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レインボープロムナード&台場公園

東京散歩 レインボーブリッジを渡り台場公園へ

車では何回も通っているレインボーブリッジですが、歩いても渡れるということを聞いたので行ってみることにしました。

JR新橋駅から「ゆりかもめ」で芝浦ふ頭駅で降りて、レインボーブリッジ方面に歩いて10分くらいで登り口に着きます。「ゆりかもめ」は右に大きくカープしていきますが、歩道を行くには逆に左の海寄りに曲がって行きます。大きなビルの下に着いたらビルに入って、7階までエレベーターで登って行きます。

エレベーターを降りると都心方面の北ルートと臨海地帯の南ルートに分かれます。台場公園口近くまで入れ替わることができないし、一般自動車道と軌道で反対側の景観は妨げられてしまうのでどちら側の景色を眺めたいのかその時点でルートを選ぶ必要があります。

橋長の2/3くらいまで安全のためネットがかかっていますが、何箇所か展望のきく所がありますので十分写真などもそこで十分撮れます。

左に竹芝桟橋や日の出桟橋、浜離宮、中央に晴海埠頭、右手に豊洲、有明と見晴らしも良好です。話題の新しい豊洲の市場もよく見えます。

台場公園口近くになるとネットもなくなり眺望が良くなります。徐々に高度が下がってきて、歩き始めた芝浦口方面のレインボーブリッジも綺麗に見えます。

台場公園近くになると反対側に渡る通路が右手に現れます。そのまま進んでもしばらく行くと公園側に合流して降り口になります。

夏場は20:30まで入れるので夜景も綺麗だと思います。台場公園口からでも芝浦ふ頭口のどちらからでも渡ることができますし当初は有料だったようですが現在は無料です。所用時間は20〜30分くらいになります。

今回芝浦ふ頭から入ったので降り口は台場公園になります。ここまで来たので、台場の砲台跡に行ってみることにしました。砂州のように砂浜が広がり、都会の喧騒をまるで感じさせない別世界が広がっています。陣屋跡、弾薬庫跡、砲台跡など独特な感じのする所です。

降り口近くからは町田駅とフジテレビ方面に行くバスも出ていますし、15分ぐらい行くと「ゆりかもめの」台場公園駅があります。ダイバーシティーやバレットタウンあたりでお昼を食べて帰るのもいいでしょう。半日の東京散歩です。(昭和47年卒手島)

守屋山 (1,654m) 立石コース

1月24日(2017年)

1969年10月の秋山山行の記念写真

「守屋山山頂には赤トンボがたくさん飛んでいた。」1969年10月、高校1年生の秋山で行った守屋山の記憶はそれだけでした。いや、当時の記録写真を見るまではその記憶や守屋山の名前すら忘れていました。守屋山ってどんなところだったのか。

もう一度行ってみようと、夜が明ける前の中央高速を諏訪iCまで飛ばしていきました。

守屋山は諏訪市と伊那市との境にあり、八ヶ岳をはじめ南アルブス、中央アルブス、北アルプスを望むことができる山で、諏訪大社の神体山とも言われています。

当日は晴れるものの、各地で今年一番の寒さが予想されていました。インターを降りて、両脇に雪が残り凍りついている路肩に気をつけながら登山口のある杖突峠を目指し高遠方面に道をとります。所要時間は30〜40分くらいだったでしょうか。峠付近から尾根に沿って登るコースを予定していましたが、ポイントを見つけているうちに峠を越えてしまいました。峠を下りた所の片倉に東通リゾートと看板のある駐車場で登山の用意をしている人を見かけたので登山口を聞いてみました。守屋山立石コースはすぐそこで、車はそこに駐めても大丈夫いうことでした。

駐車場から峠方向に20〜30mくらい戻った所に守屋新道立石コースの看板が立てられていました。このコースはいろいろな岩を巡りながら側面を沿うように東峰の尾根筋に上がっていくコースと直ぐに尾根に上がって行くコースがあるようです。岩を巡るコースを選択して雪道を進んで行きました。

国道脇から雪がしっかり積もっていました。下の方では凍りついている所もありましたが、アイゼンなしでも問題なく歩行できる状態でした。(10本歯のアイゼンをつけて登っている人もいましたが。)途中、ぜんぜん積雪がない所もありました。上の方は全て雪道でしたが、凍ってはいないしそれほど圧雪になっていなかったので歩きやすかったです。寒かったせいかぬかるんでいる所もありませんでした。

亀岩

亀石、御陰核岩、立石、十文字岩、鬼ケ城などの岩を経由して一休平へ。

御陰核岩

鬼ケ城
橅難観音
一休平

一休平からは試練坂(息切坂?)を経て1631mの東峰に登って行きます。風がつきささるように寒くフェイスマスクを着けているのでより息切れしました。

1ヶ月近く風邪が治りきらずトレーニングがまるで出来なかったので筋肉も心肺機能も落ちていた体には本当に試練坂(息切坂)でした。

守屋山東峰(1631m)

東峰の下方には守屋神社奥の院がありました。当時からあったのでしょうか。

守屋神社奥の院

東峰をしばらく下り、再度本峰へ登り返します。頂上の肩にはラビットハウスという避難小屋がありました。

避難小屋付近のさざれ石
山頂避難小屋
ラピッドハウス内部

避難小屋から5分くらいで1,650mの守屋山頂上です。からだが鈍っていたので駐車場から2時間近くかかってしまいました。

肩の小屋から山頂を望む
守屋山頂上(1,650m)
頂上から諏訪湖を望む

残念ながら頂上から八ヶ岳やアルプスはほとんど見ることは出来ませんでした。ただ眼下の諏訪湖と諏訪の町がとても綺麗に見えました。

頂上はもっと広かったと思っていましたが、意外と狭かったでした。当時は無雪期だったので肩の所までなだらかなカラマツ林が広がっているので頂上と合わせてイメージしていたようでした。

帰りも同じコースをたどり、アイゼンなしで1時間くらいで帰着することができました。今年初めての足慣らしの山行でした。

2017年1月25日  昭和47年卒 手島

メールマガジン1月号 / 2017

獨協中学・高等学校ワ ンダー フォーゲル部OB会 オンラインマガジン 2017/1/17
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▲△▲ も くじ △▲△

【1】山を舞台にした競技が新たなトレンドに
【2】寄稿「ワンゲル部と私」 菅野則一
【3】当時の「山行のしおり」を発掘
【4】冨樫会長がDWVを表敬訪問
【5】編集後記
【6】記事の募集とメールマガジンについて
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【1】山を舞台にして多様なレースが増えてきています

かつて山を舞台にした競技(レース)となると富士登山マラソンが有名でしたが、近頃はいろいろな種類のレースが各地で行われています。テレでもよく取り上げられているのは、ウルトラライトの装備で設定されたコースを最短時間で走り抜くトレイルランニングです。マラソンのステップアップを目的としている人もいるし、野山を駆け回ること自体を目的にしている人も多いようです。一般登山者と一緒になった場合のマナーなどが問題になっています。積雪期にはスノーシューでの競技も行われています。

2020東京五輪で追加種目として正式決定されたスポーツクライミングは1人でボルダリング、リード、スピードの3種を行って、その総合成績を競います。今や各地にボルダリング施設が出来ていますし、フィールドの岩場にマットレスを持って行って敷いて練習している人も見かけるようになってきています。昔は腕力で登ってはいけないと言われていましたが、今や腕力主体のアクロバチックな登り方に変わっています。
一定の制限の元に指定された山岳コースを踏破して時間を競うトレイルレースも賑やかになっています。秩父&奥武蔵のレースや主要なアルプス横断するトランスジャパンアルプスレースなど山岳耐久レースもテレビで取り上げられたして一般にも知られるようになってきました。また、地図読みゲームを主体としたレースなども開催されており、走る事だけでなく山の総合的技術、体力、精神力が試されるレースも増えてきているようです。

<トランスジャパンアルプスレースの概要>

日本海の富山県早月川河口スタートして北アルプスの剱岳から始まり、中央アルプス、南アルプスのビークを越え太平洋側の静岡県大海岸に至る日本列島横断コースを単独で小屋に泊まることなくサポートも受けずに8日間という制限時間内に踏破するレースです。昨年度は5日間で踏破するという新記録も出ています。

早月川河口 剣岳 薬師岳 槍ヶ岳山荘 上高地 薮原駅 旧木曽駒高原スキー場 木曽駒ケ岳 空木岳 駒ヶ根高原 市野瀬 仙丈ケ岳 塩見岳 赤石岳 聖岳 畑雛第一ダム 井川オートキャンプ場 井川ダム 富士見峠 静岡駅 大浜海岸
【2】寄稿「ワンゲル部と私」  菅野則一

昭和41年卒の菅野氏から上記表題で寄稿をいただきました。菅野さんにはOBとしてたくさんの山行に帯同していただき、お世話になりました。当時は腕を組みながら黙って歩く強面の結構上の先輩という存在でしたが、拙子がバテている時などとても優しく面倒見ていただきました。OB会とは仕事の関係もあって離れていたということでしたが、これからは機会があればぜひ参加されたいということでした。

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今から56年前、獨協中学2年生の夏休み、知り合いの大学生に連れられて北アルプスの銀座通りを歩き大自然の雄大さに感動しました。翌年の夏には八ヶ岳を登り、少年なりに山の魅力を知りました。

獨協高校に進み、ワンダーフオーゲル部に入部。当時は同期が10名ほどいて先輩も多く今思うとワンゲル部の最盛期だったのでしょう。その頃日本の登山人口は500万人と聞いた覚えがあります。

その夏初めての合宿は私にとって大変過酷なものでした。ひ弱でガリガリの少年は50キロ近いキスリングを背負い上野駅のホームに辿りつくまでにへばってしまいました(学校から上野駅までは山田先輩がトラックで運んでくれたのですが)。自分の体重と同じキスリングは1度下ろしたら最後、自力では2度と立ち上がれませんでした。こんなことで朝日連峰の縦走なんで・・・不安で夜行列車では殆ど眠れませんでした。

翌朝歩き始めると・・・

この続きはHPでご覧ください。

ワンゲル部と私  菅野則一

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【3】山行のしおり」をデータに起こしホームページの山行記録に保存しました。

S47年卒の二村氏が所有保管していた「山行のしおり」を見せてもらい、借り受けててデータに起こしました。当時山行の前にガリ版で作っていたのもので、参加者、コース、献立や装備などを認めたものです。1970年前後のもだけですが、HPにアッブさせていただきました。

当時は「すき焼き」「カレー」「野菜炒め」が夕飯の定番だったようです。また、「雑煮」「焼きそば」「ビーフシチュー」なども繰り返し登場していました。ただ、「すき焼き」と言っても牛肉ではなくぶた肉を使っていました。お昼は「関口パン」のカレンズが定番でした。今の「関口パン」はイートインもあるおしゃれパン屋さんになっていて、残念ながらカレンズは既に作ってはいません。

行動食の定番は氷砂糖、レモン、夏みかん、甘納豆、ビスケット、粉末ジュース、チュコレートなどでした。

個人装備ではニッカーボッカー、カッターシャツとロングソックス、ザックは1年生はさかいや製の72センチのキスリングが定番でした。ストーブはラジウスで石油や固形燃料で余熱してから使う物でした。いかに早くラジウスをつけられるか校舎内で競いながら練習もしていました。冬山ではグランドシートの下には「むしろ」を敷いていました。ワンゲル部年次山行記録に*マークのある山行記録に「しおり」データを載せていますのでご覧ください。

https://dwvob.sakura.ne.jp/wp/2017/01/04/1970昭和45年%E3%80%80飯豊連峰全山縦走山行のしおり/

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【4】冨樫OB会長が獨協中・高等学校ワンダーフォーゲル部顧問を表敬訪問

1月16日、獨協中・高等学校にDWV顧問の新村先生と桑原先生を表敬訪問しました。新村先生は25年間にわたりDWV顧問を務め、桑原先生は3年目になるそうです。現在DWVは中学生と高校生で構成され、年3回の合宿と日帰りの月例山行を行なっているということでした。夏合宿は中・高とは別の山に行っているようです。近年ワンゲルは人気が上がってきており、現在部員は中・高合わせて15人を超えているそうです。OB会に対しても出来うる協力はしていたたけるということでした。

表敬訪問の写真を含めた記事はHPの「お知らせ」に載せてあります。

獨協中学・高等学校WV部顧問を表敬訪問

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【5】編集後記

昨年9月からリニューアルスタートした本会HPですが12月の月間訪問数が延べ90人になり訪問数も上がってきているようです。これからもたくさんの方に何度も訪問していただけるよう新しい記事をアップしていけるようにしたいと思っています。皆様におかれましては是非同期の方や先輩後輩などにもお知しらせいただいて、本会HPを広めていただきHPを通して0B会各位が繋がっていけるようご尽力いただけるようよろしくお願いします。(47年卒 手島達雄)

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【6】記事の募集とマガジンについて

このメールマガジ ンは毎月1回(発行日は不定)、OB 会会員にお送りしているものです。次号以降配信が必要ない方は、メールでその旨お知らせください。また、記事はホームページにリンクしていますので、今後別のアドレスへの配信を希望される方はその旨連絡下さい。

本ホームページでは記事を募集しています。投稿・寄稿をどうどお寄せ下さい。山行記録は当時のものでも個人の新しい記録でも結構です。当時の写真だけでも記録として蓄積したいと思っていますので、宜しくお願いします。山行記録のほかに、紀行文、コラム、近況報告などの直接投稿やメールでの寄稿をよろしくお願いします。

記事投稿の仕方

投稿の仕方

投稿の仕方は上記にありますが、ちょっとハードルが高そうな場合は、メールでお寄せいただいてもOKです。

dokkyo.wvob@gmail.com
※このメールについてのお問いあわせは dokkyo.wvob@gmail.com 手島までお願いし ます。このメールは一斉送信になるので、直接返信されると一斉に送信されてしまうのでご注意下さい。

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DWVOBのホームページはこちらから  http://www.dwvob.sakura.ne.jp/wp
獨協中・高等学校ワンダーフォーゲル部OB会 オンラインマガジン
掲載記事や画像などを許可なく転載することはご遠慮ください。 ⌘

ワンゲル部と私  菅野則一

今から56年前、獨協中学2年生の夏休み、知り合いの大学生に連れられて北アルプスの銀座通りを歩き大自然の雄大さに感動しました。翌年の夏には八ヶ岳を登り少年なりに山の魅力を知りました。

獨協高校に進みワンダーフォーゲル部に入部、当時は同期が10名ほどいて先輩も多く今思うとワンゲル部の最盛期だったのでしょう。その頃日本の登山人口は500万人と聞いた覚えがあります。

その夏初めての合宿は私にとって大変過酷なものでした。ひ弱でガリガリの少年は50㌔近いキスリングを背負い上野駅のホームに辿りつくまでに、へばってしまいました(学校から上野駅までキスリングは山田先輩がトラックで運んでくれたのですが)。自分の体重と同じキスリングは1度降ろしたら最後、自力では2度と立ち上がれませんでした。こんなことで朝日連峰の縦走なんて・・・不安で夜行列車では殆ど眠れませんでした。

翌朝歩き始めると不安は現実となりました。特に登りはヘロヘロで高梨先生、飯島先生、藤田リーダー等の叱咤激励の声も虚ろに聞こえ、意識は朦朧としてきます・・・もう二度と山なんかに来るものか!合宿が終わったら直ぐに退部しよう!と思いながらひたすら耐えました。

ところがそれほど疲労困憊しても、雄大な東北の山懐に抱かれているとなんとも不思議な感覚を覚えたのです。この感覚はその後も山に入る度に感じました。山を降りて数日もすると苦しさを忘れ再び何処かの山へ行きたくなる、こうした繰り返しでした。

飯島先生や常盤先輩などと行った春の金峰山・瑞牆山。八ヶ岳は好天に恵まれすばらしい雪山を楽しむことが出来て益々山にのめり込みました。

 

獨協大学に入り高校の先輩達が創部した山岳部に入部し、新人歓迎山行には参加したものの根性無しの私には続きませんでした。甘い気持ちでワンゲル部に移り2年ほど在籍しました。ところがワンゲル部では物足りなく山岳部ではハード過ぎる、この中間位がいいな・・・なんと我が儘な!

高校ワンゲル部のOBとして現役に随行して山へ行くこともよくありました。その頃の獨大ワンゲル部は冬山は禁止でした。これも歯がゆく結局はそのワンゲル部も退部してしまい、社会人となるまでの間、自由で気ままな山歩きをしていました。

たった10年のこんな登山歴でしたが、ワンゲル部のおかげでひ弱だった少年は健康になり(今もガリガリですが)、登山の楽しさ、自然の魅力友達の有難さなどを知り、私の人間形成に大いにプラスとなりました。

お世話になった故・高梨先生、飯島先生その他先輩、同輩後輩にはとても感謝しております。

残念なことは同期だった坂井格君、大成哲君、山中和雄君が60半ばで他界してしまったことです。            平成29年1月

 昭和41年卒      菅野則一


1963(昭和39)年の朝日連峰の夏合宿は7月26日から8月1日に行われました。山行写真はこちらからご覧いただけます。

獨協中学・高等学校WV部顧問を表敬訪問

冨樫OB会会長が獨協中学・高等学校ワンダーフォーゲル部の顧問を学校に表敬訪問しました。新村三千夫先生と桑原忠司先生のお二人です。ワンゲル部の顧問としては新村先生は25年、桑原先生は3年目ということでした。ワンゲル部は近年人気があって部員も中・高合わせて15人を超えるということでした。OB会の活動についてもこれからご協力いただけるということでした。(冨樫会長をはさんで左が新村先生、右が桑原先生です)

下の写真は生徒がデザインしたDWVのTシャツだそうです。有料で頒布しているということでしたが、値段は聞き忘れました。1枚いただいてきました。(写真は表裏のデザインです)

 

明けましておめでとうございます

2016年9月にリニューアルした本HPも2017年を迎え、5ヶ月目に入りました。何度でも訪ねていただけるHPを目指して更新に努めていきたいと思っていますので、ご協力のほどよろしくお願いします。

この間訪問いただいた延べ人数は9月56人、10月33人、11月78人で直近の12月には100人には至らなかったものの97人になりました。

もっと獨協学園ワンゲルOBの皆さんに周知され、会員を繋ぐHPであるためには会員の皆さんからの寄稿・投稿が要となります。また、連絡のつくOBの方にはぜひ本HPをご紹介いただいて輪を広げていただければと思いますので、よろしくお願いします。

2017.1.3

正月登山の遭難事故

暮れには槍ヶ岳頂上付近から3人が滑落したというニュースが入って来ました。幸い命には別状ない怪我で済んだようです。

暮れから正月にかけて天候的には各地比較的穏やかな気象状態であったようですが、年末の寒波で雪は固くなっていたようで滑落での事故が多かった様です。また、場所によっては気温が高かったせいで雪崩が発生していたようです。

富士山では山梨県側の8合目付近で37歳男性が滑落して死亡。6合目付近でもヘリが倒れていた人を発見救助するも死亡が確認されています。

南アルプスの甲斐駒ケ岳でも倒れている人を発見救助するもやはり死亡が確認されています。北岳では31日に単独登山の男性が200m滑落し、やはり死亡しています。

八方尾根では1月とは思えないほど気温が高くなっていたようで雪崩の発生が心配されていたようですが、山スキーをしていたカメラマンが雪崩に巻き込まれて意識不明の重体になっています。

雁坂峠付近で37歳男性が滑落、山小屋から救助に向かった方も同じ場所で滑落し二人とも死亡が確認されています。(1月3日付け朝日新聞から)

メールマガジン12月号 / 2016

獨協中・高等学校ワ ンダー フォーゲル部OB会 オンラインマガジン 2016/12/22/
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▲△ も くじ △▲

【1】寄稿記事 1960年冬季合宿「高妻山」 打矢之威
【2】60年代の合宿のメニュー
【3】行ってきました 山行Now
【4】近頃の登山道具をご紹介
【5】同窓会の会報「獨協通信」87号
【6】記事の募集
【7】メールマガジンについて
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【1】 打矢氏(昭和31年卒)が1960年冬合宿である高妻山の山行を思い返し「OBとしてDWV冬山合宿に参加した思い出」と題した寄稿がありました。深い新雪の中のラッセルを繰り返しての登頂までの様子やあわや遭難になりかねなかった様子が描かれています。当時冬季の高妻山は極めて挑戦的な対象であって評価も高いもでした。下記からご覧ください。
https://dwvob.sakura.ne.jp/wp/2016/12/05/obとしてdwv冬山合宿に参加した時の思い出/

 

【2】みなさんは合宿でどんなものを食べていたのでしょうか。

山行前には参加者名簿、コース、装備、食料、分担などをまとめたガリ版印刷の「山行のしおり」を作っていましたが、昭和47年卒の二村氏が所蔵していた昭和45年飯豊連峰夏山合宿の記録からメニューをご紹介します。皆さんの合宿の時と比べてみて下さい。

24日昼 ラーメン 日本茶 クラッカー
夜 すき焼き みそ汁 サラダ 日本茶 飯

25日朝 みそ汁 のり 丸干し 梅干し ふりかけ 日本茶 飯
夜 カレー 福神漬け たくわん 日本茶 飯

26日朝 みそ汁 のり 佃煮 ふりかけ たくわん 飯
夜 野菜炒め サラダ みそ汁 ふりかけ 日本茶 飯

27日朝 雑煮 たくわん
夜 カレーシチュー 福神漬け サラダ 日本茶 飯

28日朝 みそ汁 ふりかけ つけ物 飯
夜 豚汁 サラダ 日本茶 飯

29日朝 たくわん みそ汁 のり 飯
夜 野菜炒め みそ汁 日本茶 飯

30日朝 おじや たくわん つけ物
夜 焼きそば ラーメン コーヒー

昼食は共通でパン、ジャム、バター、ピーナッツ、コーヒー、紅茶でした。

行動食はレモン、夏みかん、甘納豆、アメ、チョコレート、チーズでした。
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【2】行ってきました 山行Nowから

今年も残す所あと10日を切ってしまいました。昨シーズンはどこでも積雪量が少なかったようですが、今年はどうでしょうか。メールマガジン11月号以降にアップされた低山ハイクをHPからご案内します。

日向山(1,660m) 「天空のマウンテンビーチ」 11/8

碓井氏の投稿による北斗市にある南アルプスの前衛峰で頂上付近は花崗岩の白い砂が海岸のように広がっている日向山の記録です。低山ながら落石、滑落道迷いの事故も結構あるようです。
https://dwvob.sakura.ne.jp/wp/2016/11/18/天空のマンウテンビーチ(日向山)/
浅間隠山(1,757m)  12/8

高崎市方面からは浅間山を隠してしまうということから隠し山の名が付けられているようです。山頂からは浅間山が丸ごと眺められる山でもあります。登山口からは2時間半で往復できます。
https://dwvob.sakura.ne.jp/wp/2016/12/08/浅間隠山-1757m/

赤城山 (駒ケ岳 1,685m 黒檜山 1828m) 1/14

雪が少なかった今年の1月の赤城山の山行記録です。黒檜山駐車場に駐めて駒ケ岳、黒檜山を縦走して駐車場に戻るコースを歩いて来ました。
https://dwvob.sakura.ne.jp/wp/2016/01/14/赤城山%E3%80%80駒ケ岳1,685m%E3%80%80黒檜山1,828m/

塔ノ岳(1,491m) 1/27

今年1月下旬には30センチくらいの積雪がありました。冬の塔の岳は富士山がとても綺麗です。お正月に行くのもいいかと思います。7合目あたりから6本刄の軽アイゼンを着けての山行になりました。
https://dwvob.sakura.ne.jp/wp/2016/01/24/塔ノ岳%E3%80%801491m/

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【4】近頃の登山道具をご紹介

山専用の魔法瓶がサーモスやモンベルから販売されています。どちらのメーカーも山専用と銘打っているのは、温度設定と重さ、衝撃に対する耐久性、手袋をはめた状態でも開けやすいなど山の厳しい条件に対応した設計になっているということです。500mlタイプで比較するとサーモスはで6時間後で77℃以上でキープし、280gの重さになります。色は赤、茶色、緑の3タイプがチョイスできます。(サーモスもモンベルも900mlタイプもあります)
対してモンベルは6時間後78℃で重さは265gになります。色は青、赤、黄緑の3種になります。スペックだけを見ると後発のモンベルの方がサーモスのデータよりほんの少しだけ上回る形で開発設計されているようです。あとはデザインと価格と耐久性いうことになるかと思います。デザインとしてはサーモスは角が取れた形でモンベルは四角い感じがします。価格はモンベルの方が店舗でもネットでも安いようです。ちなみに私は安くてスペックが上回るモンベルの青を購入して使っています。昼食でインスタントラーメンやスーブ、コーヒーなどに使っても十分な暖かさをキーブしており、使い勝ってもよく重宝しています。24時間後でも緩(ぬる)くはなります、湯気は立つ感じです。60℃くらいでしょうか。
「ふるさと納税で登山用具をゲット!」

いろいろな山道具が「ふるさと納税」の返礼品となっている自治体があります。「ふるさと納税」は2,000円程度を負担するだけで寄付した金額の残りは翌年の住民税から控除・還付される仕組みです。本来自分の出身自治体を応援するため寄付であったり、特定の自治体の特定された事業を応援するための寄付であったものが、寄付する者も自治体自体も返戻品ありきのシステムに変わってきているようです。(興味のある方はヤマコレサイトで特集された記事を以下から参照ください。)

http://www.yamareco.com/modules/yamanote/detail.php?nid=1829
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【5】同窓会の会報「獨協通信」87号

9月の日新寮で行われた当OB会親睦会の記事(写真も)を獨協中・高等学校同窓会の会報「獨協通信87号」に寄稿しました。登録のある方にはすでに手元に届いているかと思います。記事を見られたOBからのアクセスもあったようです。同窓会登録のない方は「獨協通信」を下記同窓会HPからPDFでダウンロードもできますのでご覧ください。

http://www.dokkyo-mejiro.com/index.html

【6】編集者の雑感と記事の募集
先日NHK総合テレビで日本橋川&神田川のカヤックツーリングが外国人をはじめ東京を別の角度から見直してみようという日本人の間で人気が出ているという報道がありました。本HPの紀行文で同じ内容の記事が既にあったことから、キーワードで検索された方が本HPに多く押し寄せて来ていたようです。色々なところで繋がっているのだということや危うさに晒されていることを実感させられました。

9月以降のHPの来訪者の月別人数は以下の通りです。

・9月(末日) 56人
・10月(末日) 33人
・11月(末日) 78人
・12月(22日現在) 63人
本メールマガジンは今年最後になります。どうぞ皆様にとって来年が良い年になるよう願っています。どうど良いお年をお迎え下さい。
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本ホームページでは記事を募集しています。埋蔵品ページも新設しましたので、新しい記事をになる投稿・機構をどうどお寄せ下さい。

山行記録は当時のものでも個人の新しい記録でも結構です。当時の写真だけでも記録として蓄積したいと思っていますので、宜しくお願いします。山行記録のほかに、紀行文、コラム、近況報告などの直接投稿やメールでの寄稿をよろしくお願いします。
記事投稿の仕方

投稿の仕方

投稿の仕方は上記にありますが、ちょっとハードルが高そうな場合は、メールでお寄せいただいてもOKです。

dokkyo.wvob@gmail.com

【7】メールマガジンについて

このメールマガジ ンは毎月1回(発行日は不定)、OB 会会員にお送りしているものです。次号以降配信が必要ない方は、メールでその旨お知らせください。また、記事はホームページにリンクしていますので、今後別のアドレスへの配信を希望される方はその旨連絡下さい。

※このメールについてのお問いあわせは dokkyo.wvob@gmail.comまでお願いし ます。このメールは一斉送信になるので、直接返信されると一斉に送信されてしまうのでご注意下さい。

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獨協中・高等学校ワンダーフォーゲル部OB会 オンラインマガジン

掲載記事や画像などを許可なく転載することはご遠慮ください。 ⌘