雲竜渓谷(雲竜氷瀑)

2019年1月27日 日光・稲荷川 雲竜渓谷

昨年は靴のトラブルで雲竜渓谷入り口の「友知らず」周辺で引き返し大瀑までは行けなかったのでリベンジの山行となりました。メンバーはS49年卒の柳澤孝嘉、同年卒の柳原健司とお嬢さん、47年卒の手島達雄の4人です。

北千住駅の東武線の1・2番線の端の特急専用ホームで待ち合わせ、6時42分発のリバティー1号に乗車。時間が早いためか車内はガラガラ。

日光駅前ロータリーの滝も半分凍っていました。日光地域は昨夜から雪が降ったようで一面白銀に覆われていました。林道ゲートまでタクシーが入ってくれるか心配でしたが、滝尾神社を越えてゲートまで運んでくれました。

日光駅からは4社のタクシー会社がありますが、ゲートまで行ってくれるのは三栄交通(1288-54-1130)だけとネットでは出ていました。かなり年配のドライバーさんでチョット心配でしたが、さすが慣れたものでした。

全員チェーンスパイクで行けるところまで行こうということでゲーター、ストック(ピッケル)、サングラス、手袋と身支度を整え出発しました。

青空が広がっていましたが、山の上の方には雲が出ていて時折雪交じりの強風が吹いていました。

展望台到着
洞門岩

昨年来た時には洞門岩から河原に降りましたが、今年は高巻きが崩壊してルートが難しいという情報もありトレースもあまりはっきりしていなかつたので、そのまま林道を行くことにしました。林道の終点?から恐る恐る手すりのある階段を降りて稲荷川に降りました。

河原への階段
ともしらず

「友知らず」の氷柱はは昨年より規模が小さいように感じました。人も去年より少なかったようでした。タクシーのドライバーさんも昨日の方が人が出ていたと行っていました。氷瀑の人出は2月初旬から中旬までが最盛期なのかも知れませんが、この時期でもしっかり全面凍結凍していました。

回廊を抜け、いよいよ大瀑へ向かいます。落ち口に向かう高巻きはとても神経を使う急登で、いちばんの難所でした。アイゼンに履き替える機会を失ったままの歩行になってしまったので、チェーンスパイクの頼りなさに危うい感じでトラバースしながらも無事大滝にたどり着きました。

雲竜大瀑

大瀑本流に取り付いているクライマーはありませんでしたが、脇に数人のクライマーがアイスアックスとアイゼンを叩き込みながら登っていました。

 ヘルメットとアイゼンを装着して、ストーブで湯を沸かしながら昼食タイムです。

昨年のリベンジを無事果たすことが出来、人もたくさん上がってきたので帰路につきした。

階段から洞門岩まではトレースがしっかりしていたので、林道ではなく河原コースに向かいました。こちらは何回か渡渉をするものの難しい所もなく時間も短くて済みました。

洞門岩到着です

洞門岩からは行きと同じ林道コースで展望台へ。左岸の遊歩道(ハイキングコース)を歩いている人も多く見られました。こちらから見ると夏道のように見えました。

展望台でタクシー会社に連絡。三栄交通のタクシーが4台すでに待機しているのでそれに乗ってくれということでした。

林道ゲート到着です。暖かいタクシーに乗り込みました。外付けしていたペットボトルの水がガシャガシャ凍っていてびっくりしました。やはり寒かったんだと実感させられました。

東武日光駅、到着です。

天気も良く、のんびりと氷瀑ツアーを楽しむことができました。ビールとおつまみを買って電車に乗り込みました。

文責 S47年卒手島


コースDATA

北千住駅 6:24発リバティー1号 東武日光駅8:22 林道ゲート8:50 展望台9:41 洞門岩10:12 階段11:00 ともしらず回廊11:10 雲竜大瀑11:45 昼食 ともしらず回廊12:50 洞門岩13:10 林道ゲート14:30 東武日光駅15:00 15:23発けごん36号 17:41 (北千住-東武日光特急券1,440円  東武日光駅-林道ゲートまでのタクシー3,000円くらい)

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