月例山行 日光 茶の木平 半月山1735m
中禅寺湖を渡ってくる風は冷たく、日陰の登山道では,、霜柱が解けもせず成長を続けているようです。午前中の男体山の山頂付近は、霧氷でしょうか、白っぽかったのですが、午後には消えていました。対岸の戦場ヶ 原,高山は褐色の世界、そして、その奥に聳えるように白銀の日光・白根連峰が・・・.登山中常に眺望できるこのモノトーンの大パノラマも、前景に赤く色づいたナナカマドの実を配すと、晩秋ということがつくづく感じられます。
出会った登山者は、たった一人。「大変ですね」と言った言葉の意味が、その後よく分かりました。見えている次のピークに達するには、必ずいったん下りなきゃ駄目なんです。何度くり返したことか・・・。総歩行時間6時間30分に渉る静かな展望の良い山です。(常盤 記)
東武日光駅-バス50分→中禅寺温泉-55分→茶の木平-55分→第一駐車場-40分→半月山-20分→半月峠-40分→狸窪-35分→立木観音-20分→中禅寺温泉-40分→東武日光駅
参加者:金 有一(現顧問),井上正巳(’57年卒)、千野一郎(’58年卒)、佐藤八郎,常盤雪夫(以上’60年卒),富樫克己(’68年卒),中野 茂(’74年卒),園田尚正(特別参加)