「メールマガジン」カテゴリーアーカイブ

メールマガジン1月号 / 2017

獨協中学・高等学校ワ ンダー フォーゲル部OB会 オンラインマガジン 2017/1/17
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▲△▲ も くじ △▲△

【1】山を舞台にした競技が新たなトレンドに
【2】寄稿「ワンゲル部と私」 菅野則一
【3】当時の「山行のしおり」を発掘
【4】冨樫会長がDWVを表敬訪問
【5】編集後記
【6】記事の募集とメールマガジンについて
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【1】山を舞台にして多様なレースが増えてきています

かつて山を舞台にした競技(レース)となると富士登山マラソンが有名でしたが、近頃はいろいろな種類のレースが各地で行われています。テレでもよく取り上げられているのは、ウルトラライトの装備で設定されたコースを最短時間で走り抜くトレイルランニングです。マラソンのステップアップを目的としている人もいるし、野山を駆け回ること自体を目的にしている人も多いようです。一般登山者と一緒になった場合のマナーなどが問題になっています。積雪期にはスノーシューでの競技も行われています。

2020東京五輪で追加種目として正式決定されたスポーツクライミングは1人でボルダリング、リード、スピードの3種を行って、その総合成績を競います。今や各地にボルダリング施設が出来ていますし、フィールドの岩場にマットレスを持って行って敷いて練習している人も見かけるようになってきています。昔は腕力で登ってはいけないと言われていましたが、今や腕力主体のアクロバチックな登り方に変わっています。
一定の制限の元に指定された山岳コースを踏破して時間を競うトレイルレースも賑やかになっています。秩父&奥武蔵のレースや主要なアルプス横断するトランスジャパンアルプスレースなど山岳耐久レースもテレビで取り上げられたして一般にも知られるようになってきました。また、地図読みゲームを主体としたレースなども開催されており、走る事だけでなく山の総合的技術、体力、精神力が試されるレースも増えてきているようです。

<トランスジャパンアルプスレースの概要>

日本海の富山県早月川河口スタートして北アルプスの剱岳から始まり、中央アルプス、南アルプスのビークを越え太平洋側の静岡県大海岸に至る日本列島横断コースを単独で小屋に泊まることなくサポートも受けずに8日間という制限時間内に踏破するレースです。昨年度は5日間で踏破するという新記録も出ています。

早月川河口 剣岳 薬師岳 槍ヶ岳山荘 上高地 薮原駅 旧木曽駒高原スキー場 木曽駒ケ岳 空木岳 駒ヶ根高原 市野瀬 仙丈ケ岳 塩見岳 赤石岳 聖岳 畑雛第一ダム 井川オートキャンプ場 井川ダム 富士見峠 静岡駅 大浜海岸
【2】寄稿「ワンゲル部と私」  菅野則一

昭和41年卒の菅野氏から上記表題で寄稿をいただきました。菅野さんにはOBとしてたくさんの山行に帯同していただき、お世話になりました。当時は腕を組みながら黙って歩く強面の結構上の先輩という存在でしたが、拙子がバテている時などとても優しく面倒見ていただきました。OB会とは仕事の関係もあって離れていたということでしたが、これからは機会があればぜひ参加されたいということでした。

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今から56年前、獨協中学2年生の夏休み、知り合いの大学生に連れられて北アルプスの銀座通りを歩き大自然の雄大さに感動しました。翌年の夏には八ヶ岳を登り、少年なりに山の魅力を知りました。

獨協高校に進み、ワンダーフオーゲル部に入部。当時は同期が10名ほどいて先輩も多く今思うとワンゲル部の最盛期だったのでしょう。その頃日本の登山人口は500万人と聞いた覚えがあります。

その夏初めての合宿は私にとって大変過酷なものでした。ひ弱でガリガリの少年は50キロ近いキスリングを背負い上野駅のホームに辿りつくまでにへばってしまいました(学校から上野駅までは山田先輩がトラックで運んでくれたのですが)。自分の体重と同じキスリングは1度下ろしたら最後、自力では2度と立ち上がれませんでした。こんなことで朝日連峰の縦走なんで・・・不安で夜行列車では殆ど眠れませんでした。

翌朝歩き始めると・・・

この続きはHPでご覧ください。

ワンゲル部と私  菅野則一

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【3】山行のしおり」をデータに起こしホームページの山行記録に保存しました。

S47年卒の二村氏が所有保管していた「山行のしおり」を見せてもらい、借り受けててデータに起こしました。当時山行の前にガリ版で作っていたのもので、参加者、コース、献立や装備などを認めたものです。1970年前後のもだけですが、HPにアッブさせていただきました。

当時は「すき焼き」「カレー」「野菜炒め」が夕飯の定番だったようです。また、「雑煮」「焼きそば」「ビーフシチュー」なども繰り返し登場していました。ただ、「すき焼き」と言っても牛肉ではなくぶた肉を使っていました。お昼は「関口パン」のカレンズが定番でした。今の「関口パン」はイートインもあるおしゃれパン屋さんになっていて、残念ながらカレンズは既に作ってはいません。

行動食の定番は氷砂糖、レモン、夏みかん、甘納豆、ビスケット、粉末ジュース、チュコレートなどでした。

個人装備ではニッカーボッカー、カッターシャツとロングソックス、ザックは1年生はさかいや製の72センチのキスリングが定番でした。ストーブはラジウスで石油や固形燃料で余熱してから使う物でした。いかに早くラジウスをつけられるか校舎内で競いながら練習もしていました。冬山ではグランドシートの下には「むしろ」を敷いていました。ワンゲル部年次山行記録に*マークのある山行記録に「しおり」データを載せていますのでご覧ください。

1970(昭和45)年 飯豊連峰全山縦走山行のしおり

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【4】冨樫OB会長が獨協中・高等学校ワンダーフォーゲル部顧問を表敬訪問

1月16日、獨協中・高等学校にDWV顧問の新村先生と桑原先生を表敬訪問しました。新村先生は25年間にわたりDWV顧問を務め、桑原先生は3年目になるそうです。現在DWVは中学生と高校生で構成され、年3回の合宿と日帰りの月例山行を行なっているということでした。夏合宿は中・高とは別の山に行っているようです。近年ワンゲルは人気が上がってきており、現在部員は中・高合わせて15人を超えているそうです。OB会に対しても出来うる協力はしていたたけるということでした。

表敬訪問の写真を含めた記事はHPの「お知らせ」に載せてあります。

獨協中学・高等学校WV部顧問を表敬訪問

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【5】編集後記

昨年9月からリニューアルスタートした本会HPですが12月の月間訪問数が延べ90人になり訪問数も上がってきているようです。これからもたくさんの方に何度も訪問していただけるよう新しい記事をアップしていけるようにしたいと思っています。皆様におかれましては是非同期の方や先輩後輩などにもお知しらせいただいて、本会HPを広めていただきHPを通して0B会各位が繋がっていけるようご尽力いただけるようよろしくお願いします。(47年卒 手島達雄)

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【6】記事の募集とマガジンについて

このメールマガジ ンは毎月1回(発行日は不定)、OB 会会員にお送りしているものです。次号以降配信が必要ない方は、メールでその旨お知らせください。また、記事はホームページにリンクしていますので、今後別のアドレスへの配信を希望される方はその旨連絡下さい。

本ホームページでは記事を募集しています。投稿・寄稿をどうどお寄せ下さい。山行記録は当時のものでも個人の新しい記録でも結構です。当時の写真だけでも記録として蓄積したいと思っていますので、宜しくお願いします。山行記録のほかに、紀行文、コラム、近況報告などの直接投稿やメールでの寄稿をよろしくお願いします。

記事投稿の仕方

投稿の仕方

投稿の仕方は上記にありますが、ちょっとハードルが高そうな場合は、メールでお寄せいただいてもOKです。

dokkyo.wvob@gmail.com
※このメールについてのお問いあわせは dokkyo.wvob@gmail.com 手島までお願いし ます。このメールは一斉送信になるので、直接返信されると一斉に送信されてしまうのでご注意下さい。

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DWVOBのホームページはこちらから  http://www.dwvob.sakura.ne.jp/wp
獨協中・高等学校ワンダーフォーゲル部OB会 オンラインマガジン
掲載記事や画像などを許可なく転載することはご遠慮ください。 ⌘

メールマガジン12月号 / 2016

獨協中・高等学校ワ ンダー フォーゲル部OB会 オンラインマガジン 2016/12/22/
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▲△ も くじ △▲

【1】寄稿記事 1960年冬季合宿「高妻山」 打矢之威
【2】60年代の合宿のメニュー
【3】行ってきました 山行Now
【4】近頃の登山道具をご紹介
【5】同窓会の会報「獨協通信」87号
【6】記事の募集
【7】メールマガジンについて
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【1】 打矢氏(昭和31年卒)が1960年冬合宿である高妻山の山行を思い返し「OBとしてDWV冬山合宿に参加した思い出」と題した寄稿がありました。深い新雪の中のラッセルを繰り返しての登頂までの様子やあわや遭難になりかねなかった様子が描かれています。当時冬季の高妻山は極めて挑戦的な対象であって評価も高いもでした。下記からご覧ください。
https://dwvob.sakura.ne.jp/wp/2016/12/05/obとしてdwv冬山合宿に参加した時の思い出/

 

【2】みなさんは合宿でどんなものを食べていたのでしょうか。

山行前には参加者名簿、コース、装備、食料、分担などをまとめたガリ版印刷の「山行のしおり」を作っていましたが、昭和47年卒の二村氏が所蔵していた昭和45年飯豊連峰夏山合宿の記録からメニューをご紹介します。皆さんの合宿の時と比べてみて下さい。

24日昼 ラーメン 日本茶 クラッカー
夜 すき焼き みそ汁 サラダ 日本茶 飯

25日朝 みそ汁 のり 丸干し 梅干し ふりかけ 日本茶 飯
夜 カレー 福神漬け たくわん 日本茶 飯

26日朝 みそ汁 のり 佃煮 ふりかけ たくわん 飯
夜 野菜炒め サラダ みそ汁 ふりかけ 日本茶 飯

27日朝 雑煮 たくわん
夜 カレーシチュー 福神漬け サラダ 日本茶 飯

28日朝 みそ汁 ふりかけ つけ物 飯
夜 豚汁 サラダ 日本茶 飯

29日朝 たくわん みそ汁 のり 飯
夜 野菜炒め みそ汁 日本茶 飯

30日朝 おじや たくわん つけ物
夜 焼きそば ラーメン コーヒー

昼食は共通でパン、ジャム、バター、ピーナッツ、コーヒー、紅茶でした。

行動食はレモン、夏みかん、甘納豆、アメ、チョコレート、チーズでした。
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【2】行ってきました 山行Nowから

今年も残す所あと10日を切ってしまいました。昨シーズンはどこでも積雪量が少なかったようですが、今年はどうでしょうか。メールマガジン11月号以降にアップされた低山ハイクをHPからご案内します。

日向山(1,660m) 「天空のマウンテンビーチ」 11/8

碓井氏の投稿による北斗市にある南アルプスの前衛峰で頂上付近は花崗岩の白い砂が海岸のように広がっている日向山の記録です。低山ながら落石、滑落道迷いの事故も結構あるようです。
https://dwvob.sakura.ne.jp/wp/2016/11/18/天空のマンウテンビーチ(日向山)/
浅間隠山(1,757m)  12/8

高崎市方面からは浅間山を隠してしまうということから隠し山の名が付けられているようです。山頂からは浅間山が丸ごと眺められる山でもあります。登山口からは2時間半で往復できます。
https://dwvob.sakura.ne.jp/wp/2016/12/08/浅間隠山-1757m/

赤城山 (駒ケ岳 1,685m 黒檜山 1828m) 1/14

雪が少なかった今年の1月の赤城山の山行記録です。黒檜山駐車場に駐めて駒ケ岳、黒檜山を縦走して駐車場に戻るコースを歩いて来ました。
https://dwvob.sakura.ne.jp/wp/2016/01/14/赤城山%E3%80%80駒ケ岳1,685m%E3%80%80黒檜山1,828m/

塔ノ岳(1,491m) 1/27

今年1月下旬には30センチくらいの積雪がありました。冬の塔の岳は富士山がとても綺麗です。お正月に行くのもいいかと思います。7合目あたりから6本刄の軽アイゼンを着けての山行になりました。
https://dwvob.sakura.ne.jp/wp/2016/01/24/塔ノ岳%E3%80%801491m/

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【4】近頃の登山道具をご紹介

山専用の魔法瓶がサーモスやモンベルから販売されています。どちらのメーカーも山専用と銘打っているのは、温度設定と重さ、衝撃に対する耐久性、手袋をはめた状態でも開けやすいなど山の厳しい条件に対応した設計になっているということです。500mlタイプで比較するとサーモスはで6時間後で77℃以上でキープし、280gの重さになります。色は赤、茶色、緑の3タイプがチョイスできます。(サーモスもモンベルも900mlタイプもあります)
対してモンベルは6時間後78℃で重さは265gになります。色は青、赤、黄緑の3種になります。スペックだけを見ると後発のモンベルの方がサーモスのデータよりほんの少しだけ上回る形で開発設計されているようです。あとはデザインと価格と耐久性いうことになるかと思います。デザインとしてはサーモスは角が取れた形でモンベルは四角い感じがします。価格はモンベルの方が店舗でもネットでも安いようです。ちなみに私は安くてスペックが上回るモンベルの青を購入して使っています。昼食でインスタントラーメンやスーブ、コーヒーなどに使っても十分な暖かさをキーブしており、使い勝ってもよく重宝しています。24時間後でも緩(ぬる)くはなります、湯気は立つ感じです。60℃くらいでしょうか。
「ふるさと納税で登山用具をゲット!」

いろいろな山道具が「ふるさと納税」の返礼品となっている自治体があります。「ふるさと納税」は2,000円程度を負担するだけで寄付した金額の残りは翌年の住民税から控除・還付される仕組みです。本来自分の出身自治体を応援するため寄付であったり、特定の自治体の特定された事業を応援するための寄付であったものが、寄付する者も自治体自体も返戻品ありきのシステムに変わってきているようです。(興味のある方はヤマコレサイトで特集された記事を以下から参照ください。)

http://www.yamareco.com/modules/yamanote/detail.php?nid=1829
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【5】同窓会の会報「獨協通信」87号

9月の日新寮で行われた当OB会親睦会の記事(写真も)を獨協中・高等学校同窓会の会報「獨協通信87号」に寄稿しました。登録のある方にはすでに手元に届いているかと思います。記事を見られたOBからのアクセスもあったようです。同窓会登録のない方は「獨協通信」を下記同窓会HPからPDFでダウンロードもできますのでご覧ください。

http://www.dokkyo-mejiro.com/index.html

【6】編集者の雑感と記事の募集
先日NHK総合テレビで日本橋川&神田川のカヤックツーリングが外国人をはじめ東京を別の角度から見直してみようという日本人の間で人気が出ているという報道がありました。本HPの紀行文で同じ内容の記事が既にあったことから、キーワードで検索された方が本HPに多く押し寄せて来ていたようです。色々なところで繋がっているのだということや危うさに晒されていることを実感させられました。

9月以降のHPの来訪者の月別人数は以下の通りです。

・9月(末日) 56人
・10月(末日) 33人
・11月(末日) 78人
・12月(22日現在) 63人
本メールマガジンは今年最後になります。どうぞ皆様にとって来年が良い年になるよう願っています。どうど良いお年をお迎え下さい。
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本ホームページでは記事を募集しています。埋蔵品ページも新設しましたので、新しい記事をになる投稿・機構をどうどお寄せ下さい。

山行記録は当時のものでも個人の新しい記録でも結構です。当時の写真だけでも記録として蓄積したいと思っていますので、宜しくお願いします。山行記録のほかに、紀行文、コラム、近況報告などの直接投稿やメールでの寄稿をよろしくお願いします。
記事投稿の仕方

投稿の仕方

投稿の仕方は上記にありますが、ちょっとハードルが高そうな場合は、メールでお寄せいただいてもOKです。

dokkyo.wvob@gmail.com

【7】メールマガジンについて

このメールマガジ ンは毎月1回(発行日は不定)、OB 会会員にお送りしているものです。次号以降配信が必要ない方は、メールでその旨お知らせください。また、記事はホームページにリンクしていますので、今後別のアドレスへの配信を希望される方はその旨連絡下さい。

※このメールについてのお問いあわせは dokkyo.wvob@gmail.comまでお願いし ます。このメールは一斉送信になるので、直接返信されると一斉に送信されてしまうのでご注意下さい。

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獨協中・高等学校ワンダーフォーゲル部OB会 オンラインマガジン

掲載記事や画像などを許可なく転載することはご遠慮ください。 ⌘

メールマガジン11月号 / 2016

獨協中・高等学校ワ ンダー フォーゲル部OB会 オンラインマガジン 2016/11/15/
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▲△ も くじ △▲

【1】ワンゲル部創部当時のこと
【2】平成25年〜26年山行記録
【3】行ってきました 山行Now
【4】トピックス 田部井淳子さん逝去
【5】獨協学園同窓会HPのリンク
【6】記事の募集
【7】メールマガジンについて
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【1】 ワンゲル部創部当時のこと

ワンゲル部創部当時の経緯や活動が記されている獨協中・高等学校ワ ンダーフォーゲル部OB会のホームページ「Memorys・草創期のワンゲル部」の森本悌次、打矢之威両氏の著作「ワンダーフォーゲル」ですが、前HPから文字化けのために不明だった部分を残したまま掲載してありました。このたび独協中・高等学校の図書館からこの文章が掲載されていた学園文芸誌「めじろ」72号を入手し、完成された全文を更新掲載しましたのでぜひご覧ください。

なお、この72号には本校中学校を同級生より2歳若く卒業した森鴎外の長男であり、本校OBの森於兔(もりおと)氏が在学中のことを「あの頃のこと」と題した寄稿文が掲載されていました。
また、「小蓑毛の煙草作農業」について高梨富士三郎、新宮譲治両先生の社会科実態調査報告が載っており、当時調査参加生徒には高校1年生だった飯島義信先生の名も記されていました。

以下、「ワンダーフォーゲル」森本悌次 打矢之威の「ワンダーフォーゲル」の記事は「Memorys・草創期のワンゲル部」の3本目の記事になります。

草創期のワンゲル部


【2】平成25年〜26年のワルゲル部山行記録

当時部長だった黒川君から2014年の学園祭の折に発行された部誌「わたりどり」のデータを提供していただき、当時の山行記録を追加掲載しました。今まで20年以上も途切れていた獨協中・高等学校ワンゲル部の歴史がHPを通して相互に繋がったことは大変喜ばしいことと思います。是非、それぞれの世代で同じワンゲル部のOBとして交流され、繋がりを持っていけたらと思います。ホームページでも新しい世代のワンゲル部の活動を是非見て欲しいと思います。なお、今年卒業したOBのうち3名は会員登録していただいています。

ワンゲル部 年次山行記録


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【2】行ってきました 山行Nowから

今年は9月に入って雨の日も多く、日照もあまりなかったので朝夕の気温があまり下がらず、各地とも紅葉が遅れていたようです。例年なら1,500mから2,000m級の山は10月15日ごろ紅葉のピークを迎えるのでしょうが、今年は1週間から10日ぐらいは遅れていたようです。また、寒暖の差があまりなかったせいかコントラストも今一のようです。

晴れの特異日である10月10日の各地の山は天気と紅葉を期待した 山ガール(山姥?)と 山じじーで大渋滞になったということです。特に頂上での記念撮影とトイレは順番待ちの行列が続いていたそうです。

今月はHPから秋の日帰り山行記録を少しご紹介します。

昭和46年卒の碓井さんには初めて山行記録を投稿していただきました。手島(昭和47卒)の山行記録と併せてご覧いただければと思います。

◆ 秋の安達太良山(1699m)

智恵子は東京には空がないという・・・
智恵子は遠くを見ながらいう 阿多羅山の山の上に
毎日出ている青い空が 智恵子のほんとうの空だという

秋の安達太良山

◆ 明神ヶ岳(1169m)明星ヶ岳(923m)

箱根の外輪山を形成する山で、箱根山や金時山、富士山、相模湾など展望も良好な明るい山稜です。

明神ヶ岳(1,169m) 明星ヶ岳(923m)


◆平標山(1984m)

すでに1500mより上は冬の世界が広がっていました。三国山脈谷川連峰の西端のとても雰囲気のある山です。

平標山(1,984m)

◆苗場山(2228m)

秋の紅葉シーズン限定の田代ロープウェイを利用したコースで頂上台地に高層湿原が広がっています。

苗場山(2,145m)

 

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【4】田部井淳子さんが亡くなりました

日本を代表する女性登山家の田部井淳子さんが10月20日腹膜ガンで亡くなりました。2007年には乳ガンが見つかり、2012年には腹膜ガンで余命3ヶ月と宣告されたそうです。それでも「山の遭難に比べたら恵まれている」と治療を続けながら山に登り続け、山の楽しさを伝え、震災後の福島の子供達を励ましながらの77歳の生涯でした。ご冥福をお祈りします。詳しくは下記HPのトピックスを参照ください。

田部井淳子さんのこと


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【5】同窓会HPのリンク

獨協中・高等学校同窓会HPには当ワンダーフォーゲル部OB会のバナーがあったもののリンクがすでに切れていました。この度金先生から事務局に連絡していただき、新しいワンゲル部OB会HPのリンクを貼り直していただきました。同窓会のホームページからも本ホームページにアクセスできるようになりましたのでお知らせします。

http://www.dokkyo-mejiro.com/index.html

【6】記事の募集

本ホームページでは記事を募集しています。山行記録は当時のものでも個人の新しい記録でもいいので、ぜひ投稿ください。当時の写真だけでも記録として蓄積したいと思っていますので、宜しくお願いします。山行記録のほかに、紀行文、コラム、近況報告なども募集しています。投稿をお待ちしています。

投稿の仕方は上記にありますが、ちょっとハードルが高そうな場合は、メールでお寄せいただいてもOKです。

dokkyo.wvob@gmail.com
【7】メールマガジンについて

このメールマガジ ンは毎月1回(発行日は不定)、OB 会会員登録メンバーで 「メールマガジン配信希望」されている方にお送りするものです。次号以降配信が必要ない方は、メールでその旨お知らせください。また、記事はホームページと もリンクしていますので今後別のアドレスへの配信を希望される方はその旨連絡いただければと思います。
※このメールについてのお問いあわせは dokkyo.wvob@gmail.comまでお願いし ます。このメールは一斉送信になるので、直接返信されると一斉に送信されてしまうのでご注意下 さい。

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獨協中・高等学校ワンダーフォーゲル部OB会 オンラインマガジン

掲載記事や画像などを許可なく転載することはご遠慮ください。 ⌘

メールマガジン10月号 / 2016

獨協中・高等学校ワンダーフォーゲル部OB会 オンラインマガジン 10月号2016/010/05/

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▲△ もくじ △▲

【1】OB会設立30周年

【2】行ってきました 山行記録から

【3】特集「山岳保険について」

【4】部員名簿を更新しました


○お知らせ

本会のホームページには「獨協中・高等学校ワンダーフォーゲル部OB会」とタイトルをつけていました。しかし、ネットで調べる場合は「獨協学園ワンダーフォーゲルOB会」と検索する方が多いようです。そこで、ヒットしやすくするために主タイトルを「獨 協学園ワンダーフォーゲルOB会」にしてサブタイトルに正式名称の「獨協中・高等学校ワンダーフォーゲル部OB会」という具合に変更させていただきました。

http://www.dwvob.sakura.ne.jp/wp

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  • OB会設立30周年

獨協学園ワンダー フォーゲル部が出来てから今年で61年、OB会ができてからも今年で30年になるようです。

1985年10月のOB会の設立集会で高梨先生が挨拶の中でワンゲル設立当時の様子を話されています。

「DWV(獨協学園ワンダーフォーゲル部)として私が歩き始めた頃は、今ほど登山人 口も爆発的でなく、装備も立派なもので はありませんでした。大体は、上野のアメ横で買い整えたものばかりで、DWVメンバーが一堂に会すると、敗残兵かバタヤの集合みたいなスタイルでした。現 在私が使っている寝袋カバーは、朝鮮戦争でアメリカ兵が使用したお古です。当時のテントや麻のザイルはかなりの重量で、冬山山行 ともなればピッケル、食糧、個人や団体装備で部員諸君は42~43キロは背負っていたはずです。」

「私 が参加した’60年という年は、安保反対運動のあった年で、この年の夏山からDWV として歩き始めました。8月には山谷で3千人の暴動事件があったり、流行歌では『誰よりも君を愛す』『アカシヤの雨が止むとき』が流行して、冬山のテント では、この歌をよく聴かされたものでした。’61年はソ連宇宙船の地球1周、その翌年はキューバ危機、’64年には、中国が原子 爆弾の実験に成功、その汚 染された灰が、ソ連のそれと一緒に、日本の空をおおい、その灰をふくんだ雪を、私たちは冬山(南アルプス・千丈や八ヶ岳)でとか して飲んだりしました。」

という下りがありますが、当時の様子が伝わってきます。

浦和高校でワンゲルを立ち上げ、その後早大の山の会に所 属して活躍された方が「岳再び」というタイトルでHPを開設しています。その中に1960 年代頃からの登山装備について詳しく掲載されています。興味のある方は覗いてみてください。

 http://alp.my.coocan.jp/soub1/newpage1.htm 

http://alp.my.coocan.jp/soubi2/soubi2.html

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【2】行ってきました 山行Nowから

近頃HPにアップされた3つの山行をご紹介

◆尾瀬至仏山

尾瀬ヶ原では草紅葉が見頃を迎えているようです。今年の草紅葉は去年より遅いそうで、今週末まで楽しめるそうです。今回は 獨協ワンゲルOB会HPにアップされた6月に行った至仏山をご案内

https://dwvob.sakura.ne.jp/wp/2016/10/04/至仏山/

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◆入笠山

ホームページの表紙にある八ヶ岳の向かいにあり、南アルブスの最北端にあたる1955mの入笠山。1700mくらいまでゴンドラで行 け、湿原の散策も楽しめる手軽 な山です。湿原から流れるテイ沢には今年6年に1度大発生するという白いヤスデ(ゲジゲジのような虫)が発生したとの報告があり ました。

https://dwvob.sakura.ne.jp/wp/2016/09/27/入笠山/

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◆景 信山(かげのぶやま)から高尾山縦走

この時期、職場や山岳サークル を中心とした宴会気分の団体登山が多く行われているようです。10月初めの日曜日に行った景信山から高尾山への縦走コースをご紹介

https://dwvob.sakura.ne.jp/wp/2016/10/03/高尾山はすごい賑わい/

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【3】特集「山岳保険について」

高齢者や女性の登山人口が増えたせいもあるのでしょうか、山岳保険に加入する人が多くなっているようです。年に何回か山に行っている方は保険の加入を検討している方もあろうかと思います。そこで山岳保険についてまとめてみました。

警察の発表では今年7月~8月に救助のために警察が出動した回数は600回 以上あり、その原因は、道迷いとケガが8割を占めているそうです。ケガをするリスクが高いことでその補償を求める場合と、遭難救 助に係わる費用が高額なのでその補償を求める場合があると思います。山岳保険にはそういった傷害を補償することを目的とした保険 と救助費用を補償する保険、そしてその両方を組み合わせたタイプなどがあります。掛け金は両方の事柄について補償があるタイプは当然高くなりますが、何を目的とするのか、どの程度までの補償を求めるか、手続きの方法などがポイントになると思います。山岳保険について分かりやすいページを見つけたので、検討されている方は参照下さい、

http://www.start-hike.com/01/03_02_hoken.shtml

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【4】部員名簿を更新しました

 今年高校を卒業したワンゲル部員の方と連絡が取れ、直近の部員名 簿を教えたいただきました。ホームページの部員名簿にその分を加筆更新してあります。

ご存知のように近年、獨協中・高等学校ワンゲルは中学から高校と一緒に活動しています。高校まで所属すると6年間ですから、長いものです。金先生が顧問をされている頃には中学生も一緒に剣岳にも行っていたということですから大したものです。 

名簿の閲覧はこちらから

https://dwvob.sakura.ne.jp/wp/会員名簿/

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このメールマガジンは毎 月1回(発行日は不定)、OB会会員登録メンバーで「メールマガジン配信希望」されている方にお送りす るものです。次号以降配信が必要ない方は、メールでその旨お知らせください。また、記事はホームページ ともリンクしていますので今後別のアドレスへの配信を希望される方もその旨連絡いただければと思いま す。ホームページにも メールマガジンの登録についての案内も載せていますので、よろしくお願いします。

※このメールについてのお問いあわせは dokkyo.wvob@gmail.com手島までお願いします。

メールマガジン9月号 / 2016

獨協中・高等学校ワンダーフォーゲル部OB会 オンラインマガジン 2016/09/20
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▲△  もくじ △▲
【0】 特集「HPがリ ニューアル」
【1】 第31回0B会総会の報告
【2】 秋の親睦会の報告
【3】HPから「行ってきました 山行Now」
【4】HPから「若き高梨先生の勇姿」
【5】メールマガジンについて━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【0】特集リニューアルされ たHP常盤氏の労苦の元に立ち上げた本会ホームページですが、しばらく休止状態が続いていました。都合によりこの度、常盤氏から手島(S47年卒)に引き継ぐことになりました。これを契機に前ホームページ記事を元に、リニューアルすることになりました。設立以来長い年月引き継いできた獨協中・高等学校ワンゲル部やOB会の活動を是非後につなげていけるようお手伝いできたらと思っています。ご支援ご協力のほどよろ しくお願いします。
つきましては下記アドレスが本会の新しいホームページアドレスになります。記事を投稿したり、コメントを付けたりも出来ますので、是非いろいろ試していただきたいと思います。PCはもちろん、スマホからでも見やすい設計になっています。また、このメールマガジンとも連携していきたいと考えていますので、一度見ていただければと思います。dwvob.sakura.ne.jp/wp会員名簿には個人情報保護の観点からパスワードがかけています。パスワード******になります。自分だけの情報ではないのでお互いにパスワードの管理に気をつけてお願いいします。また、新しい世代に過去の歴史を残していくことも必要と考えています。当時の山行記録やデータなどお持ちの資料をお寄せいただき、資料の保管庫としても充実していきたいと思いますので、ご協力のほどよろしくお願いします。

【1】第31回総会が開催されました

7月17日の12時半から今年も小石川後楽園「涵徳亭」で第31回0B会総会が開催されました。今総会では長年会長として奮闘さ れた 中野氏が退任され、新会長に富樫氏が選出されました。中野氏については諸先輩が多い中よく皆をリードして会をまとめていただきました。 引き続き事務局としてその任に当たっていただけるということですので、よろしくお願いします。参加者は16名でした。

次に秋の親睦会の日程を協議し決定しました。懇談では会員各位の近況をはじめ、ワンゲル草創期のエピソードなども披露さ れ、貴重なお話を聞くことが出来ました。

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【2】秋の親睦会の報告

昨年度は開催が見送られた親睦会ですが、今年は9月18日(日)、19日(祝)に実施されました。あいにく台風16号が列島に近づいて来ているということで、雨の中の親睦会になりました。参加者はお客様を含めて20名でした。

【3】HPから「行ってきました 山行Nowから」をご紹介

今回はロープウェイなどを利用し、4時~5間程度で気軽に楽しめる3つの山をご紹介

◆筑波山

東関東の独立峰でガマの油でも有名な筑波山です。この山、意外と楽しめます。ケーブルカーやロープウェイなどを使えば頂上直下まで 行け ますが、歩いてみると高尾山よりも面白いかも。いろいろな奇岩を潜り抜けたりしながらの稜線ハイキングはあきさせません。頂上下 の茶店でビールも楽しめます。孫を連れてのハイキ ングにももってこいの山です。
https://dwvob.sakura.ne.jp/wp/2016/01/05/tsukubasan/

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◆日光白根山

往復ロープウェイを使って天気がよければ山頂から中禅寺湖も眺められ、トンビの鳴き声が響きわたる静かな阿弥陀ヶ池での昼 食も 楽しめます。ロープウェイ頂上駅には足湯もあります。

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◆安達太良山

「東京には空がない。」とうフレーズの「智恵子抄」でも有名な山で、会津磐梯山と並んで福島を代表する名峰です。ロープウエ イ下の岳温泉までの バスの便はあまり良くないので、クルマ利用が向いているようです。

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【4】HPから 「若き日の高梨冨士三郎先生勇姿」

ワンゲル顧問を務められた高梨先生の若き日の勇姿をHPのmemorys 年次山行記録からご紹介

高梨先生は昭和元年生まれなので、生きていたら今年で90歳になります。1997年8月14日(享年71歳)が命日なので、もう亡くなられて19年にもなります。ホームページに収められている、若く力強い姿をご覧ください。(1960年 戸隠 高妻山の記録から)

https://dwvob.sakura.ne.jp/wp/1960年%E3%80%80冬合宿%E3%80%80戸隠%E3%80%80高妻山/
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【5】メールマガジンについて

このメールマガジンは毎月1回発行を予定しています。(発行日は不定)あくまでも予定です。OB会会員登録メンバーで「メールマガジン配信希望」されている方にお送りします。ただし、今回は初回ということで事務局の方でメールアドレスが分かっている方に一律配信させていただきました。次号以降配信が必要ない方は、メールでその旨お知らせください。また、記事はホームペー ジともリンクしていますので今後別のアドレスへの配信を希望される方もその旨連絡いただければと思います。

※このメールについてのお問いあわせははdokkyo.wvob@gmail.comホームページ担当手島までお願いします。

ホームページやメールマガジンでは記事を募集しています。コラム、山行記録、旅行記、エッ セ イ、近況報告など是非投稿下さい。下記アドレス宛てにメールでお寄せいただくか、直接ホームページにアクセ スして直接投稿することもできます。投稿の仕方はホームページにも載せていますのでご確認ください。熱烈にお待ちしていま す。 dokkyo.wvob@gmail.com

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