明けましておめでとうございます

2016年9月にリニューアルした本HPも2017年を迎え、5ヶ月目に入りました。何度でも訪ねていただけるHPを目指して更新に努めていきたいと思っていますので、ご協力のほどよろしくお願いします。

この間訪問いただいた延べ人数は9月56人、10月33人、11月78人で直近の12月には100人には至らなかったものの97人になりました。

もっと獨協学園ワンゲルOBの皆さんに周知され、会員を繋ぐHPであるためには会員の皆さんからの寄稿・投稿が要となります。また、連絡のつくOBの方にはぜひ本HPをご紹介いただいて輪を広げていただければと思いますので、よろしくお願いします。

2017.1.3

正月登山の遭難事故

暮れには槍ヶ岳頂上付近から3人が滑落したというニュースが入って来ました。幸い命には別状ない怪我で済んだようです。

暮れから正月にかけて天候的には各地比較的穏やかな気象状態であったようですが、年末の寒波で雪は固くなっていたようで滑落での事故が多かった様です。また、場所によっては気温が高かったせいで雪崩が発生していたようです。

富士山では山梨県側の8合目付近で37歳男性が滑落して死亡。6合目付近でもヘリが倒れていた人を発見救助するも死亡が確認されています。

南アルプスの甲斐駒ケ岳でも倒れている人を発見救助するもやはり死亡が確認されています。北岳では31日に単独登山の男性が200m滑落し、やはり死亡しています。

八方尾根では1月とは思えないほど気温が高くなっていたようで雪崩の発生が心配されていたようですが、山スキーをしていたカメラマンが雪崩に巻き込まれて意識不明の重体になっています。

雁坂峠付近で37歳男性が滑落、山小屋から救助に向かった方も同じ場所で滑落し二人とも死亡が確認されています。(1月3日付け朝日新聞から)

メールマガジン12月号 / 2016

獨協中・高等学校ワ ンダー フォーゲル部OB会 オンラインマガジン 2016/12/22/
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▲△ も くじ △▲

【1】寄稿記事 1960年冬季合宿「高妻山」 打矢之威
【2】60年代の合宿のメニュー
【3】行ってきました 山行Now
【4】近頃の登山道具をご紹介
【5】同窓会の会報「獨協通信」87号
【6】記事の募集
【7】メールマガジンについて
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【1】 打矢氏(昭和31年卒)が1960年冬合宿である高妻山の山行を思い返し「OBとしてDWV冬山合宿に参加した思い出」と題した寄稿がありました。深い新雪の中のラッセルを繰り返しての登頂までの様子やあわや遭難になりかねなかった様子が描かれています。当時冬季の高妻山は極めて挑戦的な対象であって評価も高いもでした。下記からご覧ください。
https://dwvob.sakura.ne.jp/wp/2016/12/05/obとしてdwv冬山合宿に参加した時の思い出/

 

【2】みなさんは合宿でどんなものを食べていたのでしょうか。

山行前には参加者名簿、コース、装備、食料、分担などをまとめたガリ版印刷の「山行のしおり」を作っていましたが、昭和47年卒の二村氏が所蔵していた昭和45年飯豊連峰夏山合宿の記録からメニューをご紹介します。皆さんの合宿の時と比べてみて下さい。

24日昼 ラーメン 日本茶 クラッカー
夜 すき焼き みそ汁 サラダ 日本茶 飯

25日朝 みそ汁 のり 丸干し 梅干し ふりかけ 日本茶 飯
夜 カレー 福神漬け たくわん 日本茶 飯

26日朝 みそ汁 のり 佃煮 ふりかけ たくわん 飯
夜 野菜炒め サラダ みそ汁 ふりかけ 日本茶 飯

27日朝 雑煮 たくわん
夜 カレーシチュー 福神漬け サラダ 日本茶 飯

28日朝 みそ汁 ふりかけ つけ物 飯
夜 豚汁 サラダ 日本茶 飯

29日朝 たくわん みそ汁 のり 飯
夜 野菜炒め みそ汁 日本茶 飯

30日朝 おじや たくわん つけ物
夜 焼きそば ラーメン コーヒー

昼食は共通でパン、ジャム、バター、ピーナッツ、コーヒー、紅茶でした。

行動食はレモン、夏みかん、甘納豆、アメ、チョコレート、チーズでした。
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【2】行ってきました 山行Nowから

今年も残す所あと10日を切ってしまいました。昨シーズンはどこでも積雪量が少なかったようですが、今年はどうでしょうか。メールマガジン11月号以降にアップされた低山ハイクをHPからご案内します。

日向山(1,660m) 「天空のマウンテンビーチ」 11/8

碓井氏の投稿による北斗市にある南アルプスの前衛峰で頂上付近は花崗岩の白い砂が海岸のように広がっている日向山の記録です。低山ながら落石、滑落道迷いの事故も結構あるようです。
https://dwvob.sakura.ne.jp/wp/2016/11/18/天空のマンウテンビーチ(日向山)/
浅間隠山(1,757m)  12/8

高崎市方面からは浅間山を隠してしまうということから隠し山の名が付けられているようです。山頂からは浅間山が丸ごと眺められる山でもあります。登山口からは2時間半で往復できます。
https://dwvob.sakura.ne.jp/wp/2016/12/08/浅間隠山-1757m/

赤城山 (駒ケ岳 1,685m 黒檜山 1828m) 1/14

雪が少なかった今年の1月の赤城山の山行記録です。黒檜山駐車場に駐めて駒ケ岳、黒檜山を縦走して駐車場に戻るコースを歩いて来ました。
https://dwvob.sakura.ne.jp/wp/2016/01/14/赤城山%E3%80%80駒ケ岳1,685m%E3%80%80黒檜山1,828m/

塔ノ岳(1,491m) 1/27

今年1月下旬には30センチくらいの積雪がありました。冬の塔の岳は富士山がとても綺麗です。お正月に行くのもいいかと思います。7合目あたりから6本刄の軽アイゼンを着けての山行になりました。
https://dwvob.sakura.ne.jp/wp/2016/01/24/塔ノ岳%E3%80%801491m/

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【4】近頃の登山道具をご紹介

山専用の魔法瓶がサーモスやモンベルから販売されています。どちらのメーカーも山専用と銘打っているのは、温度設定と重さ、衝撃に対する耐久性、手袋をはめた状態でも開けやすいなど山の厳しい条件に対応した設計になっているということです。500mlタイプで比較するとサーモスはで6時間後で77℃以上でキープし、280gの重さになります。色は赤、茶色、緑の3タイプがチョイスできます。(サーモスもモンベルも900mlタイプもあります)
対してモンベルは6時間後78℃で重さは265gになります。色は青、赤、黄緑の3種になります。スペックだけを見ると後発のモンベルの方がサーモスのデータよりほんの少しだけ上回る形で開発設計されているようです。あとはデザインと価格と耐久性いうことになるかと思います。デザインとしてはサーモスは角が取れた形でモンベルは四角い感じがします。価格はモンベルの方が店舗でもネットでも安いようです。ちなみに私は安くてスペックが上回るモンベルの青を購入して使っています。昼食でインスタントラーメンやスーブ、コーヒーなどに使っても十分な暖かさをキーブしており、使い勝ってもよく重宝しています。24時間後でも緩(ぬる)くはなります、湯気は立つ感じです。60℃くらいでしょうか。
「ふるさと納税で登山用具をゲット!」

いろいろな山道具が「ふるさと納税」の返礼品となっている自治体があります。「ふるさと納税」は2,000円程度を負担するだけで寄付した金額の残りは翌年の住民税から控除・還付される仕組みです。本来自分の出身自治体を応援するため寄付であったり、特定の自治体の特定された事業を応援するための寄付であったものが、寄付する者も自治体自体も返戻品ありきのシステムに変わってきているようです。(興味のある方はヤマコレサイトで特集された記事を以下から参照ください。)

http://www.yamareco.com/modules/yamanote/detail.php?nid=1829
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【5】同窓会の会報「獨協通信」87号

9月の日新寮で行われた当OB会親睦会の記事(写真も)を獨協中・高等学校同窓会の会報「獨協通信87号」に寄稿しました。登録のある方にはすでに手元に届いているかと思います。記事を見られたOBからのアクセスもあったようです。同窓会登録のない方は「獨協通信」を下記同窓会HPからPDFでダウンロードもできますのでご覧ください。

http://www.dokkyo-mejiro.com/index.html

【6】編集者の雑感と記事の募集
先日NHK総合テレビで日本橋川&神田川のカヤックツーリングが外国人をはじめ東京を別の角度から見直してみようという日本人の間で人気が出ているという報道がありました。本HPの紀行文で同じ内容の記事が既にあったことから、キーワードで検索された方が本HPに多く押し寄せて来ていたようです。色々なところで繋がっているのだということや危うさに晒されていることを実感させられました。

9月以降のHPの来訪者の月別人数は以下の通りです。

・9月(末日) 56人
・10月(末日) 33人
・11月(末日) 78人
・12月(22日現在) 63人
本メールマガジンは今年最後になります。どうぞ皆様にとって来年が良い年になるよう願っています。どうど良いお年をお迎え下さい。
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本ホームページでは記事を募集しています。埋蔵品ページも新設しましたので、新しい記事をになる投稿・機構をどうどお寄せ下さい。

山行記録は当時のものでも個人の新しい記録でも結構です。当時の写真だけでも記録として蓄積したいと思っていますので、宜しくお願いします。山行記録のほかに、紀行文、コラム、近況報告などの直接投稿やメールでの寄稿をよろしくお願いします。
記事投稿の仕方

投稿の仕方

投稿の仕方は上記にありますが、ちょっとハードルが高そうな場合は、メールでお寄せいただいてもOKです。

dokkyo.wvob@gmail.com

【7】メールマガジンについて

このメールマガジ ンは毎月1回(発行日は不定)、OB 会会員にお送りしているものです。次号以降配信が必要ない方は、メールでその旨お知らせください。また、記事はホームページにリンクしていますので、今後別のアドレスへの配信を希望される方はその旨連絡下さい。

※このメールについてのお問いあわせは dokkyo.wvob@gmail.comまでお願いし ます。このメールは一斉送信になるので、直接返信されると一斉に送信されてしまうのでご注意下さい。

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獨協中・高等学校ワンダーフォーゲル部OB会 オンラインマガジン

掲載記事や画像などを許可なく転載することはご遠慮ください。 ⌘

埋蔵品ページを新設しました

押し入れやガレージに眠っていたDWVの写真や山記録などでいつのことだったか?どこの山だったのか?誰だったのか?など分からないのでみんなに見てもらい物のページをMEMORYS(カテゴリー)に新しく作りました。新しいページはここから

カテゴリーは埋蔵品です。分かった方はコメントで回答をお願いします。埋蔵品は投稿でもメールでも郵送でも構いませんので送ってください。dokkyo.dwvob@gmail.com

山で歌った歌 「ノーエ(農兵)節」 民謡

高梨冨士三郎先生の十八番 ノーエ節です

富士の白雪ゃノーエ 富士の白雪ゃノーエ
富士のサイサイ 白雪ゃ朝日で溶ける  (そりゃ)

とけて流れてノーエ とけて流れてノーエ
とけてサイサイ 流れて三島にそそぐ

三島女郎衆はノーエ  三島女郎衆はノーエ
三島サイサイ 女郎衆はお化粧が長い (そりゃ)

お化粧長けりゃノーエ  お化粧長けりゃノーエ
お化粧サイサイ 長けりゃお客がこまる

お客こまればノーエ  お客こまればノーエ
お客サイサイ こまれば石の地蔵さん   (そりゃ)

石の地蔵さんはノーエ  石の地蔵さんはノーエ
石のサイサイ 地蔵さんは頭が丸い

頭丸けりゃノーエ  頭丸けりゃノーエ
頭サイサイ 丸けりゃカラスがとまる   (そりゃ)
カラスとまればノーエ  カラスとまればノーエ
カラスサイサイ とまれば娘島田

娘島田はノーエ  娘島田はノーエ
娘サイサイ 島田は情でとける (そりゃ)
とけて流れてノーエ とけて流れてノーエ
とけてサイサイ 流れて三島にそそぐ

浅間隠山(あさまかくしやま) 1,757m

2016年12月8日

天気がいいというので車利用で浅間隠山に行ってきた。富士山や赤城山などを眺めながら関越道を飛ばす。高崎ICで降り、県道27号、国道406号を進み、倉渕町権田から県道54号に入る。権田からは途中比較的細い山道になり、その後また広い整備された山道になる。車窓からの山の姿に徐々にアドレナリンが高まっていく。二度上(にどあげ)峠の近くなった所の右手に登山口があり、その先20mくらいの左手の路肩に駐車スペースがある。登山口は見落とし勝ちなので注意が必要だ。国道406号からだと18Km、峠の手前1Kmくらいの所である。駐車スペースはその先にもいくつかあった。

車を駐めて登山の支度を整えて登山口まで戻って行く。歩き出して30分くらいで一旦降りになるので疲れがあまりたまらずに頂上に立て、晴れた日には360度の展望が楽しめる登り1時間半、下り1時間のお手軽登山が楽しめる。

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ここからしばらくなだらかな下りが続く。

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ここから頂上に向けての登りになる。

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二股の分岐で、左が浅間隠山の表示がある。右手は表示が欠けているが10mほど行くと南峰になる。

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林の向こうに頂上が見える。

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頂上到着。前方に雪に覆われた浅間山が綺麗に見えた。反対側には赤城連峰や榛名山、谷川岳や平標山などが眺められる。

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赤城連峰

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二度上峠からの見た浅間山

帰りは多少遠回りになるが軽井沢に降りて行くことにした。登山口から二度上峠まではすぐ。北軽井沢までもそれほど時間がかからないが、高速までは結構長い。

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北軽井沢からの浅間山の眺め。登山口からは3時間の帰路であった。   (S47年卒 手島達雄)

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