栃木県教委による「学校安全登山のための取組」

栃木県教育委員会は20018年1月9日に先の春山安全登山講習会での雪崩事故を教訓として以下のような学校安全のための取り組みを発表した。

  • 登山計画作成のためのガイドラインを策定する。
  • 登山計画審査会に外部審査員を加えて審査内容の充実を図る。
  • 公益社団法人日本山岳ガイド協会が運営する登山届受理システム「コンパス」による登山届けの提出と共有化を図る。
  • 高校生の登山の実施状況等の確認と情報共有のため連絡協議会を設置する。
  • 経験のない、あるいは経験の少ない山岳部顧問対象の新任顧問研修会と一般登山部顧問に対しての研修会を実施する。
  • 国立登山研修所主催による安全登山普及指導者中央研修会、新設された高等学校等職員研修コースと高等学校等安全登山指導者研修会、全国山岳遭難対策協議会にも顧問を派遣するなど指導者の資質の向上を図る。
  • 経験の浅い登山部顧問が引率する場合で登山計画審査会においてガイド等の同行が望ましいと意見が付された場合は現地山岳ガイド等の専門家を派遣する。
  • 安全な登山に資するため指導者・生徒のためのハンドブックを作成する。
  • 安全登山のためビーコン、プローブ、シャベル、衛星携帯電話などの装備を貸し出す。
  • 春山安全講習会に参加した高校にスーパーバイザーを派遣し、太田原高校にはスクールカウンセラーを配置する。

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