2020 1/16(木)
笹尾根は三頭山付近と浅間峠より高尾山までは歩いたことがありますが、西原峠より浅間峠までの区間はまだ踏破していないため今回、歩いて来ました。
平日の武蔵五日市駅7時19分発の数馬行き始発バスに乗りました。途中、計約20名の小学生が乗車し、払沢の滝入り口にて降車して行きました。バス停の対岸に立派な檜原小学校が建っており、一時、東京の過疎地域といわれた檜原村に若い世代が最近、移り住んでいるとの報道を実感する出来事でした。
バスの車窓からは暖冬と言われる今年でしたが畑や木々に霜が降りている様子が終点まで続いていました。
終点の数馬で降り、その先の九頭竜の滝より西原峠への登山道に入ろうと考えていましたが、台風19号の影響で通行不可となっているようで、仲の平まで下り西原峠の道に入りました。途中、兜造りの立派な民家や観音堂を見ながら、民家の庭先を通り登山道に入りました。
三頭山の三つのピークを右手に見ながら進みます。三頭山の稜線越しに雪を被って白く見える石尾根や鷹巣山が遠望できました。
約1時間半の登りで明るく開けた西原峠に着きました。三頭山側に5分登るとベンチのある槇寄山につき大菩薩方面への展望が開けています。
西原峠からは平坦な尾根を緩く、登り下りしながら数馬峠へ向かう。積雪があれば道を見失いそうな尾根である。
笹尾根が大きく下るようになると数馬峠で仲の平へ道が分かれる。
数馬峠からは笛吹峠まで雪交じりの道のアップ、ダウンが続き、笛吹峠よりひと登りすると丸山に着いた。大菩薩側に少し開けた静かな山頂である。
丸山より小ユズリ峠へ下降後、なおもアップ、ダウンを繰り返し土俵岳に着く。疲れる。御前山と大岳の展望良いが廃材やゴミが散乱している。
ひと下りして日原峠へ。
地蔵が奉られている日原峠から、さらにアップ、ダウンを繰り返し、嫌になった頃、東屋のある浅間峠に着いた。浅間峠からは左折して右側斜面を斜めに横切るように下った後、九十九折りの坂を下り、甲武トンネルへの道路に出た。道路を下り、橋を渡ると上川乗のバス停が右側に見えた。15時のバスまで30分程あり、陣馬方面より生藤山を越えてきた方としばらく話す。武蔵五日市駅には16時少し前に到着した。
S49年卒 柳澤孝嘉
コースDATA
武蔵五日市7:19―数馬8:30―西原峠10:10―槇寄山10:15―数馬峠10:55―丸山11:50―土俵岳12:40―日原峠13:05―浅間峠13:45―上川乗14:30 15:05―武蔵五日市15:50