2020年3月12日(木)
東北自動車道で岩舟JCTから関東自動車道、太田桐生ICから桐生バイパス、前橋大間々桐生線、川内堤線、駒形大間々線と行って吹上まで。バスは通っていますが本数は1日3本くらいのものでした。コロナ騒ぎて電車で行くのも気がひけるので手島と柳澤君の二人で車で行くことにしました。
駒形登山口駐車場は5、6台程度のスペースで既に満車。路肩駐車のスペースも余裕がなかったので少し戻って止めることになりました。車は柳澤君のFITです。
鳴神山へは沢を右手に見ながら登って行きます。
雷神岳神社の御神水井戸がありましたが、これは復元されたもののようでした。汲めるようにはなっているものの、あまり綺麗なものではありませんでした。
朝方は寒かったものの登っている最中は暑いくらいでした。汗をかきかき登りましたが、流石に登るにつれて気温も下がって来ました。足元に霜柱も見えてきました。広場に備え付けられていた温度計は6C°を指していました。
肩の広場には「鳴神山を愛する会」が建設運営している避難小屋の「なるかみ小舎」がありました。
室内もよく整備されていて、毎週のように会の人が詰めて楽しんでいるのではないでしょうか。
雷神岳神社の可愛らしい狛犬が鎮座しています。
肩の広場からは急登で、直下は岩場になっていました。
鳴神山は西峰の桐生岳と西峰の仁田山岳の2峰からなる双耳峰で、桐生岳は360度の展望がありました。
雪をかぶった男体山、女峰岳、日光白根山、上州武尊が綺麗でした。方向を変えれば、遠くに浅間山、八ヶ岳、富士山、筑波山を臨むことが出来ました。
湯を沸かしてカップラーメンで昼食。1時間近くゆっくりしてしまいました。
東峰から鞍部に戻り、西峰を目指します。
見晴らしも悪く、神社跡の石垣と祠があるだけです。
幹に透明のビニールテープが巻かれている樹木(アカヤシオ)がたくさん見られましたが、シカの食害を防ぐための物のようでした。
椚田(くぬぎった)峠で、赤柴登山口とコツナギ橋登山口へのルートが分かれます。赤柴林道へ下山します。
登山口から鎖のゲートを越えて赤柴林道を行きます。
途中沢脇で写真を撮っている人たちがいるので聞いてみたら、「ハナネコノメソウがここだけに群生しているんです。」ということを教えていただいた。高尾山あたりにもネコノメソウが自生しているが、ここのように群生しているのを見るのは初めてだった。
駒形登山口まで戻って来て、今回の山行も無事終了。
帰路は駒形登山口駐車場から 吹上、駒形大間々線、川内堤線、 前橋大間々桐生線を経由して50号線で三毳山麓の佐野インターまで行って、東北自動車道で3時には自宅に戻りました。
47年卒手島達雄(文責) 49年卒柳澤孝嘉
コースDATA
駒形登山口9:40 雷神岳神社御神水井戸10:50 肩の広場 避難小屋(なるかみ小舎)10:55 雷神岳神社11:00 鳴神山(桐生岳)山頂11:05 仁田山岳12:00 椚田峠12:10 赤柴林道ゲート12:30 駒形登山口13:0