メールマガジン9月号/2018

獨協中学・高等学校ワンダーフォーゲル部OB会 オンラインマガジン 2018 / 9/ 30
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【1】秋の親睦会が開催されました
【2】ヤビツ峠の饑(ヒダル)神
【3】御嶽山の登山制限の一部解除
【4】渡辺知也さんからのお便り
【5】行ってきました 山行Now
【6】編集後記
【7】記事の募集とメールマガジンについて
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【1】秋の親睦会
DWV.OB会の恒例の行事になっている「秋の親睦会2018」が9月23日、24日に小諸の獨協学園「日新寮」で行われました。
昨年は台風の影響で中止になってしまいましたが今年は秋晴れで天気も良く、グランドでのBBQには絶好のコンデションになりました。
参加者は会友も含めて14名と少なかったものの和気藹々とした楽しい会になりました。
詳細についてはHPのOB会活動記録に掲載しましたのでご覧ください。こちらからご覧いただけます
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【2】ヤビツ峠の饑(ヒダル)神
DWVでは歩荷訓練でもよく登った丹沢表尾根のヤビツ峠は矢を入れる筒である矢櫃がこの地で見つかったことから由来するということのようですが、このヤビツ峠には空腹をもたらす饑(ヒダル)神がいると言う伝説があるのをご存知でしょうか。
山道などを歩いている人間に空腹感をもたらすのがヒダル神という悪霊に憑かれたせいだと考えられていたようです。
このヒダル神に憑かれると、歩いている最中に突然激しい空腹感、飢餓感、疲労を覚え、手足が痺れたり体の自由を奪われたり、その場から一歩も進めなくなり、ひどい時にはそのまま死んでしまうこともあるといわれていたそうです。
ヒダル神は餓死者や変死者の霊と考えられており、人知れず死んだ者が祀られることなく周囲を彷徨う怨霊となり、自分が味わった苦しみを他人にも味合わせようとしているのだといわれています。
そして、ヒダル神に憑かれる場所は大抵は山道、峠、四辻、行き倒れのあった場所のようです。
さて、ヤビツ峠はかつて餓鬼道とも言われていたそうで、古来秦野と札掛集落を結ぶ重要なルートであったようです。
ある年の冬、長い雪で札掛集落の食糧が乏しくなり、力自慢の若者が荷上げのためにヤビツ峠にさしかかったところ、急に腹が減って歩くことができなくなり、這いずるようにして峠を越したということがあったそうです。
実はこの辺りは永禄年間に甲斐の武田氏と小田原の北条氏が激戦を繰り広げた所で、腹をすかせて倒れた武士の亡霊がさまよっているせいだと当時の人は考えていたようです。
それ以来、この峠を通る人は食べ物を山の餓鬼に投げ与えるようになつたと伝えられています。
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【3】御嶽山の登山制限の一部解除
御嶽山では58名の死者と5名の行方不明者を出した爆発的噴火から4年になる9月26日、黒澤口から剣が峰に至る登山道の制限が今年は期間限定で解除されることになりました。
被災者の関係者による慰霊登山に引き続き一般の制限も解除されました。
2014年の噴火は警戒レベル1という安全と思われるレベルにもかかわらず、秋の紅葉シーズン真っ盛りの土曜日のお昼という最も人が集まる時に、予兆の噴火もなくいきなりの凄まじい噴火だったので、多くの犠牲者が出てしまいました。
 
地元では毎年慰霊祭が執り行われていたようですが、今年は花束を持った多くの遺族や関係者が山頂まで登られたようです。
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【4】渡辺知也さんからのお便り
9月の上旬にスイス(ルガーノ)在住の渡辺知也氏(S34年卒)より編集委員長の柳澤孝嘉氏の元に礼状の絵葉書が届きましたのでご紹介します。
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「前略、礼状を出そうと思いつつここまで伸ばしてしまいました。訳もなくお詫び致します。立派な誌が出来ました。
それにしても亡くなった人が多いのに驚きました。貴兄も長生きをして下さい。
年金のとりそこないのない様にしましょう。
この橋はローマ人が作ったといわれています。2000年もたっています。お元気でいて下さい。」       知也
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【5】行ってきました 山行Now
新潟県糸魚川の雨飾温泉と長野県の小谷温泉に登山口を持つ頸城山塊の雨飾山です。標高は低いもの妙高火打とともに百名山に数えられる名峰です。小谷温泉からピストンで登った記録です。
噴火以来閉じられていた頂上の剣ヶ峰までのルートの一部が4年を経て慰霊登山に続いて解禁になりました。現在の御嶽山はどのような状況になっているのか黒澤口から剣が峰に登ってきました。
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【6】編集後記
 
東京ではお彼岸前に曼珠沙華の花が咲き出し、金木犀(キンモクセイ)の花の香りが道を歩いていてもどこからともなく漂ってきたりしています。
今年は季節が例年より早く進んできているようで、山からは紅葉や初冠雪の便りも聞こえてきています。
残念ながら今年の紅葉はあまり綺麗ではないようですが。
涼しくなったらどこかの山でもまた登ってみませんか。
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【7】記事の募集とマガジンについて
 
このメールマガジ ンは毎月1回(発行日は不定)、OB 会会員にお送りしているものです。次号以降配信が必要ない方は、メールでその旨お知らせください。また、記事はホームページにリンクしていますので、今後別のアドレスへの配信を希望される方はその旨連絡下さい。

本ホームページでは記事を募集しています。投稿・寄稿をどうぞお寄せ下さい。山行記録は当時のものでも個人の新しい記録でも結構です。当時の写真だけでも記録として蓄積したいと思っていますので、宜しくお願いします。山行記録のほかに、紀行文、コラム、近況報告などの直接投稿やメールでの寄稿もよろしくお願いします。

※投稿やお問い合わせメールは dokkyo.wvob@gmail.com 担当手島までお願いし ます。

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