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立山連峰・浄土山南峰(2,830m)


2023年4月19日〜20日

4月15日に立山黒部アルペンルートが開通するということで、みくりが池温泉の宿泊予約を確認した所、何とか19日が空いていたので予約を入れました。

電鉄富山駅
立山富山アルペンルートWEBチケット

WEBチケットの予約申し込みは3月30日の13時からでしたが、申し込みが殺到して一時システムがダウンしてしまっていました。団体の申し込みが多かったようです。数時間後、何とか予定の時間に近い所の予約を取ることが出来ました。

朝一の新幹線「かがやき」で富山駅まで行き、電鉄富山駅から富山地方鉄道で立山駅まで行きました。WEBチケットを予約しておいたので、スムーズに乗り換えをすることが出来ました。

ケーブルカーに乗り換える立山駅前では、バス待ちでしょうか、たくさんの中国人の団体客が集まって大声で話していました。

満員のケーブルカーに乗り換えて美女平に向かいます。

美女平からは高原バスに乗り換えて室堂に向かいました。

称名滝

この時期の立山観光の名所になっている雪の大谷です。今年の雪壁の高さは去年よりもだいぶ低い13mということでしたが、たくさんの観光客が列をなしていました。

室堂駅のターミナルフロアも物凄い人でした。中国語や韓国が飛び交っていました。観光客の多くがインバウンドのようでした。

当日の室堂の様子をLIVEカメラで確認していましたが、朝のうちはホワイトアウトの状態でしたが、どんどんと天気が回復してきてるようでした。

実際、室堂に着いた時、雄山神社は雲に隠れていましたが、どんどん青空が広がっていっていました。

一面の雪の世界を楽しんでいる観光客をすり抜けて、私たちはみくりが池方面に向かいました。

開通してしばらく天気の悪い日が続いていたようですが、この日は天気に恵まれました。翌日はもっと天気が良くなる予報でした。

14時のチェックインには間があったので、みくりか池の前で昼食をとり、エンマ台の方へ足を伸ばしました。みくりか池は全面雪で覆われていましたが、下の方でライチョウの鳴き声も聞こえました。

みくりが池温泉は室堂ターミナルから15分くらいの立地にあり、地獄谷を源泉として標高が2,410mという日本一の高所にある温泉です。ちなみに日本一の高所にある露天風呂は八ヶ岳の本沢温泉になります。

みくりが池温泉は山荘ではありますが、相部屋と個室があり、6畳個室で1泊2食付で二人で25,700円という安さながら施設も食事、サービスも一級品の施設でした。

早速、温泉に入りました。時間がまだ早かったので1人が入っているだけでした。

夕食もとても美味しくいただきました。夕食後、外の様子を眺めに出てみました。夕陽がとても綺麗でした。

えんま台ではたくさんのカメラマンが並んで写真を撮っていました。

時間は早かったのですが、布団を敷いて微睡んでいるうちにいつしかしっかり寝てしまいました。・・・・・・・


朝食はバイキング形式で、たくさんの種類が並んでいたので、思わずたくさん取ってしまい、お腹いっぱいになってしまいました。

シャワーが使えない状態だったからということで、モーニングコーヒーをサービスしていただきました。

天気は上場で、朝日で雪山が光っていました。

身支度を整え、アイゼンを履いて出発です。雄山に登るか浄土山に登るか、一ノ越に行ってから決めようということにしました。

一ノ越に到着しました。登山者よりもスプリットボードを担いだバックカントリーの人の方が多かったようでした。

一ノ越からは黒部湖を挟んだパノラマが広がっていました。

一番手前にはスバリ岳、針木岳、黒部五郎、水晶岳など。中段に餓鬼岳、燕岳、大天井岳、槍ヶ岳。そして一番奥には八ヶ岳と富士山、南アルプスつぁしょうか。

ピーカンの天気で、一面の伸びやかな雪の繋がりと北アルプスをはじめとしたパノラマは素晴らしいものでした。

それだけで十分満足してしまい、無理をせず、ゆるく浄土山に登ることにしました。

浄土山南峰には龍王岳と五色ヶ原への中継地にもあたる所で、富山大学の研究施設があります。気象観測用のタワーもありました。

風が結構強かったので、360度の展望を楽しみながら施設の陰に入ってミルクティーを飲んで休憩しました。

龍王岳
剱岳

雪に覆われた北峰は2831mと南峰より1m高いだけですが、下って登り返さなければならないので、ここで終了として、下山にかかりました。

途中、尾根脇で3羽のライチョウを見ることが出来ました。ライチョウはみくりが池温泉の下の方でも見ることが出来ました。人気者で、何処でも人を集めていました。この時期はライチョウと会える機会は多いようです。

12時半、室堂ターミナルに戻りました。室堂ターミナルではあまり待つこともなく、臨時の美女平行きのバスに乗り込むことが出来ました。

白エビかき揚げそば

立山駅では待ち時間があったので、名物の白エビかき揚げそばで昼食をとりました。電鉄富山までの車内はまだ4月だというのにすごく暑く、一段と ”のろく” 感じました。

互いに車内で飲むビールとお土産の純米吟醸の「立山」を買い込み、新幹線に乗り込みました。楽しい雪山ハイキングでした。

S43年卒 田中廣明 S47年卒 手島達雄



コースDATA

上野発6:22発 富山駅8:31着 電鉄富山駅9:21発    立山1023着 11:00発 美女平11:07    11:20発 室堂ターミナル12:05着    みくりが池温泉14:20着

みくりが池温泉7:10発 一ノ越8:50着 休憩 浄土山南峰10:20(休憩) 10:50発 一の越着11:30着 11:35発 室堂12:25着 12:50発 立山駅14:10着 15:05発 富山駅16:20着 16:31発 上野駅19:06着

みくりが池温泉2410m   浄土山南峰2830m   高度差420m. 行動時間 5時間55分

高尾山・稲荷山コース


2023年4月16日(日)

高尾山の稲荷山コースは2022年に続き、2023年の1月から3月まで通行止めにしてリニューアル工事が進められ、この度工事が完了して通れるようになったのでどんな風にリニューアルされたのか、行ってきました。

朝の8時に高尾山口駅を降りましたが、駅前はツアーや色々なグループが待ち合わせをしていて、たくさんの人で溢れていました。

新しく設置された木製のステップや階段は住宅の床に使う鋼製束を使って建てられていました。設置は容易だったと思われますが、土砂の流出ですぐ傾いてしまうのではないかと思いました。

案内板も新しく作られていました。

雨が降ってぬかるみになりそうな所にも木道が敷かれていました。

ステップには滑り止めでしょうか摩耗防止でしょうか金属板も貼られていました。それでも雨が降って濡れた時は滑りやすいように思いました。

稲荷山の頂上には東屋がありましたが完全に取り壊されて、おしゃれな休憩デッキに変わっていました。

所々にベンチも作られていました。

頂上下の階段は2022年の工事によって作り替えられたものです。

9時半に頂上に到着。流石にまだこの時間は人が少なかったです。お昼頃にでもなると広場は人で埋め尽くされるのでしょう。

ヤマブキ
マムシグサ
シャガ

下山は1号路で薬王院へ向かいました。

奥之院

薬王院に到着。

稲荷社

お稲荷さんの狐はとてもスタイリッシュでした。

本殿

八王子の絹太鼓

当日は春季大祭ということでしょうか、参道で八王子の絹太鼓の披露がありました。

十一丁目茶屋の前には稚児行列のスタートを待つ着飾った子供達が並んでいました。

かすみ台展望台でもお祭りの準備が進められていました。

まだそれほど混んでいなかったので、清滝の高橋家で蕎麦を食べていきました。つけとろろ1200円(せいろ750円+月見芋450円)なり。

雨上がりだったのでぬかるみもあり、駅で靴を洗って電車に乗り込みました。

リニューアルされた稲荷山コースはきれいに登りやすく改修されていましたが、2,3年たった時にどうなったいるかちょっと心配です。

S47年卒 手島達雄


コースDATA

京王線高尾山口駅8:10 清滝駅8:15 旭稲荷8:20 稲荷山頂上8:50 高尾山山頂9:30 薬王院奥の院9:50 薬王院御本堂10:00 かすみ台展望台10:20 岩谷大師10:35 清滝駅10:50(昼食)11:10 京王線高尾山口11:15

四阿山(奥秩父)771.6m


2023年4月13日(木)

小鹿野町にある道の駅「両神温泉薬師の湯」に車を停め、鳥居山コースの登山口へ向かいました。

四阿山法養寺薬師堂

県道を少し戻った所に秩父の札所にもなっている薬師堂がありました。そしてそのすぐ先には両神神社がありました。両神神社は狼の狛犬が鎮座している両神山とここ四阿山の両方にあるようです。

花菖蒲園

鳥居山コースの登山口が分からず、花菖蒲園の様子も見ながら先まで行ってしまいました。まだ花菖蒲の時期には早かったようです。

日中友好の森

道を戻って花菖蒲園の入り口の反対側にある「日中友好の森」の門の脇に鳥居山コースの看板があったので門をくぐって整備された道を行きましたが、ここも違いそうなので戻りました。後から分かりましたが、この道を行っても登山道に合流することができたようです。

「日中友好の森」のすぐ先の道路脇にステップが切られている所が登山道の入り口でした。登山口までに時間がかかってしまいました。

途中「日中友好の森」に合流する分岐がありました。

序盤は急登もありましたが、全般的には穏やかな尾根道が続きました。

新緑もとても綺麗でした。

新秩父線93号鉄塔

尾根道が開け、高い鉄塔が出現しました。ここは頂上までの2/3まで来たことになるポイントになります。

両神神社奥社

両神神社の奥社に到着です。ここから先は急登と岩場が続く中級者コースになるということで注意の看板が建てられていました。

鎖がしっかり配置されていてましたが、思いのほか鎖場は長くて、息があがりました。

771.6m 四阿山山頂

頂上は狭く、ゆっくりお茶を飲んでいるようなスペースはありませんでした。雲ひとつない快晴でしたが、中国から飛んできた黄砂の影響で両神山も薄雲がかかっている感じでした。

下山して温泉とお蕎麦を楽しもうと、早々に下山にかかりました。

展望休憩所

山居広場
山居広場入口

中腹の山居広場入口まで車道が走っていて、駐車場も完備されていました。

道の駅「両神温泉薬師の湯」に戻って来ました。汗を流しに、薬師の湯(600円)に入って来ました。入浴後、手打ち蕎麦を食べ、併設する農村産物直売所で野菜と桑の実のジャム買って帰りました。

帰りがけに見えた武甲山も今日は黄砂で霞んでいました。

S47年卒 手島達雄


コースDATA

道の駅「両神温泉薬師の湯」7:48    薬師堂7:55 両神神社8:00 鳥居山コース登山口8:05 菖蒲園立ち寄り8:10    鳥居山コース登山口8:15    日中友好の森分岐8:20    秩父線93号鉄塔9:00 両神神社奥社9:25 四阿山山頂9:40 9:50    両神神社奥社10:00    薬師コース分岐10:05 展望休憩所10:10    山居広場10:20 山居広場入口(駐車場)10:30    道の駅「両神温泉薬師の湯」10:55

あずまや山ハイキングマップ(両神国民休養地)

黒斑山(2,404m)


2023年2月27日(月)〜28日(火)

小諸ICからチェリーパークラインを登り、ホテルの建つ車坂峠に到着。”ランプの宿”の高峰温泉に前泊予定だ。ビジターセンター前の駐車場に停めたが、高峰温泉の場所がよく分からなかったので、坂を下ってスキー場の第5駐車場に車を停めた。どうしようかと思っているところに、宿から電話をいただいた。すぐに雪上車でスキー場まで迎えに来てくれるということだった。

アサマ2000スキー場第5駐車場

 

高峰温泉は積雪期は道路が通行できなくなるので、雪上車での送迎になっていた。しばらくして赤い雪上車が道路を音を立ててやって来た。車内には既に7,8人の乗客がいた。

雪上車はスキー場を横切って雪の斜面をガリガリと上がって行った。およそ7.8分で宿に到着し、雪上車はバックして宿の玄関口に直付けした。普段履で雪の上を歩かないで済むようにという配慮であろう。

宿は”ランプの宿”と銘打っているものの近代的な建物で、中もオシャレな空間が演出されていた。スタッフの方に荷物を持っていただいて、部屋まで案内してもらった。

1階と2階に内風呂があり、「天空の野天風呂」と銘打つ風呂は中二階から定員分だけ用意された脱衣入れのザルを持って20mほどを除雪された雪道を行った。定員は4名らしかったが、4名ではちょっと窮屈な大きさだった。女湯は男湯の途中で道を分けた。湯の温度は丁度良かった。始めは寒かったが浸かっているうちにポカポカと温まった。

予約していたのは道路側の安い方の部屋だったが、案内されたのは谷側の眺めの良い部屋だった。空いていたので廻していただいたようだ。部屋は3重窓だし、雪が積もる2,000mという谷川岳よりも高所に建つ建物の中にいることを感じさせない快適な空間になっていた。

夕飯は食堂で部屋毎に用意されていた。美味しく、お腹一杯になった。

宿の前からは谷川岳や白根山方面の連なり、部屋からは美ヶ原方面の連なりを眺めることが出来た。

夜は星の観察会、朝は野鳥の観察会の案内がアナウンスされたが、参加はしなかった。

翌朝の朝食は8時で、雪上車は9時に出発ということだったが、他に乗って行く人がいないという事で予定より早く帰りの雪上車を出していただいた。

スキー場駐車場から車坂峠のビジターセンター前の駐車場まで自車で戻って、登山の身支度に取り掛かった。

行きはアップダウンがあるが眺めの良い表コース、帰りはアップダウンがなく下りだけになる中コースを行く予定で登山口を出発した。この日は全国的に晴天予報が出ており、これを狙っての計画が見事にはまって雲ひとつない晴天だった。

車坂山を下り終えた所を間違えて中コースに入ってしまっていた。気づいたがそのまま中コースを行くことにした。

中コースは北八ヶ岳のような樹林帯の中を行くコースで、唐突に外輪山の縁にあたる表コースとの分岐に飛び出した。外輪山の稜線に出て、浅間山らしい景色が広がっていた。岩の上で暫しコーヒータイム。

 

地面が露出していたトーミの頭へのザレ場の登りにかかる。

湯の平越しの雪化粧をした浅間山(前掛山)が青い空にバエル。

さすがにトーミの頭ではかなり強い風が吹いていた。「端に立っていて強風に飛ばされて滑落した人もいたので気を付けてくださいね」と地元のハイカーが話していた。しばらく景色を堪能してから、黒斑山を目指した。

黒斑山へは再び樹林帯の中を行く。

黒斑山山頂到着。頂上には結構たくさんの人が写真を撮ったり景色を堪能していた。平日だったが、さすがお手軽で雪山を楽しめる人気の山だ。

手前の前掛山に登っている人が見えたということだったが、よく分からなかった。本峰の釜からの噴煙は見えなかった。

しばらく樹林の中で休憩して下山にかかる。帰りは表コースを行くことにした。

中コースは鞍部から樹林帯に入って行くが、表コースは少し登り返してここも眺めの良い槍ヶ鞘に到着。

槍ヶ鞘からはしばらく外輪山の縁を登り返してから、樹林帯の中へ入る。

登山者避難用シェルター

表コースはアップダウンはあるものの正面に北アルプスや八ヶ岳を見ながら下れるので、下りに使ってもいいコースだと思った。

車坂山の登り返しにはシリセードの跡も残っていた。

無事、車坂峠に到着。晴天の中、楽しい山行だった。

S43年卒 田中廣明  S47年卒 手島達雄


コースDAT

車坂峠発9:22    車坂山9:34    (火口を望みコーヒータイム休憩)    トーミの頭10:38    (浅間を望み休憩 )   .黒斑山11:20    (頂上休憩 )   槍ケ鞘12:00    (北アルプス遠望ミルクティータイム)   車坂山13:10車坂峠13:32

行動時間4時間10分    休憩時間1時間19分

王岳 2023 御坂山塊


2023年2月9日(木)

5時出発のはずが寝坊してしまって集合時刻に20分遅れ、30分出発になってしまいました。二人での山行は1年以上ぶりでした。

中央高速に乗って、談合坂サービスエリアに寄ってから河口湖ICから国道139号線で根場のに「西湖いやしの里根場」の駐車場(登山者用)に着いたのは7時50分でした。

「西湖いやしの里根場」から王岳へは鍵掛峠を回ってからと、王岳に直接上がるコースがあります。予定では王岳をピストンするつもりだったので王岳を目指して出発しました。林道を20分くらい歩いてから登山道になりました。

途中から道は凍りついて、雪も少し残っていました。チェーンスパイクの跡がありましたがチェーンスパイクは履かないで登り通せました。

凍っていた道も途中まででした。

雪を被った南アルプスが木立越しに見え隠れしていました。

尾根に出て頂上まではあと15分くらいかと思っていたものの、伸びたササの間の道は結構長く、気持ちが折れそうでした。

ぽかっと頂上に到着しました。

北側の林越しにチラチラと八ヶ岳や北アルプスも遠望でき、下に甲府の街も見えました。南側にはクリアーな富士山が間近に鎮座し、西湖、河口湖、先に山中湖の富士五湖群も眺めることが出来ました。

予定よりも早く頂上に着いたので、昼食には早いので、お湯を沸かしてコーヒーとお汁粉と大福を食べてゆっくり休憩しました。

予定ではピストンで下山するつもりでしたが、時間が早かったので鍵掛峠を回って下山することにしました。

鍵掛峠まではアップダウンを繰り返しながらの道でした。岩場や崩壊している箇所もあって所々ロープが貼られていました。

鍵掛峠

鍵掛峠の少し先に根場への下山ルートがありました。

つづら折りの道を沢に沿ってひたすら下りて行くと、堰堤や沢の流れも現れてきました。林道まではあと少し。

登山道が終わり、石ころだらけの林道をしばらく行くと、道が開け、再建された茅葺の古民家群が点在する「西湖いやしの里根場」に到着しました。

根場四所神社

王岳周回コースはちょっと舐めていました。そこそこ疲れました。

古民家で手打ちそばを食べたかったものの、蕎麦屋は入場料を払わなければならない「西湖いやしの里根場」の中にあったので断念し、河口湖まで戻って名物の「ほうとう」を食べようということにしました。

ほうとうはボリュームがありすぎた感がありましたが、おいしかたです。

とても寒かった時もありましたが、概して2月にしては暖かく穏やかな1日でした。翌日、河口湖は20センチを超える積雪になり、各所で交通止めも発生したそうです。

S47年卒 手島達雄 S49年卒 柳沢孝嘉


コースDAT

東京出発5:30    西湖いやしの里根場駐車場7:50 準備(15分)8:10     林道終了8:30    王岳頂上10:10    休憩(40分)10:50    鍵掛峠11:57   分岐12:00    林道12:54    西湖いやしの里根場駐車場13:10

(ログの開始が遅れたのでスタート地点がずれてしまいました。)

伊豆・達磨山トレイル 2023


2023年1月25日(水)

東京駅から「こだま701号」で三島駅まで。三島から伊豆箱根鉄道に乗り換えて修善寺駅へ。

修善寺駅から4番バス乗り場から松崎行きの東海バスで大曲茶屋バス停に向かいます。

大曲茶屋バス停からは車道を船原峠まで行きます。

船原峠で道路を潜った所で車道右手から登山道を上って行きます。

船原峠から戸田峠までは車道に沿って登山道が作られているので、所々で車道を通ります。

途中にある展望駐車場

駐車場脇にある見逃しそうな伽藍山の道標

海が大きく広がり、駿河湾越しに富士山の眺めが続きます。

戸田港と特徴的な御浜岬、密集した戸田の街並みが見えます。

コースの足元はほぼ凍った状態でした。

達磨山

達磨山に到着です。大きな石があり、眺めも抜群でした。

今季一番の寒波到来の日で、こちらでも気温は2℃程度と低く、風は最高で6、7mはあったかと思います。

小達磨山

戸田峠

戸田峠に到着。こちらに車を駐車してハイキングを楽しんでいる人も多くいました。

金冠山第二トンネル

戸田峠から金冠山に向かいます。金冠山第二トンネルの右の道を進んで行きます。

15分ほどで金冠山、到着。

金冠山から最終地の達磨山レストハウスに向かいます。

広くなだらかな道ですが、レストハウスまでは地味に長く続きます。

凍っていた道が表面が溶けてきていて、なんともない所で滑って転んでしまいました。滑り跡もたくさんありました。

達磨山レストハウスに到着です。バスの時間まで1時間以上もありました。レストハウスでラーメンでも食べてもいいかと思っていましたが、残念ながらレストハウスはお休みでした。

持ってきていたカップラーメンを食べ、日向ぼっこをしてバスの時間待ちをしました。

達磨山レストハウスから修善寺駅までバスで25分。

修善寺駅から予約しておいた15:39発の東京駅直通の特急「踊り子16号」で帰りました。車両に乗車しているのは他に1組だけでした。


コース DATA

東京駅6:30 (こだま701号) 7:20三島駅7:34 8:09修善寺駅8:20 8:50大曲茶屋バス停 船原峠9:30 伽藍山10:25 古稀山10:49    達磨山11:15 小達磨山11:55 戸田峠12:13 金冠山12:30 達磨山レストハウスバス停13:09 14:40    修善寺駅15:39 (踊り子16号) 東京駅17:49

筑波山(おたつ石〜白雲橋コース) 2023

2023年1月19日(木)


常磐道を土浦北ICで降りて、199号線を朝日トンネル南でフルーツラインに入りました。その後カーブが連続する表筑波スカイラインを風返し峠まで行き、筑波山神社から伸びてきている筑波スカイラインに合流して、つつじケ丘駐車場に至りました。表筑波スカイラインは走り屋も多いようです。途中には展望駐車場もありました。

表筑波スカイライン展望駐車場

つつじケ丘からはロープウェイで女体山山頂近くまで行けますが、現在ロープウェイは1月10日から3月10日まで年次点検中で運休していました。つつじケ丘から女体山に至る「おたつ石コース」は筑波山の東の稜線尾根に沿って登る明るいコースになります。

9時45分、登山開始です。現在登山道の改修工事も進められていました。

つつじケ丘高原から先は一旦尾根から外れてトラバースして下って行き、弁慶茶屋跡で白雲橋コースと合流して頂上へ向かいます。弁慶茶屋は2006年に閉店し解体されていますが、現在東屋を作る作業が進行しています。3月には出来上がるようです。

弁慶茶屋跡からは弁慶の七戻り、高天原・稲村神社、母の胎内くぐり、陰陽石、国割石、出船入船、裏面大黒、北斗石、屏風岩、大仏岩、ガマ石、せきれい石などの奇岩怪石が御幸ケ原まで続きます。

弁慶の七戻り
高天原
稲村神社
母の胎内めぐり
陰陽石
出船入船
裏面大黒石

雪が少し残っていました。

北斗石
北斗石
大仏岩

11時半、女体山頂上に到着。

女体山三角店(877m)

がま岩

せきれい石
御幸ケ腹

11時45分、女体山と男体山の鞍部になる御幸ケ原に到着です。引き続き、男体山に向かいます。

男体山
男体山山頂

男体山の筑波山神社本殿は江戸城を向いて建てられているのだそうです。

男体山からの眺め

男体山から戻り、昼食休憩。12時5分、下山にかかりました。途中、弁慶茶屋跡からおたつ石コースに下るつもりが、先行者につられて白雲橋ルートに行ってしまいました。”こちらは拝殿へのルートでつつじケ丘ルートではありません”という看板に気づき、登り返すことになりました。

つつじケ原高原

駐車場へのルートに戻り、13時20分に駐車場に戻りました。

筑波山神社は女体山と男体山が本殿になるのでお参りは済ませていましたが、ついでに麓の拝殿にも寄って参拝してきました。

参拝後、筑波山に続くのどかな山容を横目に見ながらつくば中央ICから常磐自動車道に乗って帰りました。

S47年卒 手島達雄


コースDAT

土浦北IC    199号線 朝日トンネル南 フルーツライン 表筑波スカイライン 展望駐車場9:15 風返し峠 筑波スカイライン つつじケ丘駐車場9:30 9:45    おつた石コース つつじケ原高原10:00 弁慶茶屋跡10:20 弁慶七戻り10:25 高天原10:28    母の胎内くぐり10:30 陰陽石10:30渡神社 出船入船10:35    裏面大黒10:37    大石10:40    三角石10:41    大仏岩10:50 女体山11:00 筑波山神社 ガマ石11:05 せきれい石(せきれい茶屋)11:10 御幸ケ原11:20 男体山11:30 御幸ケ原11:45    (昼食)     12:05    女体山12:20 弁慶茶屋跡 つつじケ原高原13:10 つつじケ丘駐車場13:20    筑波山神社14:00    常磐道つくば中央IC

鉄砲木ノ頭(1,291m)・高指山(1,174m)


2023111()   S47年卒 手島達雄

1年以上山から離れていたので、足慣らしに年の初めに富士山を眺めに行ってきました。

バスタ新宿から高速バスで山中湖をぐるっと半周して山中湖平野へ。

山中湖平野ツーリストインフォメーションではトイレを借りて、ハイキングガイドをゲット。

周回コースなのでどっち周りで行こうかと考えましたが、富士山のスッキリした姿を楽しむには早いうちと考え、パノラマ台から廻ることにしてセブンイレブン脇の413号線を進んで行きました。

パノラマ台までは車道でも行けますが、車道と分かれて左に入って行きます。

侵食された登山道は細く削れていて歩きづらい。

パノラマ台到着。山中湖と合わせた富士山をはじめ、南アルプスなどがはっきり眺めることが出来ました。

鉄砲木ノ頭は別名「明神山」とも呼ばれており、富士山からの火山噴出物(スコリア)が堆積していて、茅とのピークになっています。

頂上部には中山諏訪神社の奥社が建てられていました。

雪が少しだけ残っていました。

切通峠までの尾根はアブラチャンやブナ、カエデ、ミズナラなどがとても美しい樹林帯を形成していました。特に株立のアブラチャンの純林などが見事でした。アブラチャンは粘り気があり、ワカンの材料などに使われる樹種になります。

頂上で昼食をとりました。

ススキの向こうには石割山、御正体山などの山々が続きます。

午後になって、流石に富士山には雲がかかり、少しぼやけた感じになっていました。

帰りの高速バスの予約を取って、下山にかかりました。

別荘地を抜けて

413号線を通って平野へ戻りました。

ヤドリギがたくさん付いていました

新宿行きの高速バスは外人さんばかりでした。

S47年卒 手島達雄


コースDATA

バスタ新宿7:45 山中湖平野10:09 (10:20) 413号分岐10:35    パノラマ台10:55 (休憩) 鉄砲木ノ頭11:35    切通峠12:15 高指山12:50 (休憩) 山中湖平野14:00 14:25    バスタ新宿16:55

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S43年卒本多氏による鉄砲木ノ頭・高指山の記録

S47年卒手島による石割山〜長池山の記録

S46年卒の碓井氏による本栖湖・精進湖のパノラマ台の記録

今年初めての登山は金時山(1,212m)


202318()  S43年卒 田中廣明

南足柄の地蔵堂からの金時山ハイキングの記録になります。南足柄の地蔵堂地区は金太郎伝説のゆかりの地で、金太郎の生家と言われる屋敷跡、力持ちの金太郎が遊んだとされる遊び石、産湯を使ったとされる夕日の滝などの名所が点在しています。

小田急線 新松田駅
新松田にある中華と和食”マニラ食堂”と看板に注目の店注*後述
由緒正しき地蔵堂
地蔵堂線の地蔵堂バス停

 

金太郎の畑 今は葉物野菜を作っているそうです
“たいこ石”の前で
金太郎の生家とされる屋敷跡
金太郎が産湯を使ったとされる夕日の滝
金太郎の力水
富士山をバックに
金時山直下の階段
相変わらずkの頂上での賑わいです

明神ケ岳を望む

2016年の明神ヶ岳の記録はこちらから

下山は1時間ほどで仙石原に出て、すぐにバスに乗車して帰りました。

S43年卒    田中廣明


コースDATA

新宿駅 小田急線新松田駅 箱根登山バス新松田駅〜関本〜地蔵堂線(地蔵堂行) 地蔵堂 金太郎の遊び石 金太郎生家跡地 金太郎の力水 夕日の滝 金時山 矢倉沢峠 仙石原 小田急線箱根湯本 新宿

注*管理者が調べてみた所、”マニラ食堂”は既に閉店しているものの何十年も前からあった店だということです。全然マニラ感のないラーメンだったという記事、店主が第二次世界大戦のマニラ戦線で戦っていたということから名が付けられたようだという記事を見つけました。