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日本橋川・神田川カヤックツアーに参加して

2016(平成28)年10月23日、東京水路カヤックツアーに参加しました。


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大島小松川公園から出発

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旧中川、小名木川を進み、水位の違う河川を2つの水門で水位調節する日本のパナマ運河と言われている扇橋閘門(おうぎばしこうもん)を通り、隅田川に出て行きます。

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橋の上から眺めるだけの川と違って、隅田川は旧中川や小名木川と違って大きく波も高くちょっとスリルがありました。遊覧船やボートが大波を立てながら行き交う間を縫って隅田川を横断して行きます。

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茅場町あたりになるのか日本橋川に入って行きます。高速道路の橋脚を潜りながら進んで、普段は車か橋上から眺めている日本橋を橋の下から見るのも珍しい体験でした。その後、船上で20分くらい休憩して、昼食をとりました。それから一ツ橋から九段を通って行きます。一ツ橋あたりの護岸は江戸時代からの石積みが残されています。一つ一つの石には各藩を示すマークが刻印されていました。

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後楽園手前を神田川に入って行きます。神田川は中央線を右に見ながら水道橋、御茶ノ水と通って行きます。途中、アトラクションとして増水時のために作られた分水路の真っ暗なトンネルを抜けて行きました。ライトを消してしまうと真っ暗でどう進んでいるのかも分からない感じで、結構スリルがありました。

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丸ノ内線の線路の下を抜け、秋葉原の昭和通りの橋を見上げ、浅草橋あたりに係留されている屋形船を見ながら隅田川に合流します。

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再度波立つ隅田川を渡たって小名木川に進み、スタート地点の大島小松川公園に戻りました。行程24㎞、6時間のツアーでした。

手島達雄(s47年卒)


クーランマラン東京水路カヤックツアーはこちらから

初めてのカヤックに挑戦

5月下旬にクーランマラン社主催の東京水路をめぐるカヤックでのツアーに参加しました。江戸川区の大島小松川公園の駐車場に集合し、装備の扱いやパドルの使い方など簡単なカヤック操作のレクチャーを受けてから川辺へ。

その後芝生の土手に並べられたカヤックを持って公園の中を静かに流れる旧中川に浮かべ、乗船。二人用のカヤックの前に私が乗り、友人は後ろの位置に。パドルやラダーなどの操船を再度確認しツアーが始まります。パドルを入れて、いざ出発です。

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右左のバドル操作が慣れないまま互いのバランスを調整しながらなので右に行ったり左に行ったり舟先が左右に振れ無駄な動きをしながら進んでいきました。しばらく行って左右の五護岸が高くなっている小名木川に入りました。思ったより水は綺麗で、コンクリートの壁面には牡蠣なども付いていました。

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小名木川のほぼ中央には日本のミニパナマ運河と言われる扇橋閘門があります。信号によって入ってきた舟を入り口と出口を塞いで水を注入して水位を変えて送り出すシステムです。1.5メートルほど水位の差があるでしようか、結構面白い体験です。少し先に進んでからふたたび扇橋閘門を通って、クローバー橋を左折して横十間川を進み、亀戸辺りだったでしょうか、一旦上陸して昼食休憩。

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午後は前後のホジションを交代し出発。二人乗りの場合は後ろのポジションの者が足のペダルを操作して行うのですが、慣れるまで時間がかかりました。しばらく直進し、その後左折して北十間川に入ってきます。そしてこのツアー後半のハイライトのスカイツリー下まで行きます。真下から眺めるスカイツリーは高さが実感されます。この先は隅田川になりますが、手前で通行禁止になっています。

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そのまま引き返し、川幅が広くなった旧中川を進んでスタート地点だった大島小松川公園に戻ってツアー終了です。初めてのカヤックでしたがとても面白かったです。秋には日本橋川をめぐるツアーに参加したいと思つています。(手島達雄s47年卒)