平成28年卒の新しいOBである内田君から山行記録を報告いただきました。早速、2015年以降のDWV年次山行記録一覧に追加して記載しました。詳細は追って掲載していきたいと思っています。まだ、途中の山行記録が抜けていますが、近頃のDWVの活動を知ることができ、またネットを通して繋がれたことはとても喜ばしいことと思っています。
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登山計画書のリンクを貼り直しました
ワンゲル部年次山行記録から登山計画書への切れていたリンクの貼り直し作業が終わりました。まだ、切れているところがないか目下検証中です。2017.10.17
登山計画書のリンク
DWV年次山行記録の登山計画書へのリンクがきちんと表示されていないのもが多くありました。現在リンクを正しく貼り直しているところです。しばらくしたら見直していただけたらと思います。よろしくお願いします。
本仁田山(1,224.5m) 奥多摩
2017年10月12日
秋雨前線の影響でこれからしばらく各地とも天気が悪い予想で、仕事が休みのこの日、雨マークがないのは南関東だけだった。半日程度で登ってこられる山ということで、まだ行ったことがない奥多摩の本仁田山に登ってきた。
舗装された林道を20分ほど登った安寺沢集落が登山道入り口である。
本仁田山周辺のスギの森はとても美しく、手が行き届いていた。
登山道を少し進んで行くと乳根観音との分岐に至る。本仁田山の登山道は右手だが、乳根観音は左に1〜200mくらい行った所にあるようなので行ってみ.ることにした。
乳房観音は鎌倉時代にこの地に来た落人が持参していたイチョウの実を蒔いたということで、巨木に育ったイチョウ(樹齢6百年)が2mにもなる乳根が無数に垂れてきたことを祝って観音さまを祀ったものだそうだ。(イチョウは巨木になると枝から老婆の乳のような枝が垂れ下がってくる)
そのイチョウはその後伐採されてしまったそうだが、現在そのイチョウの株元から育った2本の新しい芽はすでに巨木になっている。高さはあるものの、枝はまだ細いので乳根が垂れ下がってくるのはまだ先のようだ。
登山道入り口近くにはキンミズヒキが多数自生していたが、登山道の其処彼処にいろいろな秋の花が咲いていた。残念ながら、名前はよく分からなかつた。
綺麗に植栽されたスギが切れて、左手には明るい広葉樹の樹林帯が広がってくる。登山道にはいろいろなドングリがどっさり落ちていた。
落ちていたドングリは形や大きさもいろいろ違っていて、ミズナラ、クヌギ、コナラなどと思われた。ドングリは樹種によって形や大きさの違うので、見上げた樹木と照らし合わせてみるのも面白い。
クリスマスリースに付けるために少し拾っておいた。ドングリはそのままだと虫が入っていることが多いので、電子レンジで加熱して保存しておこうと思っている。
登り進んで行き、根が露出した急登を登って行くことになる。
11時20分。本仁田山、山頂到着である。
登山道には蜘蛛の巣がたくさん張っていたので、今日初めての登頂者だと思う。途中1名を追い抜かし、下山時に川苔山からと思われる登山者2名に会ったので、この日山中であったのは3名だけだった。
頂上の丸太のベンチでアルコールバーナーでお湯を沸かして、早めの昼食をとる。アルコールバーナーは軽るいので試してみようと用意していたもの使ってみようとバーナーとシェラカップの組み合わせで持って来ておいたものだ。軽かったのは良かったが、沸騰するまで思いの外時間がかかり、ちょっとイラつく。使用後、バーナーが冷えるまで時間がかかるのもマイナスポイントか。魔法瓶でもインスタントラーメンやスープ、コーヒーなどだったら十分の暖かさが確保できるので、魔法瓶の方かポイントが高そうだ。
林道との出合は少し広く開けていて、少し下がった杉林の中に祠が安置されていた。大根ノ山の神の祠である。
林道と別れ、再度登山道を下山して行く。鳩ノ巣駅まではあと30、40分ほどである。
ちょっと前に電車が通り過ぎていく音が聞こえていたが、上り電車だったことは後で分かった。もう少し早く歩いていれば50分近くも待たされなかったのに・・・。
蕎麦でも食べたいと思っていたが、駅前の2軒の茶屋は平日だったためか開いていなかった。とりあえず、駅前のベンチで汗びっしょりになった上着を着替えて、電車の時間まで時間で待つことにした。
まだ2時過ぎなのに空は暗くなってきて、今にも雨が降り出しそうだった。
暗く展望もあまりない奥多摩の低山ではあるが、じっくり歩いてみると季節のいろいろな花を見つけられたり、整えられたスギの植林と広葉樹の自然樹林が混在した里山の風情を楽しむことができてよかった。
これから、花の名前も調べなくては・・・。
S47年卒 手島
コースDATA
青梅線奥多摩駅8:40 安寺沢集落9:15 乳房観音9:20 本仁田山11:20 瘤高山11:50 大根ノ山の神12:50 青梅線鳩ノ巣駅13:25
三本槍岳(1,917m) 那須連山
2017年10月1日
秋晴れを狙って那須の三本槍岳を登ってきた。”槍”と名がついているのでとんがった山なのかと思ったが、山の形からついた名ではなく、山頂が会津藩、黒羽藩、芦野藩の三藩の境であったことから各藩で頂上に槍をたてことが由来のようだ。
東北自動車道の那須高原SAのスマートICで降りて登山口の「マウントジーンズ那須」スキー場へ向かう。茶臼岳や朝日岳などの那須連山が青空にくっきりとした姿を見せていた。
今回は「マウントジーンズ」スキー場からロープウェイを使って往復する標準4時間の紅葉お手軽登山である。
駐車場は無料で、駐車場からは道の下のガードをくぐって行くとスキー場の入り口があ。通路にテーブルが置かれ登山者に対しては登山届けを書くスペースが設けられており、書いた登山届けはロープウエィ切符売り場に提出することになっていた。登山届けは受付で管理されており、往復の場合は帰着を申し出て登山届けを外すシステムになっている。
ロープウェイ山頂駅にはカフェレストランがあり、上は広場になっており、ドックランや周回散策路などもあり、左に行くと展望台がある。展望台からは三本槍岳は見えないものの、茶臼岳や朝日岳などがよく見渡せた。
展望台からリフト方向に戻り、そのまま右手に進んで行くと新展望台があり、左に曲がりながら先に行くと北湯に向かう周回コースと分れ、清水平、三本槍への登山が始まる。
ゆるやかな登りのブナやミズナラなどの樹林帯を10分ぐらい行くと左に鬼面山、茶臼岳、朝日岳などの那須連山を見ながらの真っ直ぐに続く明る大倉尾根の気持ちの良い登りになる。
左手には紅葉した朝日岳の山容を眺めながら右手に前岳を経由して赤面山方面への分岐を過ぎるとスダレ山への登りになる。
スダレ山を越えて下って行くと、清水平への分岐になる。
分岐を左に清水平方面に行くと、木道がある清水平の湿地を経由して朝日岳、茶臼岳への縦走路と熊見曽根を経由して三斗小屋温泉に至る登山道になる。
どんな感じなのか、ちょっと清水平が見渡せる地点まで行ってみた。鞍部に木道が続いていた。
ルートに戻ると、いよいよ三本槍の頂上への登りとなる。
三角点のある那須連山の最高峰、三本槍岳頂上の到着である。
30人くらいの女性のグループが上がってきて、頂上は溢れんばかりの賑わいになってしまった。ゆっくりコーヒーを飲んでいる雰囲気ではないので、眺めを楽しんでからそそくさと退散する。
秋晴れの中、そこそこ紅葉も楽しめた山旅だった。1,500mから上はすでに紅葉が楽しめるようた。
時間が早かったので那須高原のステンドグラス美術館を見学して帰路に着いた。 (S47年卒) 手島達雄
DATA
マウントジーンズ駐車場9:20 マウントジーンズ山麓駅9:25 マウントジーンズ頂上駅9:40 展望台9:45 登山口9:50 中の大倉尾根 赤面山分岐10:50 大岩11:10 清水平分岐11:15 三本槍岳頂上11:35 ロープウェイ山頂駅13:05
付録 那須ステンドグラス美術館(セント・ラファエル礼拝堂)
那須町高久丙1790 Tel0287-7111
三本槍岳(1,917m) 中の大倉尾根からの眺め 2017年10月1日
メールマガジン9月号 / 2017
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【1】秋の親睦会
【1】秋の親睦会
【2】DWV山行記録とOB会活動記録
【4】編集後記
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DWV年次山行記録一覧
DWV年次山行記録一覧 記念誌編集委員会作成 2017.9
OB会活動記録年史
0B会活動記録 年史 記念誌編集委員会作成 2017.9
秋の親睦会は中止になりました
台風18号の接近にともなって予定していた17日、18日の親睦会は中止になりました。またの機会にお会いしましょう。
OB会活動の過去記録に新たに画像を添付しています
1993年から1997年までのOB会の月例山行や親睦会などの活動に新たに画像を追加しましたので、ご覧下さい。1997年以降の活動につきましても順次画像を加えていく予定です。