「行ってきました」カテゴリーアーカイブ

天城山 万二郎岳(1299m)  万三郎岳(1406m)

2016年5月12日

伊東駅 (天城東急リゾートシャトルバス) 天城高原ゴルフ場登山口8:50 万二郎岳9:40 馬の背10:00 万三郎岳10:35 下分岐10:40 片瀬峠10:50 ヘビブナ11:10    戸塚峠11:25 自由峠11:45 八丁池12:15 (昼食)  展望台13:10 向峠14:10 天城峠14:30 旧天城トンネル14:39 天城峠バス停14:40 修善寺駅


天城山は万二郎岳や万三郎岳などの連山の総称で、百名山にも数えられている自然豊かな山です。ブナやヒメシャラの大木やアセビやシャクナゲなど花も楽しめる山でもあります。

シャクナゲを期待して5月に登りましたが、残念ながら見頃は過ぎて少しだけ残っていた程度でした。天城山は昭和天皇や皇太子も登っている山で、そのためかもあってかよく整備されていました。

駐車場脇の天城山登山口 駐車場にはトイレもありました。
天城山は大きく美しいヒメシャラやブナがたくさんあります。
万二郎岳頂上
馬の背からはアセビやシャクナゲが自生する尾根を歩きます。

万三郎岳頂上

ヘビのように折れ曲がっている「ヘビブナ」と呼ばれるブナが斜面下にあります。

天城の瞳に例えられる火山湖の八丁池
八丁池にはモリアオガエルが生息しています。
展望台への階段 すぐ近くに立派なトイレがあります。
展望台から見た八丁池
展望台からの眺め
展望台からの眺め

谷をトラバースして行きますが、下から沢の音が次第に大きくなりわさび田が現れます。バスの時間に間にあわせるために駆け足で天城峠に向かいました。

幹肌も美しいブナの大木
ここが天城峠
旧天城トンネル

バスの時間にぎりぎり間に合いました。天城峠から狩野川沿いの414号線下田街道をゆっくりバスに揺られ、うとうとしながら修善寺駅に向かいました。

天城峠バス停

S47年卒 手島

石裂山 おざくさん(879.4m) 栃木県

2017年4月27日

連続した梯子と鎖場が印象的な岩山と紹介されてる石裂山(おざくさん)に行ってきました。


東北自動車道を鹿沼ICで降り、121号線を経由して240号線の上久我の加蘇山神社を目指して車を進めます。石裂山の南西には賀蘇山神社という似た名前の神社が246号線沿いにあるので、間違えないよう気をつける必要があります。バスもありますが、1日2便程度なので、マイカーが便利でしょう。駐車場からの全行程は4時間程度になります。

弘宣寺というお寺を過ぎて少し行くと左手に石裂山バス停があり、その先に加蘇山神社社務所があります。手前にトイレがあります。山中にはトイレがないのでので、ここで済ませておくといいでしょう。車道は細くなり山道を5分ほど行くと広くなった路肩に15台程度とめられる無料駐車場があります。

駐車場を少し進んで行くと、右手に加蘇山神社鳥居があり石段を上ったところに神社があります。神社の左手に登山口があります。神社の石段を上がらずにそのまま車道を直進しても登山道と合流しますので、どちらでも大丈夫です。神社の鳥居脇と登山道入口脇の3本の杉の大木は栃木県指定の天然記念物になっいます。

鳥居の左右に控えるのは県指定の天然記念物の杉の大木

登山口への門にも杉の大木が控えます。

登山道は沢沿いの山道を登っていきます。全行程に石裂山回遊登山コースという道標もあり、梯子や鎖などよく整備されているものの、谷筋などでは道の選択には気をつける必要があります。

橋を渡り、小瀧などを見ながらしばらく進んで行くと竜ケ滝休憩所があります。滝を越えて先を行くと右手に「千本かつら」という加蘇山神社のご神木になっているという”かつら”の大木があり、その先が石裂山と月山との分岐点になります。石裂山へは左に進んで行きますが、帰りは月山を経由して右の道から帰ってくることになります。

竜ケ滝は雨乞いの滝とも呼ばれているようです。

竜ケ滝休憩所
加蘇山神社の御神木とされる「千本かつら」と呼ばれる大木

石裂山と月山との分岐点
中ノ宮跡
中ノ宮跡の東屋

中ノ宮跡の東屋を過ぎるといよいよ鎖場と梯子の登り下りが続くようになります。

梯子と鎖場が現れます。

鎖場を過ぎると「行者帰シノ岩」という名が付いている岩が右手に現れます。金属製のがっちりした梯子が付けられおり、その先に山の名前にもなっている石裂石という大岩があり、その岩穴の中に鳥居があり奥ノ宮の祠になっています。

写真の見た目よりも傾斜があります。

岩穴の中の奥ノ宮

奥ノ宮は行き止まりなので登って来た梯子を今度は降りて谷の左側に上がって行きます。

奥ノ宮の梯子を降りたら左手へ進む。

急斜面を根っこを手かがりにしながら登っていきます。金属製の梯子と階段を登り、ヒゲスリ岩をトラバースして行きます。広い斜面を上がり切るとと痩せ尾根になり登りきったところが東ノ剣峰になります。

東ノ剣峰の頂上

東ノ剣峰を過ぎるといよいよ梯子が5、6段ぐらい連続するこのコースのメインイベントが登場します。写真で見ると大変そうですが、あまり高度感はありませんので、踏み外さないようにさえすれば高所恐怖症の方でも大丈夫です。

コルからまた登り返して行くと道標の立つ西剣ノ峰に到着します。右に降りて行くと展望台に出られますが、進路は左に向かいます。降り立った所が御沢峠で、急斜面を左に行き分岐点を経由して左手に行くと三角点と木に石裂山と表示が貼ってある石裂山の頂上に出ます。あまり見通しは良くありませんが、日光連山も眺められます。ビンクのヤシオツツジもまだ咲いていました。

西ノ剣峰頂上
梢から覗くことができる日光連山
石裂山の頂上は結構狭いです。
月山との分岐点

分岐点まで戻りこのコース最後のピークになる月山方向に向かいます。月山までは0.4Km。月山頂上には石の鳥居があり、その先には半ば朽ちてしまってはいますが月読命を祀っているという祠があります。まだ11時前だったのでお昼には早い感じで、昼食は下山してとることにしました。昼食を山中で食べるなら、スペース的にはこの月山頂上がいいのかも知れません。月山からの下りは鳥居下から急下降します。

月山頂上
月読命を祀る祠

行きほどではありませんがいくつかの梯子や鎖場を通りますが、それほど急な所はありません。涸沢から小さな流れになった沢筋を何回か越えながら沢に沿って下りて行くと行くと、行きに通った分岐を経て竜ケ滝休憩所に着きます。

戻って来た竜ケ滝休憩所

石裂山回遊登山コースのスタート地点

加蘇山神社駐車場に戻り、車での帰路につきます。途中、上久我の小学校跡地にある蕎麦処「久我」によって昼食。平日でも営業しており、とてもボリュームがある美味しいお蕎麦が食べられます。まもなくゴールデンウイークで田植えが始まるのか、水のはった田んぼが光っていてきれいでした。

のどかな上久我の景色です。
そば処 久我
おろしたぬきそばは900円でした。 Tel / 0289 65 8787

コースDATA

(石裂山バス停) 加蘇山神社社務所(トイレあり) 加蘇山神社無料駐車場  8:00 加蘇山神社  8:05 竜ケ滝休憩所  8:33 千本かつら  8:39 中ノ宮  9:04 奥ノ宮  9:14 東剣ノ峰  9:52 西剣ノ峰  10:04 石裂山  1o:18 月山  1o:43 竜ケ滝休憩所  11:31 加蘇山神社駐車場  11:56

S47年卒 手島

ゴールデンウイーク前の上高地の様子

2017年4月24日

この時期ならではの雪を抱いた穂高を見たいと思っていた。1週間前からねらっていた連休前4月23日日曜日の長野松本地方の晴天という予報は崩れなかった。8時までには家に帰って来こなければならない都合がって滞在時間は4時間ほどしかなかったが、ゴールデンウイーク前のこの日しかないと日帰りで行って来た。

車窓から見た北アルプスには少し雲がかかっていたが、トンネルを抜けて大正池から見えた穂高には雲ひとつなかった。青い空にまぶしいくらいの白い雪がとてもきれいだった。見るだけでもったいないが、行って来てよかった。


金沢行き全指定席の北陸新幹線
浅間山の雪はもうほとんどなくなっていた
中央本線特急 しなの4号
日本三大車窓といわれる姨捨駅付近の景色
松本電鉄上高地線に乗り換え
松本電鉄上高地線車内

松本上高地往復割引乗車券
新島々駅改札
新島々駅改札を出て目の前がバスターミナル

韓国からと思われる観光客がたくさん乗り込んできた
沢渡駐車場は待合室などの施設が新しくなっていた
釜トンネルの入り口
去年の7月に釜トンネルのすぐ先に上高地トンネルが開通した

帝国ホテル前
上高地バスターミナルでバスを降りたらすぐ帰りのバス整理券をもらう

登山届け提出ポスト

メールマガジンでも紹介した山岳保険の自動販売機
ビジターセンター前の休憩所も外国人客でいっぱいだった
100円チップ(協力金)制のトイレ

河原のケショウヤナギのえんじ色も印象的だ

河童橋上は中国語、韓国語、タイ語  ?  など外国語ばかり
ゴールデンウイーク前でも大勢の団体客が来ていた

団体客はほとんど河童橋周辺に限られていたようだ

時間がないので今日は明神まで行ってみることに
2匹の猿が木の上に
しみず橋
明神岳

明神館はまだ営業していない

河童橋まで戻って、河童橋を眺めながら河童食堂で昼食  ここも中国からの人がいっぱい

上高地は外国からの団体客が大勢だったが、電車バスはさすがにゴールデンウイーク前なのでゆったりと座って行ってこられた。なにしろそうそうない天気に恵まれての1日だった。


DATA

上野駅6:22発 新幹線「かがやき501号」長野駅7:38着 7:45発 「しなの4号」松本駅8:35着  8:41発 松本電鉄上高地線 新島々駅9:12着 バスターミナル9:30発  上高地バスターミナル10:35着

上高地バスターミナル14:05発 新島々バスターミナル15:10 着 松本電鉄上高地線新島々駅15:25発 松本駅15:55着 16:04発「しなの15号」長野駅16:55着 北陸新幹線「あさま626号」17:09発 上野駅18:46着


S47年卒 手島

春の根子岳(2,207m)と四阿山(2,354m)

2017年4月20日

菅平牧場登山口(管理事務所割脇)8時 根子岳10時10分 分岐12時5分 四阿山12時半 分岐12時45分 中四阿山 登山口15時

この時期ならではの風景を求めて群馬と長野の県境にある百名山に数えられる四阿山に行ってきました。根子岳からの縦走です。思ったより結構な積雪でした。夏道が現れていたのは30%程度で、ほとんど深い雪面が広がっていたのでコースの選択と不安定な足場に苦労させられました。踏み抜くと膝上まですっぽりはまって抜けなくなるほどでした。ピンクのリボン指標も一部にしかついていなかったので根子岳以降ではトレースとGPSが頼りの登山になり、思ったより時間もかかってしまいました。

管理事務所前の駐車場
遠く北アルプスなどの中部山岳地帯の山々がいっぱいに広がります

牧場のフェンスに沿って登山道があります。
遠くの山々が展望的る東屋があります。
なだらかな山容の根子岳がすぐそこに見えます。
美しいシラビソの林が続きます。

森林限界を過ぎると雪はなくなり、笹と礫の裸地になります。

根子岳の頂上
すぐ向こうには四阿山が見えますが、だいぶ登り返さなくてはなりません。

根子岳から四阿山に向けて岩稜の痩せ尾根がしばらく続きますが、回り込む斜面にも雪がしっかりついていて足場がなかなか確保できず、かなり怖い思いをしました。

ルートを間違えて危うく落ちかけました。

根子岳と四阿山のコルから根子岳を振り返る。
樹林帯の中を四阿山へ向かう。

根子岳と四阿山、中四阿山との分岐点は広く平らな所です。

頂上直下のやせ尾根にはあやしい2種類の動物の足跡が続いていました。

浅間山は早くも雪が少なくなっています。
四阿山頂上の祠

四阿山登頂後、分岐点で昼食をとりました。ここで今日初めて登山者と会いました。四阿屋ホテルから上がってきたという2人の年配の男女のパーティーでした。

牧場近くになって薄暗くなった深い谷筋で一度沢を渡らなければならないのですが、橋もなく渡渉地点を探すのに行ったり来たりで時間を要してしまいました。

駐車場から直角に交わる道路を行った先に四阿山登山口があります。

S47年卒 手島


この四阿山はOB会月例山行で2005年10月の記録があります。

2005(平成17)年10月8日(土)~10日(祭) OB会月例山行 四阿山

金時山 (1,213m)  長尾山・矢倉峠ルート

2017年4月16日

東京駅八重洲口から6時50分発の桃源台行きの高速バスで金時山へ行ってきました。一昨年行った時にはまるで視界がなかったのでどこを登っているのかも分からなかったので、一度金時山からの富士山を見とかなくてはと思っていたので天気がいいことを見計らって2度目の登山です。前回は新宿から高速バスで行きましたが今回は行き帰りとも東京駅からの高速バスを利用しました。

乙女峠で下車し、乙女峠、長尾山から山頂を目指し、頂上からは明神ヶ岳との分岐を金時登山口に下るコースです。

9番乗り場から

乙女峠バス停前
林道入り口
登山道入り口

乙女峠上の休憩所

長尾山山頂

金時山頂上の茶屋がちょっと見える

金時山頂上直下

金時娘の茶屋
金太郎茶屋

有料トイレ 1回100円

公時神社への分岐

明神ヶ岳分岐のうぐいす茶屋
明神ヶ岳と金時山分岐 矢倉沢峠

明神ヶ岳、金時山への登山口

金時登山口
金時登山口バス停  箱根登山バスと高速バス共通のバス停

乙女峠バス停 8:35  林道入り口8:40  登山口8:43  乙女峠9:09 長尾山山頂9:30  金時山山頂10:08  公時神社分岐 10:44  矢倉沢峠(明神ヶ岳分岐)10:57  金時登山口バス停11:15

おまけ

間違えて桃源台からのバスを予約していたので、時間がだいぶあったので芦ノ湖の桃源台まで行ってみました。日曜日だったので金時山も結構たくさんの人が来ていましたが、芦ノ湖はすごい人出でした。海賊船から降りてくる人と乗る人で桟橋は人でいっぱいでした。

S47年卒 手島


金時山は現役DWVが2014年2月月例山行での積雪期山行記録があります。

2014年 月例山行 金時山

高尾山 (599m)

1号路 3号路コースで高尾山頂上へ

3月9日(2017年)

高尾山口駅10:50—1号路登山口10:55—金比羅台園地11:15—リフト山麓駅11:30—ケーブル駅11:35—たこ杉11:41—薬王院三門(3号路 4号路分岐)11:45—かしき谷園地12:28—高尾山山頂12:30

京王線高尾山口駅

ケーブルカー清滝駅
清滝駅前広場にある瀧行の修行場
1号路登山口
1号路は舗装された路ですが、勾配は結構あるので山門までは結構息が切れます。

1号路から少しはずれ金比羅台方向へ

金比羅台の展望台からは都心方向が見渡せられます。

1号路に戻ります。

1号路はリフト駅の上を通っていきます。リフトできた場合はこの駅から1号路に上がってきます。

展望台
ケープルカー高尾山駅

サル園
高尾山にある第二の大杉の蛸杉で樹齢450年とされています。

右に行くと4号路、少し先を左に行くと3号路です。

3号路分岐の左腰先には役の行者を祀る神変堂があります。

3号路は基本下りか水平の路です。

この辺からが登りになります。

頂上を環状に巡る5号路の交差点です。

3号路の終点、1号路にあるトイレに突き当たります。

頂上への広い坂道
見晴らしを良くするためでしょうか、不恰好に剪定してありました。

ビジターセンター

十一丁目茶屋で横浜方面を眺めながらタヌキそばで昼食

 

時間がないので、帰路は1号路でリフト利用して下山しました。

今年の薬王院の「火渡り」の神事は3月12日に行われるそうです。

階段がある男坂とスロープの女坂に分かれます。

駅ビル内にある京王高尾山温泉
京王線高尾山山口駅

下山終了

S47年卒 手島

丹沢 表尾根縦走 塔ノ岳(1,491m)

2017年2月19日(日)

丹沢表尾根を歩いてきました。冬季の丹沢は人も比較的少なく空気が澄んでいて景色もいいので、昨年も1月には大倉尾根をピストンし、3月には表尾根を歩いています。なんだかんだ去年からバカ尾根も3回目になってしまいました。

電車を降りて、あわてて昼食のおにぎりなどをコンビニで購入。バス停は冬季とはいえ、さすがに日曜日なので行列が出来ていました。7時55分発のヤビツ峠行きのバスは「路面の凍結で蓑毛までのピストン運行になっています。」というアナウンス!で蓑毛行きに変更。

並んでいた他の乗客の反応はほとんどなかったので、皆んな分かっていたようです。平静を装っていましたが、山道を1時間かけてヤビツ峠まで行くのかと思うとショックでした。目的地を大山に変えようかとも思ってしまいました。

バスを降りて、蓑毛からしかたなくヤビツ峠までの道を行きます。高校生の時はやはり蓑毛から行ったのではないでしょうか。

ヤビツ峠まで来ました。トイレをのぞいたら大便器にはどこも山盛りウンチが。水道が凍結してしまっているので流せないままになっているようでした。そのままスルーパス!!

頑張ってやはり表尾根を歩こうと富士見橋の登山口までの道を行きました。山側の路肩には雪が固まって残っていましたが路面はさほど凍結している風ではありませんでした。

雪は所々残ってはいましたが今回雪の上を歩いたのはほんの少しでした。泥道の方がよっぽど多かったです。午前中は富士山がとても綺麗に見えました。

ちなみに去年3月10日はこんな状態でした。同じところの写真を2枚。天気は良くなく見晴らしもないものの樹氷がとても綺麗で、幻想的な表尾根でした。(期せずして同じようなところを撮っていました。)

去年と違うところ。1時間余計に歩くことになったショックが大きいのか?ふくらはぎがこの時点で早くも疲労困憊。何人に抜かされたか分からないほどです。登山口の道路を同時に前後して歩いていた娘に「頑張りましよう」ってグミをもらってしまいました。(でも最終的にはこの娘よりも結構早く塔ノ岳に着いています)

こんな泥田のようになっているところが多かったです。

塔ノ岳(1491m)山頂です。全然雪がなく残念でした。すでに富士山も望めませんでした。去年に比べて30分近く遅れてしまったようでした。

おなじみの尊仏山荘です。

下山中、42年卒の長瀬さんから「自分のLINEのプロフィールに写真を貼ったよ。」と入電あり。(長瀬さんはLINE初心者です。)ソフトバンクからドコモにキャリアーを変えたら感度が良くなった感じです。「これから日曜恒例の銭湯へ行ってきや〜す。ご安全に帰宅してね。」と・・・。

16時45分、大倉バス停着。                             (47年卒  手島)

伊予ヶ岳 (千葉県南房総市) 336.6m

2017年2月5日

千葉県南房総市にある山で千葉県にあって唯一名前に岳が付く山で伊予の国の石鎚山に似ているということから伊予ヶ岳の名前が付けられたようです。房総のマッターホルン?と言われているようです。だれがそんなこと言い出したのでしょう。マッターホルンというよりスフィンクスのようです。300m程度の山ではありますが、ちょっと魅力的な山容でもあるので行ってみました。2時間弱で行って来られる山ではありますが、岩場があったり、そこそこ急登だったりして楽しく登ることができました。2017.2.5


アクアラインで袖ヶ浦に渡り、富津館山自動車道で鋸南富山ICを下り184号線を進み、道の駅「富楽里とみやま」の手前を左折し県道89号に入ります。平久里中の交差点を左折するとすぐ左手に鳥居があるのでそこを入って行きます。平群天神社の入り口になります。右手にトイレと登山者専用の駐車場があります。

県道からの伊予ヶ岳の山容
県道沿いにある天神社の鳥居
神社の屋根の上に伊予ヶ岳の頂上が見えます

伊予ヶ岳登山口

伊予ヶ岳から見える富山

ロープや鎖が張られた岩場が結構続いて南峰頂上に出ます。

柵で岩場の先までは行かれないようになっていました。北峰からは南峰の 割れた先端の岩場が見えます。

南峰から見た北峰
北峰から見た南峰の頂上
北峰の三角点

前に6人ほどのグループがあったので鎖場で待ち時間があり、予定より時間がかかってしまいました。

8時半  天神社発—  9時  東屋—  9時南峰頂上  9時20分  北峰頂上—10時  天神社帰着    (47年卒 手島達雄)

守屋山 (1,654m) 立石コース

1月24日(2017年)

1969年10月の秋山山行の記念写真

「守屋山山頂には赤トンボがたくさん飛んでいた。」1969年10月、高校1年生の秋山で行った守屋山の記憶はそれだけでした。いや、当時の記録写真を見るまではその記憶や守屋山の名前すら忘れていました。守屋山ってどんなところだったのか。

もう一度行ってみようと、夜が明ける前の中央高速を諏訪iCまで飛ばしていきました。

守屋山は諏訪市と伊那市との境にあり、八ヶ岳をはじめ南アルブス、中央アルブス、北アルプスを望むことができる山で、諏訪大社の神体山とも言われています。

当日は晴れるものの、各地で今年一番の寒さが予想されていました。インターを降りて、両脇に雪が残り凍りついている路肩に気をつけながら登山口のある杖突峠を目指し高遠方面に道をとります。所要時間は30〜40分くらいだったでしょうか。峠付近から尾根に沿って登るコースを予定していましたが、ポイントを見つけているうちに峠を越えてしまいました。峠を下りた所の片倉に東通リゾートと看板のある駐車場で登山の用意をしている人を見かけたので登山口を聞いてみました。守屋山立石コースはすぐそこで、車はそこに駐めても大丈夫いうことでした。

駐車場から峠方向に20〜30mくらい戻った所に守屋新道立石コースの看板が立てられていました。このコースはいろいろな岩を巡りながら側面を沿うように東峰の尾根筋に上がっていくコースと直ぐに尾根に上がって行くコースがあるようです。岩を巡るコースを選択して雪道を進んで行きました。

国道脇から雪がしっかり積もっていました。下の方では凍りついている所もありましたが、アイゼンなしでも問題なく歩行できる状態でした。(10本歯のアイゼンをつけて登っている人もいましたが。)途中、ぜんぜん積雪がない所もありました。上の方は全て雪道でしたが、凍ってはいないしそれほど圧雪になっていなかったので歩きやすかったです。寒かったせいかぬかるんでいる所もありませんでした。

亀岩

亀石、御陰核岩、立石、十文字岩、鬼ケ城などの岩を経由して一休平へ。

御陰核岩

鬼ケ城
橅難観音
一休平

一休平からは試練坂(息切坂?)を経て1631mの東峰に登って行きます。風がつきささるように寒くフェイスマスクを着けているのでより息切れしました。

1ヶ月近く風邪が治りきらずトレーニングがまるで出来なかったので筋肉も心肺機能も落ちていた体には本当に試練坂(息切坂)でした。

守屋山東峰(1631m)

東峰の下方には守屋神社奥の院がありました。当時からあったのでしょうか。

守屋神社奥の院

東峰をしばらく下り、再度本峰へ登り返します。頂上の肩にはラビットハウスという避難小屋がありました。

避難小屋付近のさざれ石
山頂避難小屋
ラピッドハウス内部

避難小屋から5分くらいで1,650mの守屋山頂上です。からだが鈍っていたので駐車場から2時間近くかかってしまいました。

肩の小屋から山頂を望む
守屋山頂上(1,650m)
頂上から諏訪湖を望む

残念ながら頂上から八ヶ岳やアルプスはほとんど見ることは出来ませんでした。ただ眼下の諏訪湖と諏訪の町がとても綺麗に見えました。

頂上はもっと広かったと思っていましたが、意外と狭かったでした。当時は無雪期だったので肩の所までなだらかなカラマツ林が広がっているので頂上と合わせてイメージしていたようでした。

帰りも同じコースをたどり、アイゼンなしで1時間くらいで帰着することができました。今年初めての足慣らしの山行でした。

2017年1月25日  昭和47年卒 手島

2016年登り納め(パノラマ台)

2017年12月30日

暮れも押し迫った12月30日。2016年の登り納めは、富士山が良く見える御坂山塊のパノラマ台(標高1325m)に行ってきました。登山口から1時間少しで登ることができ、寒い冬でもお手軽ハイキングを楽しめる場所でした。

県営精進湖駐車場に車を停め、10時に歩き始めます。

登山口はパノラマ台入口のバス亭から階段を上がっていきます。山腹に付けられた道を登っていきます。左側の木々の間から富士山を望み、精進湖が徐々に全体の姿を現し、高度が上がって行くのが分かります。

精進湖

何回かジグザクを繰返し、左に登って行くと少し開けた場所から、大室山を抱いた子持ち富士が正面に鎮座しています。ここで小休止をとります。

大室山を抱く富士山(子抱き富士)

山道を登って行くと右手に三方分山からの稜線が見え始め、根子峠からパノラマ台へと続く稜線が見え始めます。

三方分山

二か所の橋(桟道)を過ぎると、根子峠に到着です。この橋の下にもう一つ橋があります。

桟橋

三方分山からの稜線に出ました。根子峠に到着です。尾根の反対側から木々の間越しに南アルプス北部の白峰三山や甲斐駒ケ岳の山々の白い峰々が見えます。

根子峠
白峰三山(右から北岳、間ノ岳、農鳥岳) 一番右に甲斐駒ケ岳(写真では見えませんが)

標識に従って左に10分程度進むと旧下部町方面への道が分岐している場所です。道標には「千円札の逆さ富士」の撮影所の標識がありました。ここからパノラマ台までは目前です。

下部町への分岐

広い台地の左手に東屋が見えるとパノラマ台に到着です。正面に富士山がドーンと大きなすそ野を広げています。

パノラマ台から右側の山々です。南アルプスの赤石岳や悪沢岳、聖岳が白く輝いています。

右から赤石岳、悪沢岳、聖岳

本栖湖の上にダイヤモンド富士で有名な竜ヶ岳と雨ヶ岳が見えます。元旦の朝は、竜ヶ岳が混みそうです。

本栖湖と竜ヶ岳(左)、雨ヶ岳(右)

今度は、パノラマ台から左側の山々です。

富士山から左側の景色

富士山の左下には青木ヶ原の樹海、左手に精進湖と西湖、遠くには河口湖まで望めます。

足和田山、西湖の奥に河口湖

御坂山塊の山々では、三つ峠山から十二が岳、鬼が岳、王岳、三方分山などが一望です。

右から十二ヶ岳、王岳

三方分山の左奥には瑞牆山と金峰山をはじめとする奥秩父連山から大菩薩連嶺も見えます。正にパノラマ台の名にふさわしい絶景が広がっています。

遠くに奥秩父連山
瑞牆山(右奥)

ゆっくりと景色を満喫し、13時に駐車場に戻って来ました。帰路、富士吉田の名物「吉田うどん」を食べてから帰ってきました。

今回は、お天気にも恵まれ、期待していた雪山ではありませんでしたが、短時間で登れパノラマ台の名にふさわしい景色を眺めることができました。

(昭和46年卒 碓井)