用は1ヶ月あたりドリップコーヒー1杯分程度ですから天気の良い日を選んで山行の計画ができるなど、山の天気を調べるのに便利になってきています。

「登山天気」 日本気象協会

日本気象協会の「登山天気」は対象とする山を選ぶと山頂、登山口、ふもとの3箇所の1日ごとの天気予報(天気、気温、降水確率、降水量、風、雷)を1週間分、1時間ごとの天気ならば3日分教えてくれます。APP内課金は1ヶ月240円になります。

「お天気ナビゲータ」(登山ナビ)     日本気象株式会社

日本気象株式会社の「お天気ナビゲータ」(登山ナビ) は無料でもピンポイントの天気予報は教えてくれますが、有料のスタンダード108円なら発雷情報9時間先まで、山のポイント天気3日先まで、見晴らし予想を調べることができますし、PRO282円では登山ルート天気、発雷情報2日先まで、山のポイント天気10日先まで、見晴らし予想などを調べることができます。

「Windy」

チェコ発祥のWindyは世界中の地域の風向・風力、気温、雲・雨、波、雪、気圧などを10日間に渡って視覚的に予報を表示して教えてくれるお天気アプリで、日本や日本語に対応しています。

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【6】行ってきました 山行Now

10月秋、OB会HPに掲載されている山の記録を集めてみました。

三本槍岳(1,917m) 2017年10月1日 マウントジーンズスキー場からロープウェイを使って秋真っ盛りの那須連山の三本槍岳の記録です。

苗場山(2,145m) 2016年10月13日 この時期の苗場の2本のロープウェイは紅葉を楽しむ観光客にも人気ですが、ロープウェイを使っての苗場山トレッキングの記録です。

安達太良山(1,699m) 2016年10月12日 秋の紅葉でも人気のある安達太良山は山頂火口も迫力満点です。

蓼科山(2,531m)    2017年10月26日    10月も下旬になると山は初冬。積雪になった蓼科山の記録です。

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【7】編集後記

毎年お彼岸になるとカレンダーを見ているかのように咲いていたヒガンバナですが、今年は「彼岸の入り」には間に合いませんでした。

ヒガンバナの開花は一定の寒さがきっかけになっているので、いつまでも暑い日が続いていると遅くなってしまうのです。

今年は9月になっても暑い日が続いていたので出遅れてしまったのでしょう。日も短くなって確実に秋は近づいていて、10月に入れば山では雪も降り始めます。

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【8】記事の募集とマガジンについて

このメールマガジ ンは毎月1回(発行日は不定)、OB 会会員にお送りしているものです。次号以降配信が必要ない方は、メールでその旨お知らせください。また、記事はホームページにリンクしていますので、今後別のアドレスへの配信を希望される方はその旨連絡下さい。

本ホームページでは記事を募集しています。投稿・寄稿をどうぞお寄せ下さい。山行記録は当時のものでも個人の新しい記録でも結構です。当時の写真だけでも記録として蓄積したいと思っていますので、宜しくお願いします。山行記録のほかに、紀行文、コラム、近況報告などの直接投稿やメールでの寄稿もよろしくお願いします。

※投稿やお問い合わせメールは dokkyo.wvob@gmail.com 担当手島までお願いし ます。

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獨協中学・高等学校ワンダーフォーゲル部OB会 メールマガジン

DWV.OB会HPアドレスは http://www.dwvob.sakura.ne.jp/wp

Face Bookは@dwvob.jpでフォローしてみて下さい。

掲載記事や画像などを許可なく転載することはご遠慮ください。 ⌘

 

「獨協祭」訪問記2019


9月22日(日) 獨協中学・高等学校の文化祭にOB会長の冨樫さんと手島で行ってきました。

目白駅は2000年に改修されたそうです。ホテルメッツが駅舎に隣接しています。駅前にはトラッド目白の茶色いビルがあり、1階、2階にはレストランやカフェ、地下にはクイーンズ伊勢丹、3階4階は結婚式場などがあります。

横断歩道を渡って新宿行きのバスで東京カデドラルの前で降りると白い壁とガラスが多様された明るい校舎がが見えます。

校舎は1998(平成10)年に地上5階、地下1階建のモダンな建物に改築されています。

獨協中学・高等学校のホームページはこちらから

下の写真は年配の諸兄にとっては懐かしい校舎です。(同窓会HPから画像を拝借させてもらいました)

現在の校舎は下の写真のような配置になっています。

いつもは正面玄関からではなく校舎脇の北門の守衛室の前に受付があります。今日は正面玄関から入っていきます。正面を入ったところに事務室があり、右手に職員室や図書室があります。

まずは4階までエレベーターで上がってみました。運動場の奥には音羽の講談社の高層ビル群が見えます。

獨協祭のパンフレット

展示はこんな感じでした。

3階にある同窓会室を覗いてみました。幹事の人たちが獨協学園の教師であった(1921  大正10年〜1929  昭和4年)ということからNHK大河ドラマで取り上げられている「金栗四三」さんの特集展示をしていました。

会合の補助金申請書もいただいてきました。

同窓会室は通常月曜日と木曜日の午後1時半から4時半まで事務の方が在中して対応しています。  Tel Faxは03-3946-6352

当時、金栗四三と生徒たちは学園から哲学堂までの往復のトレーニングを繰り返していたそうです。

残念ながらDWVによる展示はありませんでしたが、校庭でアイスを売っていたそうです。PTAのカレーライス(300円)を食べてから校庭に行った時にはもうやっていませんでした。

さて、校舎を離れて1階の運動場へ出てきました。

運動場と体育館は二重構造になっていて、運動場は坂上にあり、坂を下ったところに体育館の入り口があります。これは100周年記念事業として1983(昭和58)年に出来たようです。

練習のためにダッシュしていた日々を思い出し、こんなに急坂だったんだと懐かしく思いました。

建物に戻ったところ図書館前では古本市をやっていたので覗いてみたら、美品の高梨先生の著作「生者の繰り言」が1冊あったので50円で買ってきました。

校庭での模擬店の様子です。

DWVの生徒たちや顧問の先生方にはお会いすることはできませんでしたが、文化祭を通して懐かしい時間を過ごすことができました。

目白駅に戻って二人でホテルメッツ脇のイタリアンのFiorentinaでワインを1杯いただいて帰りました。

獨協祭(文化祭)のご案内

9月21日(土)、22日(日)に目白の獨協学園では文化祭「獨協祭」が行われます。開催時間は両日とも10時から15時までです。申し込みや上履きは必要ありません。

なお、同窓会展示教室では獨協グッズ(野球帽子、ポロシャツ、タイピンなど)の販売もあるそうです。

日新寮から見える山々はどこ?

日新寮に行くとグランドから見える山はどこだろうかとよく話題になります。八ヶ岳だということは大凡ご存知の方も多いと思いますが、スーパー地形という地図ソフトで調べてみました。

右端のピークが蓼科山、鞍部が大川原峠、続いて北八ヶ岳の双子山、横岳、縞枯山、茶臼岳と続き、登り返して高見石、中山、天狗岳、根石岳と続き、左端が硫黄岳で赤岳が少し見える感じだと思います。

グランドからは見えなかったと思いますが蓼科山の右が北アルプス方面がになります。逆に赤岳の遠く左に見えてくるのが瑞牆山、金峰山、国師ヶ岳、甲武信岳と奥秩父の山々になります。浅間山はちょうど建物の裏手になって見えません。

秋の親睦会2019

2019年9月15日〜16日 小諸 日新寮にて

井上さんご夫婦と佐藤さんは会友の橋本さんと矢崎さんと一緒に朝早く東京を出発して車坂峠を経由して現地に先乗りで到着。

中野君、柳澤君と手島の3人は軽井沢のツルヤで買出しを済ませて遅れて到着。

13時ごろからBBQの窯をセッティングし材料の下ごしらえの準備を開始。

井上さんはいつもの着流しに変えて持参した長靴と酒屋の前掛けを設えて厨房で皿洗いを開始。

2時過ぎには二村夫婦が到着。その後、冨樫さんと木村さを乗せた佐久間さんが到着

BBQの仕切りは今回親睦会初登場の佐久間さん。ボーイスカウト仕込みの腕前で活躍でした。

其処此処でサークルになっての話が進んでいましたが、午後3時半から庭に全員が集まり冨樫会長の音頭の乾杯でいよいよBBQが始まりました。

4時ごろに軽井沢から今回は参加出来なかった千野光子さんが差し入れを持って到着。みんなで記念写真に収まりました。

メニューとしては秋刀魚、鮎、ラムチョップ、エビ、タン塩、ハマグリ、ホタテなどをはじめ、いろいろな野菜などをBBQで楽しく食しました。

グランドから正面に見える山々の詳細です。

5時半ごろ片付けをして室内に移動してテーブルについての二次会が開始。

柳澤君は厨房で青椒肉絲とエビチリを作成して提供。中華料理のシェフさながらに調理に皿洗いにと大活躍でした。

寄る年波ということでしょうか、話題は健康についてが多かったようですが、楽しいひと時を過ごすことができました。

小諸の町の夜景の灯が綺麗でした。

今年は9月13日が中秋の名月で14日が満月で満月と名月が1日ずれていたようです。東の森の梢からぼんやり少し欠けてきた月が上がってきました。

 

翌朝、中野はすでに5時半ごろには起き、窯の片付けを開始していた模様。材料の計画から親睦会全ての仕切りとフルに活躍。連日の5時起き?で2日間、本当にお疲れ様でした。

外は朝もやから小雨模様に変わってきて、解散の時間です。

玄関先で記念写真を撮り、4台に分乗しそれぞれの目的地に分かれて出発して行きました。


参加者(敬称略)

会員

井上(夫妻)32年卒 佐藤35年卒 冨樫43年卒 木村44年卒 佐久間44年卒 二村(夫妻)47年卒    手島47年卒 中野49年卒 柳澤49年卒

会友 橋本 矢崎

文責は広報担当S47年卒手島でした。

メールマガジン8月号/2019

獨協中学・高等学校ワンダーフォーゲル部OB会メールマガジン 2019/8/31

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DWVのOBを山の話題で結ぶメールマガジン8月号の配信です。

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【1】秋の親睦会のご案内

【2】雑誌「PEAKS」の付録

【3】浅間山の噴火警戒レベルは2を継続

【4】スポーツクライミングのオリンピック出場選手内定

【5】行ってきました 山行Now

【6】編集後記

【7】記事の募集とマガジンについて

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【1】秋の親睦会2019のご案内

秋の親睦会のご案内のはがきが事務局から発送されています。面倒だなーと消極的にならないで是非参加ください。話題づくりに、当時の写真や資料など持ち寄っていただけると面白いかと思いますので、よろしくお願いします。

返信通知は9月8日までとなっていますが、日新寮での開催ですので間際まで参加は可能ですので担当中野まで直接連絡ください。090-3573-4429

開催日時 2019年9月15日(日)〜16日(月)    15時頃集合ください。

場所 獨協学園 日新寮 小諸市菱平大字下小姓595

会費 男性8,000円 女性6,000円 子供3,500円

15日は例年通りバーベキューを予定しています。16日は高峰高原散策など希望に分かれて自由行動解散になります。

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【2】雑誌「PEAKS」の付録

昔は「山と渓谷」「岳人」「雪と岩」などが山関係の雑誌の定番でしたが、近頃はたくさんの山関係の雑誌が出版されています。

なかでも枻(エイ)出版発行の山の雑誌「PEAKS」には毎回いろいろな付録が付いてきます。今までにコサッシュ、ウォレット、フライパン、まな板なんていうものがありました。

近頃、「PEAKS」に限らず付録付きの雑誌が売れているといいます。雑誌が付録みたいなものまで現れています。付録にはいろいろな制約があるのでセットするのは大変なようですが、売れ行きは極めていいようです。

中身を見て買うことは出来ないので物によって良し悪しもあるようですが、直近の「PEAKS」8月号にはステンレス製のスキットルボトルが付いて来ます。小屋の狭い寝床やテントの中でチョッと飲むウイスキーは持参したいものスキットルボトルはそれ自体重量があるのでどうしようかと迷います。その点付録のスキットルボトルはとても軽く出来ています。また、キャップが本体に固定されているので電気の消えた小屋の布団の中でも、ゴチャゴチャしているテントの中でも蓋が何処に行ったか分からなくならないような工夫もあり感心しました。

1,000円の雑誌の付録で十分元が取れたという感じでしょうか。ちなみに、8月号のコンテンツは「1泊2日 週末の山を堪能!ルートガイド50」でした。

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【3】浅間山の噴火警戒レベルは2を継続

8月7日、しばらく噴火がなかった浅間山が今年に入って初めて噴火しました。この噴火で噴火警戒レベルが2から3に引き上げられていましたが、その後は活発な活動が見られないとして噴火警戒レベルは2に引き下げられていました。しかし、25日に2回目の噴火があり、噴煙が600m近くまで上がっていたということです。ただし、噴火警戒レベルは2を継続しています。

秋の親睦会を前にちょっと嫌な感じではあります。

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【4】スポーツクライミングのオリンピック出場選手が内定

先日八王子で開かれたスポーツクライミングの世界選手権の結果により東京2020オリンピックの種目になっているスポーツクライミング「コンバインド(複合)」の出場選手1枠が男子は楢崎智亜選手、女子は野口啓代選手に内定しました。

近頃、ボルダリングやリードが出来るスポーツジムが増えてきおり、すごい勢いで老弱男女とも愛好する裾野が広がりを見せています。オリンピックのスポーツクライミング種目の「コンバイン」はボルダリング、リード、スピードの3種目の複合(コンパイン)総合成績によって争われます。

ボルダリングは高さ4メートル程度の壁に設定されたコースを4分の制限時間内にどれだけ登れるかを競う種目で、トップのホールドを保持できればクリアになりますが、時間内に何度でもアタックできます。また選手は他の選手の試技を見ることは許されません。

リードはロープを装着し、クイックドロー(支点)にロープをかけてビレイしながら、6分の制限時間内に高さ15メートル以上の壁のどの地点まで登れるかを競います。落下した場合は再度の挑戦権はありません。完登した選手が複数いる場合はスピードにより勝敗が決められます。

スピードは高さ15メートル、95度に前傾した左右の2つの壁に2名の選手が同時にスタートしてタイムを競います。フライングした場合は一発で失格となります。日本の選手はボルダリングには強いものの、スピードではあまり得意としていません。

先日の選手権の結果は楢崎智亜がリード4位、ボルダリング1位、スピート22位。野口啓代はリード5位、ボルダリング2位、スピート34位でした。コンバイン男子では楢崎が1位、原田海が4位、楢崎明智が5位、藤井快が6位と健闘しました。コンバイン女子は野口啓代が2位、野中生萌が5位、森秋彩が6位、伊藤ふたばが7位とこれも健闘しました。

出場枠は男女とも最大2枠あり、今回の世界選手権(東京・八王子)の複合は日本人最上位選手(7位以内)が優先的に1枠目として選出されることになっているので、楢崎智亜選手と野口啓代選手の東京オリンピック2020の出場が内定されました。

2枠目は、世界選手権の日本人2番手(同)、11~12月の五輪予選の日本人上位2人(6位以内)、20年4月のアジア選手権の優勝者を候補とし、この中で同年5月開催の複合ジャパンカップでの最上位者が選ばれることになります。

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【5】行ってきました 山行Now

白馬岳(北アルプス)8272017

猿倉から入り、白馬大雪渓を登って白馬山荘に宿泊、白馬岳、三国境、小蓮華山、白馬大池、天狗原を経て栂池に下りた記録です。

立山(北アルプス)8292018

室堂から雷鳥沢キャンプ場から別山、真砂岳、富士ノ折立、大汝山、雄山と立山をぐるっと縦走して室堂に下りる計画でしたが、劔御前小舎前でホワイトアウト。

雨飾山(頸城山塊)9192018

長野県と新潟県の県境にある頸城山塊の雨飾山は長野県側には小谷温泉、新潟県側には雨飾温泉と温泉も楽しめる百名山です。

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【6】編集後記

7月は雨ばかり、8月になったら夏山に行けると楽しみにしていたところ、飼い猫の具合が悪くなってそれどころではなくなってしまいました。飼い出して13年.今まで獣医師にかかることもなかったのに輸血だ! 点滴だ!と毎日のように医者通いの看病が続いてどこへも行けなくなってしまいました。

秋雨前線が活発になって九州では大変なことになっていますが、関東でも天気が安定しない日が続いています。旧盆を過ぎれば山ではもう秋の気配でしょうか。秋の親睦会でお会いできることを楽しみにしています。

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【7】記事の募集とマガジンについて

このメールマガジ ンは毎月1回(発行日は不定)、OB 会会員にお送りしているものです。次号以降配信が必要ない方は、メールでその旨お知らせください。また、記事はホームページにリンクしていますので、今後別のアドレスへの配信を希望される方はその旨連絡下さい。

本ホームページでは記事を募集しています。投稿・寄稿をどうぞお寄せ下さい。山行記録は当時のものでも個人の新しい記録でも結構です。当時の写真だけでも記録として蓄積したいと思っていますので、宜しくお願いします。山行記録のほかに、紀行文、コラム、近況報告などの直接投稿やメールでの寄稿もよろしくお願いします。

※投稿やお問い合わせメールは dokkyo.wvob@gmail.com担当手島までお願いし ます。

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獨協中学・高等学校ワンダーフォーゲル部OB会 メールマガジン

DWV.OB会HPアドレスはhttp://www.dwvob.sakura.ne.jp/wp

Face Bookは@dwvob.jpでフォローしてみて下さい。

 

秋の親睦会のご案内2019

親睦会のご案内のはがきが事務局から発送されています。返信通知は9月8日までとなっていますので、よろしくお願いします。ただし、日新寮での開催ですので開催間際まで参加は可能ですので担当中野まで直接連絡ください。090-3573-4429

話題づく切りに、当時の写真や資料など持ち寄っていただけると面白いかと思いますので、よろしくお願いします。

開催日時 2019年9月15日(日)〜16日(月)    15時頃集合ください。

場所 獨協学園 日新寮 小諸市菱平大字下小姓595

会費 男性8000円 女性6000円 子供3500円

15日は高峰高原散策など希望に応じて自由解散になります。

「黒部の山賊」 のご紹介

伊藤正一著「黒部の山賊」のご紹介

「終戦の1945年、里は極度の食糧難にあえいでいた。あちこちに行き倒れの姿が見られ、都会の焼け跡では毎夜ピストル強盗が横行していた。山もまた荒れ果てていた。広い北アルプスには登山者の姿はほとんど見られなかったにもかかわらず、山小屋では布団や窓ガラスまでが盗み去られていた。そして翌年7月濁小屋ではついに2人の登山者が物盗りに撲殺されるという事件まで起きたのだった。

伊藤正一はこのような世相の中、上高地西糸屋の奥原英雄氏などの仲介により戦争で持ち主をなくした三俣蓮華小屋を買い取ることになる。物理学を志していた正一は、自ら考案した新型飛行機エンジンの設計案を陸軍航空技術研究所に採用され、戦中は東京–松本間を行き来しながら開発に没頭していた。しかし、敗戦によりその方面の研究の道は事実上潰えてしまう。

古里の松本に近い北アルプスの自然にかねてより愛着を持っていた正一は、人生の空白期間の活用法として、ある意味全く畑違いの世界の冒険に身を乗り出すことにしたのである。ところがいざ三俣小屋の視察に行こうと準備している矢先に正一は耳を疑うような噂を聞く。”三俣方面に前科30犯の凶悪犯がいて、黒部渓谷一帯を荒らしまくっている。彼は登山者や猟師を脅しては物を盗っており、昔から黒部方面での行方不明者は全て彼の手にかかって死んだものである。三俣小屋は彼らに占拠されているらしい・・・。世相が世相だけに山賊たちの噂は真実味を持って人々に伝播していった。正一は現場に乗り込む前にまずは状況を把握しようと試みるが、実態を知る者は誰もおらず、とうとう1946年夏、友人2名とともに三俣小屋に向かうことにする。そこで一行を待ち受けていたのは・・・」(「源流の記憶」プロローグから抜粋)

底本「黒部の山賊」伊藤正一 2014年 山と渓谷社刊  伊藤正一写真集 「源流の記憶」2015年 山と渓谷社刊


❇︎三俣山荘、水晶小屋、湯俣山荘、雲ノ平山荘を運営、雲ノ平への最短ルートとなる新道開発など黒部源流部山域の開発の中心的存在となった伊藤正一氏の写真展が下記の内容で現在丸の内で開催されています。(伊藤正一氏は2016年6月17日お亡くなりにな っています。)

DWV.OBの冨樫氏も写真展を観てきたと聞いてもおり、今回メールマガジンでもご紹介してみました。特に定本「黒部の山賊」がとても面白かったです。当時ベストセラーになったということでしたが、今回初めて読んでみました。


伊藤正一写真展 のご案内

会期 2019年6月28日(金)〜7月25日(木)    会場 エプサイトギャラリー(東京都千代田区丸の内3-4-1新国際ビル エプソンスクエア2F)

時間 10:00〜18:00(最終日は14:00まで)    日曜休館 入場料 無料

メールマガジン7月号 /2019

DWVのOBを山の話題で結ぶメールマガジン7月号/2019の配信です。

7月は涼しいのはいいのですが、雨ばかり続いていてカビが生えてきそうです。これで、一気に暑くなればなったで体調を崩してしまいそうです。

さて、今年の総会も無事終わり、会員の近況報告なども聞きながら旧交を温めることができました。残念ながらHPでもお知らせしました通り、OBの仮屋園茂雄さんが体調を崩されていて去る5月2日にお亡くなりになりました。ご冥福をお祈り申し上げます。

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【1】第34回総会

【2】伊藤正一著 「黒部の山賊」

【3】伊藤正一写真展について

【4】古(いにしえ)の登山者

【5】木曽駒ケ岳のライチョウは全滅か

【6】行ってきました 山行Now

【7】編集後記

【8】記事の募集とマガジンについて

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【1】第34回総会

2019年6月30日、北千住「明日香」にて第34回総会が開催されました。参加者は0Bが12名、家族会員が!名でした。総会では今年度の役員、会計、秋の親睦会について話し合いました。

役員は、会長は冨樫克己、会計担当が中野茂、広報担当が手島達雄と3名とも留任ということで承認されました。

秋の親睦会は9月15日〜16日に小諸の日新寮ということになりました。時期が近づきましたらおハガキを差し上げますが、ご予定のほどよろしくお願いします。

総会での承認事項についてはこちらからご覧ください。

総会での様子についてはこちらからご覧ください。

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【2】伊藤正一著「黒部の山賊」のご紹介

「終戦の1945年、里は極度の食糧難にあえいでいた。あちこちに行き倒れの姿が見られ、都会の焼け跡では毎夜ピストル強盗が横行していた。山もまた荒れ果てていた。広い北アルプスには登山者の姿はほとんど見られなかったにもかかわらず、山小屋では布団や窓ガラスまでが盗み去られていた。そして翌年7月濁小屋ではついに2人の登山者が物盗りに撲殺されるという事件まで起きたのだった。

伊藤正一はこのような世相の中、上高地西糸屋の奥原英雄氏などの仲介により戦争で持ち主をなくした三俣蓮華小屋を買い取ることになる。物理学を志していた正一は、自ら考案した新型飛行機エンジンの設計案を陸軍航空技術研究所に採用され、戦中は東京–松本間を行き来しながら開発に没頭していた。しかし、敗戦によりその方面の研究の道は事実上潰えてしまう。

古里の松本に近い北アルプスの自然にかねてより愛着を持っていた正一は、人生の空白期間の活用法として、ある意味全く畑違いの世界の冒険に身を乗り出すことにしたのである。ところがいざ三俣小屋の視察に行こうと準備している矢先に正一は耳を疑うような噂を聞く。”三俣方面に前科30犯の凶悪犯がいて、黒部渓谷一帯を荒らしまくっている。彼は登山者や猟師を脅しては物を盗っており、昔から黒部方面での行方不明者は全て彼の手にかかって死んだものである。三俣小屋は彼らに占拠されているらしい・・・。世相が世相だけに山賊たちの噂は真実味を持って人々に伝播していった。正一は現場に乗り込む前にまずは状況を把握しようと試みるが、実態を知る者は誰もおらず、とうとう1946年夏、友人2名とともに三俣小屋に向かうことにする。そこで一行を待ち受けていたのは・・・」(「源流の記憶」プロローグから抜粋)

底本「黒部の山賊」伊藤正一 2014年 山と渓谷社刊  伊藤正一写真集 「源流の記憶」2015年 山と渓谷社刊

三俣山荘、水晶小屋、湯俣山荘、雲ノ平山荘を運営、雲ノ平への最短ルートとなる新道開発など黒部源流部山域の開発の中心的存在となった伊藤正一氏の写真展が下記の内容で現在丸の内で開催されています。(伊藤正一氏は2016年6月17日お亡くなりにな っています。)

DWV.OBの冨樫氏も写真展を観てきたと聞いてもおり、今回メールマガジンでもご紹介してみました。特に定本「黒部の山賊」がとても面白かったです。当時ベストセラーになったということでしたが、今回初めて読んでみました。

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【3】伊藤正一写真展について

会期 2019年6月28日(金)〜7月25日(木)    会場 エプサイトギャラリー(東京都千代田区丸の内3-4-1新国際ビル エプソンスクエア2F)

時間 10:00〜18:00(最終日は14:00まで)    日曜休館 入場料 無料

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【4】古(いにしえ)の登山者

剱岳は1906(明治39)年、陸軍参謀本部陸地測量部(現国土地理院)の測量隊が「点の記」を記すべく史上初の登頂を果たしましたが、頂上直下に奈良時代か平安時代の修験者が持っていたと思われる錆び付いた鉄剣と銅製の錫杖を発見して持ち帰っていることが知られています。そんな昔に剱岳を登っていたなんて信じられない気もしますが、本当に大昔から人は山に登っていたのですね。

立山開山縁起によると立山は越中国司の息子の佐伯有頼によって飛鳥時代の701年に開山されたといわれています。また、白山は奈良時代の717年に修験道の泰澄という僧が登頂を果たし、今年開山1300年を迎えています。

平安時代には富士山などもすでに登られていたようですし、戦国時代の1584年には越中富山の城主の佐々成政が秀吉を倒す相談のために富山から厳冬期(12月)の立山のザラ峠、針ノ木峠を越え信濃路を通って浜松の徳川家康に会いに行き、再び往路を帰っていったという伝説が残っています。

槍ヶ岳は播隆上人によって1828年に登頂され、1640年に加賀藩によって組織された黒部奥山廻り役の役人は1870年まで藩林保護のために北アルプスの主峰のほとんどを登って回っていたといいます。

1820年前後にはおおよその名だたる山が踏破されていたようです。1820年代は江戸時代の文政年間にあたり、シーボルトが登場してくる時代であります。情報も装備も十分ではなかった時代に登頂を果たそうという思いとはどんなものだったのでしょうか。

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【5】木曽駒ケ岳のライチョウは全滅か

乗鞍岳から採卵されて木曽駒ケ岳のメスのライチョウに托卵させていたニホンライチョウの6個の卵のうち5個は無事孵化したものの5羽とも天敵に食べられるなどして全滅したとみられると環境省が見解を示しました。

調査した担当者によるとメスの成鳥は生存を確認できたものの雛は発見できず、寒さや雨で衰弱したり、キツネやテンなどの天敵に食べられてしまった可能性があるということです。

残念ながら今回のトライヤルは失敗でしたが、ニホンライチョウの生息範囲の拡大によって安定的なニホンライチョウ生存が図られればいいのですが。

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【6】行ってきました 山行Now

HPにある8月の山行記録を集めてみました。

会津駒ケ岳(2,133m)  2016年8月19日

唐松岳(2,696m) 2017年8月9

岩木山(1,624m) 2017年8月20日

八甲田山(1,585m) 2017年8月21日

白馬岳(2,932m) 2017年8月27日

立山 (別山乗越)  2018年8月29日

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【7】編集後記

例年だと関東地方の梅雨明けは7月20日前後ですか、今年はいつ頃になるのでしょうか。

今年の梅雨は本当にしっかり雨ばかりが続いて、東京の6月28日から7月18日までの日照時間は11.5時間で平年の14%だったそうです。

「梅雨明け10日」という言葉がありますが、梅雨明け直後の10日間はとても良い天気が続く特異な時期だということです。太平洋高気圧は10日ほどの周期で強弱を繰り返しており、強くなった太平洋高気圧が梅雨前線を押し上げるということになるので、梅雨明け直後はしばらく安定した天気が続くことが多いようです。お出かけの狙い目かもしれません。

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【8】記事の募集とマガジンについて

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木曽駒ヶ岳のライチョウの雛は全滅か

乗鞍岳から採卵されて木曽駒ヶ岳のメスのライチョウに托卵させていた二ホンライチョウの6個の卵のうち5個は無事孵化したものの5羽とも天敵に食べられるたなどして全滅したとみられると環境省が見解を示しました。

調査した担当者によるとメスの成鳥は確認できたものの雛は発見できず、寒さや雨で衰弱したり、キツネやテンなどの天敵に食べられた可能性があるということです。

残念ながら今回のトライヤルは失敗でしたが、ニホンライチョウの生息範囲の拡大によって安定的な生存が図られればいいのですが。