高梨ノート 1960年 夏山合宿 飯豊山

1960(昭和35)年7月28日〜8月4日 (DW14p)

責任者 高梨 奥貫 OB 渡辺知也 若井 永

H2 高島徹 鈴木 剛 東●生 斎藤統一 菅井邦男 伊沢    武

H1 駒井康男 丸山 洋 仮屋園茂雄 堀内俊孝

個人装備

ザック ヤッケ 寝袋 ピッケル 水筒 米(1升) 缶詰(2) 下着 ワイシャツ(上下各2

)  古新聞 セーター(2)手袋(1)  5万分1(飯豊 大日岳) ビニール(2)  キジ玉(若干) 懐電 パンビタン

7月28日 上野発 青森行(22:25)

7月29日 郡山着4:26  5:24  朝食(駅弁)  ❇︎曇 雲がかなり厚い

8:15 喜多方 雨降りだす 9:08徳沢着(雨止む)  9:15発バス 車代40円 荷代10   汁50

9:45 宮野着 トラックに便乗 11:00 弥平四郎部落 11:15  11:25 林用軌道終点着 11:30 出 11:50 休 12:00出 12:05 水場に出会ったので昼食(フランスパン ジャム)  1:00 出発点●● 堀内丸木橋でスベル ズブヌレ 1:25 出発 1:45 祓川不動尊到着 2:00 テント設営開始 2:30 テント設営終了 4:00 夕食 4:30 夕食終了 6:00就寝

7月30日(土) 

4:00起床 朝焼け 5:20 (12℃) 体操 5:30 朝食 6:25 出発 6:35 小休止 6:57 出発 7:23 小休止 7:30 出発 7:45小休止7:55出発8:25小休止()テント場あり8:30 出発8:55  松平峠 9:30 出発 晴れる この頃、堀内バテル 2、3回にわたって転倒 前途多難を思わせる(荷が重いのか?)  高梨先発とばす。虎の滝付近より堀内元気をとりもす。(フランスパン) その後、菅井が足を痛め休みがちになる。 12:05 中休止 (三国岳近くのお花畑)霧が出て展望がきかぬ(フランスパン ●●●  ●●の缶詰) 12:55 出発 1:13 三国岳頂上到着

(●に水あり) まで水れに行く。飯豊山祭とかで登山者が割合多い。番人の話では飯豊山祭前後は一般に天候が悪いとのこと。7月中の計画はやはり8月に入ってからにすべきだと思う。 1:53 出発 2:23 小休止 2:30出発 2:53小休止 3:08 種蒔山(1791m) 3:22 切合せ前の雪ケイでしばらく遊ぶ。カルピスを飲む。うまい!!  3:45 出発 4:00 切合せ到着 テント場を探しテント設営にかかる。テント設営中、川入口から渡辺知也、現る。(4:45) 大日岳がよく見える。6:00 夕食

7月31日

4:00 起床 昨夜風強くテントがふられる。 5:30 朝食 (食器洗い 雪ケイの水はツメタイ)  6:25 出発 7:00 草履塚(霧がこくなる) 7:30 御祓所 風雨強く堀内バテル ドナル 8:05 小休止 8:10 出発 8:15飯豊山神社(風雨強く全身ズブヌレ) 8;30 出発 8:45 飯豊山 9:35御西岳(風雨いよいよ強し)  10:00 文平の池到着 (霧が濃く視界0) 疲労甚しく腹立っぽくなる。 10:40 テント設営中 高島班到着、合流す。テント3発 内1発は荷物用 テントの排水溝掘るも地形的に低平らなところと地盤が泥炭質であるため排水悪くデイネイと化しテント内の浸水甚だしい。 奥貫、若井、渡辺らと行動予定を検討する。(イ)逆コース (ロ)縦走途中で横にニゲル (ハ)予定通りにする 4:00 夕食準備 6:00 夕食 6:30  OB教師と相談の結果、全山縦走を取りやめ天候回復次第、今までのコースを逆に辿って下山する。明日は停滞とすることを決定。 7:00 2発のテントに6、8の割合に分れ就寝。9:00 風雨強く猛烈にテントをゆさぶる。奥貫、若井、渡辺三人はテントの周囲を固めペグを確かめる。

8月1日(月)

5:00 シュラフ、ザックは浸水のため全部ぬれる。風雨若干弱まる。霧がこい。視界0  6:30 また風雨 9:35 全員討議と食料検討 決定事項 本日は停滞 明日、弥平四郎に下る。 11:00 テント内清掃 2:00 この頃から青空が時々見えはじめる。瞬間的に大日岳がみえる。奥貫、仮屋園ら水くみ 2:40 帰ってくる。 4:40 夕食 (夕やけ) 夕食後は天候が良くなったので明日の行動について相談 ①起床は3時とする ②北股を経て飯豊●●玉川口に下るコースとする 6:30 体操 装備の点検 8:00就寝

8月2日(火)

3:00 起床することになっていたが天候が回復せず、1時間延期。4:00 起床 テント撤収 パッキング 5:30 曇 6:25 出発 6:55 水場(雪ケイ) 水を入れ、パッキングを直す。 7:10 出発

7:25 御西岳分岐 8:15 天狗の庭 8:30 小休止 9:00 出発 9:30御手洗の池 9:55 亮平の池 10:05 出発 10:50 小休止 10:55出発 12:00烏帽子岳到着 12:15 与四太郎の池(テント2、3発みえる)  12:30 北烏帽子岳 12:45 十文字鞍部 1:05 出発 1:30 北股岳(2081m)ガスで視界キカヌ 気温低し 1:45 出発 2:20 小休止 門内の池の場所に不安があったので渡辺、高島、奥貫が調査に行く。 3:30 門内の池到着 直にテント設営 夕食準備 4:00 夕食準備開始 風がなり強し テント設営完了 特にペグとはりづなを補強 強風にそなえる。 6:30 夕食 7:10 夕食完了 明日の予定について相談する。 7:40 この頃から風が強くなる。 11:15  風雨が強いので目がさめる。 11:30 風雨強し テントが危険になったので支柱を支える。 12:00 風強し テントが吹きとばされるのではないかと思う。吹きとばされた時のことを考える。生徒はイビキをかいて寝ている。1:05 風依然として強し 夜が明けるのが待ちどしい 横風 前風 やたらに吹きまくる。腹が立ってきた。風のバカヤロー。テント設営の場合設置はもっと真剣に考えるべくきだろう。ペグを補強し、はりづなを補強した結果があった。あれだけの補強があったからテントは強風に耐えたのだろう。

8月3日

起床4時の予定だけれど風雨強く1時間延長 5:00 5:30朝食 風が強いためフランスパン1個 8:20出発 気温低く疲労感あり 8:50 ●の地低 9:10 梶川峰 地元の登山者テントあり

9:30 小休止 (霧)  9:45 出発 11;:15 小休止 11:23 出発(俄雨にたたかれる) 11:55 昼食 12:30 出発 暫くのぼり 湯沢峯通過 これから先は急な下り 足ががくがくする。1:30 飯豊温泉到着 直ちに玉川口へ(長者原)  2:10 河原で大休止 ここの水場は水質が良く(道路左側 渇水) (水がウマイ)    3:30 出発 5:00 小休止 5:10 出発 全員相当疲労 足取り悪し 5:25 トラックがやって来た 5:50 トラックに荷物を積みこむ 6:45 玉川口駅前鶴屋旅館到着

トラックの運転手との会話内容(早苗稲 陸羽130号(錦)など作っている 玉川口の沢では一番はずれの部分 地味は良いとのこと 稲は花がつきはじめていたこと 自動耕作機を使用しているのが目立つ この部落では年々増えているとのこと 水田が多く、他は●●●●  いも その他)

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