2019年10月24日(木)
低気圧や台風からの湿った空気の影響で降雨が近づいてはいたものの前日の24日は曇りの予報だったので、紅葉を求めて那須連山の茶臼岳や三本槍岳は行ったことがあったものの、三斗小屋温泉や朝日岳をには行ったことがなかったので、ロープウェイを使って茶臼岳から三斗小屋温泉、朝日岳を回る行程で新幹線「なすの」に乗り込みました。
那須塩原駅西口の2番乗場から那須ロープウェイ行きの関東自動車のバスが出ます。車内で2日間有効のフリーパスが買い求められます。往復バスを利用するならフリーパスの方が200円お得で、往復ロープウェイを利用するならロープウェイの料金も安くなるというものです。
バスはガラズラ。那須の場合、登山者の多くは自家用車のようです。バスは黒崎駅を経由して1時間ほどかかってロープウェイ駅に到着します。バスの運転手は「昨日は少し暑いくらいだったが、今日は寒くなったね。」と。途中から道路は濡れてきていて、ガスが立ち込めてきた。
山麓駅に着いたら辺りはホワイトアウト。さて、切符は計画の通り片道にするか往復にするか迷う。こんな状態では行ってもしょうがないか。
片道では割引がなく、往復を買っておき使わなかった場合は手数料は取られるものの200円は払い戻しがあるということで、とりあえず往復切符を買い求めることにした。
薄ら紅葉している木々を感じる?ことはできるものの、ほぼホワイトアウト状態。頂上駅からは樹木は見られず火山礫や火山岩の中を登っていくことになのます。
ロープウェイの乗客はほ観光客。頂上駅ではガスではなく小雨になっていました。
大きな岩なんかもありました。御嶽山の噴火でも軽トラ程度の岩が降ってきたという証言もありましたが、こんなのが噴石として飛んできたんでしょうか。
1時間弱で茶臼岳に到着。
三角点は頂上の少し下にあります。鳥居を通り越して祠の先に頂上の標柱が立っています。
ガスって何も見えないものの、雨の降りそれほどでもなかったのでぐるっとお鉢巡りをして峰の茶屋跡まで行ってみることにしました。
ガスの中、遠くから子供達の声が聞こえてきました。硫黄鉱採掘跡で小学生の集団登山とすれ違いました。何クラスもの子が挨拶をしてくるので閉句しました。この頃から風も強く雨も小雨ながら激しくなってきました。
峰の茶屋跡に建つ避難小屋に到着です。
中で軽い昼食をとることにしました。中には同じグループの人たちが昼食をとっていました。ものすごい風が吹いていました。
天気の状況は悪くなっていましたが、折角なので朝日岳まで行って戻ってくることにしました。
少し先をいくと植物が生えている山道に変わりました。ほっとする感じです。しかし、すぐ先からは大岩が続く岩稜地帯に変わりました
これ以降、写真を撮っているような状況でなくなったので写真撮影は中断。・・・・
この頃から特に風が強くなり、横殴りの雨に変わりました。恵比寿大黒から先を行くと手すりに鎖がかけられた尾根を行くことになりました。火山灰のつるつる滑る粘土や大岩が続く岩稜地帯。風は飛ばされそうになるくらいに強くなっていたので、分岐手前で引き返すことにしました。
峰の茶屋跡の避難小屋まで戻ってきました。このまま直接ロープウェイ麓駅まで下山することにしました。
あっという間に登山口に到着。登山届けのポストも設置されていました。観光客以外は乗用車で来てここに車を止めて登っていく人がほとんどなのではないでしょうか。
途中で滑って尻餅をついてしまいました。
ロープウェイ駅では50分くらい時間があったので、ストーブで衣服を乾かすことが出来ました。
紅葉どころか10m程度の軽機しか見えず、雪に変わるのではないかと思うほどの雨と風だった。
コースDATA
RW山頂駅(10:10)・・茶臼岳(10:50)・・お鉢めぐり・・峰ノ茶屋跡11:30[休憩 20分]・・恵比寿大黒12:03・・朝日岳分岐手前12:20・・峰ノ茶屋跡12:35・・登山口13:04・・RW山麓駅13:18 バス14:23発