御嶽山立ち入り規制の一部解除

長野県木曽町は秋の紅葉シーズンを前に山頂へのアクセスを可能とする立ち入り規制の一部を解除する方針を固めたもようです。

紅葉シーズンの土曜日のお昼ということでたくさんの登山客が頂上にいた時間に起こっただけに58名が亡くなられるなどたくさんの方が被害に遭われた爆発的噴火から4年。昨年は噴火警戒レベルが1に引き下げられたものの、地元の自治体は剣ヶ峰を含む火口から1Km以内の立ち入りを規制していました。

そのうちロープウエイからのルートを持つ長野県木曽町はこの度、山頂の剣ヶ峰にあった山小屋を解体して、噴火が起きた場合におよそ90人が収容できる避難シェルターをほぼ完成させたほか、山頂につながる登山道の復旧も完了したとして剣ヶ峰に至るルートへの立ち入りを解除する方針を固めたとのことです。他の自治体の理解が得られれば9月27日前後から長時間の滞在をしないよう呼びかけるなど安全指導のもと規制が解除される模様です。

なお、地元の3自治体ののうち長野県大滝村、岐阜県下呂市は安全対策が十分ではないとして立ち入り規制は継続されるとうことです。

まだ5人の方が行方不明となったままであり、噴火当時の噴火警戒レベルは1だったということもあることを踏まえて登山は”自己責任”ということを意識してということなのでしょう。


本ホームページには小川さゆり著の「御嶽山噴火「生還者の証言」についての記事がありますので、参照ください。

https://dwvob.sakura.ne.jp/wp/2018/03/22/「御嶽山噴火%E3%80%80生還者の証言」から/

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