今年の富士山登山者(環境事務所報告から)

今年の富士山の登山者数が環境省関東地方環境事務所から発表されました。
環境事務所では平成17年から各登山コースのそれぞれ8合目付近にカウンターを設けて登山者数を計測しており、今年度の結果がまとめられました。それによると今年の7月1日から9月10日までの登山者数の合計は約24.8万人だったそうです。
富士山の登山者数は平成22年の32万人をピークに減少傾向が続いており、昨年度は23万人だたので今年は1.4万人増ということで減少傾向に少し歯止めがかかったという状況のようです。海外からの登山者も割合として大きいのではないかと思われますが、世界遺産に登録されても登山者数は増加してはいないようです。
政府がユネスコに提出した世界遺産登録継続のための保全策にれば2018年7月までに努力目標としての1日あたりの適正な登山者数を算出するとしていますが、適正な登山者数をどれくらいに設定することになるのか悩ましいところでしょう。
コース別だと吉田ルートが約15.1万人、須走コースが約2万人、御殿場ルートが約1.5万人、富士宮ルートが約5.9万人というこでした。吉田ルートからの登山者が毎年多いようですが、その差は広がってきているようです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です