カタクリ

角田山で撮影

ユリ科カタクリ属(Erythronium japonicum Decne.)

北東アジア(朝鮮半島、千島列島、サハリン、ロシア沿海州)と日本に分布。日本では北海道、本州、四国、九州の平地から山地の林内に自生する。関東では夏場寒冷であることが必要なので主に北に面した落葉広葉樹林帯の斜面に群生する。

早春に地上部を展開し、5 – 6月ごろに結実して、その後葉や茎は枯れて宿根する。芽生えたばかりの実生は針状の細い葉を展開させ、2年目に楕円形の葉を1枚付け、年を追うごとに葉を大きく開いて鱗茎に栄養を貯め、7年〜8年目に葉が2枚となって初めて開花させる。寿命は20年程度あるという。春の短い間だけ地上部を展開させるので、「春の妖精」(スプリング・エフェメラル)と言われる。

花色 紫    草丈 10センチ〜15センチ 花期 5月〜6月

Wikipedia

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