2020年3月19日(木)
首都高に入る時と関越の入り口で事故があったらしく渋滞に巻き込まれて到着が予定より遅れてしまった。上里でコーヒーブレイク。高速は前橋で降りて一路赤城高原へ。
事前にライブカメラで道路や山の積雪状況はチェックしていたものの思っていたよりも雪は少なかった。アイゼンとチェーンスパイクの両方持って来ていたので、チェーンスパイクをチョイス。
駐車場は平日だったので、駐車している車は少なかった。
まるで雪のない道路を一路黒檜山登山口まで行く。
大沼はビジターセンターがある端から赤城神社あたりは結氷していなかった。
黒檜登山口から黒檜山までは大石がゴロゴロした急登である。1番から標識が据えられているが、当てにならない感じではある。
振り返れば、凍った大沼がよく見える。気持ちの良い尾根である。
猫岩という立派な標識があるが、どれが猫岩なのかよく分からなかった。
遠く、富士山も見えた。
徐々に積雪量が多くなって来て、チェーンスパイクの威力を実感する。天気もいいが、気温も高いので大汗をかいた。
やっとのこと、稜線に出る。もう頂上は近い。
赤城山の最高峰である黒檜山(1828m)山頂到着である。
展望所は頂上を通過した先にあるので、そのまま先を行くことにする。
展望所は傾斜した開けた所で、小さな祠があった。
上州武尊、皇海山、男体山、日光白根、至仏山、燧ヶ岳、上越の国境稜線、浅間山などを一望でる360度の展望台である。雪をかぶった山々が綺麗だった。
湯を沸かして、ラーメンでゆっくり昼食をとる。
いつの間にか、展望所は登山者でいっぱいになっていた。
さて、下山の準備に取り掛かる。
頂上を通過して、駒ヶ岳方面に下山開始。下ってすぐの所に傾いているが御黒檜大神と彫られた大きな石碑があり、鳥居と小さな祠があった。
赤城山の神様は戦場ヶ原で男体山の神様と大ムカデと大蛇となって戦ったという伝説が残っている。この大神はその大ムカデの神様なのであろうか。
駒ヶ岳登山口から駒ヶ岳への登山道は木の階段と鉄の階段が多い登山道である。黒檜山登山道の岩だらけの急登と、この階段とどちらから登る方がいいか、好みの分かれる所である。
駒ヶ岳、到着である。頂上はさほど広くない所である。
緩やかな稜線が続く。
南に面した稜線の雪は既にグザグザで、腐って来ている状態であった。
手すりのついた鉄の階段が現れ、建物の屋根が見えて来ていてもなかなか時間がかかる。チェーンスパイクを付けている登山靴では狭いステップが歩き辛らかったが、道路に出るまで履き通してしまった。
赤城高原駐車場上の登山口には1時45分には到着することが出来た。
帰路は渋滞することもなく、5時には自宅に帰るることが出来た。
天気も上々で、5月のような陽気での楽しい登山になった。
S47年卒 手島達雄(記録文責) S49年卒 柳澤孝嘉
コースDATA
9:30大沼駐車場 9:45黒檜山登山口 10:05猫岩 11:10黒檜山肩 11:13黒檜山頂上 11:18黒檜山展望所(昼食)12:10 12:15黒檜山頂上 13:00駒ヶ岳 13:40 駒ヶ岳登山口 13:45大沼駐車場