御前山(1,405m)

2018年4月12日(木)

3月には三頭山、今月に入って浅間嶺を登ってきましたので、それに続く奥多摩シリーズとして今回は春の御前山を歩いてきました。

奥多摩駅から「鴨沢西」行きのバスでトンネルとトンネルの間にある境橋バス停を降り、少し戻った所に体験の森入口と表示のある林道入口があります。しばらく林道を行き、とヤマメの養魚場(種苗生産施設)を過ぎてさらに先を行くと左手に栃寄沢に沿って登って行く登山口があります。

登山道入口

小さなわさび田があります。

ハシリドコロ
ヨゴレネコノメ

エイザンスミレ
マムシグサ?
ニリンソウ

樹齢何百年という樹木もたくさん見かけました。これはカツラの巨木。
斜めに大滝(ゴハンギョウの滝)が見えてくると、林道の合流点になります。
ヒナスミレ
ヤマエンゴグサ
アズマイチゲ

コチャルメソウ

林道を上ってくとトイレなどもある体験の森の入り口になるトチノキ広場(823m)になります。林道と登山道が交差する御前山に続く森で、各ポイントごとに番号が振られており、現在地がわかりやすく表示されていました。

カツラの巨木

カラマツ広場の休息所周辺にはたくさんのカタクリが足の踏み場もなく自生していました。咲いていたカタクリにはわずかでしたが、誰かが小枝で踏みつけられないように囲いをしてありました。花はまだ付けられない年生の浅いカタクリがたくさんあったので立ち入りを制限が必要でした。(体験の森管理者あてにメールしました。)

頂上直下の避難小屋

避難小屋には水場もありましたが、あまり美味しくありませんでした。ひと登りして御前山頂上です。

奥多摩の山ではどこでも標識を新しくするようで、ここでも穴が掘ってありました。

頂上下の富士山が見えるかもポイントで昼食です。富士山は見えませんでした。見えるのは三頭山でしょうか。

御前山から惣岳山への道にはカタクリがたくさん自生しているということで柵が設けられていました。カタクリはちらほら咲いていました。

御前山を下って、ひと登りすると惣岳山頂上です。

ここからは結構急な下りが始まります。

下に奥多摩湖も見えてきました。

コバイケイソウの群落

急なところも多く登りはきついですが、明るく気持ちのいい大ブナ尾根の下りです。

サス(指)沢山は奥多摩湖を見渡す展望台があります。

ここから、ロープも張られているさらに急な下りが連続します。

途中展望台が数カ所あります。

左がせき止められたダム湖で右がかなりの落差があります。覗くとちょっとビビります。

奥多摩水と緑のふれあい館前が奥多摩駅行きのバス停になっています。奥多摩水と緑のふれあい館には売店とレストランが併設されています。               S47年卒 手島


コースDATA

奥多摩駅(8:42  鴨沢西行き#2バス停) 境橋バス停8:50 登山道入口9:10 わさび田9:24    栃寄沢 皆伐地9:45    カツラの巨木9:50    ゴハンギョウの滝10:05    トチノキ広場10:10 カツラの巨木10:50    カラマツ広場11:00 避難小屋11:35 御前山11:50(昼食を含む) 惣岳山12:40 サス沢山13:25 小河内ダム休憩所14:20 奥多摩湖バス停14:30

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です