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登山計画書(山行のしおり)を順次掲載していきます

DWV顧問だった飯島先生が保管されていた登山計画書(山行のしおり)をOB会が譲り受けました。1961年から1990年までにガリ版等で作成された60山行分ほどの資料になります。PDFファイルにデジタル化してホームページに年代順に順次に掲載していく予定です。掲載コーナーは「登山計画書」というカテゴリーにまとめて投稿の形で掲載して行く予定です。ワンゲル部年次山行記録にもリンクさせるようにしたいと思っています。

2017(平成29)年6月4日 第32回総会

小石川後楽園 花菖蒲園

涵徳亭にて定刻5時にOB会の総会は開催された。

中野氏の司会により2017年度総会が始まった。
冨樫会長のはじめの言葉

出席者は打矢之威、若井永、井上正己夫妻、佐藤八郎夫妻、飯島義信、金有一、千野光子(一郎)夫人、冨樫克己、長瀬 治、碓井達夫、二村謙次、手島達雄、中野 茂、柳澤孝嘉、生田 哲の計17名だった。 (敬称略)

今期総会の議題

  • 会計報告(中野)
  • 今期役員の提案(中野)
  • ホームページリニューアル開設と現状についての報告(手島)
  • 秋の親睦会の日程と場所について(中野)
  • OB会会則の改定について提案(手島)
  • OB会の30年史作製について提案(柳澤)
  • 会員の近況報告(出席会員は報告と欠席会員のハガキの紹介)

●決定事項については「お知らせ」のコーナー等でお伝えします

秋の懇親会での再会を期して今期総会は7時に記念撮影をして終了した。

メールマガジン5月号 /2017

獨協中学・高等学校ワ ンダー フォーゲル部OB会 オンラインマガジン 2017/ 5/25
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【1】Facebookと共有
【2】DWV近況報告 新村三千夫顧問から
【3】ゴールデンウィーク中の山岳事故
【4】ボルダリングのワールドカップ結果
【5】行ってきました 山行Now
【6】編集後記
【7】記事の募集とメールマガジンについて
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【1】Facebookと共有
 
「独協学園ワンゲル部ob会」の名称でFacebookに団体ページを設置しました。HP記事との共有も図っています。Facebookでは当面「獨協学園ワンゲル部アーカイブス」という名称でHPにある過去記録写真を順不同でアップしています。Facebookに登録のある方は「独協学園ワンゲル部ob会」または「@dwvob.jp」で検索し、フォローしてみて下さい。

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【2】DWVの近況報告 新村三千夫
 
部員数が増えることは嬉しい反面、山での安全確保には神経を使うようになりました。ここ数年は合宿だけでなく月例山行にもコーチとしてOBに同行してもらっています。
写真は5月7日に合宿の訓練として登った丹沢鍋割山です。高校生の部長以外は全員中学生という面々で、鍋割山荘で使う水を200Lほど歩荷しました。7月には奥多摩七ツ石小屋への訓練歩荷をやる予定です。
(DWV顧問 新村三千夫)山行の写真はこちらから
 
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【3】ゴールデンウイーク中の山岳事故
 
警察庁から5月12日、全国でのゴールデンウイーク中の山岳遭難事故についつての発表がありました。遭難件数は167件で、遭難者は190人に上ったということです。そのうち死者は27人、行方不明者は2人、負傷者は84人でした。死亡した人の数では、1994年以降で2番目に多かったということです。ちなみに1番多かったの2011年の31人だそうです。警察庁では事故が多かったのは「天候に恵まれたため、雪崩が発生して巻き込まれたり、滑落が増えたりしたためではないか」と分析しているそうです。
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【4】八王子でボルダリングのワールドカップが開催
 
2020年のオリンピックの競技種目にもなっているスポーツクライミングのボルダリングのワールドカップが八王子で開かれました。残念ながら男女とも1位は逃したものの男子は2位に21歳の楢崎智亜、3位に23歳の渡部桂太 、女子は27歳の野口啓代が2位に 、19歳の野中生萌が3位に入り、男女とも2位、3位を独占するという成績を上げています。
オリンピックではこの「ボルダリング」と「リード」「スピード」の3種目をそれぞれの選手が実施し、合わせた得点で順位が決定されるそうです。日本はボルダリングのランキングは1位、リードのランキングは4位だそうでメダルも圏内に入っているようですが、スピードについては競技する施設さえ出来たばかりでフィジカル的に弱い部分でもあり強化が急がれているようです。
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【5】行ってきました 山行Now
 
交通渋滞が予想されるGW期間中でしたが、電車だけで行って来られる山ということで日光の鳴虫山に行ってきました。日光駅から4時間程度の行程です。5月4日(2017年)
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昭和天皇や現皇太子も登った山でもあって、全山よく整備されています。今年はすでにシャクナゲも終わっている頃と思われますが、5月12日(2016年)の記録です。

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連続したはしごがとても印象的な栃木県の山です。バスの便が悪いので東北自動車道鹿沼ICから121号、240号で上久我の加蘇山神社からのスタートになります。4月27日(2017年)の記録です。

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【6】編集後記
 
来月4日にOB会総会が開催されます。出欠席の返信ハガキはもうお出しになりましたか。そのうちに出そうと思いつつ忘れてしまっていませんか。宜しくお願いします。6月4日(日)午後5時から小石川後楽園内の「涵徳亭」にて行われます。間際でも参加はOKだと思いますので、事務局 中野 090-3573-4429 まで連絡ください。  
 
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【7】記事の募集とマガジンについて

このメールマガジ ンは毎月1回(発行日は不定)、OB 会会員にお送りしているものです。次号以降配信が必要ない方は、メールでその旨お知らせください。また、記事はホームページにリンクしていますので、今後別のアドレスへの配信を希望される方はその旨連絡下さい。

本ホームページでは記事を募集しています。投稿・寄稿をどうぞお寄せ下さい。山行記録は当時のものでも個人の新しい記録でも結構です。当時の写真だけでも記録として蓄積したいと思っていますので、宜しくお願いします。山行記録のほかに、紀行文、コラム、近況報告などの直接投稿やメールでの寄稿もよろしくお願いします。

※投稿やお問い合わせは dokkyo.wvob@gmail.com 担当手島までお願いし ます。

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獨協中・高等学校ワンダーフォーゲル部OB会 オンラインマガジン 

DWVOB会HPアドレスは http://www.dwvob.sakura.ne.jp/wp 

掲載記事や画像などを許可なく転載することはご遠慮ください。 ⌘

DWVの近況報告

獨協学園ワンダーフォーゲル部は、かつてないほど部員数が増え、現在の現役部員は19名を数えるほどになりました。

部員数が増えることは嬉しい反面、山での安全確保には神経を使うようになりました。ここ数年は合宿だけでなく月例山行にもコーチとしてOBに同行してもらっています。
写真は5月7日に合宿の訓練として登った丹沢鍋割山です。高校生の部長以外は全員中学生という面々で、鍋割山荘で使う水を200Lほど歩荷しました。7月には奥多摩七ツ石小屋への訓練歩荷をやる予定です。    (顧問 新村三千夫)

本HP投稿記事をFaceBookと連携

本ホームページの投稿記事をFaceBookと連携させました。

FaceBookに「独協学園ワンダーフォーゲル部0B会」を設定しました。

投稿時にFaceBookとの共有設定により自動的にFaceBookと記事が共有化されます。FaceBookに登録のある方は「独協学園ワンダーフォーゲル部0B会」をフォローされますと新しい記事かタイムラインに上がります。今のところ過去記録写真など「アーカイブス」としてアップする予定です。お試し運用です。

鳴虫山(1,103m) 栃木県

2017年5月4日(祝日)

ゴールデンウイークなので比較的近場で電車だけでアクセスできる山を物色していて日光の鳴虫山に行き当たりました。日光宇都宮道路を走っていて鳴虫山トンネル、神ノ主山トンネルという名が印象的だったので、前からどんな山なんだろうかと思っていました。

東武日光線の特急は全席指定だったので特急券をネットで確認したところ満席で取れませんでした。ちょっとナメていました。しかたなく、急行を乗り継いで東武日光駅まで行きました。

東武日光駅です。
駅から見上げる女峰山と赤薙山

自宅を5時半に出て、8時16分に東武日光駅到着。男体山、大真名子山、女峰山、赤薙山などの日光連山がよく見えました。駅を出て間違えてJR日光駅まで行ってしまったので、20分くらいロスをしてしまいました。

鳴虫山ハイキングmap (東武鉄道ハイキングマッブから)

日光街道(国道119号)からの分岐点 ここを左に入って行く。

再度東武日光駅を越えて東照宮方面に進んで行きました。消防署を過ぎて国道を反対側に横切ります。しばらく行くと休憩所の四阿があり、そこが鳴虫山登山口への分岐になります。大谷川の支流を渡り、突き当たりを右に行くとすぐに鳴虫山登山口になります。

大谷川に突き当たったら左手にかかる橋を渡ります。

突き当たりを右に曲がったところが鳴虫山の登山口になります。

登山口から唐突につづら折れの山道になります。鳥居のある祠を過ぎて杉林の斜面を登って行きます。尾根に出ると842mの神ノ主山(こうのすやま)の頂上になります。

鳴虫山登山口
ジグザクに登って行きます。
鳥居の奥には祠があります。(天王山神社)

神ノ主山の頂上

急な登りが続き、いくつもの小さなピークを越えて気持ちのいい尾根道を進んで行きます。梢から日光連山も眺められます。

木の根が張り出した急登が続きます。カタクリやアカヤシオツツジの花も少し残っていました。

梢通しに日光連山が眺められます。

北側斜面にはカタクリの花もまだ残っていました。
鳴虫山の頂上

さすがにGWだからでしょう、たくさんのハイカーを追い抜いて行きました。1103.5mの鳴虫山の山頂にはすでに先行者がおにぎりなどを食べていました。休憩できるスペースはまだありましたが、この後どんどん人が上がって来るので場所探しも大変なことになりそうでした。10人くらいのグループが登って来たので、30分ぐらいで頂上を後にしました。

男体山の山開きは毎年5月5日になります。
アカヤシオツツジ

頂上直下から急下降がはじまります。長い急な階段もある尾根道を下りて行きます。1084mの合峰のピークを過ぎるとまた急登が連続します。下から上がって来る年配のパーティーがいくつかありましたが、ここを登って来るのはとても大変そうです。ここは絶対登りたくないなと思いました。

台峰
ロープを設置している崖のような下山路。

梢越しのまだ雪が残る男体山

独標へ登り返し、過ぎるとまた急な下りが連続します。ロープが設置してあるほとんど崖のようなところが続きます。

独標

ここまで来ると憾満ケ淵ももう少しです。

道が広くなってくると林道に出ます。鉄塔を超えて行くと日光宇都宮道路の下をくぐって行きます。道路は渋滞でノロノロ状態でした。

有料道路のガードをくぐります。

発電所脇を通って憾満ケ淵へ向かいます。水がとても綺麗でした。右手には「並び地蔵」(化け地蔵)というお地蔵様が台座の上に並んで安置されていました。初めて来ましたが、とても雰囲気のある所です。

数えるたびに数が違うという並び地蔵(化け地蔵)

憾満ケ淵
対岸にあったという不動明王の石像に対峙する四阿造りの護摩壇

慈雲寺の棟門

海外で紹介されているのか、大勢の白人の観光客が来ていました。「かんまん茶屋」は蕎麦が名物になっているようです。ソフトクリームも美味しそうでしたが、遅くなると電車が混んできそうだったので、やめて先を急ぎました。

憾満の茶屋 お蕎麦が名物のようです。ソフトクリームも美味しそう。
白人の観光客がとても多く英語での説明もありました。
発電所所員の官舎だったのでしょうか。レトロな木造住宅が並んでいました。

対岸の新緑も綺麗で、桜も咲いていました。

用水路脇の下草がとてもみずみずしく、いい感じでした。
大谷川の流れ

大谷川に沿って東照宮方向に進んで行きます。神橋まで来ると、溢れんばかりにたくさんの人が歩道にありました。湯葉の食事処などにも行列が、いろは坂方面への車道は大渋滞で全然動く気配がなく、さすがGWです。

おなじみ丘の上の金谷ホテル
神橋

東照宮へ向かう人波。駅までの道は人をかき分けるように、流れに逆らうように進んで行きました。

さすがGW、いろは坂に向かう自動車は日光駅の遥か彼方まで数珠繋ぎ状態で動く気配もなかったです。

まだ早い時間だったので幸い上りの特急の切符が取れました。東京までゆったりと帰れました。空席も結構ありましたが、栃木あたりから乗車する人も多く結局乗車率は100%だったでしょうか。


コースDATA

東武日光駅  (8:18)    8:28 日光街道分岐  8:38 鳴虫山登山口  8:43 天王山神社  8:50  神ノ主山  9:17 鳴虫山  10:22 合峰  11:37 独標  11:45 高速下  12:20    並び地蔵  12:25    憾満ケ淵  12:28    神橋  13:00 東武日光駅  13:35     (休憩見学等を含む)

S47年卒 手島

天城山 万二郎岳(1299m)  万三郎岳(1406m)

2016年5月12日

伊東駅 (天城東急リゾートシャトルバス) 天城高原ゴルフ場登山口8:50 万二郎岳9:40 馬の背10:00 万三郎岳10:35 下分岐10:40 片瀬峠10:50 ヘビブナ11:10    戸塚峠11:25 自由峠11:45 八丁池12:15 (昼食)  展望台13:10 向峠14:10 天城峠14:30 旧天城トンネル14:39 天城峠バス停14:40 修善寺駅


天城山は万二郎岳や万三郎岳などの連山の総称で、百名山にも数えられている自然豊かな山です。ブナやヒメシャラの大木やアセビやシャクナゲなど花も楽しめる山でもあります。

シャクナゲを期待して5月に登りましたが、残念ながら見頃は過ぎて少しだけ残っていた程度でした。天城山は昭和天皇や皇太子も登っている山で、そのためかもあってかよく整備されていました。

駐車場脇の天城山登山口 駐車場にはトイレもありました。
天城山は大きく美しいヒメシャラやブナがたくさんあります。
万二郎岳頂上
馬の背からはアセビやシャクナゲが自生する尾根を歩きます。

万三郎岳頂上

ヘビのように折れ曲がっている「ヘビブナ」と呼ばれるブナが斜面下にあります。

天城の瞳に例えられる火山湖の八丁池
八丁池にはモリアオガエルが生息しています。
展望台への階段 すぐ近くに立派なトイレがあります。
展望台から見た八丁池
展望台からの眺め
展望台からの眺め

谷をトラバースして行きますが、下から沢の音が次第に大きくなりわさび田が現れます。バスの時間に間にあわせるために駆け足で天城峠に向かいました。

幹肌も美しいブナの大木
ここが天城峠
旧天城トンネル

バスの時間にぎりぎり間に合いました。天城峠から狩野川沿いの414号線下田街道をゆっくりバスに揺られ、うとうとしながら修善寺駅に向かいました。

天城峠バス停

S47年卒 手島