2020年11月5日(木)
中禅寺湖を挟んで男体山の対岸に聳える三角に尖った山容の社山(1,827m)は特に秋には中禅寺湖の青と紅葉した八丁出島、対岸に聳える男体山を眺めながら登ることが出来きることでも人気があります。
朝5時に二人で車で東京を出発。東北自動車道で宇都宮まで。有料道路、いろは坂を通って、7時40分に立木観音の歌ヶ浜駐車場に到着しました。
雲ひとつない快晴でしたが、まだ日差しもなく、気温が低く買ったので、手袋をしていてもまだ寒く悴んでいました。
日光白根山の冠雪は白く輝いていて、とても綺麗でした。
紅葉を期待していたのですが、既に落葉広葉樹の多くは落葉してしまっていました。
英国大使館とイタリア大使館脇の河畔を回り込んで行きます。
落葉の中をザワザワと音を立てながら狸窪に向かいます。
車で走っている時に見た男体山の北斜面にはかなり雪が積もっていましたが、南斜面には雪は残っていませんでした。
狸窪(ムジナクボ)、阿世潟を通って阿世潟峠まで。
阿世潟峠までは緩やかな登りでしたが、いよいよ阿世潟峠から本格的な登りになっていきます。笹原が一面に広がり、展望の良い落葉樹の明るくとても気持ちの良い尾根道でした。
右には男体山と中禅寺湖、左には足尾の山々が見渡せました。
やはり、八丁出島は上から見ても紅葉は終了しているようでした。
中段あたりからは緩斜面を挟んで一段、2段とかなりの急登が現れました。
凍結した土が溶けてきていて、上っ面がぬかるんでいて滑りそうで足元がおぼつかない状態でした。
疎林が続いていましたが、頂上付近はコメツガのこんもりした森になっていました。
雪が少しだけ残っていました。
大石の所が社山の頂上です。中禅寺湖側は樹木によって展望はありませんが、足尾側の展望が開けていました。
ゆっくり、サンドウィッチやおにぎりで昼食。食後、寝っ転がってのんびり出来ました。
頂上のすぐ先で昼食をとりましたが、もう少し先の黒檜山方面寄りの端が展望もよく、平で休憩には適していました。
真っ白だった日光白根山の頂上の雪はだいぶ溶けてきているようでした。
中禅寺湖や男体山を眺めながら、行きと同じ道を下山にかかりました。
歌ヶ浜、到着です。
紅葉のビークは既に過ぎてしまっていましたが、天気もよく晩秋の気持ちの良いハイキングでした。
S47年卒 手島達雄 S49年卒 柳澤孝嘉
コースDATA
立木観音(歌ケ浜駐車場)7:40 英国大使館別荘7:55 狸窪(六ムジナクボ)8:10 阿世潟8:40 阿世潟峠9:02 社山10:33 (昼食) 11:27 阿世潟峠12:16 阿世潟12:30 狸窪13:00 英国大使館別荘13:10 立木観音(歌ケ浜駐車場)13:25