山で歌った歌 「もずが枯れ木で」

【作詞】サトウ ハチロー(1935<昭和10年>作)
【作曲】徳富 繁

1.もずが枯木で鳴いている
おいらは藁を たたいてる
綿びき車は おばあさん
コットン水車も 廻ってる

2.みんな去年と 同じだよ
けれども足んねえ ものがある
兄さの薪割る 音がねえ
バッサリ薪割る 音がねえ

3.兄さは満州に いっただよ
鉄砲が涙で 光っただ
もずよ寒いと 鳴くがよい
兄さはもっと 寒いだろ

 


合宿最後の晩。
全員車座のなか❝梨さん(高梨先生)❞からみなにウィスキーがふるまわられる。
「角瓶」(サントリー)だ。
で,歌が………。口火を切るのはもちろん梨さん。
♪モ~ズが枯れ木でないている/あんさは……。
*
帰りの夜汽車。
あの歌ってなんですか?とオレは梨さんに聞いた。 長瀬オサム

 

 

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