「高山植物」カテゴリーアーカイブ

ウサギギク

キク科ウサギギク属(Arnica unalascensis var. tschonoskyi)

本州中部以北・北海道・千島列島・アリューシャン列島の亜高山帯から高山帯に分布。草原地帯に自生する。花茎は1本立ち。葉は厚みがありウサギの耳の形に似るところから名付けられている。

花色 黄色 草丈 20センチ〜 30センチ花期 7月〜8月

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エンレイソウ

ユリ科エンレイソウ属(Trillium smallii)

東アジアのサハリン、南千島や日本の北海道から九州に分布する。低地や山林のやや湿った場所に自生する。

3枚の輪生の大きな葉を広げ、葉の中心から短い花柄が伸び、小さな花をつける。根茎は古くから胃腸薬や催吐剤などに用いられる。

花色 草丈20センチ〜50センチ 花期4月〜6月

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ハッポウワレモコウ

八方尾根で8月に撮影

バラ科ワレモコウ属(Sanguisorba hakusanensis x S. officinalis)

ワレモコウ  と カライトソウ  の混雑種で、八方尾根に多いことから名前が付く。ワレモコウより花穂が長く、花が上から咲き、雄しべが萼より長く突き出る。

ワレモコウは北海道から九州までの日本列島、朝鮮半島、中国大陸、シベリアなどに分布しており、アラスカでは帰化植物として自生している。

花色 茶色 ピンク 草丈 60センチ〜100センチ 花期8月〜9月

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チゴユリ

イヌサフラン科チゴユリ属(Disporum smilacinum

東アジアの日本・中国・朝鮮にかけて分布し、日本国内では全国に見られ、落葉樹林の木陰に自生する。

花色 白 液果は黒色 草丈15センチ〜30センチ 花期4月〜6月

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ミミガタナンテンショウ

サトイモ科ナンテンショウ属( Arisaema limbatum Nakai var. ionostemma ( Ohashi et J. Murata)

本州や四国の葉や山地の林に分布し、照葉樹林などの腐植質に富んだ肥沃なやや湿った林下に自生する。

マムシグサに似るが、仏炎苞の口辺部が耳たぶのように張り出している。

花色(仏炎苞) 茶色 草丈 30センチ〜80センチ 花期 4月〜5月

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イヌブナの虫コブ

高尾山で撮影

ブナハベリタマフシ(葉上にできた緑色の丸い玉)

ブナやイヌブナの葉にできる虫コブ(虫えい)。虫コブの中にはタマバエの1種の幼虫が1匹入っており、7月ごろに最大になり、9月頃に中の幼虫とともに落下する。幼虫は虫コブの中で蛹化して越冬し、翌春に羽化する。

ミヤマアズマギク

早池峰山で撮影
八方尾根で撮影

 

ヨモギ科ムカシヨモギ属(Erigeron thunbergii subsp. glabratus

東アジアと日本の北海道〜中部地方以北の高山帯の乾いた礫地や草地に生える高山植物でアズマギクの亜種。

花色  ピンクで花芯は黄色 草丈10センチ〜15センチ 花期7月〜8月

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