メールマガジン12月号/2018

獨協中学・高等学校ワンダーフォーゲル部OB会 メールマガジン 2018 / 12 / 24
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DWVのOBを山の話題で結ぶメールマガジン12月号の配信です。
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【1】魅力的な日本の山
【2】中央アルプスのライチョウ
【3】黒部ダムトロリーバスがリタイヤ
【4】「ワンダーフォーゲル部のあゆみ」
【5】獨協通信第91号にDWV.OB会の記事
【6】行ってきました 山行Now
【7】編集後記
【8】記事の募集とメールマガジンについて
 
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【1】魅力的な日本の山
 
日本は国土の7割が山地で2/3が森林に覆われており、多様性のある豊かな環境に恵まれています。山に対する土着の信仰もあって信仰登拝や近代登山、ハイキングやトレランなど山を愛好する人もとても多い国です。
2016年のレジャー白書によれば日本の登山参加人口は650万人 、ハイキングやビクニックなどを合わせるとと参加人数は2200万人を超えるそうです。
ヨーロッパではドイツ、イギリス、イタリア、フランスなども登山を愛好する人が多いようですが、アルプスの本場スイスでも登山者人口は270万人と言われています。
近頃は北アルプスなどにも韓国からもたくさんの人が登りに来ていますが、韓国では登山者数が急増しているそうです。
さて、世界で1年間に登られている登山者数のベストテンを調べてみると、多分ベストテンは全て日本の山になるのではないかと言われています。
そのトップがあるのが高尾山で260〜300万人、続いて金剛山が80万〜120万人、富士山は20万人、 金時山でも10万人と言われています。
高尾山はミシュランで三ッ星を獲得したことで外国人にも話題になっていてることが近年登山者数が増大していることに影響しているようです。
東の高尾山、西の金剛山はともに低山でよく整備されているので簡単に登れ、ラジオ体操の様に毎日登っている人も多いのもその理由のようです。
日本の山は低山から日本アルプスのように3,000mを超す山岳もあり、火山や堆積褶曲山地、深い森林や岩綾・岩峰、多種多様な動植物など極めて多様性に満ちていて、しかも手軽に自然の懐に入ることができることから日本人だけでなく海外の人にとっても魅力的なもものようです。
富士山には日本人ばかりでなく、毎年多くの外国人が登りに来ています。今年は天候不順もあって登山者数は20万人ほどだったようです。
平成27年のデーターでは台湾人が230(海外在住213)人、アメリカ人が207(海外在住106)人、中国人が203(海外在住58 香港53)人、フランス人が100(海外在住92)人、韓国人85(海外在住61)人、ドイツ人59(海外在住44)人が登りに来たということです。
外国人にとって富士山は観光の一つとして登りに来ているのでしょうが、インバウンドの登山客は富士山ばかりでなく、他のいろいろな山でもたくさん見かけるようになって来ました。中には外国人が小屋番をしている山小屋も現れて来ています。
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【2】中央アルプスのライチョウ
 
中央アルプスでは絶滅したとされていたライチョウがこの夏、木曽駒ケ岳で目撃されました。巣から採取された羽毛や糞を調べたところ乗鞍岳または北アルプス由来の遺伝子であることが分かったということです。
 
20km程度しか飛べないと言われるライチョウがどのようにして40kmから100kmも離れた中央アルプスまでやって来たのか、またはたして他の個体も現存して定着できるものかと期待が高まっています。
 
ライチョウは現在、火打山や焼山などの頸城山塊、北アルプスや乗鞍岳の飛騨山脈、御嶽山、そして南アルプス(赤石山脈)での生息が確認されており、総数は2,000羽程度と言われています。
 
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【3】黒部ダムトロリーバスがリタイヤ
 
かつて都内でもたくさん走っていたトロリーバスですが、国内で唯一残っていのが立山黒部アルペンルート。
関西電力が運営する扇沢駅と黒部ダムを結ぶ関電トンネルを走るトロリーバスが11月30日を最後に廃止されました。来年度からはバッテリーで走るバリアフリーの電気自動車に変わるということです。
これでいよいよ黒部貫光が運営する大観峰と室堂を結ぶ立山トンネルを走るトロリーバスが唯一の路線になってしまいます。
黒部ダムに関しての話題をもう一つ。
富山県が黒部ダムをより観光資源として利用したいということで、かねてから関西電力と交渉を進めていた欅平から黒部ダムに至る「関西電力黒部ダムルート」の一般開放が2024年から開始されることになったそうです。
現在でも年間30回ほど公募見学を実施していたようですが、工事用トロッコ電車、竪坑エレベーター、バッテリートロッコ、インクライン(勾配鉄道)、専用バスを乗り継いで結ぶ観光商品として提供が始まるようです。2024年までは公募見学を土日祝日など回数を増やして実施していくそうです。
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【4】「ワンダーフォーゲル部のあゆみ」
 
城島紀夫氏が日本山岳会および日本山岳文化学会の機関紙に投稿されている「伝統的登山を広めたワンダーフォーゲル」「大学ワンダーフォーゲル部の発足」をDWV.OB会のホームページに掲載しています。
城島紀夫氏はお仕事をお辞めになってから大学ワンダーフォーゲルの歴史について研究され、それをまとめた書籍を「ワンダーフォーゲル活動のあゆみ」-学生登山の主役たち-として古今書院より出版されています。
この書籍を要約した記事をDWV.OB会ホームページに載せたところ、高校ワンゲル部の初期の状況についても興味を持たれて、問い合わせをいただきました。
そこで、打矢・森本両先輩が当時の様子について書かれた文章や今回作成した「30周年記念誌」を謹呈させていただきました。その際に前述の機関紙に掲載したワンゲルについての2本の資料をいただきましたので、城島氏に承諾を得て、ホームページに掲載させていただきました。
大学ワンゲルの発生と現在の状況などが記されているのでお読みいただければと思います。
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【5】「獨協通信」第91号にDWV.OB会の記事
 
12月15日発行の「獨協通信」の最新号にDWV.OB会の記事と総会の写真を掲載してもらっています。
 
掲載された記事をホームページにも載せましたのでお手元に届いていない方はご覧ください。こちらからご覧ください。
 
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【6】行ってきました 山行Now
 
今月は忙しくて山には行けていませんでした。過去山行記事から12月の山行記録をご紹介します。
 
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【7】編集後記 
 
いよいよ今年も残り少なくなってしまいました。平成最後の年末です。
 
そういえば今年は年初めに初めて新年一般参賀に行ってきました。象徴天皇としてのあり方を恙無く終えようとする意思と熱意に対する敬意の思いと一般参賀とはいかなるものかという興味で皇居正門に並びました。地下鉄の通路からすでに行列になっていました。ものすごい人だったということ、小さくてよく見えなかったいうのが印象でした。
 
来年の4月には退位されるということで年末の天皇誕生日や新年の一般参賀はさぞ大変なことになるのではないでしょうか。
 
さて、OB会メールマガジンも今年最後になりました。貴兄にとって今年はどんな年であったでしょうか。
 
来る年が貴兄にとって良い年であることをお祈り申し上げます。
良い年をお迎えください。
 
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【8】記事の募集とマガジンについて
 
このメールマガジ ンは毎月1回(発行日は不定)、OB 会会員にお送りしているものです。次号以降配信が必要ない方は、メールでその旨お知らせください。また、記事はホームページにリンクしていますので、今後別のアドレスへの配信を希望される方はその旨連絡下さい。

本ホームページでは記事を募集しています。投稿・寄稿をどうぞお寄せ下さい。山行記録は当時のものでも個人の新しい記録でも結構です。当時の写真だけでも記録として蓄積したいと思っていますので、宜しくお願いします。山行記録のほかに、紀行文、コラム、近況報告などの直接投稿やメールでの寄稿もよろしくお願いします。

※投稿やお問い合わせメールは dokkyo.wvob@gmail.com 担当手島までお願いし ます。

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