2003(平成14)年9月13日(土)~14日(日) OB会月例山行 荒海岳

月例山行   福島県 荒海山1581m  会津高原「夢の湯」

戦後の一時期、そこでの生活者のために小学校まで持つに到った程に栄えたという今は無き鉱山跡に車を止め,登り始めたのは午 前8時半近く。台風一過のせいか空はどこまでも青い。尾根に出るまでの谷筋は風が通らないせいか蒸し風呂状態。尾根に出てあまりの風の強さに驚く。枯葉 の積もる尾根道は、適度なクッションがあつて歩き易い。まるで絨毯を敷いて客人を迎えて呉れているよう。そのもてなしも一山越えると一変する。倒木、岩.。おまけに見上げるような高さ10m程の急登(ロープ付き)が繰り返される。樹林帯の中なので展望はほとんど利かない。いやはや、何と手荒な歓迎なのか。すっかり体力を消耗する。少しでも平らな場所を求めて進むうち、いつの間にか石楠花それに続く笹藪の中にいて山頂が近いことを知る。狭い頂上だが、苦労を強いたのを詫びるように、山は360度の大展望というご馳走を用意していた。日光連山、那須の山々、昨年登った七ヶ岳・・・.筑波山まで遠望出来た。苦労のし甲斐のある山です。(常盤 記)

参加者:千野一郎(’58年卒)、井上正巳(’57年卒,御夫妻)、金 有一(’60年卒),佐藤八郎(’60年卒,御夫妻),常盤雪夫(’60年卒),富樫克己、長瀬 治(以上’68年卒)、中野 茂(’74年卒)園田尚正,猿田浩美(以上特別参加)

https://i0.wp.com/www.dokkyowv-ob.com/images/2003arakaisan.JPG?w=474

2003.9.13 案内文書

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