皆川完一先生は平成23年10月旅先にて急逝されました。享年83歳でした。心よりご冥福をお祈りいたします。
先生は、昭和28~32年の5年間獨協学園で日本史講師として在職され、退職後は東京大学史料編纂所教授、愛知学院大学教授、中央大学教授を歴任されました。正倉院文書研究の泰斗だったそうです。
先生は獨協在職中、ワンダーフォーゲル部(昭和30年創部)の顧問として北村良三先生とともに学生指導に当たられました。
ワンダーフォーゲル部創部の前年(昭和29年)12月末に、当時本高校2年の金子隆司 君と戸山高校生(伊豆野英二君、島田敏彦君、今井康彦君)の計4名 が北アルプス・西穂高岳で遭難する事故があり、北村、皆川、金子助手(歴代顧問)の3先生が現地で遭難対策作業にあたられました。皆川先生が記された所感 と北村先生の報告は学園文芸誌に乗っていましたので転載してありますので参照ください。
DWV顧問 飯島義信