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2018年夏期山岳遭難事故

警察庁生活安全局の発表によると2018年の夏期山岳遭難(7月〜8月)は全国で721件(前年比110件増)、遭難者は793人(前年比88人増)で統計史上最も多かったということが分かっています。内訳では長野県が最も多く117件、富山県と静岡県が68人でそれに次いでいたということです。年齢別では40歳〜49歳が108人、50歳〜59歳が152人、60歳〜69歳が184人、70歳〜79歳が161人でした。死者は54人、行方不明が17名、負傷者が359人、無事救出された人は363人でした。原因では道迷いが179人、滑落が119人、転倒が169人、病気が120人、疲労が93人、その他が113人でした。

メールマガジン1月号/2019

DWVのOBを山の話題で結ぶメールマガジン1月号/2019の配信です。
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【1】あけまして おめでとうございます【2】年末年始の山岳遭難事故【3】栃木県高校の積雪期登山について【4】噴火の危険が予想される活火山【5】御嶽山の王滝村ルートの制限解除【6】行ってきました 山行Now【7】編集後記【8】記事の募集とメールマガジンについて
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【1】あけまして おめでとうございます
遅ればせながら、今年もどうぞよろしくお願いします。
さて、DWV.OB会のホームページは昨年1年間で閲覧訪問者数がのべ1,785人、表示回数が5,744回でした。一昨年の閲覧訪問者数が1,344人で表示回数が8,652回でしたので、表示回数は少なくなったもののたくさんの方の訪問をいただくことが出来ました。また、HPを手掛かりにOB間の新たな繋がりも出来ていることはありがたいことだと思っています。
今年も折あるごとに訪問していただけるよう情報更新に努めていきたいと思いますので、ご協力、ご支援のほどよろしくお願いします。
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【2】年末年始の山岳遭難事故
昨年12月29日から今年の正月3日までの山岳遭難事故は全国で30件、遭難者は40人だったそうです。そのうち1名が死亡、負傷者は12人でした。捜索救助に投入された人員は162名に及んだとのことです。
年齢別では40歳代が11人で、50歳代以上を合わせた中高年が半数以上を占めていたようです。そのうちゲレンデ外の斜面を滑るバックカントリースキー中の遭難が6件13人で、11人が外国人であったということです。日本はパウダースノーの新雪スキーが楽しめるので海外から滑りに来る人も多いようで事故も多くなっています。長野県の白馬乗鞍スキー場ではフランス国籍の男性5人が道迷いで遭難救助されています。
年末年始は比較的好天に恵まれたので登山事故は少なかったようですが、登山中の遭難事故では、12月29日に甲斐駒ケ岳で50歳代男性が下山中道迷いで遭難救助されています。12月31日には剱岳で男性2名が凍傷による行動不能で救助要請があり、6日振りに救助されています。1月2日には槍ヶ岳で登山中の40歳代の男性が滑落して救助要請があり、無事救出されています。唐松岳の八方尾根付近で登山中の40歳代の男女2人が荒天のため行動不能で救助要請があり無事救助されるなどの遭難がありました。
なお、警察庁生活安全局の発表によると昨年の夏期山岳遭難(7月〜8月)は全国で721件(前年比110件増)、遭難者は793人(前年比88人増)で統計史上最も多かったということが分かっています。内訳では長野県が最も多く117件、富山県と静岡県が68人でそれに次いでいたということです。年齢別では40歳〜49歳が108人、50歳〜59歳が152人、60歳〜69歳が184人、70歳〜79歳が161人でした。死者は54人、行方不明が17名、負傷者が359人、無事救出された人は363人でした。原因では道迷いが179人、滑落が119人、転倒が169人、病気が120人、疲労が93人、その他が113人でした。
ちなみに「山と渓谷」2月号に単独行で遭難し行方不明になり、捜索の末1ヶ月後に遺体が発見された場合の捜索・救助にかかわる費用が掲載されていたのでご紹介します。
行政ヘリや県警・消防の出動については原則無料で遭難者が支払うのは民間救助隊の出動費がメインになるということです。(民間の救助隊員日当(1人1日3万円)のべ30人で90万円、救助隊員の交通費3万円、救助隊員の保険代(1人1万5000円)のべ30人で45万円、食料費3万円、消耗装備品3万円で計144万円)
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【3】栃木県高校の積雪期登山について
栃木県高体連の那須岳で行われた冬山安全合宿での雪崩遭難事故を起因としてスポーツ庁と栃木県教育委員会は高校生の冬山登山について関係先に通知し適正な対応を求めています。
 スポーツ庁では「冬山登山」を主に積雪期における登山とし、時期に関わらず、気温の変化や降雪、積雪などの気象条件による凍結、吹雪、雪崩等伴う転滑落、埋没、凍傷、低体温症などにより遭難事故が発生する可能性のある環境下に行う活動と定義し、原則禁止としています。ただし、スキー場でのスノースポーツや条件付きで登頂を目的としない歩行やテントを張るといった雪上訓練を認めています。
 それに対して栃木県教委は高度な技術を持つ指導者の確保が困難と判断し、雪上訓練を含めて冬山登山を全面禁止としました。一方「冬山登山」を積雪期にある山への登山とし、冬季であっても低山等の積雪期にない山への登山は時期に関わらず冬山登山ではないとしています。冬季でも標高約1,000メートル未満で積雪のない山については、専門家との協議の上、県内や近隣県の14ルートを指定し、登山を認めるとしています。積雪期以外の登山は、登山指導歴5年以上で指導員資格を持つ者、または県指定の研修などに参加した者の引率を必須とし、生徒10人当たり1人以上置き、難易度の高い山に登る場合は、アドバイザーの同行を推奨するとしています。 

「那須雪崩事故遺族・被害者の会」は依然栃木県教委の対応への不信感もあり、あくまでも冬山登山の全面禁止を求めており、今回の対応についても反対の立場を崩していません。

 スノーシューを履いての雪山ハイクやバックカントリースキーなど近年雪山での活動がブームにもなっており、雪山に対する知識や技能などを有する人材の育成確保や教育啓蒙も必要とされている中で一律禁止すればいいということではないように思われます。自然の素晴らしさや克己心・達成感、そして危険に対する知識と回避術を安全に配慮した上で教えることも大事なことではないかと思います。これから現場でどのように判断対応していくことになるのか注目されるところです。各都道府県の現場での積雪期登山の実施状況については大西浩氏の下記資料に掲載があります。大西 浩(長野県大町岳陽高等学校) 高校生の積雪期登山を考える———————————————————————————————————
【4】噴火の危険が予想される活火山
気象庁は噴火の危険が予想される21の活火山を公表しています。
北海道ではアトサヌプリ、雌阿寒岳、十勝岳、樽前山。東北では、岩手県の岩手山、福島と山形の県境にある吾妻山、福島県の磐梯山。関東甲信では、栃木と群馬の県境にある日光白根山、群馬県の草津白根山、長野と岐阜の県境にある御嶽山、富士山、神奈川県の箱根山、伊豆諸島の八丈島と青ヶ島。九州では、大分県の鶴見岳・伽藍岳、九重山、そして、熊本県の阿蘇山、鹿児島県の桜島、薩摩硫黄島、口永良部島、諏訪之瀬島ということです。
これらの山に登山する時にはしっかりそのことを認識しておく必要があるのでしょうが、年間30万人以上が登山している富士山では行政やツアー主催者はどのように対応していくのでしょうか。
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【5】御嶽山の王滝村ルートの制限解除
危険が予想される活火山21にもリストアップされている御嶽山は戦後最大の死傷者を出した噴火から4年目を迎えた昨年、山頂への一部のルートが期限付きで再開されたました。5年となる今年は長野県王滝村からのルートも避難施設の整備を進めた上で9月をめどに規制の解除を目指すということのようです。昨年制限解除した御嶽山山頂への登山道通行の場合はヘルメットの着用が義務付けられており、山小屋での貸し出しも行われていました。
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【6】行ってきました 山行Now
石割山1,413m  (道志山塊)  2019年1月25日
山中湖の西端から北側に伸びる道志山塊の石割山です。頂上近くに割れた大岩を祀る石割神社があり、富士山の眺めを楽しみなが登れる4.5時間程度のハイキングコースです。当日は残念ながら雪がチラつく天気で富士山は眺められませんでした。
雲竜渓谷  2019年1月27日
前日に降雪があったものの、当日は青空が広がってアプローチの林道は適度に雪が積もっていて積雪期の雲竜渓谷の雰囲気をしっかり味わえることが出来ました。氷柱の回廊や大瀑は迫力がありました。氷瀑は2月中旬あたりまで楽しめそうです。
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【7】編集後記 
正月は腰が痛くてあまり外にも出ずに家でゴロゴロしていました。新田次郎の三部作「孤高の人」「栄光の岸壁」「銀嶺の人」を図書館で借りて50年振りに読んでみました。それぞれ実在のモデルもあっての山岳長編小説で当時夢中になって読んだことを覚えています。今読み返してみるとリアリティーに欠けていたり、登場する山が限定されていたり、いろいろと端折っていたりするのを感じました。でも、平易な文章で当時の岩登りの様子も感じられ懐かしくあっという間に読んでしまいました。やはり、「孤高の人」が小説として楽しめましたでしょうか。
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【8】記事の募集とマガジンについて
このメールマガジ ンは毎月1回(発行日は不定)、OB 会会員にお送りしているものです。次号以降配信が必要ない方は、メールでその旨お知らせください。また、記事はホームページにリンクしていますので、今後別のアドレスへの配信を希望される方はその旨連絡下さい。
本ホームページでは記事を募集しています。投稿・寄稿をどうぞお寄せ下さい。山行記録は当時のものでも個人の新しい記録でも結構です。当時の写真だけでも記録として蓄積したいと思っていますので、宜しくお願いします。山行記録のほかに、紀行文、コラム、近況報告などの直接投稿やメールでの寄稿もよろしくお願いします。

※投稿やお問い合わせメールは dokkyo.wvob@gmail.com 担当手島までお願いし ます。

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獨協中学・高等学校ワンダーフォーゲル部OB会 メールマガジン

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雲竜渓谷(雲竜氷瀑)

2019年1月27日 日光・稲荷川 雲竜渓谷

昨年は靴のトラブルで雲竜渓谷入り口の「友知らず」周辺で引き返し大瀑までは行けなかったのでリベンジの山行となりました。メンバーはS49年卒の柳澤孝嘉、同年卒の柳原健司とお嬢さん、47年卒の手島達雄の4人です。

北千住駅の東武線の1・2番線の端の特急専用ホームで待ち合わせ、6時42分発のリバティー1号に乗車。時間が早いためか車内はガラガラ。

日光駅前ロータリーの滝も半分凍っていました。日光地域は昨夜から雪が降ったようで一面白銀に覆われていました。林道ゲートまでタクシーが入ってくれるか心配でしたが、滝尾神社を越えてゲートまで運んでくれました。

日光駅からは4社のタクシー会社がありますが、ゲートまで行ってくれるのは三栄交通(1288-54-1130)だけとネットでは出ていました。かなり年配のドライバーさんでチョット心配でしたが、さすが慣れたものでした。

全員チェーンスパイクで行けるところまで行こうということでゲーター、ストック(ピッケル)、サングラス、手袋と身支度を整え出発しました。

青空が広がっていましたが、山の上の方には雲が出ていて時折雪交じりの強風が吹いていました。

展望台到着
洞門岩

昨年来た時には洞門岩から河原に降りましたが、今年は高巻きが崩壊してルートが難しいという情報もありトレースもあまりはっきりしていなかつたので、そのまま林道を行くことにしました。林道の終点?から恐る恐る手すりのある階段を降りて稲荷川に降りました。

河原への階段
ともしらず

「友知らず」の氷柱はは昨年より規模が小さいように感じました。人も去年より少なかったようでした。タクシーのドライバーさんも昨日の方が人が出ていたと行っていました。氷瀑の人出は2月初旬から中旬までが最盛期なのかも知れませんが、この時期でもしっかり全面凍結凍していました。

回廊を抜け、いよいよ大瀑へ向かいます。落ち口に向かう高巻きはとても神経を使う急登で、いちばんの難所でした。アイゼンに履き替える機会を失ったままの歩行になってしまったので、チェーンスパイクの頼りなさに危うい感じでトラバースしながらも無事大滝にたどり着きました。

雲竜大瀑

大瀑本流に取り付いているクライマーはありませんでしたが、脇に数人のクライマーがアイスアックスとアイゼンを叩き込みながら登っていました。

 ヘルメットとアイゼンを装着して、ストーブで湯を沸かしながら昼食タイムです。

昨年のリベンジを無事果たすことが出来、人もたくさん上がってきたので帰路につきした。

階段から洞門岩まではトレースがしっかりしていたので、林道ではなく河原コースに向かいました。こちらは何回か渡渉をするものの難しい所もなく時間も短くて済みました。

洞門岩到着です

洞門岩からは行きと同じ林道コースで展望台へ。左岸の遊歩道(ハイキングコース)を歩いている人も多く見られました。こちらから見ると夏道のように見えました。

展望台でタクシー会社に連絡。三栄交通のタクシーが4台すでに待機しているのでそれに乗ってくれということでした。

林道ゲート到着です。暖かいタクシーに乗り込みました。外付けしていたペットボトルの水がガシャガシャ凍っていてびっくりしました。やはり寒かったんだと実感させられました。

東武日光駅、到着です。

天気も良く、のんびりと氷瀑ツアーを楽しむことができました。ビールとおつまみを買って電車に乗り込みました。

文責 S47年卒手島


コースDATA

北千住駅 6:24発リバティー1号 東武日光駅8:22 林道ゲート8:50 展望台9:41 洞門岩10:12 階段11:00 ともしらず回廊11:10 雲竜大瀑11:45 昼食 ともしらず回廊12:50 洞門岩13:10 林道ゲート14:30 東武日光駅15:00 15:23発けごん36号 17:41 (北千住-東武日光特急券1,440円  東武日光駅-林道ゲートまでのタクシー3,000円くらい)

石割山(道志山塊)1,413m

2019年1月25日 山中湖 石割山

山中湖畔の平野から巨岩を祀る石割神社のある石割山から平尾山、大窪山、大平山、飯盛山、長池山を縦走して山中湖西端に至る道志山塊を歩いてきました。

道志山塊は御正体山(1,681m)を最高峰とする富士山の展望も素晴らしい山です。

新宿バスタから富士急ハイランド、富士山駅、河口湖駅を経由して2時間畔程度で乗り換えなしで山中湖に行けということで、今回は高速バスを使って行ってきた。

新宿バスタ

ネットで会員登録し予約を入れておいたのでチケットレスで乗車。改札は出発時間の10分前からアナウンスがありました。

バスに乗っている間は富士山がよく見えていましたが、残念ながら登山中富士山を見えることは出来ませんでした。

不動明王史社

分岐点にある不動明王社。道路の左端には石割神社の標柱が立っていました。


石割神社の鳥居までは舗装道路を歩いてきます。

石割神社の狛犬

真っ直ぐ続く石段が403段も続きます。

石段を登りきった所が富士見平と呼ばれる所で、東屋があります。

カツラの巨木

石割神社に到着。右手にしめ縄がかかった大きな岩があり、その名の通り50センチくらいの割れ目があり通り抜けることが出来ます。ザックを背負ったままギリギリで抜けられました。

神社を通り過ぎてしばらく行けば石割山山頂到着です。眼下に山中湖がよく見渡せました。

石割山山頂
平尾山

平尾山に続く大窪山の南斜面は別荘地帯になっています。大窪山山頂から舗装道路が整備されており、登山道に接しています。

大平山

太平山山頂も未舗装の林道が通っており、軽トラが止まっていたのにはびっくりさせられました。東海道自然歩道にもなっているようです。尾根は飯森山、長池山とピークが続いていきます。

大平山
飯盛山

長池山を過ぎてしばらく山道を行くと舗装道路にぶつかり、そのまま別荘地帯を湖畔に向けて下りていきます。

ホテルマウント富士の入口
大出山入口

雪がチラチラ降る中を寒々しい山中湖湖畔に出ました。ハクチョウも寒そうです。

山中湖畔

大出山入口バス停からホテルマウント富士のバス停までは15分程度。下山途中高速バスの予約を入れておいたバスの時刻までは30分。空いている店があまりなく、セブンイレブンのコーヒーとバナナを買ってバス停のベンチでバス待ちの一休み。

今回は富士山を見ながら登ることが出来ず残念でした。

S47年卒 手島達雄


コースDATA

新宿バスタ7:45 山中湖平野バス停10:09 トイレ準備 10:25 石割山入口(分岐) 不動明王社10:30 石割神社鳥居10:45 富士見平(東屋)11:02 カツラ11:22 石割神社奥社11:24 石割山11:45 平尾山12:14 大平山12:45 飯盛山13:12 長尾山13:18 長池山 大出山入口13:52 ホテルマウント富士入口バス停14:04 14:40 新宿バスタ17:05

高梨ノート 1997年 夏山合宿

1977年 S52年7月21日〜26日 夏山合宿 湯の丸周辺

CL佐藤 SL鈴木正嗣 古茂田(H2-3) 白川之章(2-5) 井門隆夫(1-2) 松山( -6) 田尻明(3-3)

烏帽子岳(2066m) 水ノ塔山 篭ノ登山(2228m) 角間山(1980m) 湯ノ丸山(2102m) 幕営地を基地とする登山方式 引率 高梨

幕営地 湯ノ丸にキャンプ場

笠幡9:51 大宮10:38 11:14 信州2号 笠幡-大宮190円 大宮-小諸急行券1500円 昼食500円 バス代680円(含荷物代)

小諸着13:47 14:10バス 奈良原経由 15:15湯の丸 15:30テント場着 テント設営 5:40夕食 5:55完了 8:30消灯

<23日>  兎平 篭ノ登山 水の塔 キャンプ場

5:30起床 6:40朝食 7:50出 8:00分岐点 8:20休 8:25出 8:50休 8:35出 9:15●●●場(この間のぼり三か所) 9:20休 9:25出 9:40休 9:45出 9:55山頂(篭ノ登山) 10:05出 10:15休 10:20出 10:45水の塔山頂 11:12-11:20休 ガス多し 下る 11:35昼食-12:15 12:25温泉口 この間雨 1:00頃から急に豪雨となる 2:20テント場着 ※帰路●前道のコースは中盤バス道に入る。●前道をさけて左のは降雨により川のようになっていたから

豪雨によりズブヌレになる。3:30間食 ラーメン 6:30夕食 8:30消灯 キャンプ客が●●●●(労組の集団キャンブ)

<24日>

起床6:00 晴〜ガス多し 朝食7:00  8:30出発 コース 烏帽子山

8:50 8:30休 8:35  8:50湯の丸分岐点 8:55休 9:00 出 9:25烏帽子コル 9:40山頂 ガス多し 9:45休 11:40昼食 12:10休 12:15出 12:45テント場着 2:30  3:30自由時間 3:30夕食準備 この間食料点検を指示 

食料計画の問題点 ①食器の絶対量の不足 基本的には各自3枚×人員 その他と予備の数 ②ナベブタ ナベは3つとする。飯盒用 汁用 おかず用 ③朝食と昼食の工夫 朝食→飯とみそ汁だけではなしに昼食を工夫する。昼食用のスープは即席のものを使用してはどうか パン、バター、ジャムのほかスープ、チーズ、きゅうりなどを使用 例→ハムの使用 全体として栄養(カロリー)に問題がありそうだ。きゅうり、玉ねぎ、インゲン、トマト、キャベツが不足 米の炊き方(水かげん)  夕食→ごはんとおかずに汁物を工夫する。カンズメの上手な利用の仕方 干物の利用の仕方

5:20夕食 カレーライス 7:30〜8:30怪談ばなし キモダメシ9:00消灯

<25日>  晴 コース 湯の丸〜 角間山〜

起床5:00  7:35出 7:55休 8:00出 8:25  8:45山頂 湯の丸山(2098m)  8:45〜9:30休憩 10:05角間峠 11:00湯の丸●●●右折 11:00〜昼食 12:15出 12;45休み 12:50出 1:15テント場着 5:00夕食 8:30消灯

<26日>  コース 三方が峰 田尻帰郷

起床5:00 曇 6:30朝食 7:45 出 8:05分岐点 8:20休 雨が多くなる 三方が峰中止 後退 9:20キャンプ場 雨やむ 10:20お花畑で休憩 12:30昼食 5:00頃より豪雨と雷 テント雨漏り5:20夕食 9:30消灯 12時近くまで雨と雷が続く

バス時間 11:10  9:20国鉄バス10:20  13:25 ●摩バス テント代金1200円

<27日> 

5:30起床 7:00朝食 9:00出発 9:20国鉄バス乗車 高峰〜水源地(850円) 

ベルト1980円 計8,920円 テント持ち込み1人1泊500m円 500円×5=2,500円 食料500円×3=1,500円 1,500×6日=9000円

DWV顧問 高梨富士三郎 記録

新年のご挨拶

明けまして おめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いします。

0B会のホームページも2016年にリニューアルされてから今年で4年目に入ります。1年目は10月からの運用だったので、訪問者数は延べ287人、表示回数は4,763回でした。2年目の2017年は訪問者数が延べ1,344人で表示回数は8,652回。昨年の訪問者数は延べ1,785人、表示回数は5,779回とおかげさまで訪問者数が伸びてきています。

これからもDWVのOBを繋いでいくホームページとして何度も訪ねていただけるよう情報の更新と改善に努めていきたいと思いますので、ご協力ご支援のほどよろしくお願いします。 (ホームページ管理 S47年卒 手島)

高梨ノート 1976年 岩手山 裏岩手山麓縦走

51年7月21 日〜26日 岩手山 裏岩手山麓縦走

参加者 広田(CL)  佐藤(SL)  田尻 柴田 (高梨 飯島)

7月21日 

笠幡22:24〜大宮23:00 料金120円

いわて3号(急行)23:59(大宮)乗車

7月22日 

盛岡8:15(大宮 盛岡間急行費 3110円) (山行食事代6000円)

バス停(7番)8:57 雫石網張温泉行(600円)

10:15着 11:05テント設営完了 11:50昼食 12:10頃雨 5:40夕食 6:00終了 7:15 就寝

7月23日 

4時30分起床 5:57朝食 テント場7:10出 7:20リフト入口 犬倉山までリフトを使用しないこととする。 7:50休 7:55出 8:125休 8:30出 8:50網張湯元、蒸気噴をあげている。 9:15休 9:25出 9:30 犬倉頂上 9:45出 10:25休 10:30出 犬倉の頂上(後方)

前方に姥倉山が見える。昼食11:15 笹小屋分岐点11:40  12:5休 12:30 1:00お釜 (お苗代湖一周) 1:15出 1:25休 水を入れる。 1:30出 1:50分岐点 1:55出 2:20休 2:25分岐点 姥倉山 3:00犬倉山 3:00犬倉のぼり 3:05途中 3:15犬倉山 3:20出 3:30リフト入口 4:00リフト終点 4:15テント場着 リフト運転時間 朝8:30 夕 17:00 片道270円 6:20夕食 9:00消灯

7月24日 

4:30起床 天候 晴 5:25朝食 7:15テント場発 リフトに向かう 7:30着 7:27リフトに乗る リフト代270円 8:55リフト終点 9:20休 9:25出 9:55休 この間ピーク三つ 10:25休 大松倉山 10:45出 11:15三石山荘(沼の水がかれている)  12:15三石山のぼり途中 12:20岩手山がよくみえる(後方)  12:40三石山 12:45出 右手に池 1:15休 1:20出 1:30 1,450ピーク 1:45 小モッコ途中 頂上に杭が三本みえる。 2:00小モッコ2:15出 2:35(水場) これは上部の雪田から流れ出たもの(前に来た時は水が干れていた所)  2:50柴田バテル 時間が非常に長くとられる。 3:50休 3:55出 4:05大深岳 4:17出 分岐点で広田、佐藤、田尻を先行させ、飯島氏についてもらう。 4:40大深山荘(2パーティー 東●行2人同宿)  8:20消灯

7月25日 

朝焼け 4:30起床 5:30朝食 大深山荘 6:25出 剣岨森7:3休 7:10出 8:00休 8:10出 沼二つ通過8:40休 柴田バテギミ 本隊は遅れつつ 9:5出 9:35休 9:45出 10:00休 10:10出 モッコ山の下 11:45藤七温泉 (サイダー200円 宿泊料3000円) 1:00団体昼食 1:10宿泊所に入る ※三石ののぼり 小畚山から大深山ののぼりがきつい。大深岳より剣岨森はそれほどではない。

7月26日

藤七温泉よりバス 8:47  10:55盛岡着 12:20盛岡発 もりおか2号 上野着20:34 池袋川越 22:00 笠幡22:15

池袋 川越220円 川越 笠幡50円 バス代1050円 乗車券2710円 急行券 500円 

弁当400円 飲料水200円

DWV顧問 高梨富士三郎 記録

高梨ノート 1976年 塔ノ岳

51年6月19日、20日 丹沢 塔ノ岳 

(ノートには記載はなかったが、登山計画によると参加者は引率は高梨、飯島、0Bとして中野、 現役は広田、佐藤、田尻、柴田、吉田とある。前日の19日は大倉に幕営)

堀山小屋 9:55 休 10:05 出 小芦平●●1,129m  10:35 昼食1回分 10:45 出 11:25 休 11:40 出 12:10 塔ノ岳(1491.2m)  12:30 出 堀山の家1:55 休 2:05出 12:57 休 1:20 出 2:20 駒止 2:30 休 2:35 出 3:23 バス停 バス代80円 渋沢 4:00 4:22 急行乗車

(小芦平は堀山の家)

DWV顧問 高梨富士三郎 記録

高梨ノート 1976年 棒ノ折山

51年2月7日(土)、8日(日)  冬期訓練

棒ノ折山

コース 川井キャンプ場 →大丹波 →百軒茶屋 →奥茶屋 →コン●沢上部 →棒ノ折山 名栗鉱泉 →飯能

参加者 広田 佐藤潤平 柴田 中村隆之 安井 中山 高梨 飯島

7日(土) 15:55 川井駅 テント場16:05 テント設営 17:40 夕食 カレーライス 17:52 気温 4℃18:15  2℃

メールマガジン12月号/2018

獨協中学・高等学校ワンダーフォーゲル部OB会 メールマガジン 2018 / 12 / 24
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DWVのOBを山の話題で結ぶメールマガジン12月号の配信です。
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【1】魅力的な日本の山
【2】中央アルプスのライチョウ
【3】黒部ダムトロリーバスがリタイヤ
【4】「ワンダーフォーゲル部のあゆみ」
【5】獨協通信第91号にDWV.OB会の記事
【6】行ってきました 山行Now
【7】編集後記
【8】記事の募集とメールマガジンについて
 
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【1】魅力的な日本の山
 
日本は国土の7割が山地で2/3が森林に覆われており、多様性のある豊かな環境に恵まれています。山に対する土着の信仰もあって信仰登拝や近代登山、ハイキングやトレランなど山を愛好する人もとても多い国です。
2016年のレジャー白書によれば日本の登山参加人口は650万人 、ハイキングやビクニックなどを合わせるとと参加人数は2200万人を超えるそうです。
ヨーロッパではドイツ、イギリス、イタリア、フランスなども登山を愛好する人が多いようですが、アルプスの本場スイスでも登山者人口は270万人と言われています。
近頃は北アルプスなどにも韓国からもたくさんの人が登りに来ていますが、韓国では登山者数が急増しているそうです。
さて、世界で1年間に登られている登山者数のベストテンを調べてみると、多分ベストテンは全て日本の山になるのではないかと言われています。
そのトップがあるのが高尾山で260〜300万人、続いて金剛山が80万〜120万人、富士山は20万人、 金時山でも10万人と言われています。
高尾山はミシュランで三ッ星を獲得したことで外国人にも話題になっていてることが近年登山者数が増大していることに影響しているようです。
東の高尾山、西の金剛山はともに低山でよく整備されているので簡単に登れ、ラジオ体操の様に毎日登っている人も多いのもその理由のようです。
日本の山は低山から日本アルプスのように3,000mを超す山岳もあり、火山や堆積褶曲山地、深い森林や岩綾・岩峰、多種多様な動植物など極めて多様性に満ちていて、しかも手軽に自然の懐に入ることができることから日本人だけでなく海外の人にとっても魅力的なもものようです。
富士山には日本人ばかりでなく、毎年多くの外国人が登りに来ています。今年は天候不順もあって登山者数は20万人ほどだったようです。
平成27年のデーターでは台湾人が230(海外在住213)人、アメリカ人が207(海外在住106)人、中国人が203(海外在住58 香港53)人、フランス人が100(海外在住92)人、韓国人85(海外在住61)人、ドイツ人59(海外在住44)人が登りに来たということです。
外国人にとって富士山は観光の一つとして登りに来ているのでしょうが、インバウンドの登山客は富士山ばかりでなく、他のいろいろな山でもたくさん見かけるようになって来ました。中には外国人が小屋番をしている山小屋も現れて来ています。
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【2】中央アルプスのライチョウ
 
中央アルプスでは絶滅したとされていたライチョウがこの夏、木曽駒ケ岳で目撃されました。巣から採取された羽毛や糞を調べたところ乗鞍岳または北アルプス由来の遺伝子であることが分かったということです。
 
20km程度しか飛べないと言われるライチョウがどのようにして40kmから100kmも離れた中央アルプスまでやって来たのか、またはたして他の個体も現存して定着できるものかと期待が高まっています。
 
ライチョウは現在、火打山や焼山などの頸城山塊、北アルプスや乗鞍岳の飛騨山脈、御嶽山、そして南アルプス(赤石山脈)での生息が確認されており、総数は2,000羽程度と言われています。
 
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【3】黒部ダムトロリーバスがリタイヤ
 
かつて都内でもたくさん走っていたトロリーバスですが、国内で唯一残っていのが立山黒部アルペンルート。
関西電力が運営する扇沢駅と黒部ダムを結ぶ関電トンネルを走るトロリーバスが11月30日を最後に廃止されました。来年度からはバッテリーで走るバリアフリーの電気自動車に変わるということです。
これでいよいよ黒部貫光が運営する大観峰と室堂を結ぶ立山トンネルを走るトロリーバスが唯一の路線になってしまいます。
黒部ダムに関しての話題をもう一つ。
富山県が黒部ダムをより観光資源として利用したいということで、かねてから関西電力と交渉を進めていた欅平から黒部ダムに至る「関西電力黒部ダムルート」の一般開放が2024年から開始されることになったそうです。
現在でも年間30回ほど公募見学を実施していたようですが、工事用トロッコ電車、竪坑エレベーター、バッテリートロッコ、インクライン(勾配鉄道)、専用バスを乗り継いで結ぶ観光商品として提供が始まるようです。2024年までは公募見学を土日祝日など回数を増やして実施していくそうです。
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【4】「ワンダーフォーゲル部のあゆみ」
 
城島紀夫氏が日本山岳会および日本山岳文化学会の機関紙に投稿されている「伝統的登山を広めたワンダーフォーゲル」「大学ワンダーフォーゲル部の発足」をDWV.OB会のホームページに掲載しています。
城島紀夫氏はお仕事をお辞めになってから大学ワンダーフォーゲルの歴史について研究され、それをまとめた書籍を「ワンダーフォーゲル活動のあゆみ」-学生登山の主役たち-として古今書院より出版されています。
この書籍を要約した記事をDWV.OB会ホームページに載せたところ、高校ワンゲル部の初期の状況についても興味を持たれて、問い合わせをいただきました。
そこで、打矢・森本両先輩が当時の様子について書かれた文章や今回作成した「30周年記念誌」を謹呈させていただきました。その際に前述の機関紙に掲載したワンゲルについての2本の資料をいただきましたので、城島氏に承諾を得て、ホームページに掲載させていただきました。
大学ワンゲルの発生と現在の状況などが記されているのでお読みいただければと思います。
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【5】「獨協通信」第91号にDWV.OB会の記事
 
12月15日発行の「獨協通信」の最新号にDWV.OB会の記事と総会の写真を掲載してもらっています。
 
掲載された記事をホームページにも載せましたのでお手元に届いていない方はご覧ください。こちらからご覧ください。
 
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【6】行ってきました 山行Now
 
今月は忙しくて山には行けていませんでした。過去山行記事から12月の山行記録をご紹介します。
 
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【7】編集後記 
 
いよいよ今年も残り少なくなってしまいました。平成最後の年末です。
 
そういえば今年は年初めに初めて新年一般参賀に行ってきました。象徴天皇としてのあり方を恙無く終えようとする意思と熱意に対する敬意の思いと一般参賀とはいかなるものかという興味で皇居正門に並びました。地下鉄の通路からすでに行列になっていました。ものすごい人だったということ、小さくてよく見えなかったいうのが印象でした。
 
来年の4月には退位されるということで年末の天皇誕生日や新年の一般参賀はさぞ大変なことになるのではないでしょうか。
 
さて、OB会メールマガジンも今年最後になりました。貴兄にとって今年はどんな年であったでしょうか。
 
来る年が貴兄にとって良い年であることをお祈り申し上げます。
良い年をお迎えください。
 
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【8】記事の募集とマガジンについて
 
このメールマガジ ンは毎月1回(発行日は不定)、OB 会会員にお送りしているものです。次号以降配信が必要ない方は、メールでその旨お知らせください。また、記事はホームページにリンクしていますので、今後別のアドレスへの配信を希望される方はその旨連絡下さい。

本ホームページでは記事を募集しています。投稿・寄稿をどうぞお寄せ下さい。山行記録は当時のものでも個人の新しい記録でも結構です。当時の写真だけでも記録として蓄積したいと思っていますので、宜しくお願いします。山行記録のほかに、紀行文、コラム、近況報告などの直接投稿やメールでの寄稿もよろしくお願いします。

※投稿やお問い合わせメールは dokkyo.wvob@gmail.com 担当手島までお願いし ます。

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