メールマガジン11月号 / 2017

獨協中学・高等学校ワ ンダー フォーゲル部OB会 オンラインマガジン 2017/ 11/ 15

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【1】スペイン巡礼の道ロングトレイル踏破

【2】トムラウシ山遭難はなぜ起きたのか

【3】昨今のDWV山行をご紹介

【4】行ってきました 山行Now

【5】編集後記

【6】記事の募集とメールマガジンについて

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【1】スペイン巡礼の道ロングトレイル

S25年卒の打矢之威先輩が今年9月28日〜10月4日(8日間)、世界遺産であるサンチャゴ・デ・コンポステーラ寺院を目指す「スペインの巡礼の道」を踏破し、証明書のクレデンシャルを取得されました。

“2度のステント設置の手術を受け、リハビリに努めたのでソロソロ巡礼旅を実行しないとその前にあの世行きになると焦り、主治医に相談したら「あんたはダメと言っても聞かないだろう。せめて盛大に保険をかけて行きなさい。救援費用、遺体搬送費も含めておくように。」と冷たい返事であった。”

この巡礼の旅を手記にまとめられたので、HPに寄稿していただきました。記事の詳細はこちらからご覧下さい

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【2】トムラウシ山遭難はなぜ起きたのか

2009年の夏、北海道大雪山系を縦走する人気の登山ツアーの参加者とガイドの計8名がトムラウシ山(2,141m)付近で低体温症により死亡した遭難事故があった。当時マスコミでも連日話題になっており、記憶に残っている遭難事故の一つであろうかと思います。

図書館で偶然この遭難事故について著された「トムラウシ山遭難はなぜ起きたのか」-低体温症と事故の教訓-を手にしました。この書籍は事故の翌年2010年に羽根田治 、飯田 肇、金田正樹、山本正嘉の4人が違う角度からこの遭難を記録、分析して教訓としてまとめたものです。低体温症についてなどいろいろ参考になる部分もあるのでまとめてHPのトピックスとコラムに掲載しました。記事の詳細はこちらからご覧下さい

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【3】昨今のDWV山行をご紹介

昔のDWVの山行記録( 1964年7月)と新しいDWVの山行記録(2015年8月)という50年の隔たりある2つのDWV夏山の記録をご紹介しましす。

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飯豊連峰主脈縦走  1964年7月25日〜30日  岸 房孝(S41卒)  「夏山合宿の思い出」から

高校2年の夏山合宿。総勢14、1 5人だったか、行き先は飯豊です。上野駅から上越線の新津で磐越西線に乗り換えました。その頃の電車はまだSLで、煙を吐いて走っていました。上野駅で磐越西線の徳沢駅と言って切符を買った時、切符に徳沢駅と印刷されていなくて手書きでくれました。それだけ行く人が少ない駅なんだとびっくりしました。

徳沢駅に着くと当然バスなどありません。先生が前もって、トラックをチャーターしてあって、それにザックと荷物と我々を乗せて飯豊の登り口まで運んでくれました。それから飯豊山荘めがけて登り出したのですが、夜行電車で来たせいか、ヨレヨレになって歩き山小屋に着いた思い出があります。

次の日から山の稜線に出ました。天気も良く、すばらしい景色でした。山の上では水はありません。でも雪渓が所々にあったので、水にはあまり苦労しませんでした。そこにテントを張り、快適でした。それから何日か山行を続けて、下山してきて駅で合宿を解散しました。確か越後下関駅だったと思います。そこでどういう訳か夏休みだし家に帰っても仕様がないと言って、我々同期5人で日本海が近いので海に行くことにしました。海に近い駅で降り海岸の砂浜にテントを張り満喫しました。我々だけしかいなくて貸切状態でした。パンツ一丁で海に入り、ウニなど取って食べました。他に食糧がないので、近くのお店のおばちゃんに食べ物をもらったりして、みんなで食べました。海に5人でいた事は夏山合宿と違って開放感があり、とても楽しいひと時でした。

今でも思い出します。でも5人の内3人は今はいません。若き日の遠い良き思い出です。

*この記事は30周年記念誌への寄稿原稿をもとにホームページの”コラム”に掲載させていただきました。

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南アルプス  北岳・農鳥岳縦走  2015年8月4日〜7日

1日目

早朝新宿駅集合。3年の黒川、細田先輩の見送りを受け、特急かいじで甲府の先の竜王で下車。天気は快晴。ジャンボタクシーに乗り、広河原に11時に着く。吊り橋を渡った先の広河原山荘前で準備運動して、大樺沿いの登山道を登り始める。コース上に雪渓はなかった。大樺沢上部に雪渓が残り、吹き降ろす風が冷たくて気持ち良い。

途中昼休み中を挟み、二股につく。バイオトイレが設置してあった。今日中に肩の小屋まで到達できれば翌日以降の行程が楽になる。二股から直登コースに取りつくが、嫌な感じの雲が出てきて30分ほど登ったところで雷が鳴りだす。

肩の小屋までの稜線で雷にあったらに逃げ場がない。仕方なく二股まで引き返し、等高線沿いに御池小屋まで歩いてここでテント泊とする。池のほとりのテントサイトは混んでいたが快適だった。

広河原から700メートルのアップだったがバテる部員も出ず、初日は順調である。夕食はリフィルのカップヌードル。

2日目  御池小屋  北岳  間ノ岳  農鳥小屋

3日目  農鳥小屋  農鳥岳  奈良田温泉(ロッジ泊)

4日目  奈良田温泉  飯富  新宿  学校

部活動記録集「わたりどり」から抜粋させていただきました。   記事の詳細はホームページに掲載済みですので、こちらからご覧下さい

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【4】行ってきました 山行Now

蓼科山 2017年10月26日

イメージとすると気楽なハイキングという感じでしたが、登って見ると意外としっかりした山で面白かったです。秋日和ののどかな感じを想定していましたが、行って見ると林道からすでに雪が積もっていて、車はスリップ気味で緊張しつつ登山口まで行きました。天気はよく、頂上では北横岳をはじめ南八ヶ岳など360度の展望を楽しめました。今年は冬が早そうです。

飯盛山 2017年11月9日

小海線や国道141号線を跨いで八ヶ岳の反対側に位置し、茶碗のご飯を盛ったような山容の飯盛山(めしもりやま)1,643mです。佐久平駅から小淵沢駅まで車窓からのんびりとした秋景色を眺めながらの小海線と南八ヶ岳の展望を楽しみながらの山旅です。

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【5】編集後記

飯島先生が持っていた”登山計画のしおり”はすでにHPに掲載済みですが、この度30周年記念誌編集委員会で若井氏、佐藤氏からOB会の活動記録の検証のためにDWV山行や OB会の写真や記録をお借りしました。折角の機会なのでデジタル化してホームページにも保管していく作業を進めています。OB会の活動記録やDWV山行記録に新しい写真を順次掲載更新しています。懐かしい写真もあるかと思いますので、ご覧ください。

OB会のホームページのはじめのページ「HOME」の一番下にある”ブログをメールで購読”の部分にメールアドレス入力し購読を押すと新しく更新された記事がメールで届くようになりますのでご利用ください。

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【6】記事の募集とメールマガジンについて

このメールマガジ ンは毎月1回(発行日は不定)、OB会会員にお送りしているものです。次号以降配信が必要ない方は、メールでその旨お知らせください。また、記事はホームページにリンクしていますので、今後別のアドレスへの配信を希望される方はその旨連絡下さい。

本ホームページでは記事を募集しています。投稿・寄稿をどうぞお寄せ下さい。山行記録は当時のものでも個人の新しい記録でも結構です。当時の写真だけでも記録として蓄積したいと思っていますので、宜しくお願いします。山行記録のほかに、紀行文、コラム、近況報告などの直接投稿やメールでの寄稿もよろしくお願いします。

※投稿やお問い合わせは dokkyo.wvob@gmail.com 担当手島までお願いし ます。 手書きやプリント写真などを郵送の場合は 116-0012  荒川区東尾久2-12-9 手島 までお願いします。

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