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陣馬山高尾山縦走

2020年11月1日(日)

前回は藤野駅からピストンで陣馬山を登ってきたが、今回は陣馬山をスタートに高尾山まで縦走してみた。


藤野駅を降りるとバス停には既に長い行列が出来ていた。バスは8時6分発のはずであったが、乗客が多いので定刻より前に臨時バスに乗って出発。”密”の隙間なく立っている状態だった。

15分くらい経った一ノ尾根登山口バス停で半数以上が降りたので、その後終点までは座っていけた。

和田からの陣馬山登山口はこの先にもあって、同じように一ノ尾根出ることが出来る。そちらの方が距離は短いのかも知れない。

宅地を抜けるまでが急坂で、既に息が上がってしまった。

一ノ尾根出会いからは前回も登ったなだらかな尾根になる。

山頂前の急登と木段を越せば、もう頂上だ。

今回は既にバス使って標高354mからのスタートだったので、頂上には9時20分に着くことが出来た。

日曜日なので信玄茶屋も開いていた。さすが日曜日なので頂上は人たくさんのハイカーが休んでいた。

高尾山までの縦走路はエスケープルートがたくさんあるので、今日はどこまで行けるか分からないが、高尾山を目指して早々に頂上を後にした。

奈良子峠

明王峠、到着。茶屋は営業していなかった。

ここからは相模湖へも下りられる。

底沢峠

この底沢峠からも底沢集落を経て相模川方面へ下りることが出来る。

樹林が伐採された明るい尾根上に出る。伐採した所にはモミジの幼木が植林されていた。10年後くらいにはモミジ台になるのだろう。

堂所山を経て関場峠へ行く道と、堂所山を巻いて小仏方面へ行く分岐になっている。堂所山に向かった。

堂所山(731m)

首都圏自然歩道

景信山(727.3m)、到着。

小仏峠の狸のお置物。

見晴への階段

城山へ

陣馬山から城山(小仏城山)までの尾根は県境になっていて、県境に立つ城山茶屋と春美茶屋が背中合わせに建ってる。売っている物の値段は同じのようだ。

景信山のベンチはたくさんの人だったので、昼食を先延ばしにしていた。こちらの方が明るくゆったりとしていたので、ここで昼食をとることにした。

なめこ汁をもらい、お湯を沸かしてインスタントラーメンとロイヤルミルクティーで遅い昼食。

なめこ汁は陣馬山の清水茶屋の方がうまい。(個人の感想です)

一丁平

もみじ台の茶屋の細田屋は規模は小さいが、蕎麦やうどんの提供もあるようだ。

高尾山頂まであとわずか。だんだんと人が増えて来た。そろそろマスクが必要な雰囲気。

最後の急な石段を避けて、左からの山道で山頂へ。

右の木段で頂上へ。

頂上下のベンチは穴場の休憩スポット。

さすが、日曜日の高尾山頂上は凄い人。コロナ依然と変わりないようだ。マスクを着けていることを除いては。

距離は長いが、人ゴミを避けて3号路、2号路、6号路と下山する。

2号路は終盤、ケーブル駅経由の道と琵琶滝経由の道に分かれるので、琵琶滝へ向かう。

琵琶滝の社を上から下り来て、6号路に合流していく。

岩屋大師

高尾山ケーブル駅に到着。

秋の紅葉目当ての行楽客で土産店はとても賑わっていた。紅葉はこれからのようだが。

なんとか登り通すことが出来た。疲れたが・・・。

S47年卒 手島達雄



コースDATA

藤野駅8:00(臨時バス)    和田バス停8:10    陣馬山登山口8:20    和田一ノ尾根分岐8:50    和田一ノ尾根第2分岐9:10    陣馬山9:20    奈良子峠10:07    明王峠10:13    底沢峠10:22    伐採地10:24    堂所山10:37    景信山11:37    小仏峠12:08    見晴12:15    城山12:30  ( 昼食13:15  )  一丁園地13:24    もみじ台13:47    高尾山13:55(3号路) 琵琶滝15:00    高尾山駅15:20


陣馬山(854.8m)

20201029

高尾駅で茅野行きの中央本線に乗り換えて2駅目の藤野駅で下車。駅から一ノ尾根を登り山頂へ。帰りは栃谷尾根から藤野駅へ下山しました。腰痛が改善してきた兆しなので、快晴の中の試しの秋低山ハイクに出かけました。


駅を出たらすぐ左の道を線路に沿って行きます。

踏切を渡って直進し、長いトンネルを潜って行きます。

トンネルには歩道のラインがありますが、車の行き違いができないなので、多くの車はかなりスピードを出して走って行きます。

途中、御嶽神社という鳥居が見えたので登ってみました。その先には細く急な石段が真っ直ぐ伸びていました。

怪我なく登って下りられるよう祈願しました。

帰りは石段を避けて、ジグザクの山道を降りました。

河川は大雨で被害て改修したのか、とても綺麗によく整備されていました。

道路の右脇に陣馬山登山口の立派な道標が建てられていました。

登山届けのポストも設置されていましたが、今回はパス。

左は一ノ尾根登山道、右は栃谷尾根登山道の分岐に到着。

入間坂バス停への分岐

一ノ尾根テラス

頂上下の木段

頂上には清水茶屋と富士見茶屋、信玄茶屋の3茶屋があります。が平日営業は清水茶屋さんだけで、けんちん汁が名物。信玄茶屋はコーヒー、富士見茶屋はうどんが名物となっているようです。

持参したチキンラーメンはやめて、富士山を見ながら清水茶屋でなめこ汁とおでんをいただきました。とても美味しかったです。頂上で1時間ほど過ごして下山しました。

栃谷尾根は結構急登でした。

途中、10mくらい先で谷に駆け下りて行った獣?がいました。姿は確認できませんでしたが、こちらの気配を感じて飛び降りるようにして谷を下りて行きました、いろいろな所に熊危険!の札がかかっていたので、さも熊か?と思ってビビりました。

里で赤いジャケットを着た猟友会のパトロール隊がいたので聞いてみたら熊じゃなく、シカだろうということでした。

山道は一ノ尾根より短時間で終わり、しばらく行くと栃谷集落に至ります。

斜面に柚子と茶畑が広がりました。栃谷集落は急斜面に点在してとても雰囲気のある集落でした。

先の大雨の被害でしょうか、大木が根っこごと流されていました。

下山の山道は短かったものの、藤野駅までの車道は長く腰の痛みが再発してきた感じでした。

S47年卒 手島達雄


コースDATA

藤野駅7:57 トンネル8:02    御嶽神社 8:10陣場登山口バス停8:25    陣馬山登山口8:28    栃谷尾根分岐8:30     入間坂バス停への分岐9:10    一ノ尾根テラス9:25    山頂10:20

下山開始11:25    明王峠分岐11:30    祠12:05    栃谷集落12:10    一ノ尾根分岐12:50    藤野駅13:15

 

藤野の観光協会の登山コースガイド

 

 

木曽駒ヶ岳(2,956m) 中央アルプス

2020年10月2日(金)〜3日(土) テント泊


新宿駅7:00発のあずさ1号で岡谷駅下車、岡谷駅から駒ヶ根駅へ。

駒ヶ根駅バス停

飯田線駒ヶ根駅から駒ヶ岳ロープウェイ線でしらび平駅まで。

しらび平ロープウェイ駅

千畳敷ロープウェイは冬季でも営業していますが、昨年点検で支柱の変形が確認されてしばらく運休していましたが、6月6日に営業を再開しています。(編集者注)

千畳敷ロープウェイ駅

宝剣山荘
木曽駒ヶ岳頂上山荘
木曽駒ヶ岳頂上

木曽駒ヶ岳頂上山荘

テン場の夜

霜柱
高山病の人を救助するヘリコプター

千畳敷駅に無事下山。

しらび平駅、駒ヶ根駅、下諏訪駅、そして特急「あずさ」で新宿へ。               S44年卒 田中廣明


コースDATA

新宿駅 中央線下諏訪駅 飯田線駒ヶ根駅 (バス) 中央アルプス駒ヶ岳ロープウェイ線しらび平駅(1,662m) 千畳敷駅(2,612m) 八丁坂分岐 乗越浄土 宝剣山荘 宝剣岳 宝剣山荘 中岳 木曽駒ヶ岳頂上山荘 (テント場) 木曽駒ヶ岳  浄土乗越 八丁坂分岐 千畳敷駅 しらび平駅  駒ヶ根駅 下諏訪駅 新宿駅

ロープウェイ料金 大人往復2540円 バス料金 大人2100mm円

 

シルバーウイークに人出が集中

2020年9月

紅葉にはまだ早いものの、涸沢や雷鳥沢(立山)のキャンプ場にはシルバーウイーク中、たくさんの人であふれていました。コロナ禍の影響で現在、山小屋は完全予約制になっていて収容人数も制限されているために、予約の必要ないテント泊が多くなっているようです。キャンプ人気も影響しているのかも知れません。

涸沢では連休中の土曜日は400張、日曜日は850張、月曜日は600張のテントが張られるほどの人出だったたそうです。朝のトイレや奥穂の登り、そして帰りのバスのロータリーは大渋滞になっていたということです。(涸沢ヒュッテの収容人数は130人で、10月11日まではは満室だそうです。)

写真はシルバーウィーク中に涸沢をピストンしたS44年卒の田中廣明氏によるものです。

横尾のキャンプ場
涸沢
涸沢のキャンプサイト
上高地バスロータリー

また、立山では雷鳥沢のテント場には1000張近くのテントが隙間もないほど建てられ、朝のトイレは1時間待ちだったそうです。コロナ禍の影響でソロテントが多くなっていることもテントの数や場所を圧迫しているようです。

高尾山(上り いろはの森 下り 6号路)

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昨秋からの腰痛とコロナの影響で半年山から遠ざかっていたが、腰痛は治らないものの痛みに慣れていかなければならないのではと思い、足慣らしから始めてみようと高尾山に出掛けた。

JR高尾駅から小仏行きのバスで日影で下車。バス道の516号をしばらく進むと左手に日影林道の入り口がある。現在、日影林道は大雨による崩壊でキャンブ場から先の通行が制限されている。

あまり人が少ないうちに登ろうと、朝早く中央線に乗った。日影バス停で降りる人はなかった。バスに乗った登山者の多くは小仏まで行くようだ。

登山口

登山口には登山届けのポストも設置されていた。

日影沢は入り口近くでも大雨被害の爪痕が残っていた。

いろはの森の登山道については、問題なく通行可能となっている。

キャンブ場

この先、日影林道は交通止めとなっている。

いろはの森のコースは登山道に沿っていろは48文字で始まる木が登山道に沿って植えられていて、木の名前に因んだ和歌が表示されているちょっと趣のあるコースである。日影沢の名前のように薄暗い登山道である。

4号路と交差するが、いろはの森コースはそのまま突き抜けて行く。

最後に木階段がしばらく続く。

舗装された1号路に出て、いろはの森コースはここで終了。1号路をしばらく行くともう高尾山頂上になる。いろはの森コースでは朝が早かった事もあるが、誰にも会うことはなかった。

時刻は8時半。人はまばらで、十分過ぎるソーシャルディスタンス。

マスクを着けて登っている人もいたが、高尾山はバフ(フェイスガード)を着けた人も多かったので、試しに着けて「一丁平」まで登ってみることにしたが、息苦しいし、口にペタついてやはり鬱陶しい。

一丁平園地に到着。今回はここでUターン。

「もみじ平」や山頂へは向かわずに、トラバースルートを選択。このルートは登山道が狭く、植物が生い茂っていて、あまり歩く人はいないようだ。

トラバースルートが3号路と6号路と交差する地点から琵琶滝のある6号路から下山することにした。このあたりからハイカーがたくさん上がって来た。

6号路は沢沿いの自然豊かなルートだが、大雨の影響で飛び石も流されてしまったようだ。

琵琶滝

薬王院の水行道場である琵琶滝。

弘法大師ゆかりの岩屋大師の祠が琵琶滝のすぐ下にある。祠の少し下に小さな滝も流れている。

岩屋大師

ケーブル駅に到着。天気も良く、久しぶりのハイキングで大汗をかき、パンツまでぐっしょり濡れてしまった。替のズボンまで持って行っていなかったので1時間くらいベンチに座って乾かすことになってしまった。

s47年卒 手島達雄


コースDATA

いろはの森登山口  7:30    キャンブ場  7:35    交差点  8:15    木階段8:23    1号路  8:30    高尾山頂上  8:30    もみじ台  8:50    一丁平園地  9:15    6号路  10:00    琵琶滝  10:40    岩屋大師  10:42    高尾山駅  11:05

燕岳(2,763m)

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東京を4時に出発し、安曇野ICで高速を降り中房温泉へ。

すでに登山者用第1、第2駐車場は一杯で、有明荘のすぐ上の第3駐車場に駐車しました。

登山相談所で登山届けを提出。登山者は非接触体温計で計測してから入山になります。

登山口のすぐ脇にある無料トイレ
湯原の湯

登山口のすぐ脇には中房温泉の日帰り温泉施設の「湯原の湯」があり、700円で入浴できます。燕山荘と同じグループの有明荘の入浴料金は620円で、燕山荘に宿泊すると有明荘入力の100円引きクーポンがもらえます。

登山口から登って行くと、すぐに北アルプスの三大急登(劔岳の早月尾根、烏帽子山のブナ立て尾根)と呼ばれる合戦尾根の急登が始まります。およそ高度200mぐらいの間隔でベンチが設置されています。

第一ベンチには唯一の水場がありますが、登り始めで水を補給するまでもないので、わざわざ水場に降りる人はいないようです。

第二ベンチ
第三ベンチ
富士見ベンチ

天気もよく、大汗をかいて合戦小屋に到着。

合戦小屋はスイカと肉うどんが名物な宿泊を伴わない山小屋で、ひと息つきました。

地元産のスイカで、従来1カット800円だったようですが、今年はその大きさを半分にして500円で販売していました。

この小屋までは荷揚げ用のリフトが敷設されています。

モミジカラマツ
ミヤマゼンコ
ウサギギク
セリバシオガマ

合戦小屋を過ぎると、比較的なだらかな風化した花崗岩の尾根になりました。

ハクサンフウロ
タテヤマアザミ

合戦の頭の三角点

「合戦の頭」を過ぎると森林限界を超えてハイマツなどが広がる明るい稜線に出ました。遠くに燕山荘の赤い建物も見えて来ました。いろいろな夏の高山植物も楽しませてくれます。

ハイマツ
ハクサンシャクナゲ
チングルマの綿毛
ゴゼンタチバナ
コバイケイソウ
オンタデ
ミヤマトリカブト
テガタチドリとハクサンフウロ

クロトウヒレン

ヤマハハコ
アキノキリンソウ

燕山荘のすぐ下にテントサイトがあります。

熱中症なのか、高山病なのか途中から気持ちも悪く吐きそうになりながら、14:10に燕山荘に到着しました。

今年は新型コロナの影響で燕山荘は完全予約制になりました。1泊2食付で11,000円 。

3畳の2段になった蚕棚が廊下の両脇に並んでいて、通常は4枚の布団を敷いて提供していたようですが、半数の2人に定員を絞っていて、しかも真ん中にスクリーンカーテンが設置されていました。指定の場所までスタッフが案内してくれました。

換気も徹底されていて、共用スペースの窓などもスタッフが1時間ごとに開け閉めしていました。

穂高や槍ヶ岳を始め、北アルブスのパノラマを一望できました。

落ち着いたところで、空身で燕岳を往復して来ました。

コマクサ
イワギキョウ
クルマユリ

花崗岩の奇岩とハイマツがとても綺麗でした。

イルカ岩
ワレモコウ

燕山荘に戻って夕食。6人がけのテープルはアクリル板で仕切られていました。食後、お湯を沸かしてコーヒーを飲もうかと外のベンチに出ましたが、風が急に強くなって戻ることにしました。

シーツになるものを持って来ることになっていましたので、敷き布団と毛布の間にシーツをセットして寝る準備をして早くも就寝してしまいました。

翌朝、あたりはすっかり霧に包まれており、近くの燕岳も見えませんでした。昨日、登っておいて良かったでした。小屋の情報では1日霧ということで、6時の朝食後、下山することにしました。

フジバカマ

朝イチで登ってくる登山者が多く、交わすのに時間がかかってしまいました。

マイズルソウ

9時15分、登山口に無事帰着しました。北アルブスは数日前まで雨が続いていたようで、今日も小雨まじりの霧になってしまっていたので、丁度わずかな晴れ間に燕岳に登れたようで、とてもラッキーでした。

S47年卒  手島達雄(文責)   S49年卒  柳澤孝嘉


コースDATA

燕岳登山者用第3駐車場 8:10   8:25 燕岳登山口 8:35 8:45 第一ベンチ 9:25 第二ベンチ 10:05 第三ベンチ 10:45 富士見ベンチ 10:30  合戦小屋 12:10 12:45    燕山荘 14:10   15:40 燕岳 16:15   燕山荘 16:45 (泊)

合戦小屋 6:40 合戦小屋 7:13    第一ベンチ 8:50    燕岳登山口 9:15 燕岳登山者用第三駐車場 9:35

燕山荘    1泊2食付き  1人11,000円 完全予約制 持参品  マスク  インナーシーツ  体温計  アルコールジェル  ジッバー付ゴミ袋

伊豆 天城山

2020年3月26日(木)

伊豆の天城山にコロナウイルス流行による東京都のLock downが出る前にと3/26(木)に登ってきました。

東京を早朝4時に車で出発。ナビに従い進んだところ一般道を延々と伊東まで走らされた後、山に入り伊豆高原ゴルフ場脇の駐車場に8時に到着。

駐車場入り口

駐車場は広く70-80台は駐車可能でトイレも設備されていた。しかし週末はそれでもいっぱいになるようで、道路の路肩への駐車禁止の看板が掲げられていた。

駐車場は奥にもあり、トイレと洗い場も設備されている。

駐車場と対面の登山道へと入る。良く踏まれた溝状の登山道を行く.途中,大きなヒメシャラの木が生えていた。

登山道入り口

しばらく歩くと万二郎岳と万三郎岳への分岐の四辻にでた。万二郎岳への道に入り登って行く。途中、木々越しに雪を被った富士を遠望できた。

四辻の分岐
木々越しに富士を望む

約1時間20分程の登りで万二郎岳頂上についた。頂上は真弓の林の中にあった。下田側からは相模湾が見渡せる。途中に見える尾根上には幾つもの風力発電の鉄塔が見える。尾根上は伐採されており、林道が尾根の斜面を走っており、自然に優しい施設なのかは?頂上の反対側からは富士山と万三郎岳が望めた。

万二郎岳山頂
頂上周囲は真弓の林

遠くの尾根に風力発電の鉄塔が林立している。

富士と遠く南アルプスの山々を望む

万二郎岳から岩場の急坂を下り、上下行を繰り返す。途中、馬の背から伊豆高原ゴルフ場の全景を見下ろし、ヒメシャラの林や馬酔木のトンネルを抜ける。キツツキのドラミングが頻回に聞かれる。

馬の背と万二郎岳
馬の背より伊豆高原ゴルフ場
ヒメシャラの林

馬酔木のトンネル

馬酔木のトンネルを抜けるとしばらくして石楠花立に着いた。あと1か月もすれば石楠花がきれいかもしれないが今はつぼみも見られない。

石楠花立より急な坂を40分程登ると万三郎岳頂上に着いた。木のベンチが三脚あり平な頂上で、木々越しに富士が望める。

万三郎岳頂上
頂上より富士を望む

頂上で湯を沸かしカップヌードルを食べ、珈琲を一杯飲んだ後、下山にかかる。直ぐ下りたところが八丁池・天城峠への分岐で涸沢方面に下る。

下りは丸太を組んだ急な階段の下りだが、丸太周囲の土がそげ落ち、ハードルのようになっており非常に下りづらかった。やっとの思いで涸沢分岐に着くが石楠花の林はきれいとのことだが見るべきものは今はない。

涸沢分岐からはアップアンダウンの続く巻き道が続く。頂上で分かれた同年代と思われる夫婦が追いついてくる。

ペースを上げるが振り切れない。途中、2パーティー程登山者を追い抜いたが、標識に記載してあるコースタイムより5分だけ早いタイムのため自分が早いのか遅いのか分からないうちに駐車場に到着した。頂上からのコースタイムより10分程早い時間で到着したが休憩を取っていないので微妙。帰りは伊豆スカイラインを通り帰京した。

S49年卒 柳澤孝嘉


コースDATA

東京4:00―東名高速―西湘バイパスー伊東―天城高原ゴルフ場8:00―万二郎岳9:18―万三郎岳10:28 11:02―天城高原ゴルフ場12:55―東京17:00

2016年5月12日 の天城高原ゴルフ場から天城峠・旧天城トンネルのDATAはこちらから