高梨ノート 1960年 冬山合宿 高妻山

戸隠 高妻山1960(昭和35年12月22日〜12月30日)

高妻山(2353m) 長野県北部 上水内郡戸隠村 新潟県境近くそびえる。  長野駅 バス 戸隠奥社  登山形式 ●地法 メンバー(10)

私 奥貫 CL H2高島徹 SL H2 斎藤佑一 装備H1駒井康男 H1 金井●次 記録H1仮屋園茂雄 食料H2 鈴木 剛 OB打矢之威

行動日程 22—23日 長野 神社 牧場 24日 牧場→一不動  25日 一不動→五地蔵岳  26日 五地蔵岳→八丁ダルミ  27日 八丁ダルミ→高妻山  停滞4日とする

冬山装備 キスリングザック2,100     サブザック500     シュラーフザック3,300     シュラーフカバー700     ヤッケ1,500     目出帽250     ジャンパー オーバースボン800     手袋 オーバルユー?600     ピッケル3,150     靴下(3) 250     帽子250     白金カイロ320     靴ヒモ60     ワカン400     ゴーグル300     ワセリン20     磁石90

個人装備 ザック シュラーフ シュラーフカバー ヤッケ セーター2 下着(上下) 目出帽手袋3 オーバー手袋 マフラー 替靴下3 オーバールユ? ワカン ゴーグル ピッケル 懐電 食器 地図 磁石 非常食 ビタミン剤 タバコ 新聞紙 ワセリン 米8合

12月22日 上野発直江津行き 長野530円 23時5分 上野発 6時5分長野

12月23日 バス停にて朝食 天候 アラレ後晴(7時頃) バス長野→神社(8時40分) OB渡辺に会う 戸隠神社前9時 小休止 9時10分発 健康状態悪し(カゼ) 9時25分 姫野さん宅 10:00出発  11:15牧場着 12:30牧場→ラッセル 滝場2:15 →牧場3:15

12月24日 6:30牧場出発→滝場 9:50(途中3回休)  滝場→一不動避難小屋停泊 11:15(途中1回休) 3:00 汁粉 ※滝場までの雪は予想外に少なし

12月25日 5時30分出発→五地蔵 7:30  八丁ダルミ途中8:20  途中間食 一時天候の状態を見る 9:20 帰途風雪強し 10: 五地蔵岳 1:55 小屋に着

12月26日 停滞 午前中(滑落訓練)

12月27日 再度 高妻山にいどむ 5:30出発 天候曇 気温(一不動-2℃)(途中0.4℃) 地蔵岳-6℃(7:30) このころから雪がちらつく なだれの危険多し 一同元気 八丁ダルミより高妻山、最後の三角型(傾斜35°〜40°)にとりつく雪 気温上昇のためかふくらんでいる感あり なだれの危険あり 12時15分山頂 20分休 35分下山 一不動小屋3:25

12月28日 9:30 (帰途) 滝場11:30 (雪多し) 危険 牧場入口着 18:00(途中方向をちがえたらしく予定位置よりづれる) 高島、疲労のため歩行困難となる。打矢に「このままにしてくれ」とさけぶ「ねむい ねむい」とつぶやく。全員疲労。戸隠神社奥院付近で山田倒れる。高島を私と奥貫でささえる。山田は余力があると思われたので怒鳴りあるかせる。途中ザックを置きからみにさせる。 姫野宅 21:20  全員着 22:00  24:00 松井旅館着

12月29日 9:00 起床 12:40 姫野氏 出発13:10  14:20バス 長野駅前解散 16:18 長野発上野に乗る 他3人はスキーへ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。