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立山室堂 雷鳥沢から別山乗越

2018年8月29日〜30日 北アルプス 立山連峰


この夏はお盆前後の天候が不順で、なかなか出かけられずに夏の終わりになってしまいました。8月30日はなんとか天気が良さそうなので、アクセスが良く1泊で行かれる涼しそうな山ということで立山を登ろうと決めましたた。

新幹線で長野駅、バスで扇沢まで行き、立山黒部アルペンルートで黒部ダムを経由して室堂へ行き、雷鳥沢露営場に1泊して別山、真砂山、立山三山(雄山、大汝山、富士の折立)を一回りすることにしました。

長野駅東口 バス停
信濃大町駅を経由
扇沢駅から電鉄富山駅までの通し切符は9,490円

扇沢 (関電トンネルトロリーバス)    黒部ダム    黒部湖 (黒部ケーブル)    黒部平 (立山ロープェイ)    大観峰 (立山トンネルトロリーバス)    室堂

関電トンネル 破砕帯

トロリースバスは今年限りで来年以降は電気バスに変わることになります。

黒部ダムは既に小雨。でも、天気は回復に向かう予報でした。

黒部ダム
トンネルをくぐってケーブル駅へ

黒部平から大観峰まではロープウェイ

何も見えない雨の大観峰からは再度トンネル内をトロリーバスで室堂へ。ルートで聞こえて来た声は中国語が圧倒的でした。

立山玉殿の湧水

霧と小雨で周りの景色もほとんど見えず、火山ガスが濃いためか目がピリピリしました。

すでに秋の気配の立山です。

チングルマの綿毛

今日のテン場、雷鳥沢野営場に到着です。

雷鳥沢露営場
露営場管理棟

管理棟で1張り500円を払い、受付を済ませました。雷鳥沢野営場は水洗トイレや水場もよく整備されています。。

夏も終わりなのでテントの数は少なく、逆にどこに張ろうか迷ってしまいました。でも、一番良さそうな所を確保できました。

お隣さんに挨拶したら、「ちょっと前までザーザーぶりの雨で、しっかり濡れてしまいました。」とのことでした。こちらは小雨程度でラッキーでした。

しばらくしたら霧もどんどん上がって、稜線の雲はとれなかったものの時々晴れ間も見えていました。時間はたっぷりあってどこか登ってこようかとも思ったものの、明日はいい天気の予報だったので半日のんびりと過ごすことにしました。

この夏50日もこの地にテントを張って、いろいろと歩き回っている雷鳥沢野営場の主のような方やお隣さんたちとおしゃべりをしながら過ごしました。

夜中、風向きが変わったのか火山ガスの匂いで目が覚めました。ガスの噴出するジェット音も聞こえ、ちょっと嫌な感じでした。星が出ているかと期待してテントの入口を開けて外を見ると、あたりは霧が立ち込めていて真っ白でした。

朝になっても状況は変わらず。天気予報は午前中のみ晴れに変わり、午後からは雨マークになっていました。早出すれば雨になる前にぐるっと一回りして室堂に戻れるのですが、天気はまだ回復の兆しがみられませんでした。このまま雨になってしまう可能性もあり、判断が延び延びになってしまいました。

7時近くになってやっと霧が上がってきたので、別山に向かって出発しました。

木橋を渡って雷鳥坂を登ります。

下に雷鳥沢のテン場が見えます。

ナナカマドの実はもう真っ赤

天気はよくなるかと思ったら、だんだん悪くなってきました。

劔御前小舎のある別山乗越まで来たところで、ますます霧が濃くなってホワイトアウト状態。劔岳はもちろん、別山方向もまるで見えない状態になってしまいました。

無理して景色もない中を歩いて行ってもつまらないので、今回はこれまでと判断。小舎でコーヒーいただき、冷えた体を温めました。

そうそうに下山開始。雷鳥沢野営場を経由して室堂まで戻ります。行きには周りの景色は全然見えませんでしたが、今日はみくりが池も地獄谷もよく見えました。

みどりが池
血の池
みくりが池

室堂の手前から急に雨が降り出し、雨脚は次第に強くザーザー降りなったころで室堂ターミナルに駆け込むことができました。

帰路は雨の中、室堂から立山高原バスで美女平へ。

電鉄富山駅からJR富山駅へ移動して新幹線に乗り込み平成最後の夏の山旅は終了。また今度来たいと思っています。

昭和47年卒 手島達雄


コースDATA

1日目

上野駅6:34  (北陸新幹線) 長野駅8:06     (アルピコ特急)  8:15 扇沢10:00 10:30    黒部ダム10:46        黒部湖    11:05    11:10 黒部平  11:15    11:30    大観峰11:37 11:45    室堂11:55 雷鳥沢野営場12:58

2日目

雷鳥沢野営場6:50 別山乗越(劔御前小舎)8:25    8:45    雷鳥沢野営場9:45 室堂10:57    12:00 (天狗平 弥陀ヶ原 弘法) 美女平12:50 13:00    立山駅13:07 13:38    富山駅14:49

山でバテない体づくり(食物編)

【1】登山前のスタミナ食は筋グリコーゲン
 「さあ、明日は山だからスタミナつけなくちゃ。」と登山を前にして、ご飯も食べないで焼肉をもりもり食べるのはNG。
肉類中心の脂肪やタンパク質が多い食事はダメで、糖質中心のご飯や蕎麦などの穀類、魚や肉などのタンパク質源、野菜というバランス食が効果的なようです。
糖質は体内に入るとブドウ糖になり、筋肉と肝臓に取り込まれ、多くが筋グリコーゲンとして蓄えられます。
ご飯を抜いたような脂肪や高タンパク食では筋グリコーゲンは普通食の約1/3に低下してしまうそうです。ポテトサラダやカボチャなどの煮物を加えた高糖質食の場合の筋グリコーゲンは約2倍になるのだそうです。
筋グリコーゲンは筋肉を動かすエネルギー源で、この量が多いほど長く運動が継続できバテにくいとされます。
また、消耗した筋グリコーゲンは運動直後に糖質を補うことで2時間後には急激につくり出されるそうです。
したがって、連泊するような場合にも夕飯には筋グリコーゲンを十分摂ることが翌日の行動に影響を与えるようです。
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【2】山の行動食にはドライフルーツが効果的
山行中の行動食も筋グリコーゲンを源とする甘い飴や羊羹、チョコレートなど糖質が多く含まれているものを摂取する必要があます。山行中は1日3食という概念は捨てて、お腹が減ってきたら適時補給することが必要のようです。
エネルギー不足が急激に疲労につながるいわゆる「シャリバテ」にもなりますので、簡単に補給できるものを用意しこまめに補給することが必要となります。
昔の山行では、氷砂糖や羊羹、飴やレモンなどを行動食として使ってきましたが、近年はドライフルーツを用いることも多くなっています。
果物の甘味は果糖で羊羹やアメなどに含まれる砂糖に比べ3倍も早く吸収されるそうです。また、果物の酸味にあたるクエン酸とビタミンは疲労回復させる成分で、乳酸を取り除く効果が期待できます。
果物の中でもグレープフルーツ、オレンジ、ミカン、ネクタリン、リンゴなどは特に酸味が強く効果的ですが、重たかったりかさばったりするためにそのままでは山に持っていく気はしません。
しかし、近頃はドライフルーツになったものがスーパーなどでもたくさん並べられるようになってきたので、容易にミックスしたものを持っていくことができます。
また、干しブドウ、プルーン、アンズ、リンゴ、パナナ、イチヂクなどのドライフルーツと「ナッツ」や「柿の種」などを組み合わせたものを行動食とするのもいいようです。
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【3】登山者にお勧めのアミノ酸系サプリの摂り方
夏場の水分やミネラルの補給に「ポカリスエット」や「アクエリアス」などの各社から出されているいろいろなスポーツ飲料が一般化しています。また、ゼリー状のスポーツエネルギー補給剤なども近年多く用いられています。
加えて最近はコンビニやドラッグストアでもアミノ酸系サプリが目につく棚に並んでいます。さて、アミノ酸系サプリとはどんなものなのでしょうか。
マラソンや自転車などの持久力系のスポーツも盛んになってきたせいでしょうか、スポーツ時の筋力や持久力をアップさせる働きや疲労回復の効果が期待できるということでアミノ酸系サプリが広まってきています。
アミノ酸は乳酸の発生を抑制させる働きがあり、また披露した筋線維を修復させる効果があります。久しぶりに山登りに出かける人や、下山した翌日の筋肉痛などを軽減させる効果効果が期待できるようです。
ただし、使うタイミングがあります。アミノ酸サブリは体内に入ってから2時間程度しか効果が持続できないので、登り始める30分前に飲むのが効果的だということです。
また、下山した直後に飲むことで翌日の筋肉痛を和らげることができるとうことです。
ゼリータイプや水に溶かして使うタイプ、タブレットなど形状も様々ですし、同じメーカーから同じ商品ブランドでも成分やバランスを変えて何種類もの商品が販売されています。
何がどう違うのかよく分からないで使ったりすることも多いようですが、タイプと使い方に違いがあるので、表示をよく確かめて効果的に使う使う必要があります。
例えば「味の素」のamino VITALのゼリータイプで言えば、、運動前には「SUPER SPORTS」、運動中にはエネルギー補給も兼ねた「パーフェクトエネルギー」、運動後には「GOLD」という具合に使い方を想定して作られているようです。

メールマガジン8月号/2018

獨協中学・高等学校ワンダーフォーゲル部OB会 オンラインマガジン 2018 / 8/17
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【1】登山前のスタミナは筋グリコーゲン
【2】山の行動食にはドライフルーツ
【3登山者にお勧めのアミノ酸サプリ
【4】秋の親睦会のご案内
【5】行ってきました 山行Now
【6】編集後記
【7】記事の募集とメールマガジンについて
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今回は登山時に摂取する「山でバテないからだづくり」のための食品について特集してみました。
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【1】登山前のスタミナ食は筋グリコーゲン
 「さあ、明日は山だからスタミナつけなくちゃ。」と登山を前にして、ご飯も食べないで焼肉をもりもり食べるのはNG。
肉類中心の脂肪やタンパク質が多い食事はダメで、糖質中心のご飯や蕎麦などの穀類、魚や肉などのタンパク質源、野菜というバランス食が効果的なようです。
糖質は体内に入るとブドウ糖になり、筋肉と肝臓に取り込まれ、多くが筋グリコーゲンとして蓄えられます。
ご飯を抜いたような脂肪や高タンパク食では筋グリコーゲンは普通食の約1/3に低下してしまうそうです。ポテトサラダやカボチャなどの煮物を加えた高糖質食の場合の筋グリコーゲンは約2倍になるのだそうです。
筋グリコーゲンは筋肉を動かすエネルギー源で、この量が多いほど長く運動が継続できバテにくいとされます。
また、消耗した筋グリコーゲンは運動直後に糖質を補うことで2時間後には急激につくり出されるそうです。
したがって、連泊するような場合にも夕飯には筋グリコーゲンを十分摂ることが翌日の行動に影響を与えるようです。
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【2】山の行動食にはドライフルーツが効果的
山行中の行動食も筋グリコーゲンを源とする甘い飴や羊羹、チョコレートなど糖質が多く含まれているものを摂取する必要があます。山行中は1日3食という概念は捨てて、お腹が減ってきたら適時補給することが必要のようです。
エネルギー不足が急激に疲労につながるいわゆる「シャリバテ」にもなりますので、簡単に補給できるものを用意し、こまめに補給することが必要となります。
昔の山行では、氷砂糖や羊羹、飴やレモンなどを行動食として使ってきましたが、近年はドライフルーツを用いることも多くなっています。
果物の甘味は果糖で羊羹やアメなどに含まれる砂糖に比べ3倍も早く吸収されるそうです。また、果物の酸味にあたるクエン酸とビタミンは疲労回復させる成分で、乳酸を取り除く効果が期待できます。
果物の中でもグレープフルーツ、オレンジ、ミカン、ネクタリン、リンゴなどは特に酸味が強く効果的ですが、重たかったりかさばったりするためにそのままでは山に持っていく気はしません。
しかし、近頃はドライフルーツになったものがスーパーなどでもたくさん並べられるようになってきたので、容易にミックスしたものを持っていくことができます。
また、干しブドウ、プルーン、アンズ、リンゴ、パナナ、イチヂクなどのドライフルーツと「ナッツ」や「柿の種」などを組み合わせたものを行動食とするのもいいようです。
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【3】登山者にお勧めのアミノ酸系サプリの摂り方
夏場の水分やミネラルの補給に「ポカリスエット」や「アクエリアス」などの各社から出されているいろいろなスポーツ飲料が一般化しています。また、ゼリー状のスポーツエネルギー補給剤なども近年多く用いられています。
加えて最近はコンビニやドラッグストアでもアミノ酸系サプリが目につく棚に並んでいます。
さて、アミノ酸系サプリとはどんなものなのでしょうか。
マラソンや自転車などの持久力系のスポーツも盛んになってきたせいでしょうか、スポーツ時の筋力や持久力をアップさせる働きや疲労回復の効果が期待できるということでアミノ酸系サプリが広まってきています。
アミノ酸は乳酸の発生を抑制させる働きがあり、また披露した筋線維を修復させる効果があります。久しぶりに山登りに出かける人や、下山した翌日の筋肉痛などを軽減させる効果効果が期待できるようです。
ただし、使うタイミングがあります。アミノ酸サブリは体内に入ってから2時間程度しか効果が持続できないので、登り始める30分前に飲むのが効果的だということです。
また、下山した直後に飲むことで翌日の筋肉痛を和らげることができるとうことです。
ゼリータイプや水に溶かして使うタイプ、タブレットなど形状も様々ですし、同じメーカーから同じ商品ブランドでも成分やバランスを変えて何種類もの商品が販売されています。
何がどう違うのかよく分からないで使ったりすることも多いようですが、タイプと使い方に違いがあるので表示をよく確かめて物と時を選んで使うとより効果的なようです。
例えば「味の素」のamino VITALのゼリータイプで言えば、運動前には「SUPER SPORTS」、運動中にはエネルギー補給も兼ねた「パーフェクトエネルギー」、運動後には「GOLD」という具合に使い方を想定して作られているようです。
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【5】秋の親睦会のご案内
現在、事務局では会員各位と会友に対して「秋の親睦会のお知らせ」の往復ハガキ郵送事務を行っています。参加申し込みは9月10日までとなっていますので、よろしくお願いします。
日時 平成30年9月23日(秋分の日)〜24日(振替休日)
会場 獨協学園 小諸 「日新寮」
会費 男  8,000円 女  6,000円 子供  3,500円
昨年は台風のために親睦会は中止になってしまいました。今年はたくさんの方々のお顔を拝見できることを楽しみにしています。どうぞ、お気軽にご参加申込みください。
期日を過ぎても参加は可能ですので、連絡はdokkyo.wvob@gmail.comまたは090-3573-4429 中野までお願いします。
【6】行ってきました 山行Now
黒姫に前泊し、笹ヶ峰を起点に火打山を日帰りピストンした44年卒の木村泰樹氏と43年卒の田中廣明氏の山行記録になります。7月下旬の火打山にはいろいろな花が咲いていたようです。
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【7】編集後記
 
8月もすでに半ばを過ぎてしまいました。この夏は厳しい暑さが続き、台風や不安定な気象状況による集中豪雨による災害も発生しています。
お盆を過ぎて、暑さもピークを過ぎたのでしようかレベルが一段下がってきたようです。天候が落ち着いたら、今のうちにまたどこか登ってきたいと思っています。
みなさんはこの夏どこかへ行かれたでしょうか。是非、山行記録や紀行文をお寄せ下さい。
DWV.OB会のホームページの「埋蔵品」では1961(昭和36)年からの高梨先生の山行記録の第2シリーズを順次掲載しています。
掲載のスピードが鈍くなっていますが、現在1963年分を整理しています。適当に覗いてみて下さい。
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【6】記事の募集とマガジンについて
 
このメールマガジ ンは毎月1回(発行日は不定)、OB 会会員にお送りしているものです。次号以降配信が必要ない方は、メールでその旨お知らせください。また、記事はホームページにリンクしていますので、今後別のアドレスへの配信を希望される方はその旨連絡下さい。

本ホームページでは記事を募集しています。投稿・寄稿をどうぞお寄せ下さい。山行記録は当時のものでも個人の新しい記録でも結構です。当時の写真だけでも記録として蓄積したいと思っていますので、宜しくお願いします。山行記録のほかに、紀行文、コラム、近況報告などの直接投稿やメールでの寄稿もよろしくお願いします。

※投稿やお問い合わせメールは dokkyo.wvob@gmail.com 担当手島までお願いし ます。

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獨協中学・高等学校ワンダーフォーゲル部OB会 オンラインマガジン 

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掲載記事や画像などを許可なく転載することはご遠慮ください。 ⌘
 
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秋の親睦会のお知らせ

秋の親睦会のご案内


日時 平成30年9月23日(秋分の日)〜24日(振替休日)

会場 獨協学園 日新寮  長野県小諸市菱平大字下小姓595

会費 男性8,000円 女性6,000円    子供3,500円

事務局よりご案内のお葉書を発送しています。9月10日までに出欠席の返信をお願いします。去年は台風の影響で中止になってしまいました。今年は是非お会いできることを楽しみにしています。


群馬県防災ヘリが横手山北部で墜落する

2018年8月10日、群馬県の防災ヘリが横手山北部の群馬県側県境で「ぐんま県境稜線トレイル」の全線開通にともなう登山道点検調査のため県防災航空隊員4名(内2名は東邦航空のパイロットと整備士)と吾妻広域消防本部の職員5名の計9名を乗せた群馬県防災ヘリ「はるな」が墜落し、搭乗員全員が死亡するという事故が起こりました。

群馬県では土合から白毛門、蓬峠を経由して谷川岳(いわゆる馬蹄形コース)から横手山・渋峠、四阿山を経由して鳥居峠に至る新潟・長野の県境に添ったロングトレイルを整備していました。

この度、未整備だった三坂峠~白砂山間が2018年11日の「山の日」に開通の運びとなり記念式典も予定されているところでした。(記念式典は中止になりました)

吾妻広域消防本部は今年1月に起こった本白根山の爆発的噴火の際にも負傷者の救助・捜索にもあたるなど群馬県の山岳救助の仕事も担っており、事故当日は翌日に開通するトレイルコースの安全確認のための飛行中の出来事でした。

吾妻消防本部隊員5名は今後本部を背負って立つことが見込まれた精鋭でもあったようです。山での安全を守っていただいている防災航空隊と消防本部の大切な職員を失ってしまったことはまことに残念なことです。

搭乗員9名全員が安全登山のための職務中での事故で死亡されたことに心からお悔やみ申し上げます。

ちなみに防災ヘリの「はるな」も群馬県の保有する唯一の防災ヘリで、今まで山岳救助を含めていろいろな仕事を担ってきたので今後どうなるかも心配するところです。

「ぐんま稜線トレイル」は白毛門  清水峠  蓬峠  谷川岳  平標山   三国峠    三坂峠    白砂山    横手山  渋峠    白根山  毛無峠  四阿山  鳥居峠を結ぶ100Kmのロングトレイルになります。

http://www.pref.gunma.jp/03/av01_00043.html

火打山(2,462m) 頸城山塊

2018年7月23日  火打山 笹ヶ峰ビストン


43年卒の田中廣明氏と44年卒の木村泰樹氏は2人で4月中旬の残雪期に火打山に挑戦したものの積雪の多さに黒沢出合いまで行ったところで断念していた。

黒姫に別荘を持つ田中氏はすでに何回も火打山と妙高山へは登っているものの夏には登ったことがないということで、まだ火打の頂上を踏んだ経験のない木村氏との再挑戦であった。

木村氏の日産リーフで東京を立って黒姫に前泊し、早朝笹ヶ峰まで車で行き4時半に登山口を出発した。高谷池で小屋泊ができるなら妙高山ということもありとも考えていたようだが、結局日帰りで下山して黒姫へ戻った。

田中廣明氏
北アルプス
高谷池到着

キヌガサソウ
高谷池ヒュッテ
火打山へ
ロックガーデン
コイワカガミ
イワイチョウ
ハクサンコザクラ

ミヤマキンバイ

カラマツソウ
ミヤマシシウド

タテヤマアザミ
天狗の庭

木村泰樹氏

ミヤマタケブキ
ヒメシャジン

 

ライチョウ平

火打山頂上到着

下には高谷池の湿原が広がります

妙高山を見ながら下山開始。

高谷池に着き、同じコースで笹ヶ峰に下山。笹ヶ峰には5時近くになってしまった。

S43年卒 田中廣明  S44年卒 木村泰樹

写真は木村泰樹氏(田中廣明氏)撮影 NIKON  COOLPIX  P310

(この記録は写真とデータをもとに掲載させていただきました。)


コースDATA

笹ヶ峰4:20    黒沢橋5:30    十二曲り5:30  6:05    富士見平7:30    高谷池ヒュッテ8:30    天狗の池9:20    ライチョウ平10:13    火打山11:25  12:00高谷池H13:20  13:40    富士見平14:20  14:30    黒沢橋15:50  16:05    笹ヶ峰16:50

メールマガジン7月号/2018

獨協中学・高等学校ワンダーフォーゲル部OB会 オンラインマガジン 2018 / 7/ 31
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【1】熱中症と一過性脳虚血性発作との違い
【2】「山と渓谷」が通巻100号を迎えています
【3行ってきました 山行Now
【4】編集後記
【5】記事の募集とメールマガジンについて
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【1】熱中症と一過性脳虚血性発作との違い
 
先日、北奥千丈岳の頂上で休んでいたところ少し離れた所で食事休憩をしていたご婦人が「気持ち悪い」とご主人に言っていたかと思ったら、立ち上がり際に倒れ顔面を岩に当てて出血されました。
すかさず近くで昼食の準備をしていた30代の男女が意識や両手足のしびれなどを確認し熱中症と判断しててきぱきと救急処置をしている様子に感心させられました。
聞こえて来た様子では二人は医者でも看護師でもなく、トレランをやっているだけですよと言っていました。
大勢で対処してもしょうがないかもと思ってこちらは見守っていただけでしたが、今にして思えば途中交代してあげるなどいろいろ出来ることがあったと思い反省しきりです。
さて、山でも中高年が多いこともあって病気などで倒れたりするケースも多くなっているようです。
4月の鍋割山の頂上でも心停止された人がいて、ヘリで緊急搬送している現場に遭遇しました。
 
これからの季節は熱中症で倒れたりするケースも多いのではないかと思われます。しかし、中高年の場合は特に同じような症状でも暑さと水分不足からくる熱中症ではなく、脳梗塞による一過性脳虚血性発作であるケースもあるようです。
症状がよく似ているということで熱中症と間違われ、手当が遅れて重大なことになる場合もあるようです。
熱中症なのか脳梗塞による一過性脳虚血性発作なのかを的確に判断し、対処する必要が求められます。
すでに意識がないよう場合については呼吸や脈を確認し、必要に応じて心肺蘇生をしなければならないでしょうが、意識がある場合についてホームページに「熱中症と一過性脳虚血性発作との違いの見分け方と対処の仕方」を掲載しましたのでご覧いただければと思います。
 
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【2】「山と渓谷」が通巻100号を迎えています
今や「山と渓谷」「岳人」「PEAKS」「ワンダーフォーゲル」「ランドネ」などいろいろな山岳専門誌が刊行されていますが、トップを走り続ける「山と渓谷」は今月号で通巻1000号になるのだそうです。
1930年(昭和5年)に創刊され、創刊以来88年目ということです。
8月号では「1000号の歩み」と題して①表紙に見る「時代」、②誌面で振り返る登山事情、③雑学集という特集を組んでいます。
懐かしい記事や表紙の写真、懐かしい執筆者の名前などが載っていました。まさに山の「時代」が感じられました。
「誌面で振り返る登山事情」では1968年10月号の「美わしきハイマート」と題した、空き缶だらけの北岳山頂の写真とともに「バットレスではハーケンが唄うかわりに、落石ならぬ落カンが高らかにこだましている」という記事。
1969年5月号の「ボッカ訓練」の記事では首にタオルをかけて大きなキスリングを背負って山道を行く写真と「今はもう立ち止まることが唯一の快楽になった」という大学ワンダーフォーゲル部のボッカ訓練の様子が印象に残りました。
また、創刊1000号記念として百名山ならぬ「日本登山ルート100選」と題して特定のエリアに偏りのないように全国を7つのエリアに分けて登山ルートにも目を向けた日本を代表する山を選出した記事が掲載されています。
ちなみに関東・中部では25コースが選出されていますが、あまり取りあげられていないものでは、十二平〜越後駒ヶ岳、鷲ヶ峰〜ゼブラ山〜車山、奥久慈男体山、角田浜〜角田山〜灯台コース、猿投神社〜猿投山、八丈富士〜三原山、衣張山〜大平山〜源氏山などがありました。
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【3】行ってきました 山行Now
車で行ける峠の最高地点である大弛(おおだるみ)峠から2〜3時間程度で2,500m級の奥秩父の山々を満喫できるコースです。「夢の庭園」という”空中木道”のように稜線に張り出した木道の階段からは金峰山の五丈岩なども眺めることができます。駐車場はあまり広くないので車で行く場合は場所取りが大変なようですが、時期限定で土日だけ運行しているバスを利用した記録です。
あまり知られていませんが、群馬県の草津温泉近くにある酸性の水が流れる川の中に自生するめずらしい苔が自生している「チャツボミゴケ公園」からラムサール条約に登録されている芳ヶ平湿地群を歩いてきた記録です。草津白根山が現在立ち入り規制されているのでアクセスやコースは制限されていますが、登山者も少なく静かに明るい湿原を楽しむことができます。
人気の新潟県頸城山塊にある穏やかな山容の「火打山」と大岩がゴツゴツした爆発カルデラの外輪山と溶岩ドームからなる活火山の「妙高山」の記録です。ともに百名山にあげられている山で、高谷池や黒沢池など湿原にあるヒュッテにも人気が集まっています。
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【4】編集後記
 
温暖化による影響なのでしょうか、集中豪雨や例年にない台風の進路、猛暑など極端な気象が続いており、大変なことになっています。
被災された人たちからすればそんなこと言ってられないのでしょうが、これからまだまだ暑い夏が続くと思うとそれだけでも気が滅入ります。
暑い中、体調を崩さないようにお互い気をつけて夏を乗り切りましょう。
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【5】記事の募集とマガジンについて
 
このメールマガジ ンは毎月1回(発行日は不定)、OB 会会員にお送りしているものです。次号以降配信が必要ない方は、メールでその旨お知らせください。また、記事はホームページにリンクしていますので、今後別のアドレスへの配信を希望される方はその旨連絡下さい。

本ホームページでは記事を募集しています。投稿・寄稿をどうぞお寄せ下さい。山行記録は当時のものでも個人の新しい記録でも結構です。当時の写真だけでも記録として蓄積したいと思っていますので、宜しくお願いします。山行記録のほかに、紀行文、コラム、近況報告などの直接投稿やメールでの寄稿もよろしくお願いします。

※投稿やお問い合わせメールは dokkyo.wvob@gmail.com 担当手島までお願いし ます。

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熱中症と脳梗塞の見分け方と対処の仕方

脳梗塞による症状の場合には右か左か半身に症状が出るようですが、国立循環器病研究センターでは「FAST」という診断方法を推奨しています。

①”F”はFACEの略で「イー」と口角を上げさせ、左右対称に上げることができるかをチェックします。


②”A”はARMの略で手のひらを上にして両手を水平に上げさせ、両腕が同じように水平に維持できるかを見極めます。脳梗塞の場合片腕だけが回転しながら下がっていってしまうようです。(すでに倒れこんでいる場合は両手をまっすぐ上げで放して、両腕が下がらないかチェックします。)


③”S”はSPEECHの略で呂律(ろれつ)が回らないかどうかをチェックします。「太郎が花子にリンゴをあげた」など特にラ行がきちんと言えるかどうかが判断しやすいということです。


④”T”はTIMEの略で上記した3つのチェックで疑わしい場合は直ちに病院を受診しなければいけないということになります。


したがって熱中症なのか、脳梗塞なのかを顔の表情や喋り方、両手両足のしびれや力の入り方などをチェックして判断し対処する必要があるようです。


次に対処の方法ですが、熱中症の場合は涼しい所で足を少し上げて寝かせ、衣服を緩ませ濡れタオルやハンカチなどに包んだ保冷剤を両首筋(脇の下、足の付け根)などに当て、団扇や板などであおいで早く体温を下げてあげる必要があります。自動販売機などが近くにあれば冷えた飲料水のペットボトルなどをタオルに包んで首筋に当てて冷やしてあげます。また、経口補水剤などで早急に水分を摂取することも必要ですが、意識が鮮明でない場合には誤嚥する可能性もあるので無理やり飲ませることは避ける必要があるようです。


また、熱中症がもとで血液がドロドロになって脳梗塞を発症する場合もあるので、中高年の登山者が多い昨今、熱中症や脳梗塞など症状をよく見定めて対処する必要があるようです。


脳梗塞の場合は立たせないで日陰に移動させ、頭を水平にして寝かせ、衣服を緩めます。吐き気のある場合は横向きに寝かせます。一過性の発作の場合はすぐに症状が治まる場合もあるようですが重篤な場合は一刻も早く病院での受診・治療が必要になりますので、その場の状況に応じた判断が必要になるでしょう。

火打山(2,462m) 妙高山(2,454m) 頸城山塊

2018年7月24日(火曜日)〜7月25日(水曜日)


S44年卒の木村泰樹さんと43年卒の田中廣明さんが偶然にも同日に笹ヶ峰から火打・妙高を計画していているということを知り、高谷池で会えるかと楽しみにしていました。

しかし手島の大失敗で予定していた当日、起きる時間を1時間間違えて予定していた電車に乗ることは出来ないことが判明し、急遽翌日に順延することになってしまいました。

木村さんからの連絡では高谷池に泊まることは出来ず、12時間かかって日帰りで火打山をピストンしてきたということでした。

翌日は無事に北陸新幹線で長野駅まで行き、信濃鉄道北信濃線に乗り換えて妙高高原駅からバスで笹ヶ峰まで行きました。

笹ヶ峰から高谷池に行き、テントを設営後に火打山を往復し、翌日は妙高山を登って赤倉リゾートのスカイケーブルを使って下山する計画です。久しぶりのテント泊で荷物も12Kgくらいになってしまいました。

観光案内所

バスは「いもり池」に行く5〜6人のグループと黒沢ヒュッテ泊の2人連れと私くらいでした。妙高高原から笹ヶ峰行きのバスは午前中2便、午後1便だけで東京から電車で行く場合は1便には間に合わせることは出来ません。

妙高高原はブルーの紫陽花がたくさん植えられており、まだ綺麗に咲いていました。東京より2ヶ月近く時期が違うようです。

バスの乗客は少なかったものの、笹ヶ峰の駐車場には車がたくさん駐車しており、笹ヶ峰をベースにして火打山と妙高山を登る人が多いようでした。

登山口のゲートには登山届け用のポストが設置されており、あらかじめ書いておいた登山届けを投函してゲートをくぐりました。

登山口ゲート

黒沢橋までは緩やかな1時間ほどの山道を行きます。

黒沢橋

黒沢橋からしばらく行くと、ジグザクの「十二曲り」の急登が始まります。日陰ではあるものの気温が高く体力が消耗します。

十二曲り 1/12
十二曲 12/12

「十二曲り」が終了した所には休憩タイムをとっている人が集まっていました。

富士見平

富士見平

「十二曲り」から富士見平までの急登に苦労して予定より30分遅れになってしまいました。急登を登りきると黒沢岳をトラバースするなだらかな開けた山道になります。

クルマユリ

高谷池ヒュッテの三角屋根が見えてきました。高谷池ヒュッテは現在改装中ということで完全予約制で1日20人しか受け入れていないということでした。

高谷池ヒュッテの三角屋根

ウォシュレット付きバイオトイレ

ヒュッテでテン場の受け付け(1張410円)を済ませ、テン場、水場、トイレの説明を受けてから移動。トイレは別棟になっているウォシュレット付きのバイオトイレでした。

高谷池に着いたのは既に14:30になってしまいました。テントを設営してから火打山をすると6時近くになり、まだ明るいはずではあるもののそれから夕食の準備をするのも面倒なので、今回は火打山踏破はあきらめ「天狗の庭」までとすることにしました。

高谷池水場
高谷池テント場

テント場はさほど混雑していませんでしたが、高校の山岳部が来ていてにぎやかでした。テントを張り終わってから「天狗の庭」まで行ってきました。

高谷池湿原

モミジカラマツ
タカネニガナ
イワイチョウ
ミヤマキンポウゲ
ハクサンコザクラ
ロックガーデン

木道に沿ってロックガーデンをしばらく行くと「天狗の庭」に到着。

天狗の庭

火打までの稜線に想いを残しつつ、テント場に引き返しました。

そして、夕飯の準備です。

テン場に戻って夕食の準備

夜は長袖のシャツを着込んで3シーズン用シュラフにすっかり入っても寒いくらいでした。

翌25日は3時ごろから高校生の食事準備が始まってうるさかったので、予定より早くこちらも行動を開始しました。

涼しいうちに妙高山の登りを終えようと食事を終え、テントの撤収を済ませ5時には高谷池を出発しました。

黒沢池への分岐

ウサギギク

キヌガサソウ
茶臼山

茶臼山を過ぎてしばらく行くと黒沢ヒュッテが下に見えてきます。

黒沢池ヒュッテが見えてきた

黒沢池ヒュッテ

高谷池ヒュッテでは早かったせいか小屋番がちょうどいなくて水が買えなかったので、黒沢池ヒュッテでペットボトルの水を2本購入しました。1本400円でした。

大倉乗越
妙高山
ロープ場
ヒメシャジン自生地

途中の雪渓は少しだけ残っていました。

谷にはまだ雪渓が残っている

はるか左手下には長助池の湿原が見え、先を進むと長助池方向への分岐点になります。

長助池分岐

ヨツバシオガマ

北峰下の岩窟の中の祠

頂上直下には岩窟の中に祠がありました。

妙高山北峰

妙高山北峰(2446m)到着です。北峰は南峰より標高は低いものの三角点がある頂上になります。

白馬岳や立山などがよく見えました。眺めを楽しんで、北峰から南峰に移動です。

南峰へは「日本岩」と命名されている岩をはじめ大岩が起立している地帯を通って行きます。

日本岩

そして、妙高大明神のある妙高山南峰(2,454m)に到着です。

妙高山南峰

下山を始めてしばらく行くと長い鎖場とロープ場になります。

鎖場とロープ場が続く

ロープ場が過ぎると結構長い下りが続きます。

光善寺池

燕温泉とスカイケーブル頂上駅の分岐になる天狗堂の祠。

天狗堂

天狗堂からしばらく行くと林道に変わります。水が足りなくなっていたので5分くらい下がったところにある水場で水を補給しました。左上には南地獄谷の水蒸気の出ている崖が見えました。

南地獄谷

避難小屋の大谷ヒュッテを通過してしばらく行くと再び林道から赤倉方面の山道に入ります。

避難小屋 大谷ヒュッテ

しばらく林道を歩いていくと再び山道に入ります。

滝沢付近の崩落している箇所

長かった下りもやっと終わり。赤倉リゾートのスキーゲレンデを下りると右手がスカイケーブル頂上駅になります。

妙高山登山道入口
スキー場ゲレンデを下る
スカイケーブル頂上駅

駅にトイレはないというので、左に少し下がったところにある「エートル」という休憩所で着替えをしてからソフトドリンクでゆっくり休憩です。

休憩所 エートル

出発が早かったので予定より早く到着したので、新幹線の上越妙高駅まで行くバスの時間まで1時間近く待つことになりました。上越妙高駅からなら長野の手前なので新幹線の自由席は余裕があると思って上越妙高駅まで行くことにしました。案の定、新幹線自由席はゆとりで座って行くことができました。

火打山の頂上は踏めませんでしたが、1泊2日のテント泊を楽しむことができました。

赤倉リゾート駐車場

S47年卒 手島達雄


コースDATA

上野駅6:28  はくたか551号    長野駅8:06    8:13   信濃鉄道北信濃線    8:56  妙高高原駅9:35  妙高高原駅    笹ヶ峰直通バス10:25     笹ヶ峰(  ¥1000)

登山口10:35    黒沢橋11:20    十二曲り1/12    11:40    十二曲り12/12 12:05     分岐13:30    高谷池14:30    テント設営15:05    ロックガーデン15:25    天狗の庭15:35  高谷池テン場16:00

高谷池テン場5:00  茶臼山5:25    黒沢池ヒュッテ5:50  大倉乗越6:25  長助池分岐8:10  妙高山北峰9:30  妙高山南峰9:40  天狗堂11:00  大ヒメシャジン6:50    雪渓7:05    長助分岐7:25    妙高神社8:45    妙高山北峰8:45    妙高山南峰9:15    光善寺池10:25    天狗堂10:35    林道10:50    大谷ヒュッテ11:05    新赤倉分岐11:12    妙高登山口12:10    スカイケーブル山頂駅12:20  

休憩13:20   ケーブル山麓駅13:30    赤倉リゾート駅(上越妙高駅行きバス ( ¥1100)14 :28   定慧妙高駅東口15:10    15:53    上野駅17:52