2018年5月17日(木)
今年は花の季節が全般的に2週間くらい早く進んでいたが、尾瀬の雪解けも早く進んでおり、ミズバショウも2週間ほども早くなっているようだ。
鳩待峠から山の鼻、尾瀬ヶ原の木道上に雪はなくなっていた。至仏の雪も少なく、GW以降は6月いっぱいまで登山禁止になっている。前日の16日にはビジターセンターが開所し、18日からは鳩待峠の交通規制が始まることになっている。
天気予報はあまり良くなかったが、今シーズンでミズバショウの咲いている尾瀬ヶ原を静かに歩ける最後のチャンスかと思って出かけた。
尾瀬戸倉の尾瀬第一駐車場は1日100円だが、鳩待峠の駐車料金は2500円と高い。下に止めて乗合タクシーで往復しても値段はさほど変わらない。
車を降りたら、すでに雨がパラパラと降ってきた。下り坂の天気予報だったのでレインウエアを上下とも着込んで出発した。
木道脇にミズバショウが咲き出していた。
山の鼻に着く頃には雨は本降りになっていた。
燧どころか至仏も雲に隠れていきそうだった。たまに人が行き過ぎるだけの静かな尾瀬ヶ原だ。
雨足が強くなったものの、中田代の「下の大堀川」までは行こうと思っていたが、燧方面からズズズズーと低い音。初めは飛行機の音かなと思ったが、連続して鳴り出したのは雷だと分かって、思わず傘を窄めてしまった。
雨なら我慢できるが、雷はちょっと怖い。無理したってしょうがないので、断念して「山の鼻」へ引き返すことにした。
尾瀬山荘でコーヒーを注文。ひきたてのコーヒーはとてもうまかった。
折角なので研究見本園を一回り。ここのミズバショウは見頃の感じだった。ミズバショウは原から咲き出しているということだったので、尾瀬のミズバショウの見ごろはすでに過ぎてあと1週間くらいなのかも知れない。
見本園を1周して、鳩待峠へ戻る。雨で鳩待峠までの木道は小瀧のようになってしまっていた。
車の中で汗と雨で濡れた物を着替え、靴を履き替えたら両足がつってしまって身動きが取れなかった。考えて見たら汗ビッショリになっていたが、大した高度差はなかったのであまり水分ミネラルを補給していなかったのが原因だったようだ。帰っても筋肉痛はまだ続いている。
S47年卒 手島
コースDATA
鳩待峠駐車場8:20 鳩待峠8:30 山の鼻9:15 牛窪手前9:40 山の鼻9:50 10:15 研究見本園周遊 山の鼻10:40 鳩待峠11:25 鳩待峠駐車場11:30