木曽駒ヶ岳でライチョウの自然繁殖による雛誕生

かねてより環境省信越環境事務所では中央アルプスで絶滅したライチョウの個体群復活事業を進めており、自然飛来した1羽を手がかりに北アルプスからライチョウの卵や成鳥を移して定着繁殖を試みていました。

先月13日の時点では5組のペアを直接確認できたほか、ふんの量などからさらに2組のペアがいると推測されていました。その後、5組のペアのうち3組の巣で卵を温めていることが確認されていましたが、この度3つの巣で合計20羽の雛が誕生していることが確認されたということです。

定着に向けて、また一歩前進したようです。前回の試みでは孵化した雛はサルに食べられて全滅してしまったこともあり、親鳥と一緒にケージで保護しているということです。

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