ナンブアザミ節タチアザミ亜節( Cirsium ugoense)
秋田付近のことを羽後と呼び、そこに咲くアザミでウゴアザミ。
青森県の八甲田山から山形県の朝日連峰の亜高山~高山帯の開けた草地に自生する固有種。茎は直立し,時に数回上部で分枝し、頭花は単生あるいは数個が疎らな散房状に付き,直立あるいは斜上する。
花色 ピンク 草丈 30センチ〜150センチ 花期 7月〜8月
ナンブアザミ節タチアザミ亜節( Cirsium ugoense)
秋田付近のことを羽後と呼び、そこに咲くアザミでウゴアザミ。
青森県の八甲田山から山形県の朝日連峰の亜高山~高山帯の開けた草地に自生する固有種。茎は直立し,時に数回上部で分枝し、頭花は単生あるいは数個が疎らな散房状に付き,直立あるいは斜上する。
花色 ピンク 草丈 30センチ〜150センチ 花期 7月〜8月
ナンブアザミ節ミネアザミ亜節(Cirsium alpicola)
青森県津軽地方と北海道・道南地方に分布し,高山草原や山地の林縁に自生する固有種。茎は上部で分枝し,枝は広角度に伸び、頭花は2−5個が密集して直立あるいは斜上する。
花色 赤紫 草丈 70センチ〜200センチ 花期 8月〜9月
ナンブアザミ節ヤマアザミ亜節(Cirsium microspicatum)
東北地方南部から近畿地方の主に太平洋側に分布し、常緑樹林や夏緑樹林の林縁など主に山麓部に自生する固有種。茎は直立~斜上し、中部以上でよく分枝し枝は鋭角的に伸びる。
花色 ピンク 草丈60センチ〜100センチ 花期9月〜11月
ナンブアザミ節ダイニチアザミ亜節(Cirsium babanum)
和名の”大日”は白馬大池の背後にそびえる小蓮華山の旧名の大日岳に因んでいる日本固有種で、北アルプス白馬岳周辺と妙高山系天狗原山に分布し、亜高山から高山の水湿地に自生する。花茎に1個または2個花をつけ、花頭は重みで傾むいて下がる。
花色 赤紫 草丈 30センチ〜70センチ 花期 8月〜9月
ナンブアザミ節ナンブアザミ亜節ノリクラアザミ列( Cirsium otayae)
妙高山系,北アルプス北部,白山山系(新潟,長野,岐阜,富山,石川の各県)など分布する固有種。茎は直立または斜上し、上部でわずかに分枝するかあるいは単純で分枝しない。頭花は数個が疎らな総状花序に付くか単生し,長い柄の先に点頭する。
花色 赤紫 60センチ〜150センチ 花期 8月〜10月
ケシ科キケマン属( Corydalis incisa)
日本全国に分布する。主に低地の林縁や草地などの直射日光の当たらない場所に自生する。
花色 赤紫 草丈 30センチ〜50センチ 花期 4月〜6月
サクラソウ科ツマトリソウ属( Trientalis europaea )
北アメリカ、ヨーロッパ、シベリア、アラスカ、朝鮮半島等の温帯及び寒帯に広く分布する。日本では北海道、本州、四国に分布し、亜高山の草地、半陰地、林縁に自生する。
花色 白 草丈 10センチ〜15センチ 花期 6月〜7月
キキョウ科ツリガネニンジン属( Adenophora triphylla var. japonica )
樺太、千島列島、日本では北海道から九州にかけて広く分布する。日当たりの良い山野、山地の草原などに自生する。
花色 ピンク 草丈 40センチ〜100センチ 花期8月〜10月
シソ科イヌハッカ属( Nepeta subsessilis )
北海道、本州の中部地方以北・奈良県、四国の石鎚山に分布する日本固有種。亜高山帯の草地や深山の渓流沿いなどに自生する。
花色 薄紫 草丈 50センチ〜100センチ 花期 7月〜8月